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クレカ不正利用は不在票から始まる!偽造免許証でカードを奪う手口と長期不在の防犯策【THE 突破ファイルで紹介】

生活

不在票を狙ったクレカ不正利用はカード情報の盗難とは違う

『THE 突破ファイル(GメンVS万引き女子高生&夏の長期不在に注意?クレカ不正利用手口)(2026年8月20日)』で描かれたのは、ネット上でカード番号を盗む手口ではなく、カードを受け取るための不在票そのものを悪用する犯罪でした。知らない間にカードを奪われ、高額利用されるまで気づかない怖さがあります。手口のポイントと、旅行や帰省で家を空けるときにできる対策を整理します。

この記事でわかること

  • クレジットカードが不正利用された手口
  • 不在票が狙われると危険な理由
  • 長期不在時に利用できる郵便物の保管方法
  • 不正利用を早く発見するためのクレカ設定

クレカ不正利用の手口は「不在票の盗難」から始まっていた

今回のケースで大きなポイントだったのは、被害者が普段使っているカードから番号を抜き取られたわけではないことです。

犯人はマンションを訪れ、クレジットカードの配達に関する不在票を持ち去り、他人になりすましてカードを受け取っていました。

その際に使われていたのが偽造された運転免許証でした。

つまり、

「カードを落としていない」
「財布も盗まれていない」
「怪しいサイトにカード番号を入力していない」

という人でも被害に遭う可能性があるタイプの犯罪です。

本人の手元にカードが届く前に奪われてしまえば、持ち主は「カードが盗まれた」ということ自体に気づきにくくなります。

配達員という立場を悪用して郵便受けに接触していた

もう1つ特徴的だったのが、犯人が配達員としてマンションに出入りしていた点です。

被害が起きたマンションの郵便受けは外側から簡単に開けられる構造ではありませんでした。

しかし、配達業務で郵便受けの内側へアクセスできる立場を利用し、不在票を持ち去っていました。

一般的な「郵便受けの投入口から手を入れる」といったケースとは性質が異なります。

防犯設備があるマンションでも、カードや重要書類が予定どおり届いているかを本人が確認することが大切だと分かる事例です。

クレジットカードは本人確認を伴って届けられる場合がある

重要なカードなどの送付には、本人確認を伴う郵便サービスが利用される場合があります。

日本郵便の「本人限定受取郵便」では、種類によって運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を提示して受け取ります。

特定事項伝達型では、顔写真付きの公的証明書による本人確認が必要です。

ただし、カード会社やカードの種類によって発送方法は異なります。

新規カードや更新カードを待っているときは、発送案内やカード会社のアプリなども合わせて確認し、予定を過ぎても届かない状態を放置しないことが重要です。

旅行や帰省で家を空けるなら「不在届」が使える

夏休みや年末年始など、数日から数週間家を空ける場合に知っておきたいのが、日本郵便の不在届です。

あらかじめ郵便局へ届け出ると、不在期間中に届いた郵便物などを郵便局で保管し、帰宅後にまとめて配達してもらえます。

保管できる期間は最長30日間です。

手続きは、自宅への配達を担当する郵便局または最寄りの郵便局で行い、本人確認書類が必要です。

長期旅行や帰省で郵便受けを確認できない場合には、かなり実用的な対策です。

なお、不在届を出すと原則として自宅宛てのすべての郵便物などが保管対象となり、家族の一部だけを指定して保管することはできません。

利用通知をONにすると高額利用を早く発見しやすい

今回のケースでは、被害者がタクシーで決済できなかったことをきっかけに利用可能額を確認し、身に覚えのない350万円の請求に気づきました。

ここで重要になるのがクレジットカードの利用通知です。

カード会社によっては、決済が行われるたびにアプリのプッシュ通知やメールなどで知らせるサービスがあります。

日本クレジット協会も、利用通知サービスを提供しているカード会社なら利用することを勧めています。

普段あまりカードを使わない人ほど、

「自分が使っていない時間に通知が来た」

という異変に気づきやすくなります。

カード番号を盗まれる犯罪だけでなく、今回のようにカードそのものを第三者に使われた場合の早期発見にも役立ちます。

身に覚えのない請求を見つけたらすぐカード会社へ連絡する

利用明細に知らない請求があったときは、「数日様子を見る」のではなく、契約しているカード会社へすぐ連絡することが大切です。

日本クレジット協会も、身に覚えのない利用を発見した場合は速やかにカード会社へ連絡するよう案内しています。

カードの紛失や盗難が分かった場合には、カード会社への連絡に加えて警察への届け出も必要になります。

不正利用に対する補償制度が適用される場合もありますが、補償条件や手続きはカード会社によって異なります。

そのため、怪しい利用を見つけた段階で早く動くことが重要です。

郵便受けとカード明細の両方を見ることが防犯につながる

今回の手口が怖いのは、クレジットカード対策だけしていても防ぎ切れない点です。

カード番号や暗証番号を厳重に管理していても、カードが本人へ届く途中を狙われれば別の危険が生まれます。

特に確認しておきたいのは、郵便物とカード利用の2方向です。

旅行などで長く家を空けるなら郵便局の不在届を利用する。新しいカードを待っているなら到着予定を意識する。カード会社の利用通知をONにして、利用明細もこまめに見る。

この組み合わせなら、「カードを盗まれたことに気づかないまま高額利用される」時間をできるだけ短くできます。

クレジットカード犯罪というとフィッシングやカード番号流出を思い浮かべがちですが、郵便受けもクレカ防犯の一部として考えておきたいケースです。


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