ボートレーサー養成所140期の倍率約24倍とプロを目指す1年間の全寮制訓練
2026年10月14日放送の『バカリズムのちょっとバカりハカってみた!』では、福岡県柳川市にあるボートレーサー養成所に密着し、プロレーサーを目指す第140期生たちの厳しい訓練が取り上げられます。
第140期には全国から1180人が応募し、入所できたのは49人。競争倍率は約24倍という難関でした。
合格者は約1年間の全寮制生活に入り、ボートの操縦技術、モーター整備、スタート練習、模擬レースなどを学びます。朝6時の起床から夜10時の消灯まで生活時間が管理され、体力だけでなく、安全意識や自己管理能力も求められます。
養成費は無償です。ただし、入所するためには年齢や身長、体重、視力などの条件を満たし、複数段階の選考を突破する必要があります。
この記事でわかること
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第140期の応募1180人・入所49人という厳しい競争倍率
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ボートレーサー養成所の受験資格と3段階の入所試験
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朝6時から夜10時まで続く全寮制生活と1年間の訓練
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養成費と第142期の試験日程、プロになるまでの流れ
第140期は1180人が応募し49人が入所した
公式動画:BOATCAST NEWS「第140期選手養成訓練入所式」
ボートレーサー養成所では、2026年4月3日に第140期選手養成訓練の入所式が行われました。
入所したのは男子35人、女子14人の計49人。全国から集まった1180人の応募者のうち、約4.2%にあたる人数です。
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応募者数:1180人
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入所者数:49人
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男子:35人
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女子:14人
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競争倍率:約24倍
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入所式:2026年4月3日
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養成期間:約1年間
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所在地:福岡県柳川市
入所式では、徳島県出身の林璃結心(はやし・りゆら)さんが新入生代表として誓いの言葉を述べました。
また、和歌山県を代表するレーサーを姉とともに目指す田上瑠衣さん、ファンから愛される選手を目指す中川晶生伶さん、沖縄にボートレースを広めたいという目標を持つ東盛祐斗さんも、それぞれの決意を表明しています。
同じ養成所へ入っても、プロを目指す理由や将来の目標は一人ひとり異なります。
しかし、全員が共通して直面するのは、約1年間にわたる厳しい訓練です。入所試験を突破することは、プロになるための出発点にすぎません。
受験資格は15歳以上30歳未満で身長175cm以下
ボートレーサー養成所は、競技経験のない人にもプロを目指す道が開かれています。
ただし、応募には身体条件などの厳格な基準があります。
2026年に募集された第142期の一般試験では、次の条件が設けられています。
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年齢:15歳以上30歳未満
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生年月日:1997年4月2日~2012年4月1日
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学歴:入所日に中学校を卒業していること
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身長:175cm以下
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男子の体重:49kg以上57kg以下
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女子の体重:44kg以上52kg以下
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視力:両眼とも裸眼または矯正視力0.5以上
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色覚:強度の色弱でないこと
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健康状態:選手養成訓練に支障がないこと
視力の矯正に使用できる器具は、ソフトコンタクトレンズに限られます。
ボートレーサーの仕事では、水面を高速で走りながら、他艇との位置関係やスタートのタイミングを判断しなければなりません。
また、指定された体重の範囲を維持することも必要です。入所前から、一般的な職業とは異なる身体条件が求められます。
応募資格を満たす人には、中学・高校・大学などで優れたスポーツ実績を収めた人を対象とするスポーツ推薦試験制度も設けられています。
入所試験は学科・体力・適性・面接など3段階
ボートレーサー養成所の一般試験は、第1次試験から第3次試験まで実施されます。
単純に運動能力が高いだけではなく、学力、操作適性、反応力、判断力、健康状態などが総合的に確認される仕組みです。
第1次試験:学科試験と体力試験
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学科:国語・数学・理科・社会
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学科の水準:高校入学試験程度
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体力:柔軟性・筋力・瞬発力
第1次試験では、ボートの操縦経験よりも、基礎学力や身体能力などが問われます。
第2次試験:適性試験と体力試験
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操作適性
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反応力
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注意力
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調整力
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スポーツビジョン
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心理判断
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全身持久力・筋持久力
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敏捷性・瞬発力
第2次試験では、レーサーとして必要になる操作能力や素早い判断に関係する適性が確認されます。
第3次試験:面接・身体検査・適性検査
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人物試験:面接
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身体検査:眼科・耳鼻咽喉科・外科・内科・泌尿器科
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適性検査:視覚・視野・音感・運動神経
最終段階では、身体面に加えて人物面も審査されます。
これらの選考を経て入所が認められますが、合格した時点でプロ資格が得られるわけではありません。入所後の訓練と資格取得へ向けた取り組みが続きます。
朝6時起床・夜10時消灯の厳しい全寮制生活
ボートレーサー養成所での生活は、朝6時の起床から始まり、夜10時の消灯まで時間が管理されています。
訓練生には、毎日の生活習慣を整えることも求められます。
定期的な身体検査や体重測定も行われ、操縦技術だけでなく身体のコンディションを維持する能力も身につけていきます。
特に特徴的なのは、ボートを操縦する練習だけでなく、モーターの構造や整備技術まで学ぶことです。
プロのボートレーサーには、レース中の操縦だけでなく、使用するモーターの状態を理解し、整備する能力も必要になります。
そのため養成課程では、実際にモーターを分解・組み立てる訓練や、精密な計測なども実施されます。
レースで競い合う前に、自分が扱う機械を正しく理解することも重要な教育内容になっています。
最初の3か月は基本操縦とモーター整備を習得
約1年間の選手養成訓練は、大きく基礎・応用・実戦の3段階に分かれています。
最初の約3か月は基礎訓練です。
この期間に行われる主な内容は、慣熟航走、単独旋回、モーターの装着、分解・組み立て、精密計測などです。
まずボートやモーターの基本構造を理解し、操縦の基礎を習得します。
次の4か月目から7か月目にかけては応用訓練へ進みます。
ここでは2艇、3艇による旋回やスタート練習など、実際の競走を意識した訓練が増えていきます。
モーターの性能向上整備やプロペラの修整にも取り組み、より実戦的な知識と技術を身につけます。
さらに8か月目以降は、模擬レースやモンキーターンなどを含む実戦訓練が中心になります。
モンキーターンは、ボート上で立ち上がる姿勢を取りながら旋回する操縦技術です。ボートレース特有の高度な操作が必要になります。
終盤には修了試験や資格検定試験、修了記念競走なども実施されます。
このように養成訓練は、基本操作から複数艇による競走へと段階的に発展する仕組みになっています。
プロを目指す訓練では技術と安全意識の両方を学ぶ
ボートレーサー養成所で重視されるのは、速く走る技術だけではありません。
2026年4月の第140期入所式では、事故や大きなけがを防ぐために教官の指導を守り、緊張感を持って訓練することが求められました。
また、公営競技に携わる立場として、モラルやコンプライアンスを守ること、社会人としてふさわしい人格を身につけることも伝えられています。
ボートレースは、水面上で複数の艇が接近しながら順位を争う競技です。
操縦技術の習得と同時に、安全なレースを実現するための判断力や規律を身につける必要があります。
さらに、養成所では関係法規、内燃機関、流体力学、気象学などの学科教育も実施されています。
操縦、整備、学科、体育、自己管理を組み合わせた教育によって、プロとして活動するための土台を作り上げていきます。
実用情報|養成費は無償・第142期の試験日程
ボートレーサー養成所への入所を考えている人にとって重要なのが、費用と募集時期です。
養成所の基本情報
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施設名:ボートレーサー養成所
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所在地:福岡県柳川市
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運営:一般財団法人日本モーターボート競走会
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養成期間:約1年間
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生活形態:全寮制
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養成費:無償
養成費は無償ですが、一般試験を受験する際には手数料がかかります。
一般試験の受験手数料
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第1次試験:3,000円
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第2次試験:6,000円
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第3次試験:3,000円
第1次試験から第3次試験まで受験した場合、受験手数料の合計は12,000円です。支払い方法によっては別途振込手数料が必要になります。
第142期の募集・試験日程
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募集期間:2026年7月1日~9月11日
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第1次試験:2026年11月8日
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第2次試験:2026年12月9日~10日
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第3次試験:2026年12月11日
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最終合否通知:2027年1月下旬を目安
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入所日:2027年4月1日
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募集人数:50人程度
第142期の応募受付は2026年9月11日で終了しています。
合格者は2027年4月から約1年間の訓練を受け、2028年4月以降のプロデビューを目指す日程です。
なお、番組で密着する第140期と、上記の募集日程に該当する第142期は異なる期です。受験条件や日程は募集する期によって確認する必要があります。
まとめ
ボートレーサー養成所の第140期には1180人が応募し、49人が入所しました。倍率約24倍という厳しい選考を突破した訓練生たちは、福岡県柳川市でプロを目指す約1年間の生活を送っています。
朝6時から夜10時まで時間が管理される全寮制生活の中で、操縦、整備、学科、体力づくりなど、さまざまな訓練を積み重ねます。
ボートレーサーになるための道は、入所試験での合格だけでは終わりません。
基礎から応用、実戦へと段階的に技術を磨き、安全意識や自己管理能力も身につけることが、プロの競走水面へ進むための重要な過程になっています。
参考リンク
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