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辺土名高校の自然環境科はやんばるが教室!生き物研究と全室個室の北星寮【所さんの目がテン!】

所さんの目がテン!

沖縄・辺土名高校は世界自然遺産やんばるで生き物の調査と研究を学べる高校

沖縄県立辺土名高校(へんとなこうこう)は、世界自然遺産「やんばる」の豊かな自然を生かし、高校生が森・川・海で本格的な生物調査を行う学校です。

2026年10月11日放送の日本テレビ系『所さんの目がテン!』では、辺土名高校の自然環境科が取り上げられます。いかちゃんとTokyo Bug Boysが、生徒たちのフィールドワークや研究活動を紹介します。

辺土名高校があるのは、沖縄本島北部の大宜味村。自然環境科では「沖縄の自然」「環境調査法」などの専門科目を学び、やんばるの生き物を実際に観察しながら調査技術を身につけます。

さらに、学校には全室個室の学生寮「北星寮」があり、県外から入学した生徒も生活しています。

自然環境科は2001年に「環境科」として設置され、2022年に現在の名称へ変更されました。

この記事でわかること

  • 辺土名高校の場所と自然環境科の学習内容

  • やんばるで行うチョウ・ヤモリ・カタツムリなどの生物研究

  • 県外からの入学と学生寮「北星寮」の設備・費用

  • 自然環境科が誕生した背景とサイエンス部の研究活動

辺土名高校は沖縄県大宜味村にある自然環境を専門的に学べる学校

辺土名高校は、沖縄本島北部の国頭郡大宜味村にある県立高校です。

学校の周囲には、亜熱帯の森が広がる「やんばる」の自然があります。

学校の基本情報

  • 学校名:沖縄県立辺土名高等学校

  • 所在地:沖縄県国頭郡大宜味村字饒波2015番地

  • 電話番号:0980-44-3103

  • 設置学科:普通科・自然環境科

  • 課程:全日制

  • 開校:1946年1月5日

  • 環境科設置:2001年4月

  • 自然環境科への名称変更:2022年4月

  • 学生寮:北星寮

学校の特徴は、一般的な教科学習に加えて、地域の自然環境そのものを教材にしていることです。

自然環境科では、やんばるの山や川、海で動植物を調べ、自然環境の保全について学びます。

2025年度の学校要覧では、各学年に普通科と自然環境科が1クラスずつあり、全校で6クラスの小規模校となっています。

少人数の学校であることを生かし、地域の自然を題材とした実習や研究に取り組んでいます。

やんばるの森が教室!チョウのモニタリング調査を実践

辺土名高校の自然環境科では、教室で知識を覚えるだけでなく、実際の自然の中で調査を行います。

特に重要なのが、長期間にわたって生き物の状態を記録する「モニタリング調査」です。

モニタリングとは、同じ場所や方法で調査を繰り返し、生き物の数や種類、環境の変化を記録することです。

今回取り上げられる授業の1つが、やんばるの森に生息するチョウのモニタリングです。

チョウは種類によって利用する植物や生息環境が異なり、地域の自然環境を理解する手がかりになります。

生徒たちは、野外で生き物の姿を確認しながら、自然観察を調査として成立させるための方法を学びます。

自然の中で生き物を見つける楽しさと、記録を積み重ねる科学的な作業の両方を経験できる点が、この学科の特徴です。

ヤモリの行動や平たいカタツムリも高校生の研究対象に

辺土名高校では、自然環境科の授業だけでなく、サイエンス部でも生き物の研究に取り組んでいます。

生徒たちが研究対象としているのは、身近な自然の中で出会える動物です。

2026年10月11日の『所さんの目がテン!』では、ヤモリの行動に注目した研究や、平たい形をしたカタツムリを対象とする活動が紹介されます。

ヤモリは、壁や木の幹を移動する能力を持つ爬虫類です。

夜間に活動する種類も多く、どのような場所で行動するのか、周囲の環境とどのように関わっているのかなど、さまざまな研究テーマがあります。

一方、カタツムリは種類によって殻の形や生息する場所が異なります。

やんばるのように湿度が高く、多様な植物が生育する地域では、陸生の貝類も自然環境を理解するための重要な生き物です。

高校生が身近な生物に疑問を持ち、観察や記録を重ねることが、科学的な研究の出発点になります。

辺土名高校の自然環境科は2001年に誕生した

辺土名高校は1946年1月5日に開校しました。

当時は戦後間もない時期で、十分な教育を受けられなかった若者たちの学びの場として学校が始まりました。

1947年には独立した高校となり、現在の大宜味村饒波へ移転しました。

その後、地域の自然環境を教育に生かす専門学科として、2001年4月に「環境科」が新設されます。

自然豊かな地域に位置する学校だからこそできる、特徴的な教育の始まりでした。

そして2022年4月、「環境科」は「自然環境科」へ名称を変更しました。

現在の自然環境科では、自然を観察するだけでなく、環境調査の基礎的な知識や技術を習得し、環境と生き物を大切にする人材の育成を目指しています。

2025年には学校設立80周年、自然環境科の前身である環境科の設置から25年の節目を迎えました。

世界自然遺産やんばるが高校生の研究フィールドになっている

辺土名高校のある沖縄本島北部は、「やんばる」と呼ばれる地域です。

2021年7月には、沖縄島北部を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」がユネスコ世界自然遺産に登録されました。

やんばるには、ヤンバルクイナやノグチゲラなど、独特の進化を遂げた生き物が生息しています。

その自然環境は、生物多様性の保全という面でも大きな価値があります。

辺土名高校の自然環境科では、この地域の森や川、海を学習のフィールドとして利用します。

自然環境を学ぶ際には、生き物の名前を覚えるだけでなく、生息場所や環境の状態を確認することも重要です。

生き物が見つかった場所を記録したり、環境の特徴を調べたりすることで、自然環境の変化を捉えるための基礎を学べます。

また、世界自然遺産の地域では、生き物を観察することと同じくらい、自然を傷つけないことが大切です。

自然環境科の学習は、やんばるの自然を知り、その価値を次の世代へ伝える活動にもつながっています。

サイエンス部は生物研究で全国大会にも出場

辺土名高校では、自然環境科の学習と連動する形で、サイエンス部も活動しています。

サイエンス部は、学校周辺の生き物や自然環境を題材にした研究を進めています。

これまでには全国高等学校総合文化祭にも出場しました。

2016年度には文化庁長官賞を受賞した実績があります。

学校では、生徒が実施した研究や活動内容をポスターにまとめ、校内で紹介する取り組みも進められています。

2025年度の学校資料には、自然環境科やサイエンス部の調査結果を「生き物博物館」と呼ばれる校内スペースへ展示する活動が掲載されています。

生徒自身が調査結果を整理し、ほかの人に伝えることも科学教育の一部です。

観察した生き物の特徴や研究の成果を文章や図にまとめることで、調査内容への理解を深められます。

県外の生徒も暮らす北星寮は全室個室

辺土名高校には、県外や沖縄本島の遠方から通う生徒のための学生寮があります。

それが「北星寮(ほくせいりょう)」です。

北星寮は2004年4月に完成しました。

学校の敷地内にある鉄筋コンクリート3階建ての施設で、寮から学校までは徒歩約1分です。

北星寮の基本情報

  • 名称:北星寮

  • 完成:2004年4月

  • 建物:鉄筋コンクリート3階建て

  • 部屋:全室個室

  • 設備:各部屋にエアコン完備

  • 定員:50人

  • 男子定員:33人

  • 女子定員:17人

  • 男子棟・女子棟:別

  • 学校まで:徒歩約1分

学校では、規則正しい共同生活を送りながら、学業に取り組むことを寮生活の目的としています。

寮には舎監教諭や事務員が配置され、生活面の支援が行われています。

県外から沖縄へ進学する場合、住まいの確保は大きな課題になります。

全室個室の北星寮が用意されていることは、遠方から辺土名高校への進学を考える生徒にとって重要な特徴です。

北星寮の寮費は月26,000円、食費と光熱費込み

北星寮の学校公式案内には、寮費として月26,000円が掲載されています。

この金額には、食費と光熱費が含まれています。

学校公式案内の寮費・生活条件

  • 寮費:月26,000円

  • 食費:寮費に含まれる

  • 光熱費:寮費に含まれる

  • 食事:1日3食

  • 土日祝日:通常の食事提供対象外

  • 長期休業期間:閉寮日あり

食事は平日を中心に提供されます。

土日祝日や長期休業期間の生活については、入寮前に学校へ確認する必要があります。

また、北星寮では入寮希望者に対する面接などの選考が行われます。

定員があるため、入学できれば必ず寮に入れるという仕組みではありません。

県外から進学を考える場合は、学校の募集要項と入寮に関する案内を合わせて確認することが大切です。

自然環境科は沖縄県全域から生徒を募集

辺土名高校には普通科と自然環境科があり、学科によって通学区域が異なります。

自然環境科は、沖縄県全域を通学区域とする学科です。

学校の募集要項では、自然環境科の定員は1学年40人となっています。

県外からの志願についても規定があり、県内に予定する住所や入学後の生活環境などが出願に関係します。

入学者選抜では学力検査だけでなく、学校が定める選抜方法に基づいて、志願者の学習意欲や適性などを確認します。

特に自然環境科では、生き物や環境に関心を持ち、実際の調査や研究に取り組みたい生徒が学べる環境が整えられています。

進学を検討するときには、入学者選抜の条件と北星寮の入寮条件を別々に確認する必要があります。

辺土名高校の場所・問い合わせと入学関連情報

学校情報

  • 学校名:沖縄県立辺土名高等学校

  • 住所:〒905-1304 沖縄県国頭郡大宜味村字饒波2015番地

  • 電話:0980-44-3103

  • FAX:0980-44-3951

  • 設置学科:普通科・自然環境科

自然環境科

  • 前身の環境科設置:2001年

  • 現在の名称への変更:2022年

  • 主な専門科目:沖縄の自然、環境調査法

  • 学習フィールド:やんばるの森・川・海

  • 学習内容:動植物の調査、自然環境の観察、環境保全など

北星寮

  • 全室個室

  • 定員50人

  • 学校敷地内

  • 学校公式案内の寮費:月26,000円

出願方法、募集定員、入寮条件などは年度ごとに確認が必要です。

まとめ

沖縄県立辺土名高校は、世界自然遺産やんばるの豊かな自然を生かして、生き物の調査や環境保全を学べる学校です。

自然環境科は2001年に環境科として誕生し、2022年に現在の名称へ変更されました。

森や川、海でのフィールドワークを中心に、チョウのモニタリングや身近な生き物の研究など、教室だけでは経験できない学習に取り組んでいます。

また、サイエンス部は全国高等学校総合文化祭への出場や文化庁長官賞の受賞実績があり、研究活動も盛んです。

学校には全室個室の北星寮があり、県外からの生徒も生活しています。

自然が好きという興味を、専門的な知識と調査技術へつなげられることが、辺土名高校の最大の特徴です。

参考リンク


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