冷凍ハンバーグと千切りキャベツなら包まず5分で作れる
『ホンマでっか!?TV(1兆円の大ブーム!冷凍食品の活用術&激ハマりNo.1を大発表)(2026年8月26日)』で登場したのが、冷凍ハンバーグを使う「包まないレンチンロールキャベツ」です。キャベツの葉をゆでて肉だねを作り、1個ずつ巻いて煮込む工程を大胆にカット。市販の千切りキャベツを使い、電子レンジ500Wで5分という手軽さが大きなポイントです。
この記事でわかること
- 包まないレンチンロールキャベツの作り方
- 冷凍ハンバーグと千切りキャベツを重ねる順番
- 普通のロールキャベツより大幅に時短できる理由
- 冷凍ハンバーグを使うときに注意したい加熱方法
冷凍ハンバーグを千切りキャベツで挟み500Wで5分加熱する
作り方の最大の特徴は、ロールキャベツなのにキャベツで肉を巻かないことです。
用意するものはシンプルです。
- 冷凍ハンバーグ
- 市販の千切りキャベツ
- 水
- ケチャップ
- 顆粒コンソメ
まず、厚めの耐熱皿に千切りキャベツの半量を敷きます。
その上に凍った冷凍ハンバーグを置き、残しておいた千切りキャベツを上からかぶせます。
つまり、
千切りキャベツ
↓
冷凍ハンバーグ
↓
千切りキャベツ
という順番です。
次に水へケチャップと顆粒コンソメを混ぜ、キャベツの上からかけます。
最後にラップをかけて、電子レンジ500Wで5分加熱すれば完成です。
キャベツを1枚ずつはがしたり、下ゆでしたり、肉を包んだりする作業はありません。重岡大毅さんが実際に調理し、完成後はスタジオで試食されました。
肉だね作りと包む作業と長時間の煮込みをまとめて省いている
ロールキャベツが手間のかかる料理といわれるのは、単純に煮込み時間が長いからではありません。
一般的な作り方では、
キャベツの葉をはがす
↓
やわらかくする
↓
玉ねぎなどを準備する
↓
ひき肉と混ぜて肉だねを作る
↓
キャベツで1個ずつ包む
↓
鍋に並べて煮込む
と、完成までにいくつもの工程があります。
一般的なロールキャベツのレシピには調理時間50分程度とされているものもあり、キャベツをはがして芯を処理し、肉だねを作って巻くところから始めると、平日の夕食には少しハードルが高い料理です。
今回の方法では、冷凍ハンバーグが肉だねの代わりになります。
さらに、市販の千切りキャベツを使うことで、キャベツを大きな葉のままきれいにはがす必要もありません。
紹介した料理家・栄養士の玉利紗綾香さんは、普通にロールキャベツを作ると平均60分ほどかかると説明しています。それを電子レンジ5分まで縮められるのは、加熱方法だけを変えたのではなく、料理の工程そのものを減らしているからです。
市販の千切りキャベツを使うところが時短の大きなポイント
冷凍ハンバーグばかりに目が向きますが、もう1つ便利なのが市販の千切りキャベツです。
普通のロールキャベツでは、なるべく破らないように大きな葉をはがし、太い芯を処理して、巻ける程度までやわらかくします。
この料理では、そもそも巻かないので大きな葉が必要ありません。
千切りキャベツを耐熱皿へ直接入れられるため、キャベツを切る作業も減らせます。
特に便利なのは、
「ハンバーグは冷凍庫にあるけれど、夕食を一から作る気力はない」
という日です。
冷凍食品をそのまま温めて食べるのではなく、別の料理の肉だねとして使うところに、このレシピのおもしろさがあります。
ケチャップとコンソメでロールキャベツらしい味に仕上げる
味付けに使うのは、水・ケチャップ・顆粒コンソメです。
デミグラスソース付きの冷凍ハンバーグをそのまま利用する方法ではなく、ロールキャベツ用のスープを別に作って上からかけます。
電子レンジで加熱すると、キャベツからも水分が出ます。
そのため、千切りキャベツは単なる付け合わせではなく、ハンバーグと一緒にスープをまとってロールキャベツ風の一皿になります。
普通のロールキャベツのように葉で肉を完全に包んでいないので、見た目や食感は同じではありません。
それでも、キャベツ・ハンバーグ・コンソメ・ケチャップという組み合わせは共通しています。
食べるときにキャベツとハンバーグを一緒に取れば、「巻く」という形だけを省いたロールキャベツとして楽しめます。
冷凍ハンバーグは電子レンジ対応の商品を選ぶと使いやすい
家庭で再現するときに確認したいのが、冷凍ハンバーグの調理方法です。
冷凍ハンバーグには、すでに加熱調理されていて温めれば食べられる商品と、中心まで十分な加熱が必要な商品があります。
パッケージには**「凍結前加熱の有無」「加熱調理の必要性」**などが表示されています。
そのため、今回のような電子レンジ時短料理に使うなら、電子レンジ調理に対応しているかをパッケージで確認してから使うと安心です。冷凍食品は商品ごとに指定された調理方法が異なるため、表示された加熱方法も確認しておきたいところです。
特にソース入りの商品は、袋のまま加熱することを前提に設計されている場合があります。
袋から取り出して別の料理へ使う場合は、その商品の調理方法を確認してから使うのが大切です。
500Wで5分は冷凍ハンバーグの大きさや電子レンジによって加熱状態を確認する
「500Wで5分」は非常に覚えやすい方法ですが、どんな冷凍ハンバーグでも必ず同じ状態になるという意味ではありません。
電子レンジは食品の形や置く場所などによって加熱ムラが生じることがあります。
特にひき肉を使った食品は中心部までの加熱が重要です。加熱が必要なハンバーグを使う場合は、中心まで十分に熱が入っていることを確認します。
食品安全委員会も、ハンバーグなどのひき肉料理は内部まで加熱することが重要だとしています。
冷たい部分が残っている場合は追加で加熱し、使用する冷凍ハンバーグの商品表示を優先してください。
また、加熱直後の耐熱皿やラップを外す際の蒸気はかなり熱くなるため、やけどにも注意が必要です。
普通のロールキャベツと比べると「巻かない」以上に違いが大きい
一見すると「ロールキャベツから巻く作業だけを省いた料理」に見えます。
実際には、それ以上に工程が変わっています。
普通のロールキャベツでは、キャベツの大きな葉で肉だねを包み、スープの中で時間をかけて煮ることで、キャベツと肉が一体になります。
一方、今回の方法は千切りキャベツで完成済みのハンバーグを上下から挟み、電子レンジで一気に加熱する料理です。
そのため、じっくり煮込んだロールキャベツのような、とろりとした大きなキャベツの葉を楽しむ料理とは食感が異なります。
代わりに手に入るのが圧倒的な手軽さです。
鍋を使わず、肉だねをこねたボウルも出ず、キャベツを巻く必要もありません。
「ロールキャベツを忠実に短時間で作る」というより、ロールキャベツのおいしい組み合わせを、忙しい日に作れる形へ組み直した料理と考えると分かりやすいです。
玉利紗綾香は料理家・栄養士として冷凍食品の活用を発信している
この作り方を紹介した玉利紗綾香さんは、料理家・栄養士として活動しています。
冷凍食品PR連盟では、冷凍食品全般を扱うパートナーとして紹介されています。
冷凍食品というと「忙しい日にそのまま食べるもの」というイメージがありますが、今回のロールキャベツは違います。
完成した冷凍食品を料理を作るための材料として利用しています。
ハンバーグを一から作らなくても、キャベツとスープを組み合わせれば別の主菜に変えられる。この考え方を覚えておくと、冷凍庫に残っている食品の使い道も広げやすくなります。
忙しい日の夕食で真似しやすいのは材料が身近だから
このレシピが実用的なのは、珍しい食材や専用の調理器具を必要としない点です。
必要なのは、スーパーで買える冷凍ハンバーグと千切りキャベツ、家庭に置いてあることの多いケチャップと顆粒コンソメです。
「ロールキャベツを食べたいから、キャベツとひき肉を買ってきて作る」という発想ではなく、
冷凍ハンバーグがあるから、今日はロールキャベツ風にして食べる
という使い方ができます。
冷凍食品の良さを「保存期間の長さ」だけでなく、「料理の途中まで完成している食材」として利用する5分レシピでした。
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