ザクザク食感の「かけるあおさ」と福島・松川浦の復興物語
2026年10月10日放送の「満天☆青空レストラン」では、新米「はるみ」と一緒に味わうご飯のお供として、ザクザク食感の「かけるあおさ」が登場します。
同名の人気商品として知られるのが、福島県相馬市の株式会社マルリフーズが開発した「松川浦かけるあおさ」です。
松川浦産の乾燥あおさに、ごま油、にんにく、フライドガーリック、フライドオニオンなどを組み合わせた万能調味料。ご飯にのせるだけで、磯の香りと香ばしい食感が楽しめます。
この商品の背景には、東日本大震災で工場が全壊した水産加工会社が、地元のあおさを全国へ広めるために挑んだ新商品開発の物語があります。
この記事でわかること
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松川浦かけるあおさの通販・販売価格
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ザクザク食感を生み出す原材料と製法
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工場全壊から商品開発に至るマルリフーズの歩み
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ご飯以外のおいしい食べ方と受賞歴
松川浦かけるあおさの通販・価格・販売店
出典:株式会社マルリフーズ・商品紹介
「松川浦かけるあおさ」は、マルリフーズの公式楽天市場店「あおさのおみせ」などで購入できます。
AKOMEYA TOKYOでも取り扱いがあり、掲載価格は90g入り930円(税込)です。
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正式商品名:松川浦かけるあおさ
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製造・販売元:株式会社マルリフーズ
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製造元所在地:福島県相馬市岩子字坂脇77
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AKOMEYA TOKYO販売価格:930円(税込)
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AKOMEYA TOKYO取扱容量:90g
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メーカー直販楽天店掲載容量:100g
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賞味期限:製造日から270日(90g商品の表示)
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保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存、開封後は冷蔵保存
主な通販先
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マルリフーズ公式楽天市場店「あおさのおみせ」
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AKOMEYA TOKYO「かけるあおさ」
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こととやオンラインストア
販売店によって内容量や価格が異なるため、注文時には商品ページの表示を確認してください。
ザクザク食感の秘密は乾燥あおさと香ばしい具材
「松川浦かけるあおさ」の大きな特徴は、あおさをオイル漬けにしているのに、サクッとした食感が残っていることです。
使用するのは、福島県相馬市の松川浦で育ったヒトエグサという海藻です。ヒトエグサは香りが豊かで、独特の食感があります。
一般的にあおさは味噌汁や佃煮に使われるイメージが強い食材ですが、マルリフーズはその食感と緑色を生かす新しい加工方法に取り組みました。
主な原材料は次の通りです。
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松川浦産の乾燥あおさ(ヒトエグサ)
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食用なたね油
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ごま油
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ごま
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フライドガーリック
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フライドオニオン
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にんにく
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食塩、砂糖、しょうゆ系調味料など
乾燥あおさの磯の香りに、にんにくや玉ねぎの香ばしさが重なります。
ごま油の風味も加わるため、白いご飯にのせるだけでなく、料理の仕上げに使えるのが魅力です。
特にフライドガーリックとフライドオニオンが入っていることで、あおさだけでは生まれないザクザクした歯応えが加わっています。
1993年創業のマルリフーズを襲った東日本大震災
マルリフーズは、1993年に福島県相馬市で創業したあおさの加工会社です。
相馬市の松川浦は、太平洋と砂州で隔てられた潟湖で、古くからあおさの養殖が行われてきました。
マルリフーズも、この松川浦のあおさを加工し、主に業務用として販売していました。
しかし、2011年3月11日の東日本大震災で状況が一変します。
巨大な津波によって工場は全壊。松川浦の養殖施設も壊滅的な被害を受け、あおさの供給ができなくなりました。
工場そのものを失ったマルリフーズは、事業を続けるかどうかという大きな問題に直面します。
それでも、代表取締役の稲村利公さんは事業を継続する道を選びました。
会社を移転せず、同じ場所で工場を再建したのです。
その大きな理由の一つが、従業員の雇用を守ることでした。
愛知県からのあおさ仕入れが事業再開を支えた
震災後、工場の修復を進めても、肝心の松川浦産あおさを十分に確保できないという問題が残りました。
養殖施設が津波で流され、原発事故に伴う出荷への影響も続いていたためです。
そこでマルリフーズは、松川浦以外の産地から原料を調達する方法を探しました。
愛知県や静岡県など、別の産地へ仕入れ先を求めて交渉を重ね、約3年かけて愛知県の漁協からあおさを仕入れられるようになりました。
確保できた量は当初わずか2トンほどでしたが、事業再開に向けた大切な一歩になりました。
工場では、洗浄と異物除去の工程にも力を入れました。
海藻の加工では、エビや小さな生き物、ほかの海藻などが混入しやすいという課題があります。
マルリフーズは独自の洗浄設備と従業員による確認作業を組み合わせ、品質管理を徹底。こうした取り組みが評価され、業務用あおさの販路も再び広がっていきました。
2018年に松川浦のあおさ養殖が再開
2018年2月、松川浦であおさの出荷が約7年ぶりに再開されました。
震災以前は、最盛期に年間4億円規模の生産額を誇った産地ですが、再開当初の水揚げ量は震災前の1割にも満たない状況でした。
再び収穫できるようになっても、生産者の高齢化や販売先の確保など、課題は残っていました。
そこで2020年、マルリフーズは地元の生産者や企業、旅館関係者などとともに、地域ブランド「すてっぱず松川浦」を立ち上げます。
「すてっぱず」は、相馬地方の浜言葉で「ものすごい」という意味です。
松川浦の海産物を使い、地域でしか生み出せない魅力ある商品を全国へ届ける取り組みが始まりました。
この活動が、やがて「松川浦かけるあおさ」の誕生につながります。
味噌汁だけではないあおさの新しい食べ方を開発
マルリフーズが新商品開発で目指したのは、あおさの用途を広げることでした。
従来のあおさ商品は、味噌汁や佃煮など和食向けが中心です。
しかし、それだけでは若い世代や、あおさに馴染みのない人に魅力を伝えきれません。
2022年には20〜40代の女性を主な対象として、パンやパスタにも使える商品づくりを進めました。
その中で生まれたのが「松川浦かけるあおさ」です。
乾燥あおさの鮮やかな緑色とサクッとした食感をできる限り残し、ごま油やガーリックを組み合わせました。
その結果、温かいご飯はもちろん、パンやパスタ、冷奴、サラダにも使える万能調味料が完成しました。
当初は若い女性向けの商品として開発されましたが、辛さを抑えた味付けにより、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめる商品になっています。
調味料選手権2023で総合2位を獲得
「松川浦かけるあおさ」は、発売後に数々の食品コンテストで評価されました。
主な受賞実績は次の通りです。
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第14回調味料選手権2023:総合2位
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ふくしま満天堂グランプリ2023:グランプリ
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buyer’s room AWARD 2023:銅賞
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令和6年度優良ふるさと食品中央コンクール:食品産業センター会長賞
さらに「かけるあおさシリーズ」は、第36回全国水産加工品総合品質審査会で農林水産大臣賞を受賞しました。
特に調味料選手権では、全国から個性的な調味料が集まる中で総合2位という結果を残しています。
福島県相馬市の地域資源を使った小さな瓶詰め商品が、全国的な評価を得るまでになったのです。
ピリ辛・しらす・ヒラメなどシリーズも展開
「松川浦かけるあおさ」には、定番のガーリック風味以外にも複数の種類があります。
代表的な商品は次の通りです。
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松川浦かけるあおさ:ごま油とガーリックを使った定番タイプ
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ピリ辛松川浦かけるあおさ:ハラペーニョとオリーブオイルを使用
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かけるあおさしらす:あおさとしらすの旨みを組み合わせた商品
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かけるあおさヒラメ:相馬名産のヒラメを加えた商品
「ピリ辛松川浦かけるあおさ」は、2024年の調味料選手権で総合2位とご当地部門最優秀賞をダブル受賞しています。
辛みを求める消費者の声から開発された商品で、通常タイプのごま油からオリーブオイルへ変更しています。
シリーズが増えたことで、あおさの新しい食べ方もさらに広がりました。
ご飯・卵かけご飯・パスタに使える万能調味料
「松川浦かけるあおさ」は、瓶から取り出して料理にのせるだけで使えます。
マルリフーズでは、白いご飯以外にもさまざまな食べ方を提案しています。
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炊きたてご飯:あおさとガーリックの風味をそのまま楽しむ
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卵かけご飯:卵のまろやかさに香ばしい食感をプラス
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冷奴:しょうゆとは違う磯の香りとオイルのコクを加える
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パスタ:麺に絡めて手軽にあおさ風味のパスタに
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ガーリックトースト:焼いたパンにのせる
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サラダ:オイルをドレッシング代わりに使用
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おにぎり:具材として包み込む
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クリームチーズ:クラッカーにのせて前菜に
ご飯のお供でありながら、和食以外にも使えるところが特徴です。
新米のおいしさをシンプルに楽しみたいときには、まず炊きたてご飯に少量をのせる食べ方がぴったりです。
実用情報
「松川浦かけるあおさ」を購入する際の確認事項をまとめます。
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販売元:株式会社マルリフーズ
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主な原料:福島県松川浦産乾燥あおさ
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商品分類:あおさのオイル漬け
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公式通販:楽天市場「あおさのおみせ」
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小売販売例:AKOMEYA TOKYO 90g・930円(税込)
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保存:直射日光・高温多湿を避け、開封後は冷蔵保存
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アレルギー表示:小麦、大豆、ごま、鶏肉、豚肉、牛肉、ゼラチン
まとめ
「松川浦かけるあおさ」は、福島県相馬市のマルリフーズが、地元のあおさを生かして開発した新感覚の万能調味料です。
乾燥あおさのサクッとした食感と磯の香りに、ごま油やガーリックの香ばしさを組み合わせています。
その誕生の背景には、2011年の東日本大震災で工場が全壊しながらも事業を再建し、2018年のあおさ養殖再開を経て、地域の新しい特産品づくりに挑戦してきた歩みがあります。
調味料選手権2023総合2位など、多くの受賞歴を持ち、今ではご飯だけでなくパンやパスタにも活用される商品になりました。
福島の海の恵みと、復興を支えたものづくりの工夫が詰まった一瓶です。
参考リンク
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株式会社マルリフーズ「松川浦かけるあおさ」開発背景・受賞発表
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復興庁「株式会社マルリフーズの震災からの復興事例」
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こととや「マルリフーズ 生産者インタビュー」
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