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ウッドビネガーは木酢液!害獣対策の仕組み・購入方法と新男米を守るカラクリ装置【ザ!鉄腕!DASH!!】

ザ!鉄腕!DASH!!

ウッドビネガーは木の煙から生まれる木酢液!田んぼの害獣対策に活用

ウッドビネガー(Wood Vinegar)とは、日本語で「木酢液(もくさくえき)」と呼ばれる、木炭を作る際に発生する煙を冷やして集めた液体です。

独特の燻製のようなにおいがあり、農業では土壌改良や堆肥づくりなどに利用されています。動物がにおいを嫌う性質を利用した忌避対策にも使われますが、木酢液だけで害獣を確実に防げるわけではありません。

2026年10月11日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』では、福島で26年目を迎えた米作りを守るため、藤原丈一郎さんが発明家と協力し、ウッドビネガーを鍵にしたカラクリ装置作りに挑戦します。

DASH村で育てているのは、長年の品種改良によって誕生したオリジナル米「新男米(しんおとこまい)」です。

収穫を目前にした田んぼを動物の被害から守ることは、今年の重要な課題となっています。

この記事でわかること

  • ウッドビネガー(木酢液)の正体と作られる仕組み

  • 害獣対策への利用と実際の効果・注意点

  • 木酢液の購入場所と製品選びのポイント

  • DASH村の新男米が誕生した経緯と26年目の米作り

ウッドビネガーは木炭を焼くときの煙から作られる

ウッドビネガーの正体は、木炭を製造する過程で得られる木酢液です。

木材を炭窯で加熱すると、木材に含まれる成分が熱によって分解され、煙が発生します。

この煙を煙突などに通して冷却すると、煙に含まれていた成分の一部が液体になります。

その液体からタールなどの不純物を取り除いて作られるのが木酢液です。

木酢液の主な特徴

  • 原料:ナラ、クヌギ、カシなどの木材

  • 製法:木炭製造時の煙を冷却・回収

  • 色:黄色から赤褐色など

  • におい:燻製のような独特の香り

  • 主成分:水、酢酸、フェノール類、アルコール類など

  • 主な用途:土壌改良、堆肥づくり、消臭、忌避対策など

日本木酢液協会では、一般的な木酢液の成分について、水分が約90%、残り約10%が有機化合物であると説明しています。

酢酸のほかにも多様な成分が含まれ、その数は約200種類に及びます。

名前に「ビネガー」と入っていますが、食用のお酢ではありません。

農業用や園芸用として販売されている木酢液を、料理や飲み物に使用してはいけません。

木酢液の独特なにおいが害獣対策に利用される

木酢液が動物対策に使われる理由の1つは、その独特なにおいです。

木材の煙から採取するため、木酢液には燻製のような強い香りがあります。

このにおいを利用して、動物を近づけないための忌避資材として使用されることがあります。

ただし、ここで重要なのは、木酢液には用途があることと、あらゆる害獣に対して効果が実証されていることは別だという点です。

動物は、においや音などの刺激に慣れることがあります。

また、木酢液は屋外で使うと雨や風の影響を受けるため、においが持続する時間も環境によって変わります。

田んぼのような広い場所で、木酢液を置くだけで動物の侵入を完全に防ぐことはできません。

イノシシやシカなどによる農作物被害を防ぐには、侵入防止柵や適切な電気柵、周辺環境の管理などを組み合わせることが基本です。

ウッドビネガーを使う場合も、補助的な対策として位置づけ、被害の状況を確認する必要があります。

木酢液はホームセンターや通販で購入できる

木酢液は特殊な研究用品ではなく、園芸用品として一般向けにも販売されています。

日本木酢液協会では、少量の木酢液であればホームセンターなどで入手できると案内しています。

主な購入先

  • ホームセンターの園芸用品売り場

  • 園芸専門店

  • 農業資材販売店

  • 木酢液メーカーの公式通販

  • インターネット通販

一般向けには500mL、1L、1.5Lなどの容量があり、家庭菜園で使いやすい少量タイプから、農業向けの大容量品まで販売されています。

製品を購入する際は、次の点を確認してください。

  • 木酢液の原料となる木材

  • 原液か希釈済み製品か

  • 用途が園芸用・農業用か

  • 製造者や販売者の表示

  • 使用方法と希釈に関する注意事項

木酢液は原料や製造方法によって成分や品質に違いが出ます。

日本木酢液協会などの関連団体では、品質を安定させるための「木竹酢液認証制度」を設けています。

製品選びでは、こうした認証や品質管理の情報も参考になります。

木酢液の製造には90日以上の精製期間が必要

木酢液は木の煙を冷やしただけで完成するものではありません。

煙から集めたばかりの液体には、油分やタールなどが含まれています。

そのため、一般的な製造工程では、採取した液体を一定期間静置して成分を分離させます。

日本木酢液協会の製法規格では、粗木酢液を90日以上静置したあと、上部の軽質油と下部の沈降タールを取り除き、中間部分を製品として利用する方法が示されています。

さらに、ろ過や蒸留によって精製する方法もあります。

木酢液の基本的な製造工程

  1. 木材を炭窯で加熱する

  2. 発生した煙を冷却する

  3. 液化した粗木酢液を回収する

  4. 90日以上静置して分離させる

  5. 油分とタール分を取り除く

  6. ろ過などの工程を経て製品にする

安全性を考えるうえでは、原材料や煙を採取する温度も重要です。

塗料や防腐剤が付着した建築廃材などは、木酢液の原料として適していません。

また、未精製の液体には好ましくない成分が含まれるため、家庭で木材を燃やし、発生した液体をそのまま使用する方法は避ける必要があります。

DASH村では過去にも木酢液を農業に利用していた

実は、木酢液はDASH村にとって初めて登場する素材ではありません。

2017年11月19日の米作りでも、木酢液を含む材料を利用した農業の取り組みが紹介されました。

当時のDASH村では、長雨によって稲の病気「いもち病」の発生が心配されていました。

そこで活用したのが、かつてDASH村で教わった材料を組み合わせた液体です。

使用された材料は次の4種類でした。

  • 唐辛子

  • ニンニク

  • 酢

  • 木酢液

木酢液に含まれる酢酸などの成分に注目した取り組みでした。

ただし、こうした混合液について、すべての稲の病気を防げると証明されたわけではありません。

木酢液は農業にさまざまな形で活用されてきた素材ですが、病害虫を防ぐ目的で使用する際には農薬登録などの制度にも注意が必要です。

2026年の取り組みでは、稲の病気ではなく、収穫前の米を守るための動物対策としてウッドビネガーが登場します。

同じ素材でも、目的が異なることが特徴です。

新男米は「男米」と「ふくみらい」の交配から誕生した

DASH村が守ろうとしている「新男米」は、独自の品種改良によって誕生した米です。

その歴史は、2001年に始まったDASH村の米作りにまでさかのぼります。

翌2002年から栽培されてきた「男米」は、「ひとめぼれ」と「タカネミノリ」を掛け合わせた品種です。

しかし、男米には弱点がありました。

それが、稲の病気である「いもち病」に弱いことです。

いもち病は、稲の葉や穂などに発生する病気で、発生状況によっては収量や品質に大きな影響を及ぼします。

そこでDASH村では、いもち病に強い「ふくみらい」と男米を交配させました。

こうして誕生したのが新男米です。

DASH村の主な米の系譜

  • 男米:「ひとめぼれ」×「タカネミノリ」

  • 新男米:「男米」×「ふくみらい」

  • ふくおとこ:おいしさを追求して開発を進めた品種

病気への強さと味のよさを追い求めながら、長年にわたって米作りが続けられてきました。

そのため、収穫直前に動物から稲を守ることは、1年分の収穫だけでなく、積み重ねてきた品種改良の成果を守ることにもつながります。

26年目の米作りは「DASH My Dream -2026-」がテーマ

2026年のDASH村では、26年目の米作りを迎えています。

今年は城島茂さんが、長年番組を見てきた人たちに新男米を食べてもらいたいという目標を掲げました。

その取り組みが「DASH My Dream -2026-」です。

実現に向けて、2つの目標が設定されています。

  • 収穫量を増やすこと

  • 一等米を目指すこと

そのため、福島県大玉村の田んぼでは作付面積の拡張や土づくりの改良を進めてきました。

2026年には、マッシュルームの培地と豚ふんを利用した堆肥も取り入れています。

また、苗の成長をそろえるため、堆肥の発酵熱を利用した芽出しシステムにも挑戦しました。

藤原丈一郎さんは、たんぽぽを使った液肥づくりなどにも取り組んでいます。

こうした工夫によって育ててきた稲も、秋の収穫前には動物の被害から守らなければなりません。

ウッドビネガーを利用したカラクリ装置への挑戦は、26年目の米作りを完成させるための大切な取り組みの1つです。

木酢液を家庭菜園で使う場合の注意点

木酢液は家庭菜園でも利用されますが、濃度や使用目的に注意が必要です。

製品によって原料や濃度が異なるため、すべての木酢液に共通する希釈倍率があるわけではありません。

使用時に確認したいポイント

  • 製品に表示された用途を守る

  • 原液か希釈済みかを確認する

  • 植物に使用する場合は適切な希釈倍率を守る

  • 強い酸性による植物への影響に注意する

  • 肌や目に直接触れないよう取り扱う

  • 食品や飲料として使用しない

  • 害獣対策では効果を過信しない

特に濃度が高い木酢液は、植物に悪影響を及ぼす場合があります。

また、木酢液のにおいが人にとっても強く感じられることがあるため、住宅の近くで使うときは周囲への配慮が必要です。

木酢液は便利な園芸資材として利用されていますが、適切な使用方法を守ることが大切です。

まとめ

ウッドビネガーは、木炭を作る際に発生する煙を冷却して得られる「木酢液」のことです。

酢酸やフェノール類など多様な成分を含み、農業では土壌改良や堆肥づくり、においを利用した忌避対策などに使われています。

ホームセンターや園芸店、メーカーの通販などで購入できますが、害獣を確実に寄せ付けない効果が保証されているわけではありません。

『ザ!鉄腕!DASH!!』の26年目の米作りでは、藤原丈一郎さんが発明家と協力し、このウッドビネガーを利用したカラクリ装置作りに挑戦します。

長年の品種改良から誕生した新男米を守り、多くの人へ届けるための挑戦です。

参考リンク

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– 株式会社大西林業 熟成木酢液 500mL


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