夏だけ味わえる「生トマトをかじったような」トマトジュース
旬のトマトを搾った直後の味を、できるだけそのまま残したカゴメトマトジュースPREMIUM。『探検ファクトリー(トマトジュース工場 フレッシュ!しぼりたてを保つ技術・栃木)(2026年8月22日)』では、栃木県の工場で夏のトマトを搾る現場と、甘みやフレッシュさを保つ技術が紹介されます。普通の商品との違い、独自製法、2026年の値段、販売期間や購入時の注意点までまとめます。
この記事でわかること
- カゴメトマトジュースPREMIUMと普通の商品との違い
- 「とれたてストレート製法」でフレッシュさを残す仕組み
- 原料に使われる国産トマト「凛々子」の特徴
- 2026年の値段・販売期間・売り切れ時の確認ポイント
カゴメトマトジュースPREMIUMは夏だけの国産ストレートジュース
カゴメトマトジュースPREMIUM食塩無添加は、その年の夏に収穫された国産完熟トマトを100%使用する、数量限定のストレートトマトジュースです。
2014年に発売されて以来、毎年夏に登場してきました。
一般的なトマトジュースは年間を通して安定した商品を届けることが重視されますが、PREMIUMはむしろ、その年に収穫されたトマトの味を楽しむことを大切にしています。
そのため、毎年まったく同じ味になる商品ではありません。
トマトが育った夏の天候や作柄によって、甘み、酸味、香りなどに違いが生まれます。2026年は「すっきりとした酸味」と「畑を感じるトマトの爽やかな香り」が特徴とされています。
ワインや新米のように、「今年はどんな味なのか」を楽しめるのも、この商品の面白いところです。
普通のカゴメトマトジュースとの違いは原料と味づくり
一番気になるのは、スーパーで通年販売されているカゴメトマトジュースとの違いでしょう。
同じ食塩無添加720mlでも、商品の狙いがかなり異なります。
| 比較 | PREMIUM | 通常の食塩無添加 |
|---|---|---|
| 原料 | 国産トマト | 輸入または国産 |
| 販売 | 夏の数量限定 | 通年商品 |
| 製法の特徴 | とれたてストレート製法 | 年間を通じた安定供給 |
| 味の方向性 | さらっとしたのどごし、爽やかな香り | トマトジュースとして安定した味 |
| 主な位置づけ | 旬のおいしさを楽しむ | 日常的に飲む機能性表示食品 |
PREMIUMの原材料表示はシンプルに「トマト(国産)」。
一方、通常の「カゴメトマトジュース 食塩無添加」720mlは、原材料が「トマト(輸入又は国産)」となっています。また通常品はリコピンとGABAを含む機能性表示食品として販売されています。
つまり、PREMIUMは通常品の単純な「高級版」というより、夏の国産完熟トマトの味や香りを楽しむためにつくられた別方向の商品と考えると分かりやすいでしょう。
健康目的だけで選ぶのではなく、「トマトジュースそのもののおいしさを味わいたい」という人に向いています。
ジュース用トマト「凛々子」を契約農家が育てている
PREMIUMに使われるトマトにも特徴があります。
原料となるのは、カゴメが開発した加工用トマト「凛々子(りりこ)」です。
スーパーで生食用として売られているトマトを、そのままジュースにしているわけではありません。
凛々子はジュースなどへの加工を想定したトマトで、太陽を浴びながら育ち、中心まで赤く色づく特徴があります。
さらに、カゴメは契約農家と一緒にトマトを育てています。
作付け前に条件を決め、担当する「フィールドパーソン」が畑を巡回しながら、生産者と品質づくりを進める仕組みです。
原料が工場へ入ってから急にPREMIUMになるのではなく、畑の段階からジュースづくりが始まっているわけです。
真っ赤に熟したタイミングを見極めて収穫し、その旬の味をできるだけ変えずにジュースへ移すことが、商品の土台になっています。
New!とれたてストレート製法で熱をできるだけ抑える
PREMIUMを特徴づける最大のキーワードが、「とれたてストレート製法」です。
トマトジュースをつくるには、搾汁だけでなく、安全に長期間保存できる商品にするための加熱処理なども必要になります。
しかし熱を加えるほど、生のトマトが持つ爽やかな香りやフレッシュな印象は変わりやすくなります。
そこで採用されているのが、
やさしく搾る
→ さらっとした果汁をつくる
→ 熱をできるだけかけない
→ 素早くパックする
という製法です。
2026年の商品では製法をさらに進化させた「New!とれたてストレート製法」を採用。製造時の余分な熱を抑え、従来以上に「生トマトをかじったような味わい」を引き出す方向へ改良されました。
濃厚でドロッとしたトマトジュースを想像して飲むと、PREMIUMのさらっとした口当たりに驚く人もいるでしょう。
「濃いほどプレミアム」ではなく、旬のトマトらしい軽やかな香りや口当たりを残すことがプレミアムという発想です。
那須工場で夏だけトマトを搾る理由
生のトマトを搾る重要な拠点の1つが、栃木県那須塩原市にあるカゴメ那須工場です。
那須工場は原料加工と飲料製造を担う中核工場で、生トマトを扱う専用ラインもあります。
特徴的なのが、トマトを搾る期間です。
全国から旬の加工用トマトが集まる夏に、生トマトの搾汁作業が集中します。過去の工場紹介では、盛夏の約2か月間に24時間体制でトマトを搾る様子も紹介されています。今回取り上げられる工程も、年間のうち約3か月しか稼働しないトマト搾汁の現場です。
工場そのものが3か月しか動かないわけではありません。
旬の生トマトを直接扱う工程が、収穫期に集中するということです。
これなら、なぜ夏にだけ数量限定商品を発売するのかも理解しやすくなります。
1年中同じように原料を搾るのではなく、トマトが最もよく熟す夏に一気に加工し、その味を長く楽しめる商品へ変えているのです。
2026年の価格は720mlが410円前後
2026年版は8月4日から全国で数量限定発売されています。
主な商品は次の2種類です。
| 容量 | 容器 | 店頭想定価格(税込) | 賞味期間 |
|---|---|---|---|
| 720ml | PETボトル | 410円前後 | 1年1か月 |
| 195ml | 紙容器 | 165円前後 | 360日 |
販売終了日は決められておらず、在庫がなくなり次第終了です。
全国発売なので、スーパーなどの飲料売り場で探せますが、すべての店舗に必ず入荷する商品ではありません。
また、公式通販で販売されていた720ml×15本のケース商品は完売表示となっています。店頭には在庫が残っている場合があるため、欲しい人は夏のうちに探しておきたい商品です。
195mlなら1回で飲み切りやすいため、最初に味を試したい人にも選びやすいサイズです。
2026年版は「すっきりした酸味と爽やかな香り」を楽しみたい
2026年のPREMIUMは、例年とまったく同じ味ではありません。
2026年8月に発表された味わいの特徴は、
「すっきりとした酸味」と「畑を感じるトマトの爽やかな香り」
です。
そのまま冷やして飲めば、独自製法によるさらっとした口当たりを最も分かりやすく楽しめます。
一方でトマトジュースは料理にも使いやすく、スープ、カレー、煮込み料理などへ加える使い方もできます。
ただ、PREMIUMを初めて買ったなら、最初の1杯は料理に使わず、そのまま飲んで普通の商品との違いを比べてみるのがおすすめです。
夏に収穫したトマトを、畑から工場へ運び、やさしく搾り、できるだけ熱を抑えてパックする。
カゴメトマトジュースPREMIUMの「プレミアム」は価格だけではなく、旬の短い時間を1本に閉じ込める製造方法そのものにあります。
参考リンク
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