西畠清順さんと万博オリーブが注目される理由
西畠清順さんは、世界中から珍しい植物を探し、街や施設の植栽として人の記憶に残る空間をつくってきたプラントハンターです。
『オー!マイゴッド!(大阪・関西万博の植栽も担当!世界中で貴重な植物をハントする神)(2026年7月4日放送)』でも取り上げられ注目されています 。
特に気になるのが、大阪・関西万博のフランス館に展示された千寿オリーブや、名前のインパクトが強いライオンゴロシです。
この記事では、植物の値段や場所だけでなく、なぜ人を引きつけるのかまでわかりやすく整理します。
この記事でわかること
・西畠清順さんがどんな人なのか
・万博オリーブがどこにあったのか
・1000万円級のオリーブが高い理由
・ライオンゴロシや砂漠のバラがどんな植物なのか
西畠清順とは誰?大阪・関西万博の植栽も担当したプラントハンター
西畠清順さんは、現代のプラントハンターとして知られる人物です。
プラントハンターとは、世界中を旅して珍しい植物や価値のある植物を探し、必要とする場所へ届ける仕事です。
ただ植物を売買するだけではなく、その植物が持つ歴史や姿、育ってきた土地の背景まで見て、空間づくりに生かすところが大きな特徴です。
西畠清順さんは、幕末から続く植物問屋に生まれ、若いころから海外を旅してきました。
植物の仕事に深くのめり込むきっかけになったのは、ボルネオ島の山で出会った食虫植物だったとされています。
その後、日本だけでなく世界各地をめぐり、商業施設、庭園、ホテル、イベント、アート空間、街づくりなど、さまざまな場所で植物を使った空間づくりに関わってきました。
ここで大事なのは、西畠清順さんの仕事が「珍しい植物を集める人」で終わらないことです。
見る人が驚いたり、思わず触れたくなったり、記憶に残ったりするように、植物を通して体験をつくっている点が注目されています。
だからこそ、大阪・関西万博のような大きな場でも、ただの装飾ではなく「人が集まる理由になる植物」として存在感を放ったのだと考えられます。
万博オリーブはどこにあった?フランス館の千寿オリーブと若さの樹
万博オリーブとして注目されたのは、大阪・関西万博のフランス館に展示された千寿オリーブです。
展示場所は、フランス館の中に設けられたニナファーム ミラクルガーデン。
そこに登場したのが、TREE OF YOUTH、日本語で若さの樹とも呼ばれる長寿オリーブです。
このオリーブは、ただ古い木というだけではありません。
長い年月を生きてきた幹の迫力、力強く広がる根、そして万博という世界中の人が集まる場所に置かれた意味が重なり、特別な存在になりました。
オリーブは、平和や長寿、再生の象徴として語られることが多い植物です。
だから、フランス館の展示の中で若さの樹として見せられたことには、単に「珍しい木を置いた」という以上の意味があります。
万博会場で見た人が印象に残りやすかった理由もここにあります。
巨大な建築や最新技術が並ぶ中で、何百年、何千年という時間を生きてきた植物が目の前にある。
その対比が強いからこそ、「あのオリーブは何だったの?」と気になる人が増えたのでしょう。
1000万円の万博オリーブはなぜ高い?樹齢・輸送・展示価値から見る理由
1000万円級のオリーブと聞くと、まず「木にそんな値段がつくの?」と驚く人が多いと思います。
でも、高額な植物の価値は、サイズだけで決まるわけではありません。
大きく分けると、次のような理由があります。
・長い年月を生きてきた樹齢
・同じ形が2つとない希少性
・海外から運ぶための輸送費
・根を傷めずに管理する専門技術
・万博のような特別な場所で展示される物語性
特に古いオリーブは、幹のねじれや空洞、根の張り方に独特の迫力があります。
これは人工的にすぐ作れるものではなく、長い年月がつくった表情です。
また、海外から大きな植物を運ぶには、ただトラックに積めばよいわけではありません。
温度、湿度、土、根、検疫、設置場所の環境など、細かな管理が必要です。
植物は生き物なので、移動中に弱ってしまうこともあります。
だからこそ、無事に運び、展示できる状態まで整えるには、専門的な経験が欠かせません。
つまり、万博オリーブの値段は「木そのもの」だけでなく、そこにたどり着くまでの時間、技術、人の手間、展示された場所の価値まで含めたものと考えるとわかりやすいです。
高い理由を知ると、ただの高額植物ではなく、長い歴史を持つ生きた展示物として見方が変わります。
そら植物園の場所はどこ?西畠清順さんの農場と会社情報
そら植物園は、西畠清順さんが立ち上げた植物のプロジェクトです。
拠点は大阪と東京にあり、大阪の本店・事務所は大阪府池田市古江町にあります。
東京にも事務所があり、国内外のさまざまな植栽や空間づくりに関わっています。
ただし、ここで気をつけたいのは、そら植物園は一般的な観光植物園とは少し違うという点です。
「植物園」という名前だけを見ると、誰でも自由に見学できる場所のように感じるかもしれません。
しかし、実際には植物の生産、輸出入、植栽、空間デザイン、イベント演出、街づくりなどを行う専門的な会社・活動に近い存在です。
そのため、気になる人は事前に公開イベントや展示情報、見学できる機会があるかを確認してから動くのが安心です。
西畠清順さんの仕事を知るうえで、そら植物園はとても重要です。
なぜなら、世界中から集めた植物を「ただ置く」のではなく、どう見せるか、どんな体験にするかまで考える場所だからです。
植物に興味がある人はもちろん、庭づくりや店舗の植栽、空間デザインが好きな人にとっても、かなり参考になる存在です。
ライオンゴロシとはどんな植物?本当にライオンを殺すのか名前の由来を調査
ライオンゴロシは、名前だけ聞くとかなり怖い植物です。
「本当にライオンを殺すの?」と思ってしまいますが、名前の由来は、果実の形にあります。
ライオンゴロシの果実には、硬くて鋭いトゲのような部分があり、動物の足や体に絡みつくことがあります。
英語ではデビルズクロー、つまり「悪魔の爪」と呼ばれることもあります。
この名前からも、かなり特徴的な形をした植物だとわかります。
大事なのは、植物が自分で動物を襲うわけではないということです。
トゲのある果実が動物に引っかかることで、種を遠くへ運んでもらう仕組みに近いと考えられます。
植物は動けないので、種を広げるためにいろいろな方法を使います。
風に飛ばすもの、鳥に食べてもらうもの、水に流されるもの、そして動物にくっつくものがあります。
ライオンゴロシは、その中でもかなりインパクトの強いタイプです。
怖い名前に見えますが、見方を変えると「植物が生き残るために進化した形」とも言えます。
名前の強さだけでなく、乾いた土地でどうやって命をつないでいるのかを知ると、植物の世界がぐっと面白くなります。
砂漠のバラとは?イエメンに咲くアデニウム系の珍植物なのか
砂漠のバラと呼ばれる植物として知られているのが、アデニウムです。
特にアデニウム・アラビカムは、乾燥した地域に育つ塊根植物として人気があります。
太くふくらんだ幹や根に水分をため、厳しい環境でも生き抜く姿が特徴です。
「砂漠のバラ」と呼ばれる理由は、乾いた土地に育つたくましい姿と、ピンク色の美しい花のギャップにあります。
見た目はどっしりしていて、幹はまるで小さな岩や盆栽のようです。
でも花が咲くと、一気に華やかな印象になります。
このギャップが、多くの植物好きの心をつかんできました。
アデニウムの魅力は、育てる楽しさにもあります。
同じ種類でも幹の形が1つずつ違うため、「自分だけの形」を楽しめます。
まるで盆栽のように、年月をかけて変化を見守れる植物です。
ただし、乾燥地の植物だからといって、どんな環境でも放置して育つわけではありません。
寒さや水のやりすぎには注意が必要です。
家で育てたい人は、日当たり、水やり、冬の管理を確認してから選ぶと失敗しにくくなります。
食虫植物に指を食べられる?西畠清順さんと食虫植物の関係
食虫植物は、虫を捕まえて栄養にする植物です。
よく知られているものには、ウツボカズラ、ハエトリグサ、モウセンゴケなどがあります。
中でもウツボカズラは、袋のような形をした部分に虫を落とし、消化して栄養にします。
「指を食べられる」と聞くと少し怖いですが、人間の指を本当に食べてしまうわけではありません。
ただ、袋の中に入れるとぬめりや液体があり、不思議な感覚になるため、強い印象が残ります。
食虫植物が虫を捕まえるのは、土に栄養が少ない場所で生きるためです。
つまり、怖い植物というより、厳しい環境で生き抜くために工夫してきた植物です。
西畠清順さんは、若いころに海外で出会った食虫植物に強く魅了されたとされています。
その出会いが、世界中の植物を追いかけるきっかけの1つになったと考えると、食虫植物はただの珍植物ではなく、原点に近い存在とも言えます。
植物に興味を持ち始めた人にとって、食虫植物は入り口としても面白いです。
見た目がわかりやすく、動きや仕組みに驚きがあるからです。
ただし、育てる場合は種類によって管理が違います。
水道水が苦手なもの、湿度が必要なもの、寒さに弱いものもあるので、購入前に育て方を確認しておくと安心です。
1億円の黒松とは?番組で紹介される高額植物の見どころ
黒松は、日本の庭や盆栽の世界でとても大切にされてきた木です。
力強い幹、針のような葉、曲がった枝ぶり、長い年月を感じさせる姿が魅力です。
古い黒松になるほど、ただの庭木ではなく、時間そのものを感じさせる存在になります。
高額な黒松が注目される理由は、主にこのような点です。
・年月をかけて育った樹齢
・幹や枝ぶりの美しさ
・職人が長年整えてきた管理技術
・移植や輸送が難しい大きさと重さ
・日本文化と結びついた象徴性
松は、日本では縁起のよい木としても知られています。
常緑で冬でも緑を保つことから、長寿や繁栄のイメージがあります。
そのため、格式のある庭や特別な場所に置かれることも多く、見た目の価値だけでなく文化的な価値も含まれます。
ただ、現時点では1億円の黒松について、個体名や詳しい由来までははっきりしていません。
そのため、知るときは「どの黒松なのか」「樹齢はどれくらいか」「どこで育ったものか」「誰が管理してきたのか」を確認すると理解が深まります。
高額植物を見るときは、値段だけに驚くよりも、そこに積み重なった時間と人の手を想像すると、見え方が変わります。
万博オリーブも黒松も、ただ高い植物ではありません。
どちらも、長い時間を生きてきた植物を、人がどう守り、どう見せ、どう未来へつなぐのかを考えさせてくれる存在です。
参考リンク
・西畠清順さんの出演情報 (そら植物園)
・大阪・関西万博フランス館の千寿オリーブ情報 (プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
・万博後の千寿オリーブと入札式オークション情報 (そら植物園)
・西畠清順さんのプロフィール情報 (そら植物園)
・そら植物園の会社概要 (そら植物園)
・そら植物園の活動内容 (そら植物園)
・アデニウム・アラビカムと砂漠のバラの情報 (中川政七商店の読みもの)
・西畠清順さんと食虫植物の関係 (sora-hiroba.com)
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