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1人90万円の豪華寝台列車は何?鉄道ホビートレインやSL大樹の料金・乗り方【カネオくんで話題】

旅行・観光

観光列車は移動時間そのものを楽しむ旅

目的地へ早く着くことより、車窓を眺め、特別な料理を味わい、普段とは違う車内で過ごすことを楽しむのが観光列車です。『有吉のお金発見 突撃!カネオくん 夏休みのお出かけにピッタリ!「観光列車」(2026年8月2日)』でも取り上げられ注目されています。豪華寝台列車からSL、子どもが喜ぶユニークな車両まで、価格も楽しみ方も大きく異なります。実際に乗るなら、列車名だけでなく予約方法や運行状況まで確認しておくことが大切です。

この記事でわかること

  • 1人90万円の豪華寝台列車で楽しめること
  • 世界的シェフの料理を味わえる観光列車
  • SL大樹や鉄道ホビートレインの特徴
  • 予約前に確認したい運行日や料金

※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。

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1人90万円の豪華寝台列車はどの列車?

番組概要には、1人約90万円で、リビング、ベッド、お風呂まで備えた豪華寝台列車が登場すると紹介されています。

ただし、放送前の2026年7月29日時点では、公開されている番組情報に列車名は記載されていません。そのため、列車名を断定することはできず、正式な名称は放送内容で確認する必要があります。

日本には、客室で宿泊しながら数日間かけて地域を巡る「クルーズトレイン」があります。代表的なのが、JR東日本のTRAIN SUITE 四季島、JR西日本のTWILIGHT EXPRESS 瑞風、JR九州のななつ星in九州です。

一般的な寝台列車との大きな違いは、目的地まで眠りながら移動するだけではないことです。

豪華寝台列車では、車内での食事、ラウンジで過ごす時間、沿線での観光、地域の人による出迎えなど、旅全体が1つの商品として組み立てられています。

たしかに、1人90万円と聞くと驚きます。しかし、列車の運賃だけではなく、宿泊、食事、観光、バス移動、接客などが含まれる場合が多いため、単純に新幹線やホテルの料金とは比較できません。

個人的には、豪華な設備以上に「列車から降りた後の観光まで含まれているか」が、価格を考えるうえで大事だと感じます。

TRAIN SUITE 四季島にはどんな客室がある?

TRAIN SUITE 四季島は、上野駅を出発し、東日本の各地域を巡るクルーズトレインです。

列車は10両編成で、客室のほかに、景色を広く眺められる展望車、ラウンジ、ダイニングなどが設けられています。

客室には、スタンダードなスイートのほか、より広いデラックススイートがあります。デラックススイートの1室は、上下2層に分かれたメゾネットタイプです。

列車内とは思えない空間ですが、一般的なホテルとは違い、走行音や揺れが完全になくなるわけではありません。

「高級な部屋なら必ずぐっすり眠れる」と考えるより、流れる景色や車内での時間を含めて楽しむ旅と考えた方がよいでしょう。

四季島の旅行代金には、基本的に行程内の鉄道運賃や料金、食事、飲み物の一部、観光、貸切バスなどが含まれています。

ただし、コース、出発時期、客室タイプによって料金は変わります。申し込みが多い場合は抽選になるため、希望日を決めても必ず乗れるとは限りません。

実際に検討するなら、次の点を確認したいところです。

  • 何泊何日のコースなのか
  • 料金が1人分か1室分か
  • 客室内に浴槽があるのか
  • 途中の観光にどの程度歩くのか
  • 食事のアレルギーに対応できるか
  • 申し込みが先着順か抽選か

価格だけを見ると遠い存在に感じますが、どこにお金が使われているのかを知ると、通常の鉄道旅行とはまったく別の体験であることがわかります。

世界的シェフのフルコースを味わえる「或る列車」

列車の中で本格的なコース料理を楽しみたい人に知られているのが、JR九州のJRKYUSHU DISCOVER TRAIN「或る列車」です。

或る列車では、世界的に評価されている料理人の成澤由浩さんが料理をプロデュースしています。

2026年7月時点の通常コースは、博多駅と由布院駅の間を1日1往復する運行です。移動のついでに食事をするというより、料理を味わう時間に合わせて列車の旅が組み立てられています。

旬の九州産食材を中心にした料理が提供され、飲み物も含めたコースとして販売されています。

ここで注意したいのは、普通の特急列車のように、乗車券だけを買って自由に乗れるわけではないことです。

或る列車は、コース料理と乗車がセットになった旅行商品として販売されています。空席があっても、駅で普通乗車券だけを購入して乗ることはできません。

また、子どもの利用には年齢条件があります。家族旅行で考えている場合は、子ども向け料金が適用される年齢や、料理内容を事前に確認した方が安心です。

初めて知ると少し驚きますが、食堂車が付いた列車ではなく、列車全体がレストランになったような存在です。

由布院旅行と組み合わせる場合は、次の順番で考えると計画しやすくなります。

  1. 或る列車の運行日と空席を確認する
  2. 博多発か由布院発かを決める
  3. 前後の新幹線や飛行機を手配する
  4. 由布院や別府の宿泊先を決める
  5. 大きな荷物の預かり方法を確認する

特に、先にホテルだけを予約してしまうと、希望日に列車が運行されていない可能性があります。個人的には、観光列車の座席を確保してから宿泊先を選ぶ方が失敗しにくいと感じます。

SL大樹は鉄道会社の協力で復活した蒸気機関車

栃木県の日光・鬼怒川エリアで運行されているのが、東武鉄道のSL大樹です。

SL大樹は2017年8月10日に、下今市駅と鬼怒川温泉駅の間で運行を開始しました。

東武鉄道では長い間、蒸気機関車を営業運転していませんでした。復活にあたっては、自社だけですべての車両や設備を用意したのではなく、全国の鉄道会社から協力を受けています。

蒸気機関車、客車、車掌車、転車台など、運行に必要な車両や設備が複数の事業者の協力によって集められました。

SLの復活は、機関車を1両用意すれば終わる話ではありません。

石炭や水を補給する設備、方向転換に使う転車台、整備を担当する人材、機関士の育成など、多くの準備が必要です。こうした背景を知ると、汽笛を鳴らして走る姿がより特別に感じられます。

SL大樹に乗るには、乗車区間の普通運賃とは別に、SL座席指定券が必要です。

下今市駅と鬼怒川温泉駅の間を利用する場合、SL大樹の座席指定料金は大人1,000円で、別に普通運賃がかかります。

座席指定券は、基本的に乗車日の1か月前から購入できます。

夏休みや連休は座席が埋まることがあるため、日光や鬼怒川の宿泊を決めた後ではなく、運行日と座席の空きを先に確認した方が安心です。

また、蒸気機関車は機械である以上、点検で異常が見つかることもあります。その場合、SLが運休したり、ディーゼル機関車によるDL大樹へ変更されたりすることがあります。

実際に選ぶなら、ここは確認したいところです。SLに乗ること自体が目的なら、当日の運行情報まで見てから駅へ向かう必要があります。

SLに子どもと乗る前に知っておきたいこと

SLは、汽笛、蒸気、石炭のにおいなど、普段の列車では味わえない体験ができます。

一方で、小さな子どもと乗る場合は、音や煙に驚く可能性があります。

駅でSLの近くに立っていると、汽笛は想像以上に大きく聞こえます。音に敏感な子どもがいる場合は、発車時に少し機関車から離れた位置で待つ方法もあります。

白い服や汚れが目立つ服を着ていると、すすが気になることもあります。必ず汚れるわけではありませんが、気軽に洗える服装の方が安心です。

また、SL大樹は乗車時間だけを見ると、1日がかりの長旅ではありません。

そのため、初めてSLに乗る家族でも、日光江戸村、東武ワールドスクウェア、鬼怒川温泉などと組み合わせやすいのが魅力です。

豪華寝台列車のように何十万円もかけなくても、通常の鉄道旅行とは違う雰囲気を味わえます。家族での夏休み旅行なら、料金と体験のバランスを取りやすい観光列車だと感じます。

日本一遅い新幹線は「鉄道ホビートレイン」

四国の予土線を走る鉄道ホビートレインは、初代新幹線0系をイメージした車両です。

正面には、0系新幹線を思わせる丸い「団子鼻」が付いています。車内には、かつて0系新幹線で使用されていた座席や、鉄道模型を展示するスペースがあります。

見た目は新幹線ですが、実際には高速で走る新幹線ではありません。

もともとの車両は、JR四国の一般形気動車キハ32形です。予土線の普通列車として走るため、「日本一遅い新幹線」と呼ばれています。

この呼び名には、速度の遅さを否定的に見るのではなく、ローカル線の風景をゆっくり楽しむという意味合いがあります。

予土線は、高知県の窪川駅と愛媛県の宇和島駅を結ぶ路線です。途中では、四万十川沿いの景色や山間部の風景を楽しめます。

高速で目的地へ向かう本物の新幹線とは、旅の価値が正反対です。

急いで移動するのではなく、車両そのものや沿線の景色を楽しむために乗る。たしかに、この発想は観光列車らしい面白さがあります。

鉄道ホビートレインは現在運休中

鉄道ホビートレインへ乗りに行く予定がある人は、現在の運行状況に注意が必要です。

2026年7月17日から、車両不具合のため当面の間運休しています。2026年7月29日時点では、運転再開時期は未定です。

運休中も予土線の列車自体がすべて止まっているわけではありませんが、通常の車両による運転となる可能性があります。

「予土線へ行けば鉄道ホビートレインに乗れる」と考えて旅行を決めると、現地で別の車両だと知ることになりかねません。

特に遠方から訪れる場合は、次の点を確認してください。

  • 鉄道ホビートレインの運転が再開しているか
  • 乗りたい列車がどの車両で運転されるか
  • 当日の予土線の運行状況
  • 窪川駅や宇和島駅までの接続列車
  • 大雨などによる区間運休の有無

運転再開後も、すべての予土線列車が鉄道ホビートレインになるわけではありません。

観光列車は、車両の検査や整備によって運用が変わることがあります。個人的には、時刻だけでなく「使用車両」まで確認することが、観光列車の旅行ではいちばん重要だと感じます。

犬と猫の車両は生駒ケーブルのブルとミケ

犬や猫をモチーフにした車両が走るのは、奈良県生駒市の生駒ケーブルです。

犬の顔をした車両がブル、猫の顔をした車両がミケです。

生駒ケーブルは、近鉄生駒駅に隣接する鳥居前駅から、生駒山上駅まで約2キロを結んでいます。

路線は、鳥居前駅と宝山寺駅を結ぶ宝山寺線、宝山寺駅と生駒山上駅を結ぶ山上線に分かれています。

ブルとミケが主に走るのは、鳥居前駅から宝山寺駅までの区間です。

生駒ケーブルの宝山寺線は1918年に開業しました。日本で最初に営業運転を始めたケーブルカーとして知られています。

かわいい車両に目が行きますが、100年以上の歴史を持つ路線であることを知ると、見方が少し変わります。

生駒山上遊園地へ行く場合は、宝山寺駅で山上線へ乗り換えます。山上線には、オルガンをイメージしたドレミや、ケーキのようなデザインのスイートなどの車両があります。

犬と猫の車両だけで山頂まで直通するわけではない点は、初めて利用する人が迷いやすいところです。

生駒ケーブルは予約なしでも乗れる?

生駒ケーブルは、豪華寝台列車やレストラン列車のような完全予約制ではありません。

基本的には、当日に乗車券を購入して利用できます。

鳥居前駅から生駒山上駅までの通常往復運賃は、大人1,000円、小児500円が目安です。

ただし、利用日や購入するきっぷによって条件が変わる場合があります。生駒山上遊園地へ行く場合は、ケーブルカーの運賃と遊園地の営業日をそれぞれ確認する必要があります。

生駒山上遊園地は、天候などによって営業内容が変わることがあります。ケーブルカーが動いていても、遊園地の施設が通常どおり営業しているとは限りません。

また、ブルとミケのどちらに乗れるかは、時間帯や車両運用によって変わる可能性があります。

子どもが「絶対にミケに乗りたい」と楽しみにしている場合は、現地で必ず希望の車両に乗れるとは考えず、運行案内を確認した方がよいでしょう。

見た目が楽しく、乗車時間も長すぎないため、鉄道に詳しくない家族でも楽しみやすい観光列車です。

豪華寝台列車・レストラン列車・SLは何が違う?

同じ観光列車でも、費用や予約方法、旅の目的は大きく異なります。

種類 代表的な列車 主な楽しみ 予約の特徴
クルーズトレイン TRAIN SUITE 四季島 宿泊・食事・沿線観光 旅行商品として申し込み、抽選の場合あり
レストラン列車 或る列車 コース料理と車窓 食事付き旅行商品として予約
SL観光列車 SL大樹 蒸気機関車、汽笛、沿線観光 普通運賃と座席指定券が必要
キャラクター車両 鉄道ホビートレイン 車両デザイン、鉄道展示 普通列車だが使用車両の確認が必要
ケーブルカー 生駒ケーブル かわいい車両と山上観光 基本的に当日乗車できる

豪華寝台列車は、列車に泊まることを含めて旅そのものを楽しみたい人向けです。

或る列車は、宿泊までは必要ないものの、特別な料理をじっくり楽しみたい人に向いています。

SL大樹や生駒ケーブルは、旅行費用を抑えながら、普段とは違う列車に乗りたい家族にも選びやすいでしょう。

鉄道ホビートレインは比較的気軽に利用できる列車ですが、現在は運休中のため、再開情報の確認が必要です。

どれが一番よいかは、豪華さだけでは決まりません。

子どもと短時間で楽しみたいのか、夫婦で食事を楽しみたいのか、数日間かけて非日常を味わいたいのかによって、向いている列車は変わります。

観光列車を予約する前に確認したいこと

観光列車は、通常の電車よりも運転日が限られていることがあります。

毎日運転していると思い込まず、旅行の日程を決める前に、列車の運行日を確認してください。

確認したい順番は次のとおりです。

  1. 希望日に運転しているか
  2. 空席や申し込み期間が残っているか
  3. 料金に食事や観光が含まれるか
  4. 別に乗車券や指定席券が必要か
  5. 子どもの年齢制限があるか
  6. 車両変更や運休の情報が出ていないか
  7. 出発駅までの交通手段を確保できるか

特に気をつけたいのが、列車の予約とホテルの予約の順番です。

観光列車は運行日が少なく、座席数も限られています。先に宿を取ってから列車を探すと、希望日に運転がなかったり、すでに満席だったりすることがあります。

観光列車に乗ることが旅の中心なら、まず列車の予約を確保し、その後にホテルや移動手段を決める方が安心です。

また、観光列車は車両の整備や悪天候によって変更されることがあります。予約した時点の情報だけでなく、出発前日や当日にも運行情報を確認してください。

夏休みに選ぶなら目的と予算から決めよう

一度は豪華寝台列車に乗ってみたいと思っても、家族全員分の料金を考えると簡単には決められません。

無理に高価な列車を選ばなくても、SL大樹や生駒ケーブルのように、比較的手頃な料金で特別な体験ができる列車もあります。

料理を重視するなら或る列車、数日間の非日常を求めるならクルーズトレイン、子どもと気軽に楽しむならSLやケーブルカーが選択肢になります。

鉄道ホビートレインのような普通列車タイプは、指定席料金をかけずに楽しめることが魅力ですが、車両の運行状況を細かく確認する必要があります。

観光列車の魅力は、速さや便利さではありません。

車内で何を見て、何を食べ、誰とどのような時間を過ごすのかが大切です。

個人的には、列車の豪華さだけで比べるより、前後の観光を含めて無理のない旅になるかを考えることが、満足度を高めるポイントだと感じます。

まずは、気になる列車の公式情報で運行日と予約条件を確認し、自分たちの旅行スタイルに合う1本を選んでみてください。

参考リンク


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