四万十川の中で座る「SHIMANTO水中座禅」
清流の中に腰まで入り、その場で静かに自分と向き合う「SHIMANTO水中座禅」。『あさイチ(夏の高知を満喫!)(2026年9月1日)』で紹介されるのは、高知県四万十町の第37番札所・岩本寺を拠点にした実際に予約できる修行体験です。料金は1人7,000円ですが、水中座禅だけでなく作務衣やタオル、写真撮影、入浴まで含まれるのが特徴。参加前に知っておきたい服装や年齢条件も詳しく見ていきます。
この記事でわかること
- SHIMANTO水中座禅で実際に体験すること
- 岩本寺から始まる理由と四国遍路との関係
- 料金7,000円に含まれるものと予約条件
- 水着・着替え・年齢制限など参加前の注意点
SHIMANTO水中座禅は四万十川でできる修行体験

(出典:どっぷり高知旅)
SHIMANTO水中座禅は、高知県四万十町を流れる四万十川の中に入り、流れの緩やかな場所で座禅をする体験プログラムです。
一般的な座禅というと、寺のお堂で座布団に座り、静かな室内で行う姿を思い浮かべます。
ところがSHIMANTO水中座禅では、実際に川へ入り、腰付近まで水につかった状態で座ります。水の流れや川の音を感じながら、自分自身と向き合う時間が組み込まれています。
場所は四万十町にある四国八十八ヶ所霊場第37番札所・岩本寺の近く。
単なる川遊びではなく、お寺を出発点として作務衣に着替え、四万十川で座禅を行い、最後は再び岩本寺へ戻るところまでが1つの修行体験になっています。
「水中座禅」という珍しさだけでなく、寺院・四国遍路・四万十川という高知らしい要素を一度に体験できるのが大きな特徴です。
第37番札所・岩本寺から始まる理由
水中座禅の集合場所になっている藤井山 五智院 岩本寺は、四国八十八ヶ所霊場の第37番札所です。
寺伝では天平年間(729〜749年)まで歴史をさかのぼり、現在は真言宗智山派の寺院として、不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩という5尊を本尊として祀る珍しい札所です。
本堂には全国から集められた575枚の天井画があり、境内や宿坊には現代アートも取り入れられています。長い歴史を持つ一方、新しい表現や体験を積極的に取り入れてきたお寺でもあります。
水中座禅も、その土地ならではの自然と仏教を組み合わせた体験です。
集合場所を川辺にせず岩本寺本堂としていることで、
寺で準備する → 川へ向かう → 四万十川で座禅する → 寺へ戻る
という流れが生まれます。
単に四万十川で座るだけではなく、お寺で始まり、お寺で終わるところまで含めて修行体験になっているわけです。
体験料金7,000円に含まれるもの
SHIMANTO水中座禅の料金は、1人7,000円(税込)です。
料金に含まれているものは次の通りです。
- 水中座禅体験
- 岩本寺でのお風呂
- 作務衣(修行服)の貸し出し
- タオルの貸し出し
- 写真撮影
- 保険代
ここでポイントになるのが、作務衣やタオルまで料金に含まれていることです。
自分で修行用の服を用意する必要はありません。
さらに、川へ入っている最中は自分で写真を撮るのが難しいため、写真撮影が料金に含まれているのもうれしいところです。
座禅が終わった後には岩本寺で入浴できるので、水に入ったまま体験終了というわけでもありません。
体験料だけを見ると7,000円ですが、
着替え → 水中座禅 → 写真 → 入浴
までをまとめた約2時間のプログラムとして考えると、内容を把握しやすくなります。
なお、岩本寺では水中座禅を含む早朝の修行プランなど別内容の体験も案内されており、申し込む際は7,000円の水中座禅プランなのか、ほかの修行プランなのかを確認しておくと間違いがありません。
予約は10日前まで・開催期間と参加条件
水中座禅は当日ふらっと訪れて参加できる体験ではありません。
申し込み締め切りは体験日の10日前です。
開催期間は4月〜10月で、11月〜3月は開催期間外となっています。
基本条件をまとめると、
- 開催期間:4月〜10月
- 所要時間:約2時間
- 料金:1人7,000円
- 定員:2〜10名
- 最少催行人数:2名
- 10名を超える場合:要問い合わせ
- 申し込み締め切り:10日前
- 集合場所:岩本寺
- 所在地:高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
となっています。
岩本寺には普通車20台・大型車4台分の駐車場があり、高知自動車道の高知ICからは車で約50分が目安です。
申し込み窓口は体験を運営するSotoffice。
旅行の日程を決めてから予約しようとすると「10日前締め切り」を過ぎてしまう可能性があるため、高知旅行で参加したい場合は早めに組み込んでおきたい体験です。
水着や着替えなど必要な持ち物
作務衣とタオルは用意されていますが、完全な手ぶら参加ではありません。
水中座禅では腰まで水につかるため、公式案内では下着の替え、または水着を持参するよう案内されています。
特に準備しておきたいのは、
- 水着または替えの下着
- 濡れてもよいもの
- 必要に応じて川辺で使いやすい履物
- 着替えを入れる袋
です。
男女別の更衣室は用意されています。
一方で、ロッカーはありません。
財布やスマートフォンなどの貴重品は寺で預かってもらえる仕組みになっています。
実際に参加するときに意外と重要なのが、「座禅だからほとんど濡れない」と考えないことです。
腰まで川に入る体験なので、水辺のアクティビティとして準備したほうが安心です。
作務衣とタオルが借りられる一方、水着や下着の替えは自分で持っていく。ここは予約前に覚えておきたいポイントです。
12歳未満が参加できない点に注意
家族旅行で検討するときに、特に注意したい条件があります。
12歳未満は参加できません。
小学生くらいの子どもと一緒に高知旅行をする場合、「川遊びの延長で参加できそう」と考えてしまいやすいのですが、水中座禅には年齢条件があります。
また、四万十川という自然の中で行う以上、いつでも予定通り開催されるとは限りません。
さらに岩本寺は観光施設ではなく現在も活動している寺院です。
急な法要が入った場合には開催が中止されることがあり、その際は返金対応となります。
旅行の日程を組む際には、水中座禅だけを目的に予定を固定しすぎず、周辺観光も含めて考えておくと動きやすくなります。
年齢については特に、
12歳になっていれば参加対象、12歳未満は不可
という条件を予約前に確認しておきたいところです。
水中座禅から入浴まで2時間の体験内容
水中座禅は、川の中で30分ほど座って終了するだけのプログラムではありません。
岩本寺への集合から入浴まで約2時間で組まれています。
午前の回を例にすると、
10:00
岩本寺本堂に集合
10:00〜10:30
オリエンテーション・着替え
10:30〜11:00
四万十川へ移動
11:00〜11:30
水中座禅
11:30〜12:00
岩本寺へ戻り入浴、終了
という流れです。午後にも14時からの設定があります。
川に入っている時間だけを見ると約30分。
しかし、その前に岩本寺で作務衣へ着替え、体験内容を聞き、四万十川へ向かいます。
そして水中座禅を終えると、そのまま解散するのではなく岩本寺へ戻って入浴します。
だからこそ、これは単なるアクティビティではなく、
岩本寺 → 四万十川 → 水中座禅 → 岩本寺
という場所のつながりまで含めて楽しむ体験です。
四国遍路の札所である歴史ある寺から出発し、高知を象徴する四万十川の流れの中で静かな時間を過ごし、最後に寺のお風呂で締めくくる。
「お寺で座禅をする」「四万十川で遊ぶ」という2つを別々に楽しむのではなく、高知の自然と寺院文化を1つにつないでいるところがSHIMANTO水中座禅ならではの魅力です。
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