夏に食べたい!きゅうりを主役にした和食レシピ
きゅうりはサラダや漬物のイメージが強い野菜ですが、実は酢の物にも炒め物にも活躍する万能食材です。特に夏はみずみずしさを生かした料理が人気で、翡翠酢や牛肉との炒め煮は家庭でも作りやすい一品として注目されています。
『あさイチ みんな!ゴハンだよ(2026年6月3日放送)』でも取り上げられ注目されています。
今回は、見た目も涼やかな「きゅうりとあじの翡翠酢」と、ご飯が進む「きゅうりと牛肉の炒め煮」を詳しく紹介します。きゅうりを生で楽しむ方法と加熱して楽しむ方法の違いもわかり、いつもの食卓の幅がぐっと広がります。
この記事でわかること
・きゅうりとあじの翡翠酢の材料と作り方
・翡翠酢や三杯酢がおいしい理由
・きゅうりと牛肉の炒め煮を失敗なく作るコツ
・生と加熱で変わるきゅうりのおいしさの違い
きじまりゅうたのきゅうりと豚のにんにく塩炒めの作り方!切り方工夫で食感アップする簡単レシピ【あさイチで紹介】

(印刷用)
きゅうりとあじの翡翠酢の材料と下ごしらえ
きゅうりとあじの翡翠酢は、夏に食べたくなる「涼しさ」を味で楽しめる一品です。きゅうりの青い香り、あじのうま味、酢のさっぱり感が合わさることで、暑い日でも重たく感じにくいのが魅力です。
あじは刺身や酢の物にも向く魚で、さっぱりした酸味と相性がよい食材です。特に酢を使う料理では、魚のうま味を残しながら、後味を軽くできます。
材料
・きゅうり:2本
・青じそ:3枚分
・あじ(三枚におろしたもの):2匹分
・おろししょうが:適量
・花丸きゅうり:適宜
・塩:適量
A
・酢:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・みりん:小さじ2
・うす口しょうゆ:大さじ1
下ごしらえ
・あじに薄く塩をふる
・約10分おく
・出てきた水けを拭き取る
・酢でサッと洗う
・皮をむく
・1cm幅に切る
あじに塩をふるのは、余分な水分と生臭さを抜き、身をきゅっと締めるためです。ここを丁寧にすると、翡翠酢をかけたときに味がぼやけにくくなります。
酢でサッと洗う工程も大切です。長く漬けるのではなく、軽くなじませることで、あじの風味を残しながら清涼感を出せます。
三杯酢と翡翠酢の作り方
この料理の中心になるのが、三杯酢と翡翠酢です。
三杯酢は、酢・甘み・しょうゆのバランスでできる和食の基本の合わせ酢です。酸っぱいだけではなく、砂糖とみりんのやわらかい甘み、うす口しょうゆの塩気が入ることで、魚にも野菜にも合いやすくなります。
作り方
・Aを鍋に入れる
・中火にかける
・砂糖が溶けたら火を止める
・しっかり冷ます
ここで大事なのは、三杯酢を冷ましてから使うことです。熱いまま使うと、きゅうりの香りや色が弱くなりやすく、あじにも余計に火が入ったような食感になってしまいます。
翡翠酢の作り方
・きゅうり1本をすりおろす
・さらし、または紙タオルで包む
・軽く水けを絞る
・青じそをみじん切りにする
・すりおろしたきゅうりに青じそを加える
・三杯酢を大さじ1〜2加える
翡翠酢は、すりおろしたきゅうりを使うことで、見た目が美しい緑色になります。名前の通り、宝石の翡翠のような涼しげな色合いが出るのが特徴です。
きゅうりをそのまま切るだけでは出せない、みずみずしい香りとやわらかな口当たりが生まれます。青じそを加えることで、香りがさらに軽くなり、魚のうま味をすっきり引き立てます。
らせんきゅうりの切り方と味を含ませるコツ
このレシピで目を引くのが、らせんきゅうりです。見た目が華やかになるだけでなく、切り込みが多く入ることで三杯酢が入りやすくなります。
作り方
・きゅうり1本の両端を切り落とす
・5cm長さに切る
・中心に割り箸を通す
・まな板の上に置く
・包丁を斜めに入れる
・菜箸に包丁が当たるところまで切り込みを入れる
・きゅうりを回転させながら、らせん状に切る
・軽く塩をまぶす
・約10分おく
・しんなりしたら三杯酢に浸す
割り箸を通すのは、きゅうりを最後まで切り離さないためです。切り込みがつながったままになるので、盛りつけたときにひねるように形を作れます。
塩をまぶして少し置くと、きゅうりの水分が出て、食感がしんなりします。そのあと三杯酢に浸すと、味が入りやすくなります。
きゅうりは水分が多い野菜なので、そのまま酢に入れるだけだと味が薄まりやすいです。先に塩を使うことで、余分な水分を少し抜き、味が決まりやすくなるのがポイントです。
あじと翡翠酢を涼やかに盛りつける方法
仕上げは、食べる前の印象を大きく左右します。あじの銀白色、翡翠酢の緑、しょうがの淡い色が重なることで、見た目から涼しさが伝わります。
盛りつけ方
・器にあじを盛る
・三杯酢を含ませたらせんきゅうりを一口大に切る
・きゅうりを軽くひねって盛る
・翡翠酢を上からかける
・おろししょうがを添える
・あれば花丸きゅうりを飾る
おろししょうがは、あじの風味を引き締める役割があります。酢の酸味だけでは少し単調になりやすいところに、しょうがの香りが入ることで、後味がすっきりします。
この料理が注目される理由は、ただの酢の物ではなく、きゅうりを2通りに使うところにあります。すりおろしたきゅうりはソースのようになり、らせんきゅうりは食感を楽しませてくれます。
同じきゅうりでも、切り方と使い方を変えるだけで、香り、食感、見た目が変わります。あさイチのみんな!ゴハンだよで紹介された内容としても、家庭で試しやすいのに少し特別感が出る点が魅力です。
きゅうりと牛肉の炒め煮の材料と作り方
きゅうりと牛肉の炒め煮は、「きゅうりは生で食べるもの」というイメージを変えてくれる料理です。
きゅうりは加熱すると、青い香りがやわらぎ、牛肉のうま味や調味料の味を吸いやすくなります。加熱したきゅうり料理は、炒め物や煮物としても楽しめるため、余ったきゅうりの使い道としても役立ちます。
材料
・きゅうり:2本
・牛バラ肉:150g
・しょうが:10g
・酒:50ml
・しょうゆ:大さじ1+1/2
・みりん:大さじ2+1/2
・サラダ油:小さじ2
・仕上げ用しょうが:適量
・粉ざんしょう:適量
・七味とうがらし:適量
作り方
・きゅうりを塩でこする
・水で洗う
・水けを拭く
・乱切りにする
・フライパンにサラダ油を入れて中火で熱する
・牛肉を入れ、色が変わるまで炒める
・きゅうりとしょうがを加える
・香りが立ち、油が回るまで炒める
・酒を加えて約1分煮る
・しょうゆとみりんを加える
・味がなじむまで約2分煮詰める
・煮汁に照りが出たら器に盛る
・仕上げにしょうがを添える
・好みで粉ざんしょう、七味とうがらしをふる
牛バラ肉を使うことで、きゅうりに肉のうま味が移ります。きゅうりは淡白な野菜なので、脂や甘辛い味つけと合わせると、想像以上にご飯に合うおかずになります。
酒を先に入れるのは、肉の香りをやわらげ、全体の味をなじませるためです。そのあとにしょうゆとみりんを入れることで、煮汁に照りが出て、きゅうりにも味がからみやすくなります。
火を通すきゅうりをおいしく仕上げる炒め煮のコツ
火を通すきゅうりで失敗しやすいのは、やわらかくなりすぎることです。きゅうりは水分が多いので、長く煮すぎると食感が弱くなります。
おいしく仕上げるコツは、短時間で火を入れることです。
・きゅうりは大きめの乱切りにする
・炒める前に水けをしっかり拭く
・牛肉を先に炒めてうま味を出す
・きゅうりはあとから加える
・煮る時間は長くしすぎない
・仕上げは照りが出たところで止める
きゅうりを塩でこすってから洗うと、表面の青臭さがやわらぎ、味も入りやすくなります。さらに乱切りにすると断面が広くなるため、短時間でも煮汁がからみやすくなります。
粉ざんしょうをふると、牛肉の脂をすっきり感じられます。七味とうがらしを使うと、少しピリッとしたおつまみ風の味になります。
生のきゅうりはみずみずしさが魅力ですが、火を通したきゅうりは、やわらかさと味しみのよさが魅力です。酢の物では涼しさを楽しみ、炒め煮ではご飯に合う満足感を楽しめるので、同じきゅうりでもまったく違う料理になります。
きゅうりがたくさんあるときは、全部をサラダや浅漬けにするのではなく、半分は酢の物、半分は炒め煮にするのがおすすめです。食卓に変化が出て、夏のきゅうり料理がぐっと楽しくなります。
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント