記事内には、広告が含まれています。

ヤマツ葉ショウガはどこで買える|三島の旬・通販・普通の葉生姜との違い【満天☆青空レストランで紹介】

お取り寄せ・通販

夏にしか出会えない三島の「食べるショウガ」

葉まで付いた若いショウガを、薬味ではなくそのままかじって味わう。静岡県三島市で約40年受け継がれてきたヤマツ葉しょうがは、みずみずしい歯ざわりと穏やかな辛み、鼻へ抜ける爽やかな香りが特徴です。『満天☆青空レストラン(静岡県三島市・ヤマツ葉ショウガ)(2026年8月22日)』をきっかけに気になる、普通の葉生姜との違い、短い旬、購入方法、おすすめの食べ方まで詳しくまとめます。

この記事でわかること

  • ヤマツ葉しょうがが三島で受け継がれてきた背景
  • 普通のショウガや他産地の葉生姜との違い
  • 6月下旬〜9月上旬に味わえる旬と購入方法
  • 生ハム巻きや肉巻きなど、特徴を生かした食べ方

ヤマツ葉ショウガは三島で受け継がれる希少な葉生姜

ヤマツ葉しょうがは、静岡県三島市の塚原新田地区で約40年前から栽培されている地域ブランドの葉生姜です。

「ヤマツ」は三島市塚原新田地区の通称。箱根西麓に広がる畑で栽培され、地域の生産者が種しょうがの生産から栽培、出荷までをつないできました。2023年には、その生産体制や品質、加工品開発などが評価され、静岡県の「しずおか食セレクション」に認定されています。

そもそも葉生姜とは、普段すりおろしや煮物に使う根生姜とは収穫するタイミングが異なります。

ショウガを若いうちに収穫し、葉を付けたまま出荷するのが葉生姜。成長した根生姜に比べて辛みがやわらかく、白い根の部分を丸ごとかじって食べられるのが特徴です。

ヤマツ葉しょうがは、この葉生姜の中でも三島の産地名を背負ったブランドです。

緑の葉、真っ白な根、茎の付け根の鮮やかな赤色という見た目も特徴的で、夏の三島を代表する野菜の1つになっています。

一般的な葉生姜との味・香り・食感の違い

ヤマツ葉しょうがは、まったく別種類の野菜というわけではありません。

大きな違いは、三島・箱根西麓という産地で育てられ、生産から出荷まで地域で管理されているブランド葉生姜であることです。

味の特徴は、

  • みずみずしい食感
  • シャキッとした歯切れ
  • マイルドな辛み
  • 鼻へ抜ける爽やかな香り

にあります。

薬味として少量使う根生姜とは違い、味噌を付けてそのまま食べられるほど辛みが穏やかです。

同じ静岡県には有名な久能葉しょうがもあります。

久能葉しょうがは温暖な気候と砂地を生かしたハウス栽培で、主な旬は3〜7月。カリッとした食感と爽やかな香りが特徴です。

一方のヤマツ葉しょうがは、箱根西麓の肥沃な土壌で育ち、主な旬が6月下旬〜9月上旬。真夏まで味わえる点も違いの1つです。

「葉生姜なら全部同じ」というより、ワインや果物と同じように、産地や育て方による個性を楽しむ野菜と考えると分かりやすいでしょう。

箱根西麓の土地が育てるみずみずしさ

ヤマツ葉しょうがが育つのは、箱根の西側に広がる箱根西麓地域です。

この一帯には、富士山の噴火によって積み重なった火山灰の影響を受けた、水はけがよく柔らかな土壌があります。

さらに三島は水にも恵まれています。

溶岩層が雨水を通し、その水が地下を流れて湧き出す環境が、古くから地域の農業を支えてきました。

ヤマツ葉しょうがでは、土づくりにも変化があります。

生産者グループでは魚かすを中心とした配合肥料への転換を進め、食味の向上や栽培環境づくりにも取り組んでいます。

収穫後も大量に機械処理するだけではありません。

土の付いた葉生姜を1本ずつ丁寧に洗い、きれいな状態に整えて出荷します。

スーパーで見るとすっきりした姿ですが、その前には種しょうがを守り、育て、収穫し、洗浄するまで長い作業があります。

旬と収穫時期が限られる理由

ヤマツ葉しょうがのおいしい時期は、6月下旬〜9月上旬が目安です。

一般的な根生姜のように年間を通じて同じように買える食材ではありません。

年間の栽培は、前年の秋から始まっています。

11月ごろに種しょうがを収穫し、冬の間は温度と湿度を保つため土の中で保存。春になった4月ごろに植え付け、5月ごろから若芽が育ち、夏に葉生姜として収穫します。

葉生姜は、ショウガが若くみずみずしいうちに楽しむ野菜です。

成長を続ければ、いずれ私たちがよく知る根生姜に近づいていきます。

だからこそ、柔らかな辛みとシャキッとした食感を楽しめる期間には限りがあります。

おいしいものを選ぶなら、葉が鮮やかな緑色で張りがあり、根が白く、茎の付け根の赤色がはっきりしているものが目安です。

通販・販売店・ふるさと納税での購入方法

ヤマツ葉しょうがを地元で探すなら、中心となる販売場所がJAふじ伊豆ファーマーズマーケット「みしまるかん」です。

静岡県の認定商品情報でも、JAふじ伊豆の三島函南地区直売所が販売先として案内されています。また旬の時期には、静岡県東部のスーパーや直売所にも出荷されます。

みしまるかんは三島市谷田235-8にあり、営業時間は9:00〜16:00、毎週水曜日が定休日です。旬の農産物は入荷状況が変わるため、遠方から向かう場合は当日の販売状況を確認しておくと安心です。

自宅へ取り寄せたい人には、三島市のふるさと納税という方法もあります。

2026年の返礼品は次の内容です。

項目 内容
内容量 500g
寄付金額 6,000円
申込期限 2026年9月2日まで
発送 2026年8月中旬から順次
配送 冷蔵便
提供 JAふじ伊豆 ファーマーズマーケット みしまるかん

到着日の指定はできず、届いた後は早めに食べることが推奨されています。北海道・沖縄・離島は配送対象外となっています。

旬が終わると生のヤマツ葉しょうがを探しにくくなるため、食べてみたい場合は8月中が狙いやすい時期です。

ヤマツ葉しょうが 10袋入り JAふじ伊豆≪8月31日(月)発送≫: しずおか『手しお屋』|【JAタウン】産地直送 通販 お取り寄せ

生ハム巻き・かき揚げ・肉巻きに合う食べ方

最初に試したいのは、やはり生のまま食べる方法です。

白い根の部分をきれいに洗い、味噌を少し付けるだけ。

シャキッとした歯ざわりと爽やかな香り、あとから穏やかに広がる辛みを一番分かりやすく楽しめます。冷奴やそうめんの薬味にもよく合います。

もう少し料理らしく楽しみたいなら、生ハム巻きも相性のいい組み合わせです。

生ハムの塩気と脂を、葉生姜の爽やかさが引き締めてくれます。火を使わず作れるので、葉生姜そのものの食感を残せるのも魅力です。

かき揚げにすると印象が変わります。

油で加熱することで刺激的な辛さがやわらぎ、衣のサクサク感と葉生姜の歯ごたえを同時に楽しめます。

ご飯のおかずにするなら豚肉巻きもおすすめです。

葉生姜に豚薄切り肉を巻いて焼けば、豚肉の脂とショウガの香りが合わさります。チーズや大葉を一緒に巻くアレンジもできます。

生なら「爽快さ」、揚げれば「香り」、肉と合わせれば「おかず感」。

1束あれば、薬味だけでは終わらない使い方ができます。

規格外の根まで生かす商品づくりと地域の取り組み

ヤマツ葉しょうがで興味深いのは、収穫した野菜を販売するだけで終わっていないことです。

出荷するときには形を整えるため、先端部分などが切り落とされます。

そのままでは捨てられる部分を活用して生まれたのが、万能調味料「旨い醤(うまいじゃん)」です。

出荷時に切られる“しっぽ”や皮まで利用し、全体の約70%をショウガが占めています。ご飯や冷奴にのせたり、炒め物の下味にしたりできる商品で、夏季にはみしまるかんで販売されています。

さらに地域では、葉や根まで生かした商品づくりも広がっています。

三島で製造されるクラフトジンでは、ヤマツ葉しょうがの根だけでなく葉も原料として利用。葉の香りと根のフレッシュな香りを別々の個性として生かしています。

2025年には、夏限定の「ヤマツ葉しょうが わらび餅」も登場しました。

こうした動きは、単なるフードロス対策だけではありません。

生鮮品は旬が終われば店頭から消えてしまいますが、調味料や菓子などへ加工することで、「ヤマツ葉しょうが」という名前そのものを年間を通じて知ってもらうきっかけになります。

種しょうがの生産から始まり、生鮮野菜、料理、加工品へ。

約40年続いてきた三島の葉生姜は、夏だけの農産物から地域を代表するブランドへ広がっています。


気になる生活ナビをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました