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冷房対策はストールが最も温かい?スーパーや電車が寒い理由と室温28℃の謎【あさイチで紹介】

生活・暮らし

冷房の寒さは早めの備えで変わる

真夏でも、スーパーや電車、職場に入った途端、冷気で体がつらくなることがあります。そんなときは、寒くなってから我慢するのではなく、首や足元を早めに覆うことが大切です。『あさイチ(おすすめ冷房対策グッズ&ストールづかい・寒すぎ?設定温度の謎)(2026年7月21日)』では、温め効果の高いグッズや室温28℃の考え方、温度差による不調への備えが紹介されました。このページでは、外出先で実践しやすい対策と、冷房の温度を考える際の注意点をまとめています。

この記事でわかること

  • 冷房対策にストールが向いている理由
  • スーパーや電車が寒く感じる仕組み
  • 室温28℃と設定温度の違い
  • 温度差による不調を防ぐための備え

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冷房対策グッズを1つ選ぶならストール

靴下、ひざかけ、カーディガン、ストールのなかで、冷房対策として優先したいのがストールです。

首の周辺には比較的太い血管が通っているため、首元を覆うと冷気が直接当たりにくくなり、体全体の冷えを抑えやすくなります。

カーディガンも上半身を広く覆えますが、持ち歩くには少しかさばります。ひざかけは座っているときには便利でも、スーパーや駅などを歩いている間は使いにくいでしょう。

その点、ストールは小さく畳めて、次のように使い方を変えられます。

  • 首に巻いて冷気を防ぐ
  • 肩に掛けて上半身を覆う
  • 二の腕を包む
  • ひざに掛ける
  • 腰まわりを覆う

たしかに、夏にストールを持ち歩くのは少し暑そうに見えるかもしれません。しかし、屋外ではバッグに入れ、冷房の強い場所だけで使えば負担はそれほど大きくありません。

1つだけ持つならストール、2つ持てるならストールと靴下という組み合わせが実用的です。首元に加えて足元も覆えるため、スーパーでの買い物や長時間の電車移動にも対応しやすくなります。

冷えやすい場所によってグッズを使い分ける

冷房の寒さを感じる場所は、人によって異なります。

首や肩が冷える人にはストール、二の腕まで冷える人には薄手のカーディガンが向いています。足元から冷える場合は、靴下やひざかけも役立ちます。

冷えを感じる場所 使いやすいもの
首・肩 ストール
二の腕 ストール、カーディガン
手首 袖の長い羽織りもの
ひざ・太もも ひざかけ、大判ストール
足首・足先 靴下
全身 カーディガンとストール

実際に選ぶなら、温かさだけでなく、持ち歩きやすさと着脱のしやすさも確認したいところです。

大判で厚いストールは温かい反面、バッグの中で場所を取ります。夏の冷房対策なら、薄手でも肩や二の腕まで覆える大きさがあるもののほうが使いやすいでしょう。

職場に置いておくものと、外出時に持ち歩くものを分けるのもおすすめです。

ストールをボレロのように使えば二の腕も守れる

首に巻くだけでは二の腕が冷えてしまう場合は、ストールをボレロのように羽織る方法があります。

基本的な使い方は次のとおりです。

  1. ストールを肩幅に合わせて広げる
  2. 左右の端をそれぞれ結んで腕を通す輪を作る
  3. 結び目が下側に来るように羽織る
  4. 背中側の布を少し上げて襟を作る
  5. 冷えが強いときは手首まで布を伸ばす

結び目を上側にすると、首や背中に当たって違和感が出やすくなります。結んだ部分を下にするのが使いやすくするポイントです。

また、背中側の輪を少し持ち上げると首元に襟ができ、肩から入る冷気も防ぎやすくなります。

初めて知ると少し驚きますが、ストールは巻くものというより、必要な部分を覆うための小さな羽織りものとして考えると活用しやすくなります。

ただし、強く結ぶと生地が傷んだり、腕を動かしにくくなったりします。試す際は、ほどきやすい結び方にして、腕を無理なく動かせるか確認してください。

スーパーの生肉・鮮魚売り場が寒い理由

スーパーのなかでも、特に寒く感じやすいのが生肉や鮮魚の売り場です。

番組で取材した店舗では、菓子売り場が22.8℃だったのに対し、生肉・鮮魚売り場は16.9℃でした。

売り場を意図的に極端に寒くしているというより、冷蔵ケースから流れる冷気の影響を受けています。

冷蔵ケースでは、上から下へ冷気を流すエアカーテンを作り、外の温かい空気が商品に触れにくいようにしています。しかし、すべての冷気がケース内だけに収まるわけではなく、一部が床付近に流れ出します。

冷たい空気は低い場所にたまりやすいため、足元から寒さを感じることもあります。店内では天井のファンやサーキュレーターを使い、暖かい空気と冷気を混ぜて温度ムラを減らしています。

それでも、商品の品質を保ちながら買い物客も快適に過ごせる温度を両立するのは簡単ではありません。

個人的には、スーパーへ短時間行くだけでも薄手の羽織りものを持ったほうが安心だと感じます。特に肉や魚をゆっくり選ぶ日や、子どもと一緒に買い物をする日は、冷蔵ケースの前にいる時間が長くなりがちです。

ストールをバッグの取り出しやすい場所に入れておくと、寒さを感じる前に使えます。

電車は車両によって冷房温度が違う

同じ電車でも、乗る車両によって暑さや寒さの感じ方が変わることがあります。

森之宮検車場で紹介された車両では、乗客が集まりやすい先頭と最後尾が25℃、中央付近が26℃、弱冷房車が27℃に設定されていました。

首都圏の鉄道各社では、普通車を26℃前後、弱冷房車を28℃前後としている例があります。ただし、実際の車内温度は、乗客数、日差し、ドアの開閉、外気温などによって変わります。

そのため、弱冷房車に乗れば必ず寒くないとは限りません。

また、冷房の風が直接当たる座席では、車内全体の温度が高めでも寒く感じることがあります。反対に、混雑している車両では人の体温の影響で暑く感じることもあります。

寒がりな人は、次の点を確認すると車両を選びやすくなります。

  • 弱冷房車の位置
  • 冷房の吹き出し口
  • 日差しが入る側
  • 混雑しやすい車両
  • 乗車時間の長さ

たしかに、乗るたびに最適な場所を探すのは難しいものです。長時間乗る日だけでも弱冷房車の位置を確認しておくと、途中で寒さを我慢する状況を減らせます。

室温28℃はエアコンの設定温度ではない

冷房について特に誤解されやすいのが、28℃という数字です。

「エアコンは28℃に設定しなければならない」と思われがちですが、28℃は本来、エアコン本体の設定温度ではなく、冷房中の室温を考える際の目安として示されてきた数字です。

設定温度を28℃にしても、必ず室内全体が28℃になるわけではありません。

室温は次の条件で変わります。

  • 窓から入る日差し
  • 部屋の広さ
  • 建物の断熱性
  • 人数
  • パソコンや調理器具から出る熱
  • エアコンの位置や性能
  • 空気の流れ
  • 外気温と湿度

同じ部屋でも、窓際は暑く、吹き出し口の近くは寒いといった温度ムラが生じます。

現在のクールビズでは、28℃だけを一律に守るのではなく、外気温、湿度、建物の状態、利用する人の体調などを考えながら、無理のない範囲で室温を管理することが重視されています。28℃は固定された義務ではなく、状況に応じて調整するための目安です。

実際に確認したいのは、エアコンのリモコンに表示される数字だけではありません。温湿度計を人が過ごす位置に置き、実際の室温と湿度を見ることが大切です。

個人的には、この点がいちばん大事だと感じます。設定温度だけを見て「28℃だから大丈夫」と判断すると、窓際やキッチンでは暑すぎたり、吹き出し口の下では冷えすぎたりする可能性があるからです。

職場の18℃から28℃は快適さの保証ではない

空調設備がある事務所では、労働者が常時働く部屋の気温を18℃以上28℃以下にするよう努めることが定められています。

ただし、この範囲内なら全員が快適に感じるという意味ではありません。

たとえば、室温が25℃でも、冷風が直接当たれば寒く感じる人がいます。反対に、湿度が高く、パソコンや人が多い室内では、同じ25℃でも暑く感じることがあります。

職場で寒さや暑さを伝える際は、「設定温度を上げてほしい」「下げてほしい」だけでなく、状況を具体的に伝えると調整しやすくなります。

  • 午後になると窓際が暑くなる
  • 吹き出し口の真下だけ寒い
  • 足元に冷気がたまっている
  • 会議室に人が増えると暑くなる
  • 湿度が高く、汗が乾きにくい

風向きの変更や席の移動、サーキュレーターの利用で改善する場合もあります。

暑がりと寒がりのどちらか一方だけに室温を合わせるのではなく、全体の温度を安全な範囲に保ちながら、服装や風向きで個別に調整するほうが現実的です。

暑がりと寒がりで体感温度が違う理由

同じ部屋にいても、暑い人と寒い人に分かれるのは珍しくありません。

体感温度には、筋肉量、体格、年齢、体調、睡眠、食事、服装、汗のかき方など、さまざまな要素が関係します。

筋肉は体内で熱を作る役割を担うため、一般的には筋肉量が多い人ほど熱を生み出しやすく、少ない人は冷えを感じやすい傾向があります。ただし、筋肉量だけですべてが決まるわけではありません。

暑がりと寒がりが同じ部屋で過ごす場合は、次の順番で調整すると対立を減らしやすくなります。

  1. 温湿度計で実際の状態を確認する
  2. 冷風が直接当たっていないか見る
  3. 風向きや風量を調整する
  4. サーキュレーターで温度ムラを減らす
  5. 寒い人は首や肩、足元を覆う
  6. 暑い人は風通しのよい服装にする

室温だけを上げ下げして解決しようとすると、今度は別の人がつらくなることがあります。

「何℃なら正解か」より、誰がどの場所で、どのようにつらいのかを確認することが大切です。

温度差が大きい場所では寒いと感じる前に備える

暑い屋外から冷房の効いた建物に入ると、体は急な環境変化に対応しようとします。

暑い場所では血管を広げて熱を外へ逃がし、寒い場所では血管を縮めて熱を逃がさないようにします。短時間に何度も大きな温度変化を繰り返すと、体温調節に関わる働きへ負担がかかり、だるさ、頭痛、肩こり、冷えなどを感じる人もいます。

番組では、屋外と室内の温度差が7℃以上あると不調が出やすいと紹介されました。

ただし、7℃はすべての人に症状が出る境界線ではありません。体調や年齢、睡眠不足、冷風の強さなどによって感じ方は異なります。

大切なのは、数字だけで判断せず、自分がつらくなりやすい場所や状況を把握することです。

特に注意したいのは、汗をかいたまま冷房の効いた建物に入る場面です。肌や衣類についた汗が冷えると、体温を奪われて急に寒く感じることがあります。

スーパーや職場に入る前に汗を拭く

冷房の寒さを防ぐには、寒くなってから羽織るよりも、建物に入る前か、入ってすぐの段階で備えることがポイントです。

屋外で汗をかいたときは、まずタオルやハンカチで汗を拭きます。汗がある程度引いてからストールやカーディガンを使うと、汗冷えを防ぎやすくなります。

外出時には、次のようなものが役立ちます。

  • 汗を拭くタオル
  • 薄手のストール
  • 小さく畳めるカーディガン
  • 替えのインナー
  • 靴下
  • 冷風を避けられる帽子やフード

吸汗速乾インナーは汗を吸い、乾きやすくするため、汗で濡れた衣類が肌に張り付く不快感を減らすのに役立ちます。

一方、接触冷感の衣類は、触れた瞬間に冷たく感じるように作られています。冷えやすい人が必ず避けなければならないものではありませんが、冷房の強い室内で長時間過ごすなら、薄手の羽織りものも用意しておくと安心です。

鼻から2秒吸って口から4秒吐く

温度差で緊張したときは、ゆっくり呼吸する方法も取り入れやすい対策です。

番組で紹介された呼吸は、鼻から2秒かけて吸い、口から4秒かけて吐く方法です。

  1. 肩の力を抜く
  2. 鼻から2秒かけて息を吸う
  3. 口から4秒かけてゆっくり吐く
  4. 無理のない回数だけ繰り返す

息を吐く時間を長くすると、呼吸のペースを落としやすくなります。

伸びを加える場合は、息を吸いながら腕や背中をゆっくり伸ばします。痛みが出るまで伸ばす必要はありません。気持ちよいと感じる範囲で行い、好きなタイミングで力を抜きます。

深呼吸だけで頭痛や強いだるさが治るとは限りませんが、仕事や買い物の途中でも行いやすく、体の緊張に気づくきっかけになります。

入浴後に足へ少し低い温度の水をかける際の注意点

お風呂から上がる前に、膝から下へ、お湯より数度低い水をかける方法も紹介されました。

急に冷たい水を全身へ浴びるのではなく、足元に限定して、無理のない温度で行う方法です。

ただし、体調が悪いときや、冷水で強い不快感があるときは行わないでください。心臓や血圧に不安がある人、治療中の病気がある人は、自己判断で習慣にせず、医療機関へ確認したほうが安心です。

また、めまい、強い頭痛、動悸、息苦しさ、吐き気などがある場合は、単なる冷房による冷えと決めつけないことが大切です。

冷房対策は、体調不良を我慢するためのものではありません。症状が強い、長引く、繰り返す場合は、涼しく安全な場所で休み、必要に応じて医療機関へ相談してください。

冷房対策は場所と滞在時間で選ぶ

必要な対策は、どこへ行くか、何時間過ごすかによって変わります。

短時間の買い物ならストール1枚でも対応しやすいですが、映画館や職場、長距離の電車などでは、首だけでなく腕や足元まで備えたほうが安心です。

利用する場所 用意したいもの 確認したいこと
スーパー ストール、靴下 冷蔵売り場にいる時間
電車 小さめのストール 弱冷房車と吹き出し口
職場 カーディガン、ひざかけ 座席と冷風の向き
飲食店 薄手の羽織りもの 長時間座るかどうか
映画館 大判ストール、靴下 上映時間と座席位置
病院 前開きの羽織りもの 待ち時間と検査時の着脱

冷房対策グッズをたくさん持ち歩く必要はありません。

まずは、首を覆えるストールと汗を拭くタオルを基本にし、足元が冷えやすい人は靴下を加えると使いやすいでしょう。

外は猛暑、建物の中は冷えすぎという日は、どちらか一方だけに服装を合わせるのが難しいものです。だからこそ、簡単に着脱できて、首、肩、腕、ひざへ使い回せるものが役立ちます。

寒さを我慢してから対処するのではなく、汗を拭き、冷風が当たる場所を避け、早めに1枚羽織る。この小さな準備が、夏の外出をかなりラクにしてくれます。

参考リンク


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