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名古屋介護系柔道部の場所・参加費と活動内容|障害や年齢を問わず柔道を楽しむ道場の歩み

スポーツ

名古屋介護系柔道部は誰でも参加できる柔道サークル!場所・参加費・竹上勝さんと公明子さんの活動

愛知県名古屋市に、子どもから高齢者まで、障害の有無や柔道経験に関係なく一緒に稽古できる柔道場があります。

その名前は「名古屋介護系柔道部」。

2015年、介護や福祉の仕事に携わる人たちによって設立された柔道サークルです。現在は介護職以外の人も参加でき、初心者のための運動コースから本格的な競技柔道、障害のある人の柔道まで、幅広い活動を行っています。

最大の特徴は、全員に同じ練習を求めるのではなく、一人ひとりの体力や目的に合わせて柔道を楽しめること。 入会金や年会費はなく、定期稽古の参加費は1家族500円です。

2026年10月24日放送予定の『日本のチカラ』では、この柔道部で活動する竹上勝さんと、ID(知的障害者)柔道の選手である娘の公明子さんを中心に、誰もが柔道を楽しめる場所づくりが紹介されます。

竹上さん親子の歩みを支えるのは、競技の勝敗だけを重視せず、それぞれの目標を尊重する柔道部の活動方針です。

この記事では、名古屋介護系柔道部の所在地や参加方法、設立の経緯、独自の練習内容、竹上さん親子の活動、ID柔道やスペシャルオリンピックスとの関わりについて詳しく紹介します。

この記事でわかること

  • 名古屋介護系柔道部の場所・アクセス・参加費・練習日

  • 2015年に介護職員たちが柔道サークルを立ち上げた経緯

  • 竹上勝さんと娘・公明子さんの柔道への取り組みと実績

  • 初心者や障害のある人も参加できる練習内容と道場の特徴

名古屋介護系柔道部の場所・参加費・練習時間

名古屋介護系柔道部は、愛知県名古屋市南区にある柔道サークルです。

2024年4月には、名古屋市南区豊に専用道場が開設されました。約50畳の広さがあり、昔ながらの町道場のような雰囲気で柔道を楽しめる場所です。

全日本柔道連盟の「道場ナビ」にも登録されています。

基本情報は次のとおりです。

  • 名称: 名古屋介護系柔道部

  • 所在地: 愛知県名古屋市南区豊2丁目13-27 IGビル2階

  • 最寄り駅: 名鉄常滑線「豊田本町駅」

  • アクセス: 豊田本町駅から徒歩約10分

  • 通常の定期稽古: 原則として月1回、第2火曜日19:00~20:45

  • 参加費: 定期稽古1回につき1家族500円

  • 入会金・年会費: なし

  • 予約: 定期稽古は原則不要

  • 問い合わせ電話番号: 090-8739-9448

  • 問い合わせメール: toiawase@kaigojudo.net

  • 公式サイト: 名古屋介護系柔道部

2026年10月時点の全日本柔道連盟の掲載情報では、道場生約30人、指導者10人と案内されています。

練習日については、月1回の定期稽古のほか、自主稽古や別のプログラムも行われています。

公式サイトでは練習予定をカレンダーで公開しているため、参加する場合は最新の日程を確認してください。

駐車場とアクセス

公式サイトによると、道場前には数台分の駐車スペースがありますが、原則として公共交通機関や近隣のコインパーキングの利用を案内しています。

また、道場以外の建物内エリアには立ち入らないよう注意が必要です。

初めて訪れる人は、事前に道場の案内ページで入口や利用方法を確認しておくと安心です。

名古屋介護系柔道部は介護職以外でも参加できる

「介護系柔道部」という名前から、介護職員や福祉関係者だけが参加する柔道部だと考える人もいるかもしれません。

しかし、現在は職業に関する参加制限を設けていません。

公式サイトでは、製造業、物流業、美容師、システムエンジニアなど、介護とは異なる仕事に就く人も参加していることが紹介されています。

全日本柔道連盟の案内でも、対象者は次のように幅広く設定されています。

  • 未就学児・小学生・中学生

  • 高校生・大学生

  • 社会人・シニア

  • 柔道未経験者

  • 柔道経験者

  • 障害のある人

もちろん、参加者全員が同じ内容の練習を行うわけではありません。

初心者は柔道の動きを楽しむところから始め、経験者は技の練習や実業団大会への出場を目指すこともできます。

障害のある参加者についても、本人の状態や希望に合わせて活動できるよう受け入れ体制を整えています。

柔道経験がなくても参加できることに加え、誰かの紹介を受ける必要もありません。

定期稽古は予約不要で、途中参加や早退にも対応しています。

仕事や家庭の都合を優先しながら参加できる柔軟さも、この柔道部の特徴です。

2015年に介護職員たちが立ち上げた柔道サークルの歴史

名古屋介護系柔道部が発足したのは2015年です。

始まりは、介護や福祉の仕事に携わる人たちの交流でした。

柔道に関する専門メディア「judo3.0」が2017年に公開したインタビューでは、介護の研修で集まった参加者の中に柔道経験者が複数いたことが、サークル設立のきっかけだったと語られています。

そこで、社会人になってからも気軽に柔道を続けられる場所を作ろうという話になりました。

柔道といえば、学校の部活動や大会を目指す選手たちの競技という印象があります。

しかし、名古屋介護系柔道部が大切にしたのは、社会人が無理なく柔道を楽しめることでした。

仕事が忙しい人も参加できるよう、定期稽古は月1回という頻度に設定。

練習の目的も競技成績だけに限定せず、健康づくりや仲間との交流まで広げていきました。

2017年6月時点のインタビューでは、それまでに参加した部員が100人を超え、通常の稽古にも20~30人程度が集まっていたと紹介されています。

やがて活動の幅はさらに広がり、知的障害のある人や視覚障害のある人にも対応するようになりました。

当初の介護職員たちの集まりが、年齢や経験を問わず参加できる柔道サークルへと発展していったのです。

顧問・竹上勝さんの経歴と柔道への思い

名古屋介護系柔道部の顧問を務めるのが、竹上勝(たけがみ・まさる)さんです。

2026年10月時点で60歳。40年以上にわたり柔道に携わってきた経験があり、柔道部の設立メンバーの一人でもあります。

竹上さんは、訪問介護や放課後等デイサービスなど、福祉に関わる仕事にも取り組んでいます。

こうした仕事と柔道の経験が、現在の活動方針につながっています。

特に竹上さんが大切にしているのは、障害があることだけを理由に、その人の挑戦を止めないことです。

2026年8月にメ~テレが公開した取材記事では、参加者が安全に取り組めるよう、周囲に支える人を配置する考え方が紹介されています。

これは、障害のある参加者を特別扱いして稽古から離すのではなく、必要な支援を整えて一緒に活動するという考え方です。

道場では、柔道を本格的に学びたい人もいれば、体を動かすことを楽しみたい人もいます。

それぞれが自分に合った方法で柔道に関わることを大切にしているのです。

なお、2026年度の公式運営体制では、監督を伊藤興一さん、顧問を竹上勝さんが務めています。

竹上さん一人が運営しているのではなく、複数の指導者やスタッフが役割を分担して活動を支えています。

竹上公明子さんの柔道実績と黒帯への挑戦

名古屋介護系柔道部で活動する選手の一人が、竹上勝さんの次女・竹上公明子(たけがみ・くみこ)さんです。

公明子さんは2026年時点で24歳。ダウン症があり、知的障害者柔道(ID柔道)の選手として稽古に取り組んでいます。

柔道を始めたのは中学3年生のときでした。

きっかけは父・勝さんの勧めです。

もともとは体を動かすことを目的とした活動でしたが、練習を続けるうちに柔道への関心を深め、全国大会に出場する選手へと成長しました。

全日本ID柔道大会で優勝経験も

公明子さんは、知的障害のある選手が出場する「全日本ID柔道大会」に継続して参加してきました。

2026年8月のメ~テレ取材によると、過去には全国大会で優勝した経験もあります。

全日本柔道連盟が公開した2024年の第5回全日本ID柔道大会の成績にも、公明子さんの優勝記録が掲載されています。

柔道を始めてから長年稽古を続けてきたことが、競技実績につながっています。

2026年には昇段試験にも合格

公明子さんは2026年、黒帯の取得を目標に掲げました。

昇段試験では、柔道の基本となる「形」の習得に加え、柔道の理念に関する学科試験にも取り組む必要があります。

メ~テレが2026年8月24日に公開した取材記事では、公明子さんが昇段試験に合格したことがすでに報じられています。

試験では愛知県の柔道連盟が本人の特性に配慮し、学科試験に面接を組み合わせる形で実施しました。

2026年8月の報道時点では、講道館による有段者としての認定が予定されていると説明されています。

昇段試験の合格と、その後の正式認定は区別する必要がありますが、本人にとって重要な節目になったことは確かです。

柔道部での活動が、競技技術だけでなく、新しい目標に取り組む機会にもなっていることが分かります。

ID柔道とスペシャルオリンピックスへの取り組み

名古屋介護系柔道部では、知的障害のある人が柔道を楽しめるよう、専門的な活動にも取り組んでいます。

中心となるのは、ID柔道とスペシャルオリンピックスの柔道プログラムです。

ID柔道とは

ID柔道は、知的障害のある選手が参加する柔道です。

選手の技能や理解度などを考慮し、安全に試合を行うための特別な規程が設けられています。

全日本柔道連盟は、ID柔道の普及と競技者の目標づくりを目的として、全国大会を開催しています。

2026年8月29日・30日に東京都八王子市で開催された第7回全日本ID柔道大会には、24都道府県から76人が参加しました。

大会では、選手同士が互いを尊重しながら競技に取り組めるよう、安全面に配慮した試合規程が使用されています。

スペシャルオリンピックスの柔道

スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人に継続的なスポーツ活動と競技会の機会を提供する国際的なスポーツ組織です。

名古屋介護系柔道部では、スペシャルオリンピックス愛知の柔道プログラムにも関わってきました。

競技に必要な技術を学ぶことはもちろん、参加者が自分のペースでスポーツを続けられる環境を整えることも重要な取り組みです。

また、視覚障害者柔道にも対応しています。

知的障害者柔道と視覚障害者柔道では、必要な支援や競技規程が異なります。

名古屋介護系柔道部では、それぞれの参加者に合った方法で柔道を楽しめるよう、担当者を配置して活動しています。

初心者向け「アンチエイジングコース」の内容

名古屋介護系柔道部は、柔道経験者だけが集まる場所ではありません。

まったく柔道をしたことがない人向けに「アンチエイジングコース」が設けられています。

このコースの特徴は、柔道の動きを取り入れながら、体を無理なく動かせることです。

通常の柔道では、投げ技や寝技、受け身などを練習します。

しかし、アンチエイジングコースでは、参加者の体力や経験に合わせて内容を調整しています。

公式サイトでは、次のような方針が紹介されています。

  • 柔道着がなくてもジャージなどで参加できる

  • 腕立て伏せなどの筋力トレーニングは必須ではない

  • 無理に投げられる練習を行わない

  • 自分の体力に合わせて運動の強度を調整できる

  • 仕事や生活に支障が出ないことを大切にする

本格的な柔道経験がなくても、畳の上で体を動かすところから始められます。

一方、競技として柔道に取り組みたい人は、選手向けの練習にも参加できます。

ただし、初心者が黒帯の取得を目指す場合、月1回の定期稽古だけでは練習時間が足りません。

その場合は、自宅近くの道場なども組み合わせて練習する方法を案内しています。

健康づくりを目的とする人と、競技を続けたい人が、同じ場所で柔道に親しめること。

それが名古屋介護系柔道部ならではの活動スタイルです。

2024年に誕生した専用道場と株式会社イグナーツの協力

名古屋介護系柔道部にとって、大きな転機となったのが2024年4月27日の専用道場開設です。

それまではサークルとして活動してきましたが、専用の稽古場所ができたことで活動環境が整いました。

道場が設けられたのは、名古屋市南区豊にあるIGビルの2階です。

この建物は、柔道部の監督である伊藤興一さんが代表を務める株式会社イグナーツの本社屋です。

同社の本社移転に伴い、建物のワンフロアが柔道場として活用されることになりました。

道場の広さは約50畳。

柔道部の公式サイトでは、昔ながらの町道場の雰囲気がある専用施設として紹介されています。

専用道場の開設によって、柔道部は安定した活動拠点を得ることができました。

また、活動を支える仕組みとして「スペシャルサポーター」という制度も設けています。

これは柔道部の活動に賛同する企業や個人から、1年度につき1口1万円の支援を受ける制度です。

遠方に住んでいて稽古には参加できなくても、活動を応援したいという人が支援できる仕組みになっています。

名古屋介護系柔道部を見学・体験する方法

柔道を始めてみたい人が気になるのが、初回の参加方法です。

公式サイトによると、定期稽古への参加には原則として予約や紹介者は必要ありません。

参加したい人は、公式サイトで練習日を確認して道場へ向かう方法が案内されています。

ただし、障害や体調に応じた配慮が必要な場合は、安全に参加できるよう事前に相談しておくことをおすすめします。

参加するときのポイントは次のとおりです。

  1. 公式サイトの練習カレンダーで開催日を確認する

  2. 希望する練習コースや内容を確認する

  3. 必要に応じてLINEやメールで問い合わせる

  4. 動きやすい服装や柔道着を用意する

  5. 定期稽古の参加費1家族500円を持参する

柔道着を持っていない場合でも、アンチエイジングコースであればジャージなどで参加できます。

選手向けの練習では柔道着が必要になるため、事前に準備しておく必要があります。

また、見学については公式FAQで相談に応じることが案内されています。

稽古日やプログラムは変更されることがあるため、訪問前には最新情報を確認しましょう。

名古屋介護系柔道部が大切にする「自分に合った柔道」

名古屋介護系柔道部の活動で特徴的なのは、一人ひとりが自分に合った方法で柔道に取り組むという考え方です。

柔道には試合で勝つことを目標にする競技としての側面があります。

一方で、体を動かすことや、技を習得すること、仲間と交流することにも価値があります。

名古屋介護系柔道部では、こうした複数の目的を認めています。

競技者は実業団大会に挑戦することができ、初心者はストレッチや基本動作から始められます。

障害のある参加者も、必要な支援を受けながら柔道に取り組むことができます。

2026年度の運営体制では、ID・スペシャルオリンピックス担当や視覚障害者柔道担当などが置かれています。

競技の種類や参加者の特性に合わせ、担当者が関わる体制を整えているのです。

顧問の竹上勝さんと娘の公明子さんの活動も、こうした柔道部の理念を表す一例です。

公明子さんは中学3年生で柔道を始め、全国大会での優勝を経験し、昇段試験にも合格しました。

その歩みを支えてきたのは、本人の練習の積み重ねと、周囲の指導や支援です。

柔道を始める年齢や目的が違っても、同じ畳の上でそれぞれが目標に向かえること。

名古屋介護系柔道部は、そのような柔道の楽しみ方を実践しているサークルです。

まとめ

名古屋介護系柔道部は、2015年に介護や福祉の仕事に携わる人たちが立ち上げた、愛知県名古屋市の柔道サークルです。

現在は職業や年齢、経験、障害の有無を問わず参加できる活動を行っています。

2024年には名古屋市南区豊に専用道場を開設し、初心者向けの運動プログラムから競技柔道、ID柔道、視覚障害者柔道まで幅広く対応しています。

定期稽古の参加費は1家族500円で、入会金や年会費はありません。

顧問の竹上勝さんや、ID柔道の選手として活動する娘の公明子さんの取り組みも、この道場を知るうえで大切な存在です。

柔道を競技として続けたい人にも、健康のために体を動かしたい人にも、それぞれに合った参加方法が用意されています。

参考リンク


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