音楽と旅が交わる、ふたりだけの静かな時間
このページでは『星野源と松重豊のおともだち(2026年1月14日放送)』の内容を分かりやすくまとめています。
音楽を愛する星野源と松重豊が、「音の友達=おともだち」という感覚を手がかりに、韓国の街を歩きます。市場のざわめき、川を望むカフェの静けさ、レコードの針が落ちる瞬間。その場の空気と音楽が重なったとき、いつもの曲は少し違って聞こえてきます。旅をしながら聴く音、語り合う言葉、そのすべてが混ざり合う時間を、この回はそっと切り取っていきます。
冬のソウルに音楽が溶け込む旅
番組の舞台は、冬のソウルです。
この回で描かれるのは、星野源と松重豊が「おともだち(音の友達)」という感覚をたよりに、旅をしながら音楽と向き合う時間そのものです。
その場で流したい音楽を選び、街の空気の中で聴き、感じたことを言葉にする。このシンプルな行為が、ソウルの街並みと重なり、音楽は風景の一部として自然に響いていきます。
今回(2)は韓国が舞台で、寒さをまとった街の静けさや人の気配が、音楽の聴こえ方を確かに変えていきます。
出演は星野源、松重豊。語りは加賀美幸子。
この組み合わせだからこそ生まれる、断定的で揺るぎない「音楽と旅の記録」が、ここにあります。
南大門市場にあふれる、街そのものの音
韓国・ソウルを代表する場所のひとつが、南大門市場(ナンデムン市場)です。
この回では、星野源と松重豊が、その圧倒的なにぎわいの中に身を置きます。
人の声、呼び込みの響き、食べ物の湯気とともに立ち上る気配、絶え間なく続く足音。市場には、整理されていない生の音が重なり合っています。
ここでは、音楽は単独で存在しません。街の音と混ざり合い、環境そのものと一体になる音楽として立ち上がります。
南大門市場は、この番組が掲げる「環境と音楽を混ぜる」というテーマを、最も強く、最も分かりやすく体現する舞台です。
漢江を望むカフェで変わる音楽の表情
旅の途中で立ち寄るのが、漢江を望むカフェです。
大きな川を前にしたカフェは、屋内の静けさと、外へと広がる景色が同時に存在する場所です。
ここでは、同じ音楽を流していても、感じ方がはっきりと変わります。壁に囲まれた音と、窓の向こうに広がる空気が混ざり合い、音楽はより立体的に立ち上がります。
星野源と松重豊が体感するのは、「同じ音楽なのに、まったく違って聴こえる」という確かな変化です。
場所が変わることで音楽の表情が変わる。その楽しさと発見を、漢江を望むカフェは静かに映し出します。
レコードカフェで味わう、音楽そのものの空気
旅の中盤で登場するのが、現地で話題のレコードカフェです。
ここでは、音楽は背景ではなく、空間の中心にあります。選ばれる一枚一枚のレコードが、その店の個性そのものを形づくります。
スピーカーから広がる響き、客同士の会話の距離感、針が落ちるわずかな音。そのすべてが重なり合い、音楽体験そのものになります。
星野源と松重豊が感じ取るのは、音楽が特別なものとして構えられるのではなく、街を歩き、食を楽しみ、空気に身を委ねる時間の中に、自然と溶け込んでいく感覚です。
レコードカフェは、この番組が描く「音楽と暮らしの距離」を、最も近くで体感できる場所として静かに存在感を放ちます。
K-POPにとどまらない、韓国音楽の奥行き
この回で描かれるのは、K-POPだけに限らない韓国音楽の広がりです。
事前に示されているのは、ヒップホップ、インディー、エレクトロニック、そして伝統音楽を現代的に受け継ぐ表現まで含めた、多層的な音楽の風景です。
星野源と松重豊は、特定のジャンルを解説するのではなく、街を歩き、その場で耳に届く音を受け止めていきます。
この回は、観光として韓国を巡る旅ではありません。韓国の音楽シーンを、ふたりの耳で歩いていく記録として構成されています。
具体的な曲名やアーティスト名は明かされていませんが、ジャンルを越えて広がる音楽の層そのものが、この旅の主役として描かれます。
突然の大雪さえ、音楽と旅の一部になる
旅の途中、韓国編では突然の大雪に見舞われ、予定の変更を余儀なくされます。
しかし、この番組はその出来事をトラブルとして扱いません。想定外の出来事こそを、そのまま受け入れ、番組の一部として抱きしめます。
星野源と松重豊が大切にしているのは、完璧に整えられた旅程ではありません。おともだちと旅をしながら音楽を聴く時間そのものです。
雪によって生まれた立ち止まる時間、予定が崩れたことで流れ込む空気。その偶然が、音楽の聴こえ方を静かに変えていきます。
この回は、計画通りに進む旅ではなく、偶然さえも音楽と混ざり合う旅として、はっきりとした輪郭を持って描かれます。
まとめ
星野源と松重豊が韓国を旅しながら音楽と向き合うこの回は、街のにぎわい、静かな景色、偶然の出来事までもが音楽と混ざり合う時間として描かれます。南大門市場の雑踏、漢江を望むカフェ、レコードカフェ、そしてK-POPにとどまらない韓国音楽の奥行き。そのすべてが「おともだち(音の友達)」という感覚でつながっていきます。旅と音楽が交差する静かな記録として、印象深い回になることは間違いありません。※放送後、内容の詳細を追記します。
海と音楽とごはん 鎌倉で過ごした静かな一日【星野源と松重豊のおともだち [新](1)】|2026年1月7日
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