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高フラバノールとは?高カカオチョコの違いや肌への働き、選び方を紹介【ホンマでっか!?TV】

健康
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チョコレートは選び方で変わる

同じチョコレートでも、カカオの割合や加工方法によって、含まれる成分や味わいは異なります。なかでも気になるのが、肌との関係が研究されているカカオフラバノールです。『ホンマでっか!?TV(チョコレートの潜在能力)(2026年7月22日)』では、高フラバノールやカカオ豆の殻、高カカオチョコの選び方、青木定治さんの簡単ショコラが取り上げられます。健康効果を期待して選ぶ前に、カカオ何%だけでは判断できない理由や、食べる際の注意点まで確認しておきましょう。

この記事でわかること

  • 高フラバノールと高カカオの違い
  • 肌の保湿や紫外線による赤みとの関係
  • カカオハスクに含まれるセラミド
  • 高カカオチョコを選ぶときの確認点

※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。

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高フラバノールはカカオの割合だけでは判断できない

最初に知っておきたいのは、高カカオチョコレートと高フラバノールチョコレートは、同じ意味ではないということです。

高カカオチョコレートは、一般的にカカオ分が多いチョコレートを指します。商品には「カカオ70%」「カカオ86%」などと表示されているため、売り場でも比較しやすいでしょう。

一方のカカオフラバノールは、カカオに含まれるポリフェノールの一種です。代表的な成分には、エピカテキンやカテキンなどがあります。

ここで注意したいのが、カカオ分の数字が高ければ、必ずフラバノールも多いとは限らないことです。

カカオ豆は、収穫後に発酵や乾燥、焙煎などの工程を経てチョコレートになります。その途中で加えられる熱や処理方法によって、フラバノールの量が変わる可能性があります。

たとえば、苦味や酸味を抑えて色を濃くするためにアルカリ処理されたカカオは、食べやすくなる一方で、一部のフラバノールが減少する場合があります。

そのため、商品に表示されたカカオ分だけを見て「健康成分も多いはず」と判断するのは難しいのです。

たしかに、売り場では数字の大きい商品ほど体によさそうに見えます。しかし、実際に選ぶなら、カカオ分に加えてフラバノール量の表示があるかも確認したいところです。

カカオフラバノールとは何?

フラバノールは植物に含まれる成分で、フラボノイドという大きなグループの一部です。

名前がよく似たものに「フラボノール」がありますが、フラバノールとは異なる成分です。チョコレートの話題でよく出てくるのは、主にカカオフラバノールです。

カカオフラバノールについては、血管の働きや血流との関係を調べた研究が重ねられています。また、肌の血流、保湿状態、紫外線を受けた後の赤みなどとの関係も研究されてきました。

ただし、ここでいう高フラバノールの食品は、研究用に成分量を調整した飲料やチョコレートであることが少なくありません。

スーパーやコンビニで販売されている高カカオチョコレートを食べれば、研究とまったく同じ結果が得られるという意味ではないため、分けて考える必要があります。

個人的には、ここがいちばん大事だと感じます。「カカオに含まれる成分について研究結果があること」と「身近な板チョコを食べれば同じ変化が起こること」は同じではありません。

紫外線による肌の赤みが約25%減少とは?

番組予告で紹介されている「紫外線による赤みが約25%減少」という数字は、高フラバノールのカカオ飲料を一定期間摂取した女性を対象とする研究結果がもとになっていると考えられます。

この研究では、高フラバノールのカカオ飲料を摂取したグループで、人工的に紫外線を照射した後の肌の赤みが、開始前と比べて6週間後に約15%、12週間後に約25%減少しました。

さらに、肌の血流や水分量、表面の状態にも変化が確認されています。

ただし、この結果を見るときには、次の条件を押さえておく必要があります。

  • 対象は研究に参加した女性だった
  • 高フラバノール量を調整したカカオ飲料が使われた
  • 1回食べた結果ではなく、継続摂取後に測定された
  • すべての人に同じ変化が起こるとは限らない
  • 紫外線対策そのものが不要になるわけではない

約25%という数字だけを見ると、チョコレートが日焼け止めの代わりになるように感じるかもしれません。しかし、研究で確認されたのは、紫外線を受けた後に起こる皮膚反応の変化です。

日差しの強い日にチョコレートを食べていれば、日焼け止めや帽子を使わなくてもよいという話ではありません。

むしろ、日焼け止め、日傘、帽子、衣服などによる対策を続けたうえで、食生活について考える必要があります。

肌の保湿力が上がるといわれる理由

高フラバノールのカカオを継続的に摂取した研究では、肌の水分量や血流に変化が見られた例があります。

カカオフラバノールによって血管の働きが支えられ、肌の細かな血管を流れる血液量が変化することが、肌の状態にも関係する可能性が考えられています。

ただし、「保湿力が上がる」という言葉から、乾燥肌がすぐに改善するような印象を持たない方がよいでしょう。

肌の乾燥には、気温や湿度、入浴方法、洗浄料、紫外線、睡眠、加齢など、さまざまな要因が関わっています。チョコレートだけで肌の状態が決まるわけではありません。

肌の乾燥が気になる場合は、次のような基本的なケアも欠かせません。

  • 入浴後に保湿剤を塗る
  • 熱すぎるお湯や長風呂を避ける
  • 肌を強くこすらない
  • 日中は紫外線対策を行う
  • 乾燥やかゆみが続く場合は医療機関に相談する

チョコレートは身近で続けやすい食品ですが、食品だけに頼らない視点も大切です。

カカオ豆の殻「カカオハスク」とは?

カカオハスクは、カカオ豆を包んでいる薄い殻や種皮を指す言葉です。

チョコレートを作る際には、焙煎したカカオ豆から殻を取り除き、中のカカオニブをすりつぶして原料にします。取り除かれた殻は、これまで十分に活用されないこともありました。

ところが近年、このカカオ豆の殻に、セラミドが多く含まれていることが確認されました。

発酵後のカカオ豆の殻を調べた研究では、人の皮膚にも存在するものと同じ構造を持つセラミドの一種が検出されています。また、調査対象となった落花生、大豆、コーヒー豆の皮と比較しても、カカオ豆の殻には多くのセラミドが含まれていました。

初めて知ると少し驚きます。チョコレート作りで取り除かれる部分に、美容や食品分野で活用できる可能性のある成分が含まれていたからです。

廃棄されやすかった素材を再利用できれば、食品ロスの削減や新しい商品開発にもつながります。

カカオハスクのセラミドと板チョコは分けて考える

注意したいのは、カカオ豆の殻からセラミドが発見されたからといって、一般的な板チョコに同じ量が含まれているとは限らないことです。

通常のチョコレートでは、製造工程でカカオハスクの多くが取り除かれます。セラミドを目的として開発された商品では、カカオハスクから抽出した成分などが使用される場合があります。

つまり、次の3つは分けて考える必要があります。

種類 主に期待される成分
一般的なチョコレート カカオ由来成分、糖質、脂質など
高カカオチョコレート カカオ分が多いが、成分量は商品ごとに異なる
カカオハスク由来成分を使った商品 カカオ豆の殻から得たセラミドなど

「カカオハスク配合」「カカオ由来セラミド配合」などの表示がない商品まで、カカオハスクのセラミドを摂取できると考えない方がよいでしょう。

実際に購入するなら、表面の印象だけではなく、原材料や成分表示を確認したいところです。

高カカオチョコレートは苦さだけで選ばない

高カカオチョコレートには、苦くて食べにくいイメージがあります。しかし、同じカカオ分でも、原料豆の産地や発酵、焙煎、砂糖の量などによって味は変わります。

苦味だけでなく、酸味、渋味、香ばしさ、果物のような風味を感じる商品もあります。

初めて選ぶ場合は、いきなりカカオ95%前後の商品へ進むより、70%前後から試す方が食べやすいでしょう。

選ぶときは、次の点を比較すると失敗しにくくなります。

カカオ分

数字が高いほどカカオ由来原料の割合は増えますが、一般的には苦味や酸味も強くなります。

砂糖の量

カカオ分が高い商品では砂糖が少ない傾向があります。ただし、甘味料が使われている商品もあるため、原材料表示を確認しましょう。

植物油脂の有無

チョコレートにはカカオバター以外の植物油脂を使った商品もあります。口溶けや価格が変わるため、好みに合わせて選びます。

フラバノール量の表示

健康成分を重視するなら、「カカオ70%」という数字だけでなく、カカオフラバノールやポリフェノールの含有量が表示されているかを確認します。

1個当たりの大きさ

小分けになっている商品は、食べる量を調整しやすいのが利点です。大袋の商品では、気づかないうちに量が増えやすいため注意が必要です。

個人的には、毎日無理なく続けたいなら、数字の高さよりも「少量で満足できる味か」を重視した方がよいと思います。苦いものを我慢して食べ続けるより、香りや口溶けまで含めて好みに合うものを選ぶ方が現実的です。

高カカオチョコレートを食べる量は?

高カカオチョコレートは、一般的なミルクチョコレートより砂糖が少ない商品もありますが、カロリーが極端に低い食品ではありません。

カカオには脂質が含まれているため、カカオ分が高い商品でも、食べる量が増えれば摂取カロリーも増えます。

また、カカオにはカフェインやテオブロミンという成分が含まれています。テオブロミンはカカオ特有の苦味にも関係する成分です。

食べる量を決めるときは、特定の数字だけを全員に当てはめるのではなく、商品の栄養成分表示と普段の食生活を確認することが大切です。

特に、次のような場合は食べ方に気をつけましょう。

  • コーヒーやエナジードリンクをよく飲む
  • 夜にカフェインを取ると眠れなくなる
  • 甘いものを間食として何度も食べる
  • 脂質やカロリーを制限している
  • 医師から食事について指示を受けている

「体によさそうだから多めに食べる」のではなく、少量を楽しむお菓子として取り入れる方が安心です。

食べる時間はいつがよい?

高カカオチョコレートを食べる時間に、すべての人に共通する正解があるわけではありません。

間食として取り入れるなら、空腹が強くなりすぎる前に少量食べる方法があります。ただし、チョコレートを食べた分だけ、ほかのお菓子や食事量も含めて調整する必要があります。

カフェインに敏感な人は、就寝前を避けた方がよいでしょう。

また、チョコレートには口の中に残りやすい糖質も含まれるため、寝る直前に食べてそのまま眠るのは避けたいところです。

健康を意識して選んだ商品でも、食べる量や時間によっては負担になることがあります。特別な食べ方を探すより、無理なく続けられる範囲で楽しむことが大切です。

青木定治さんのたこ焼き器ショコラとは?

パティシエの青木定治さんが紹介するのは、家庭用のたこ焼き器を利用して作るショコラです。

たこ焼き器には丸いくぼみが並んでいるため、特別なチョコレート型がなくても、ひと口サイズに形を整えられるのが魅力です。

ただし、番組で使われる正式な材料、分量、加熱温度、作り方の手順は、放送前の公開情報では明らかになっていません。

そのため、現時点でレシピを推測して材料や分量を決めることはできません。

実際に作る場合は、紹介された次の点を確認してから準備しましょう。

  • 使用するチョコレートの種類
  • チョコレートを入れるタイミング
  • たこ焼き器の温度設定
  • 中に入れる材料
  • 加熱する時間
  • 型から取り出すタイミング
  • やけどや焦げ付きを防ぐ方法

たこ焼き器は機種によって温度調節の有無や火力が異なります。チョコレートは高温にすると分離したり焦げたりするため、一般的なたこ焼きと同じ感覚で強く加熱しないことが重要です。

たしかに、たこ焼き器でショコラが作れると聞くと試したくなります。ただ、簡単そうに見える料理ほど、温度と取り出すタイミングで仕上がりが変わります。正式な手順を確認してから作る方が失敗を減らせるでしょう。

チョコレートを選ぶ前に確認したいこと

美容や健康を意識してチョコレートを買うなら、パッケージの「高カカオ」という言葉だけで決めず、次の順番で確認すると選びやすくなります。

  1. 何を目的に選ぶのか

甘さを抑えたいのか、カカオの香りを楽しみたいのか、フラバノール量を重視するのかを決めます。

  1. カカオ分と成分表示を見る

カカオ分だけでなく、フラバノールやポリフェノール量の記載があるか確認します。

  1. 原材料を確認する

砂糖、乳成分、植物油脂、甘味料などを見て、自分が避けたいものが含まれていないか確認します。

  1. 栄養成分表示を見る

1枚当たりではなく、1個や1枚、100グラム当たりなど、表示の単位にも注意します。

  1. 無理なく食べられる味を選ぶ

健康を意識した商品でも、苦さを我慢して大量に余らせてしまっては続きません。最初は小袋や少量の商品から試すと安心です。

チョコレートには研究が進められている成分が含まれていますが、カカオの割合だけで効果を判断することはできません。

高フラバノール、高カカオ、カカオハスク由来セラミドは、それぞれ意味が異なります。

気になる商品を見つけたら、数字の大きさや宣伝文句だけでなく、成分量、原材料、1回に食べる量まで確認することが、失敗しにくい選び方です。


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