輪ゴムを耳にかける「耳輪ゴム」と顔やせの関係
『サンド&キスマイの気になるマン(超簡単!太らない術大調査SP!!0円健康法も続々)(2026年8月24日)』で気になるのが、身近な輪ゴムを使った健康術です。なかでも、輪ゴムを耳にかけるだけという「耳輪ゴム」は、歯科医師の佐藤青児さんが考案したセルフケアとして知られています。どこに輪ゴムをかけるのか、どんな考え方から生まれた方法なのか、小顔との関係や試す前に知っておきたい注意点まで詳しく見ていきます。
この記事でわかること
- 耳輪ゴムの基本的なやり方
- 考案者・佐藤青児さんとさとう式リンパケアの関係
- 「顔やせ」「小顔」と体脂肪減少の違い
- 輪ゴムを耳にかけるときの注意点
※放送後詳しい内容が分かり次第追記します
輪ゴム顔やせ術として知られる「耳輪ゴム」
耳輪ゴムは、一般的な輪ゴムを耳の付け根にかけ、耳まわりに弱い刺激を与えるセルフケアです。
考案者として知られているのが、歯科医師でさとう式リンパケア考案者の佐藤青児さんです。
佐藤さんは顎関節症の患者を診療するなかで、あごや口腔周辺と体の状態に着目し、さとう式リンパケアを考案しました。耳たぶをやさしく動かす「耳たぶ回し」など、強く揉んだり押したりしない方法を特徴としています。
耳輪ゴムもその流れにある方法で、専用の美容器具ではなく、家庭にある輪ゴムを使えるのが大きな特徴です。
ただし、「輪ゴムを耳につければ顔の脂肪が減る」という意味でのダイエット法ではありません。
ここを分けて考えることが大切です。
耳輪ゴムは耳の付け根にやさしくかける
佐藤青児さん監修で紹介されている耳輪ゴムでは、一般的な内径38mmほどの輪ゴム1本を使用します。
基本となるのは、輪ゴムを耳の付け根にかける方法です。
ポイントは締め付けることではありません。
輪ゴムを右耳の付け根にかけ、耳たぶがほんの少し圧迫される程度にします。耳の形が大きく変わるほど締め付ける方法ではありません。
さらに紹介されている方法では、
- 耳の付け根に輪ゴムをかける
- 両ひじを曲げ、小刻みに後ろへ約10秒回す
- 頬と額に手を添えて斜め上を見る
- その姿勢で3回深呼吸する
- 自然な姿勢に戻して約5分待つ
- 反対側も同様に行う
という流れになっています。
「輪ゴムをきつく巻くほどよい」という方法ではないところは、特に覚えておきたい点です。
佐藤青児が耳輪ゴムを考案した背景
佐藤青児さんは名古屋生まれの歯科医師で、顎関節症の治療をきっかけに「あご=口腔」から体全体を考える方法を発展させました。
その中から生まれたのが、さとう式リンパケアです。
特徴を端的に表しているのが、
押さない・揉まない・引っ張らない
という考え方です。強い力を加えるのではなく、やさしく触れたり、揺らしたりしながら筋肉をゆるめていく方法を基本としています。
耳輪ゴムも、この「弱い刺激」を利用する考え方の延長にあります。
佐藤さんは「耳たぶ回し」でも知られ、フェイシャルケアや体をゆるめるセルフケアを数多く提案しています。
全国各地で講習会が開かれるほか、海外でも講演活動を行ってきました。現在は株式会社メディカサトウの代表を務めています。
耳輪ゴムとさとう式リンパケアは深く関係している
耳輪ゴムを知るうえで欠かせないのが、さとう式リンパケアとの関係です。
佐藤さんは、体に強い圧力を加えて変化させるのではなく、筋肉などに弱い刺激を与えながら体をゆるめていく考え方を提唱しています。
実際、さとう式の講座では、
- 耳たぶ回し
- フェイシャルケア
- 腕回し
- 姿勢を整える運動
- ウエストまわりのセルフケア
などが扱われています。
「耳に輪ゴム」という見た目だけでは少し不思議に感じますが、単独で突然生まれた美容法ではなく、佐藤さんが長年展開してきた一連のセルフケアの1つという位置づけです。
耳輪ゴムの「小顔」は脂肪が落ちるという意味ではない
ここは特に重要です。
一般に「顔やせ」という言葉からは、頬やあごについた脂肪が減って顔が小さくなるイメージがあります。
しかし、耳輪ゴムをつけることで顔の体脂肪が燃焼するという医学的根拠が示されているわけではありません。
耳輪ゴムを紹介する佐藤さんの方法では、ファシアと呼ばれる筋肉や臓器などを包む組織に弱い刺激を与え、フェイスラインを整えるという考え方が説明されています。
一方、小顔について研究や著書のある美容外科医の上原恵理さんは、耳輪ゴムについて、耳への刺激で多少むくみに変化が出る可能性はあっても、顔そのものが小さくなる方法とはいえないと説明しています。
つまり、
顔の見た目が一時的にすっきりすること
と、
顔の脂肪が減ってやせること
は同じではありません。
「つけるだけで脂肪が落ちる」と受け取らないことが大切です。
むくみと体脂肪では顔が大きく見える理由が違う
顔がいつもより大きく見えるとき、原因が脂肪だけとは限りません。
睡眠や食生活、塩分やアルコール摂取などによって顔がむくみ、朝起きたときに輪郭がぼんやりして見えることもあります。
一方、体脂肪によって頬やあごまわりが大きくなっている場合は、耳への刺激だけでその脂肪を落とすことはできません。
この違いを知っておくと、セルフケアの結果を冷静に判断しやすくなります。
耳輪ゴムは体重を減らすダイエットの代わりになる方法ではないため、体脂肪を減らしたい場合は食事や日常の運動などを含めて考える必要があります。
輪ゴムを強く締め付けるのはNG
自宅で耳輪ゴムを試す場合、最も注意したいのが締め付けです。
輪ゴムは小さいほど締め付けが強くなります。
耳が折れ曲がったり、大きく変形したりするほど締め付ける方法は避けます。紹介されている方法でも、耳たぶがわずかに圧迫される程度が目安とされています。
痛みや強い違和感がある状態で続ける必要もありません。
また、SNSで見かけた方法を自己流で強く行うことにも注意が必要です。顔を強くこするなど刺激の強い美容法については、肌への負担につながる可能性も指摘されています。
セルフケアでは「痛いほど効く」という発想ではなく、刺激を強くしすぎないことが基本です。
耳輪ゴムからイヤーアクセサリーにも発展
佐藤さんの耳への弱い刺激という考え方は、その後、輪ゴムだけではなくイヤーアクセサリーにも発展しています。
日常的に身につけやすくするため、耳輪ゴムの考え方をもとにしたアクセサリーが作られるようになりました。
また、2026年にもさとう式リンパケアの講座で「耳輪ゴム」を扱うレッスンが実施されており、現在もセルフケアの1つとして継続されています。
身近な輪ゴムから始まった方法が、セルフケア講座やアクセサリーにまで広がっている点は、耳輪ゴムならではの興味深いところです。
輪ゴム1本という手軽さと効果の線引きが大切
耳輪ゴムの最大の特徴は、輪ゴム1本で試せる手軽さです。
高価な美容器具を買う必要もなく、準備に時間もかかりません。
一方で、「小顔」「顔やせ」という言葉だけを見ると、顔の脂肪が減ったり、骨格そのものが小さくなったりする方法だと受け取りやすくなります。
耳輪ゴムを試すなら、
強く締め付けないこと
顔の脂肪を減らす方法とは分けて考えること
短期間で劇的な変化を求めないこと
の3点は覚えておきたいところです。
輪ゴム1本という意外な道具から始まった耳輪ゴム。その背景には、歯科医師として顎関節症と向き合ってきた佐藤青児さんの「強く押さず、体をゆるめる」という独自の考え方があります。
方法だけでなく、その成り立ちまで知ると、なぜ耳に輪ゴムをかけるという一風変わったセルフケアが生まれたのかも見えてきます。
参考リンク
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