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57歳で脱サラし富士山の山小屋バイトへ!仕事内容・給料・住み込み生活【朝メシまで。で紹介】

仕事・働き方

57歳で脱サラして富士山の山小屋バイトへ

『朝メシまで。(真夏の富士山!命を守る仕事人SP)(2026年8月26日)』で描かれるもう1つの気になる仕事が、57歳で会社員生活を離れ、富士山の山小屋バイトに挑戦する男性です。山小屋の仕事は宿泊客を迎えるだけではなく、食事、清掃、売店、深夜の対応まで幅広く、数週間から約2か月を山で暮らす住み込みの仕事でもあります。仕事内容や給料、予約客が来ないときに何が起こるのかまで見ていきます。

この記事でわかること

  • 57歳男性が挑戦する富士山の山小屋バイト
  • 山小屋スタッフが担当する具体的な仕事
  • 2026年の募集例から分かる給料と住み込み条件
  • 予約客が時間になっても来ないことが問題になる理由

57歳男性は脱サラして富士山の山小屋バイトに挑戦

今回密着するのは、57歳で脱サラし、富士山の人気山荘でアルバイトを始めた男性です。

長く働いてきた会社員生活から離れ、新しい仕事として選んだのが山小屋でした。

富士山の山小屋は一般的なホテルや飲食店とはかなり環境が違います。登山道を上った先で生活しながら働くため、出勤して仕事が終われば自宅へ帰るという働き方ではありません。

しかもスタッフが接するのは、長時間歩いて疲れている登山者です。

宿泊客を受け入れ、食事を用意し、寝床を整えながら、予定時刻になっても予約客が到着しないといった出来事にも対応します。

57歳からまったく違う環境へ飛び込むだけでも大きな転機ですが、「山の中で暮らしながら登山者を支える」という点が、この仕事の大きな特徴です。

山小屋バイトは受付だけではなく何でも担当する

富士山の山小屋スタッフには、いわゆる「フロント係」「レストラン係」といった明確な分業だけではない働き方があります。

2026年の富士宮ルートの募集内容を見ると、主な仕事として挙げられているのは次のような業務です。

  • 宿泊客の受付
  • 調理・調理補助
  • 食事の提供
  • 売店での販売
  • 客室の準備
  • 清掃
  • トイレ管理
  • 在庫や物資の管理
  • 登山者への案内

つまり、山小屋を動かす仕事全般をスタッフで分担します。

山小屋バイトが初めてという人も多く、富士宮ルートの募集案内でも未経験から応募できることが案内されています。

飲食店、宿泊施設、売店、そして登山者の休憩拠点という複数の役割が1か所に集まっていると考えると、仕事の幅広さが分かりやすいでしょう。

2026年の富士山山小屋バイトは日給12,000~15,000円の募集も

気になるのが給料です。

2026年シーズンの富士山周辺では、仕事内容や勤務地によって異なるものの、日給12,000~15,000円前後の住み込みスタッフ募集が見られます。

具体的な募集例では、

  • 胸突山荘:日給12,000円~
  • 山口山荘:日給12,000円+能力給
  • 東洋館:日給14,000円
  • トモエ館:日給15,000円

などがあります。

食費や宿泊費についても山小屋によって条件が違います。

食事付き、住居費不要、一定期間働くと交通費支給などの待遇を設けている山小屋もあります。

単純に日給だけを見るのではなく、食費・住居費・交通費・勤務期間を含めて条件を見ることが大切です。

数週間から約2か月を山小屋で住み込み生活

富士山の開山期間は限られています。

そのため山小屋アルバイトも、夏の一定期間に集中して働くスタイルが中心です。

富士宮ルートでは7月上旬から9月上旬まで働ける人を基本としながら、2週間程度から応募できる山小屋もあります。

山頂の頂上富士館では2026年シーズンについて7月初旬から9月初旬までのスタッフを募集し、山小屋業務全般とスタッフの食事作りを仕事内容としていました。

つまり1~2日の登山旅行とはまったく違い、富士山そのものが夏の生活拠点になる仕事です。

毎日雲海やご来光を見られる一方、標高が高く、日常生活とは異なる環境で共同生活を続ける必要があります。

富士山で働いてみたいという気持ちだけでなく、共同生活や長期滞在に対応できることも大事になってきます。

山小屋によって応募できる年齢はかなり違う

57歳男性の挑戦を見て、「自分も山小屋で働けるのでは」と感じる人もいるでしょう。

ただし、募集条件は山小屋によって大きく異なります。

2026年の募集を見ると、18歳以上としているところがある一方、30歳程度、35歳程度、40歳程度、45歳までなど年齢条件を設定している山小屋もあります。

富士山の山小屋バイトなら何歳でも同じ条件で応募できるわけではありません。

働いてみたい山小屋がある場合は、給与だけでなく年齢、勤務期間、健康状態、住み込み条件まで確認する必要があります。

予約客が時間になっても来ないのは山小屋では大きな問題

57歳男性が働く中で起こるトラブルの1つが、予約した登山客が予定どおり到着しないことです。

一般的なホテルなら、少し到着が遅れるだけというケースもあります。

しかし富士山では事情が違います。

登山者は徒歩で山小屋へ向かっています。

予定より歩くのが遅れているのか、体調を崩したのか、天候の影響を受けているのか、山小屋側からはすぐに判断できません。

山小屋ごとに最終到着時間も決められており、富士一館では遅くとも19時までの到着を求め、19時を過ぎる場合は連絡するよう案内しています。元祖七合目の山口山荘では、食事付き・素泊まりとも18時までの到着を求めています。

富士登山の公式案内でも、チェックイン時間を過ぎると山小屋を利用できない場合があるため、余裕を持って行動するよう呼びかけています。

「予約客が来ない」という出来事は、単なる宿泊施設の予約管理とは意味が違うのです。

到着が遅れると食事や寝床の準備にも影響する

山小屋では夕方になると宿泊客が集中します。

スタッフは受付をしながら夕食を提供し、寝床へ案内し、翌日の登山に備えて館内を整えます。

東洋館では夕食が通常19時ごろに終了するため、遅くとも18時までに到着するよう案内しています。富士一館でも夕食の提供は原則19時30分までです。

予定人数が来なければ、食事や寝床をどうするのかという判断も必要になります。

さらに深夜になると、ご来光を目指す宿泊客が出発し始めます。

普通のホテルでは夜が静かな時間になりますが、富士山では夕方の到着ラッシュから深夜の出発まで人が動き続けることになります。

山小屋バイトが忙しい理由の1つです。

山小屋には風呂や洗面所がない場所もある

住み込みと聞くと、勤務後は一般的な宿泊施設と同じように生活できるイメージを持つかもしれません。

しかし山の上では設備にも限りがあります。

吉田ルートの山小屋の中には、風呂やシャワー、洗面台を備えていない施設があります。

富士一館では風呂や洗面台がなく、御来光館でもシャワー・風呂・洗面所がないことを案内しています。

水を大量に使える麓の生活とは条件が違います。

こうした場所で数週間から約2か月暮らしながら働くことを考えると、山小屋バイトが単なる「景色のいいリゾートバイト」ではないことが分かります。

57歳から始める仕事として山小屋を選んだ転機が見どころ

このエピソードで一番気になるのは、仕事の大変さだけではありません。

57歳で会社員生活を終え、その次の場所として富士山を選んだことです。

山小屋では若いスタッフと一緒に生活し、覚えることの多い仕事に挑戦します。

さらに登山客が予定どおり到着しないなど、マニュアルどおりには進まない出来事にも直面します。

年齢を重ねてから新しい仕事を始めるとき、「経験があるから何でもできる」とはいきません。知らない環境に入り、また新人として仕事を覚える必要があります。

だからこそ、1日の仕事を終えたあとに食べる朝メシは、単なる食事以上の意味を持ちそうです。

富士山の絶景だけでは見えない、そこで暮らし、働く人の生活に焦点を当てたエピソードとして楽しめそうです。


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