農口尚彦が人間国宝に!93歳の杜氏が守る吟醸造りの神技と小泉孝太郎の日本酒造り
2026年10月24日(土)放送の日本テレビ「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」では、「日本酒造りの神様」と呼ばれる農口尚彦(のぐち・なおひこ)さんを特集します。
石川県小松市の「農口尚彦研究所」で杜氏を務める農口さんは、2026年10月16日、重要無形文化財「吟醸造り」の保持者として文化審議会から認定を答申された93歳の現役職人です。
番組では、小泉孝太郎さんが弟子入りして完成させた限定8000本の日本酒造りを振り返るほか、元横綱・白鵬さんとの意外なつながり、オリジナル日本酒の新たな企画にも注目します。
※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。
この記事でわかること
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農口尚彦さんの経歴と人間国宝に選ばれた理由
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吟醸造り・山廃仕込みに隠された伝統技術
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小泉孝太郎さんが挑戦した限定8000本の日本酒と販売状況
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白鵬さんとの関係や農口尚彦研究所の所在地
農口尚彦とは?16歳で酒造りを始めた93歳の現役杜氏
農口尚彦さんは1932年、石川県の現在の能登町に生まれました。
祖父も父も杜氏という酒造りの家系で育ち、16歳で酒造りの世界に入ります。
その後、静岡県や三重県の酒蔵などで経験を積み、28歳という若さで石川県白山市にある「菊姫」の杜氏に就任しました。
農口さんの大きな功績は、かつて限られた人だけが味わっていた吟醸酒を、一般の消費者にも広めたことです。
1970年代以降の吟醸酒ブームを支えた職人の一人であり、さらに伝統的な「山廃仕込み」の技術を磨き上げ、日本酒文化の発展に貢献してきました。
全国新酒鑑評会では数多くの金賞を獲得。2006年には厚生労働省から「現代の名工」として表彰されています。
一般的には引退を考える年齢になっても酒造りへの情熱は衰えず、2017年には自らの技術と精神を次世代に伝えるため、「農口尚彦研究所」を開設しました。
70年以上にわたって積み重ねてきた経験こそ、農口さんが「日本酒造りの神様」と呼ばれる理由です。
人間国宝になった理由は?重要無形文化財「吟醸造り」の技術
2026年10月16日、文化審議会は「吟醸造り」を重要無形文化財に指定し、農口尚彦さんをその保持者として認定するよう文部科学大臣に答申しました。
農口尚彦研究所も同日、人間国宝への認定を発表しています。
今回注目されるのは、酒造りが日本の生活文化を代表する伝統技術として高く評価された点です。
2025年、重要無形文化財制度には新たに「生活文化」の分野が設けられました。従来の芸能や工芸技術に加え、料理や酒造りなども対象となったのです。
農口さんは、日本酒の杜氏として初めて人間国宝に選ばれることになりました。
評価されたのは、長年培ってきた高度な醸造技術だけではありません。
後進の育成にも力を注ぎ、自らの経験を若い蔵人たちへ伝えてきた功績も大きな意味を持っています。
日本酒を造る技術が、これからも守り継ぐべき日本文化として認められた歴史的な出来事といえるでしょう。
農口尚彦の神技とは?吟醸造りと山廃仕込みのおいしさの秘密
農口さんの技術を理解するうえで欠かせないのが、「吟醸造り」と「山廃仕込み」です。
吟醸造りは、米を丁寧に磨き、低温でじっくり発酵させることで、華やかな香りと繊細な味わいを引き出す酒造りの方法です。
一般的な吟醸酒には精米歩合60%以下という基準があり、酒米の外側を削ることで、雑味の少ない味わいを目指します。
その工程で特に大切なのが麹造りです。
麹菌の働きによって米のでんぷんが糖に変わり、その糖を酵母がアルコールへ変えていきます。
麹の状態を見極めるためには、温度や湿度、米の水分量を細かく管理しなければなりません。
農口さんは、機械や数値だけに頼るのではなく、米や麹に直接触れながら状態を判断する技術を大切にしてきました。
一方、山廃仕込みは、酒母を育てる過程で自然の微生物の働きを利用する伝統的な製法です。
手間と時間がかかりますが、深い旨味や酸味、力強い味わいを引き出せることが特徴です。
農口さん自身も京都で山廃仕込みを学び、3年をかけて技術を習得したと研究所が紹介しています。
現在の農口尚彦研究所では、こうした職人の感覚を重視しながら、仕込みの温度や経過をデータとして記録しています。
経験だけに頼らず、技術を次世代へ伝える仕組みを整えていることも、この酒蔵の大きな特徴です。
小泉孝太郎が弟子入り!8000本限定・総額9600万円の日本酒プロジェクト
日本酒好きとして知られる小泉孝太郎さんは、2026年4月4日放送の「オー!マイゴッド!」で、農口尚彦さんの酒造りに弟子入りしました。
舞台となったのは、石川県小松市の農口尚彦研究所です。
番組が挑戦したのは、酒米の山田錦を使った純米大吟醸の製造でした。
限定生産数は8000本。番組では総額9600万円のビッグプロジェクトとして紹介されました。
小泉さんは農口杜氏の指導を受けながら、酒米選びや麹造り、ラベルの検討などにも参加しています。
日本テレビの公式発表による商品名は「農口尚彦研究所×日本テレビ『オー!マイゴッド!』コラボボトル 2025」です。
名称にある「2025」は、原料米が収穫された年を表しています。
2026年4月の放送では完成した日本酒が紹介され、MCのヒロミさんもフルーティーで飲みやすい味わいを絶賛しました。
なお、この限定コラボボトルは、4月4日の放送後に完売したことが小松市の公式発信で確認されています。
10月24日の放送で新たな販売が発表されるかどうかは、現時点では明らかになっていません。
極寒とサウナ状態!7か月間泊まり込みで続ける過酷な酒造り
今回の放送では、日本酒造りの厳しい作業環境も改めて紹介されます。
番組予告によると、農口尚彦研究所の蔵人たちは、約7か月間にわたって酒蔵に泊まり込み、酒造りに取り組んでいます。
日本酒造りは寒い季節に行われることが多く、酒蔵内では厳しい寒さの中で作業することもあります。
一方、麹造りでは麹菌の生育に適した高温多湿の環境が必要です。
作業場所によっては、極寒とサウナのような暑さを行き来することになります。
繊細な温度管理が求められる日本酒造りでは、わずかな変化が仕上がりに影響するため、職人たちは米や麹の状態を確認しながら作業を続けます。
農口さんが長年にわたって磨いてきた技術は、こうした厳しい環境と向き合う日々の積み重ねによって支えられています。
元横綱・白鵬も惚れ込んだ農口尚彦の日本酒
番組では、元横綱・白鵬さんがサプライズ登場した場面も振り返ります。
白鵬さんと農口尚彦研究所には、実は深いつながりがあります。
小松市の公式発信によると、白鵬翔さんは2025年10月から農口尚彦研究所の取締役として参画しています。
相撲界で長年頂点に立ってきた白鵬さんと、酒造り一筋に生きてきた農口さん。
異なる分野で日本の伝統文化を担ってきた二人が、日本酒を通じてつながっているのです。
今回の番組では、小泉孝太郎さんの父である小泉純一郎元首相と白鵬さんの意外な絆も紹介される予定です。
どのような交流があったのか、その詳しいエピソードも注目されます。
農口尚彦研究所はどこ?石川県小松市の酒蔵とテイスティングルーム
農口尚彦さんが現在杜氏を務める農口尚彦研究所は、石川県小松市観音下町(かながそまち)にあります。
2017年に開設された施設で、農口さんの技術や精神を次の世代に継承することを目的としています。
所在地は石川県小松市観音下町ワ1番地1です。
酒蔵では白山の伏流水を仕込み水に使用し、豊かな自然環境の中で酒造りが行われています。
敷地内には、茶室をイメージしたテイスティングルーム「杜庵(とうあん)」も設けられています。
杜庵では、酒器や温度の違いによる日本酒の味わいの変化を体験できます。
小松市の案内では完全予約制・8席限定と紹介されており、訪問する場合は事前に公式サイトで利用条件を確認する必要があります。
また、小松市のふるさと納税では、農口尚彦研究所の「山廃純米大吟醸 山田錦」の熟成酒も紹介されています。
番組限定ボトルそのものではありませんが、農口さんが得意とする山廃仕込みの魅力を知ることができる銘柄です。
2026年冬も新しいオリジナル日本酒造りが始動?
10月24日の放送では、農口尚彦さんから小泉孝太郎さんへ届けられるメッセージも見どころです。
日本酒造りの師匠と弟子として交流を重ねた二人。
農口さんの人間国宝認定を受け、ヒロミさんと小泉さんが喜ぶ様子も紹介されます。
さらに、番組予告では2026年冬のオリジナル日本酒造りが再び始まる可能性も示されています。
前回は8000本限定という大規模な企画でしたが、次回の生産本数や使用する酒米、発売時期などは発表されていません。
93歳になっても日本酒造りの最前線に立ち続ける農口さんが、これからどのような技術を伝えていくのかにも期待が集まります。
まとめ
2026年10月24日放送の「オー!マイゴッド!」では、人間国宝への認定が発表された農口尚彦さんの酒造りを特集します。
農口さんは16歳から70年以上にわたり日本酒造りに携わり、吟醸酒の普及や山廃仕込みの技術継承に貢献してきた職人です。
小泉孝太郎さんが挑戦した限定8000本のコラボ日本酒はすでに完売していますが、番組では新たな日本酒造りが始まる可能性も紹介されます。
伝統技術を守りながら次世代へ伝える農口さんの生き方と、その神技が改めて注目される放送となりそうです。
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