エアロピクルスとバターラン、SNS発の「やってみた」が面白い
『めざましテレビ(SNSで話題!最新バズ動画を「やってエリコ!」)(2026年8月27日)』では、小室瑛莉子アナウンサーが、クセになるダンス「エアロピクルス」と、走りながらバターを作る「バターラン」に挑戦します。さらに≠MEの永田詩央里さんが撮影テクを伝授。元ネタや仕組みまで知ると、SNSで広がっている理由がより分かりやすくなります。
この記事でわかること
- エアロピクルスとは何なのか
- バターランで本当にバターができる仕組み
- 自宅でバター作りを試すときのポイント
- 永田詩央里さんと「ギャップ」が結びつく理由
エアロピクルスとは野菜たちが踊るダンスアニメ
エアロピクルス(Aeropickles)は、ダンスアニメを制作するクリエイターコメアニメ(KomeAnime)によるオリジナル作品です。
2026年4月28日に公開された作品で、タイトル通り「エアロビクス」と野菜を組み合わせたシュールな世界観になっています。作詞・作曲、アニメーションをKomeが手がけています。
中心となるのは、
- キューカンバー子(Young Cucumber)
- キャロット姉さん(Lady Carrot)
- 赤と黄のBell Pepper
- Madam Radish
といった野菜キャラクターたち。
野菜たちが真顔に近い表情でエアロビクス風の動きを続けるという、かわいさと妙な本気度が同居した映像です。
さらに面白いのが、作者自身が作品について「タイトル先行」だったと明かしていること。つまり壮大な設定から生まれた作品ではなく、「エアロピクルス」という言葉の面白さが先にあり、そこから楽曲やダンスが作られていった作品です。
なぜエアロピクルスはここまで広がったのか
エアロピクルスは楽曲を聴くだけではなく、実際に踊って動画にしやすいところが大きな特徴です。
2026年6月には公式のダンスプラクティス動画も登場。その後は一般ユーザーだけでなく、アイドルやVTuberなどが「踊ってみた」を投稿し、SNSで次々と派生動画が生まれています。ダンスプラクティス動画も数百万回規模で再生されています。
人気は動画だけにとどまりません。
LINEスタンプが登場し、楽曲は音楽配信サービスでも配信。カラオケ展開やライブステージへと広がるなど、短いSNS動画から始まったコンテンツが1つのキャラクターコンテンツへ成長しています。
単に「変なダンス」で終わらず、誰かが踊るたびに新しい動画が生まれるところが、この作品の強さです。
小室瑛莉子アナウンサーが全力で挑戦する姿も、かなり相性が良さそうですね。
バターランとは走る振動でバターを作るチャレンジ
もう1つ気になるのがバターラン(Butter Run Challenge)です。
これは、生クリームを密閉した容器や袋に入れ、ランニング中に受ける振動を利用してバターを作るというチャレンジ。
2026年には国内外のSNSで動画が広がり、「運動して帰ってきたらバターも完成している」という意外性が話題になりました。
しかし、これは単なるネタではありません。
生クリームを強く振り続けると、中にある乳脂肪の粒が集まり、液体部分と脂肪の塊に分かれていきます。その脂肪の塊がバターです。
つまりバターランは、昔からある「生クリームを振ってバターを作る方法」をランニングに置き換えたものなのです。
10km走らなければバターはできないわけではない
バターランについて「10km以上走らないと作れない」という話もありますが、バターそのものを作るために10kmという距離が必要なわけではありません。
SNSのチャレンジでは、5km程度では十分に固まらず、10km以上走って完成した例などが紹介されています。
一方、普通の手作りバターなら、冷やした生クリームを容器に入れて振り続けることで数分から十数分ほどで分離させることができます。
家庭で作る場合は、乳脂肪分40~45%程度以上の純乳脂肪タイプの生クリームが適しています。Jミルクも乳脂肪分45%以上の生クリームを使う作り方を紹介しています。
ポイントは走った距離より、
十分な乳脂肪分・振動・温度
の3つです。
ここを知っておくと、「なぜ走るだけでバターになるの?」という疑問もすっきりします。
真似するならバターランより自宅で振る方が簡単
8月の屋外でバターランをそのまま真似する場合は、温度にも注意が必要です。
手作りバターでは、生クリームをあらかじめ冷やし、途中で温まった場合も冷やしながら作る方法が案内されています。暑い日は保冷剤を当てながら振る方法も紹介されています。
そのため、バター作りそのものを楽しみたいなら、長距離を走る必要はありません。
ふた付きの清潔な容器に冷やした生クリームを入れ、しっかり閉めて振る方が再現しやすい方法です。
明治の手作り方法では、20~50ml程度のクリームを容器に入れ、2~8分ほど振り続け、バターの塊と白い水分に分かれたところで完成としています。
「ランニング」と「料理」という普通なら交わらない2つを組み合わせたこと自体が、バターランの面白さなのでしょう。
永田詩央里は≠MEのメンバーでSNSでも存在感
撮影テクを教える永田詩央里(ながた・しおり)さんは、指原莉乃さんがプロデュースするアイドルグループ≠MEのメンバーです。
2004年4月2日生まれ、広島県出身。身長は150.2cmです。
近年はパフォーマンスだけでなく、TikTokやInstagramなど短尺動画との相性でも存在感を見せています。
特に2026年は、楽曲「愛くださいませ」で見せる目の印象を一瞬で変える表情の切り替えがSNSで話題になりました。普段の柔らかい雰囲気から、楽曲の世界観に合わせて表情が一変するところが強烈なギャップになっています。
小柄で柔らかな雰囲気と、ステージ上で見せる力強いダンスや表情。その振り幅を持つ永田さんだからこそ、「ギャップを見せる撮影」というテーマともよく合います。
SNS動画は「上手さ」より変化が分かると見たくなる
今回登場する3つには、実は共通点があります。
エアロピクルスは「野菜なのに本格的に踊る」。
バターランは「走っているだけなのに食べ物ができる」。
永田詩央里さんの撮影テクは「同じ人物なのに見え方が変わる」。
どれも、最初に見た状態と、その後に起こることの落差が大きいものです。
短い動画でも意味が伝わりやすく、「どうなるの?」と続きを見たくなる仕掛けがあります。
特別な機材がなくても参加でき、他の人が自分なりに再現できることもポイント。元動画を見るだけで終わらず、次々と「自分もやってみた」という投稿につながるところが、最近のバズ動画らしい特徴です。
エアロピクルスを踊るだけでも、バターを振って作るだけでも成立します。見る側から参加する側へ移りやすいことが、SNSで長く広がる理由の1つになっています。
参考リンク
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