2026年に始まった「列車が走る本物の線路を自転車で走る」体験
2026年9月5日放送の「1泊家族」では、開業100周年を迎えた小湊鉄道の車窓や意外なイベントが取り上げられます。
その小湊鉄道で2026年に始まったばかりの新企画が、養老渓谷レールバイク**「こみチャリ」**です。
観光施設に造られた模擬線路ではありません。
小湊鉄道の営業路線・養老渓谷駅~上総中野駅間の一部を、電動アシスト付きレールバイクで実際に走るアクティビティです。
この記事でわかること
- 「こみチャリ」がどこを走るのか
- 走行距離と体験時間
- 料金・予約方法
- 子供連れで利用するときの条件
「こみチャリ」は養老渓谷~上総中野間を走るレールバイク

「こみチャリ」は2026年6月12日にプレオープンしました。
走るのは、小湊鉄道の養老渓谷駅~上総中野駅間の一部区間です。
主な内容は、
- 往復約3.4km
- 片道約1.7km
- 体験時間約45分
- 電動アシスト付き
- 金・土・日・月・祝日を中心に営業
となっています。
普通なら列車の窓越しに数秒で通過する場所を、自分の足でゆっくり進めるのが最大の特徴です。
レールの真上を自転車で走る
一般的なレンタサイクルとは違い、タイヤが道路を走るわけではありません。
自転車型の車両を線路に固定し、鉄道のレールに沿って進みます。
公式発表では、見通しのよい草地から切り通しへ入り、トンネル周辺では房総半島の地層断面も間近で見られるとされています。
トンネルを抜け、線路上を自力で進むという体験は、通常の列車では得られない「線路そのものを観光資源にする」企画です。
なぜ小湊鉄道がレールバイクを始めたのか
背景にはローカル線の利用者減少があります。
小湊鉄道の公式プレスリリースでは、養老渓谷周辺には温泉・紅葉・自然などの観光資源がある一方、幅広い世代が楽しめる体験型アクティビティが十分ではないという課題があったと説明されています。
さらに養老渓谷~上総中野間では2020年以降、乗降客数が減少傾向にあり、路線の利活用と地域観光を同時に活性化する取り組みとして「こみチャリ」が企画されました。
つまりレールバイクそのものが、100年を超えたローカル線を次の時代へ残すための実験でもあります。
料金は通常1台4,000円
公式プレスリリースで設定された通常料金は、1台4,000円(税込)です。大人料金・子供料金という分け方ではなく、車両1台単位で料金が設定されています。
公式特設ページにはプレオープン割引として3,500円の表示がありますが、500円引きの期間は2026年8月31日までと明記されています。
そのため9月以降に利用する場合は、予約画面で最新料金を確認しておくのが確実です。
支払いは現地で現金のみ。
キャッシュレス決済やクレジットカードは利用できません。
最大3人乗りだが「誰でも漕げる」わけではない
1台の最大人数は3人。
ただし安全上の条件があります。
電動アシスト自転車を漕げるのは身長145cm以上です。
145cm未満の子供は観覧シートを利用します。また145cm以上の子供であっても、成人とペアで乗る必要があります。
公式サイトでは、
- 子供だけでの利用不可
- 抱っこ・おんぶしての走行不可
- 妊娠中の人は利用不可
- 飲酒している人は利用不可
- 8か月未満の子供は利用不可
- ペット同伴不可
と案内されています。
「家族で楽しめるアクティビティ」ではありますが、乳幼児連れの場合は特に条件確認が必要です。
予約は事前にWebから行う
予約は小湊鉄道公式サイトから専用予約ページへ進み、
- 日付を選ぶ
- 人数と予約者情報を入力
- 当日現地で料金を支払う
という流れです。
9月以降の時間帯は、
- 10:00~10:45
- 10:45~11:30
- 11:45~12:30
- 13:45~14:30
- 14:45~15:30
- 15:45~16:30
が公式サイトに掲載されています。集合は予約時間の10分前です。
実用情報|集合場所は養老渓谷駅から徒歩約9分
受付場所は養老渓谷駅そのものではなく、駅から約600m、徒歩約9分の場所です。
公式案内では、
- 市原ICから約32km・約50分
- 木更津東ICから約19km・約25分
とされています。
ただし2026年9月5日時点では豪雨被害のため、小湊鉄道は月崎~上総中野間で代行バス運転を予定しています。
「こみチャリ」の営業可否と鉄道アクセスは別問題なので、予約者は当日の運行状況と施設側の案内を両方確認した方が安全です。
まとめ
「こみチャリ」は、小湊鉄道の実際の営業路線をレールバイクで走れる2026年スタートの新アクティビティです。
往復約3.4kmを約45分かけて走り、トンネルや切り通し、房総の里山を列車とは違う目線から楽しめます。
一方、身長条件や子供の利用条件、現金払いなど事前に知っておきたい点もあります。
開業100年を超えた小湊鉄道が、「列車を走らせる線路」そのものを観光体験に変え始めたことが分かる新しい取り組みです。
参考リンク
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