記事内には、広告が含まれています。

娟小刘は何者?2年かけて古い家をDIY再生した方法と現在の活動【YouTubeで話題】

暮らし・住まい

2年かけて古い家を再生した娟小刘のDIYがすごい

壊れた壁、積み上がった荷物、使いにくい水回り。そこから少しずつ手を入れ、木や石、植物を生かした住まいへ変えていく過程が強烈です。YouTube動画『Young Woman Buys Old House and Renovates it Back to New in 2 YEARS(Start to Finish)(2025年1月27日公開)』で作業しているのは、中国でDIY・空間改造を発信する娟小刘(juanxiaoliu)。2年にわたる家づくりで何を変え、どんな方法を使ったのかを見ていきます。

この記事でわかること

  • 娟小刘がどんなDIYクリエイターなのか
  • 古い家を2年かけて再生した工程
  • キッチンや寝室、中庭に使われた工夫
  • 古い材料を捨てずに生かすリノベーションの特徴

娟小刘は古い家を自分の手で再生するDIYクリエイター

**娟小刘(juanxiaoliu)**は、古くなった建物や使われていない空間を、自分で壊し、作り、塗り、組み立てながら別の空間へ変えていくDIYクリエイターです。

動画の面白さは、完成した部屋だけを見せるのではなく、片付けから解体、壁の補修、木工作業、家具づくりまでを一連の流れとして見せているところにあります。

今回の家も、最初は荷物が積まれ、壁や床にもかなり手を入れる必要がある状態でした。そこから不要な物を運び出し、使える物は残しながら約2年かけて生活できる家へ仕上げています。

YouTubeで公開されている2025年版の動画は5,000万回以上再生されており、世界中で見られる大規模なDIYコンテンツになっています。

最初に行ったのは「全部壊す」ことではなく残せる物を選ぶ作業

このリノベーションで特徴的なのは、古い家を新築のように全部作り直す方法ではありません。

最初に大量の荷物やごみを撤去した後、まだ利用できる材料を分け、壁を補修。床では平らな石を掃除し、磨き、モルタルで目地を整える作業も行われています。

木材も同じです。

傷みが激しい部分は交換する一方、まだ使える古材は掃除や研磨をして再利用しています。完成後に少し不ぞろいな木目や素材感が残っているのは、そのためです。

新品の内装材で全面を覆ってしまうより、古い家に残っていた素材そのものをデザインとして利用する考え方が強く表れています。

キッチンまで自作しコンクリートや古い材料を活用

家らしさが一気に増すのがキッチンです。

作業台にはコンクリートを利用し、古いシンクや金属部品も洗浄して再使用。そこへコンロや冷蔵庫など生活に必要な設備を組み合わせています。

完成後のキッチンは、一般的なシステムキッチンとはかなり違います。

木材、コンクリート、レンガ調の壁、ステンレスのシンク、植物が同じ空間に入り、少し無骨なのに落ち着いて見える仕上がりです。

特に面白いのが、壁面を収納として積極的に利用しているところ。調理器具を掛ける場所や棚を設け、植物まで置くことで、収納と装飾を分けずにまとめています。

高価な家具を並べるより、必要な物を自分で作りながら空間全体の雰囲気をそろえていくのが娟小刘のスタイルです。

木・石・植物を組み合わせて古い家の雰囲気を残した

完成後に強く感じるのは植物の多さです。

室内だけでなく、中庭にも花や植物を配置。鳥の巣箱や餌台まで作り、単純な住宅の改装ではなく、屋外まで含めて1つの生活空間として整えています。

木や石など自然素材を残しながら、そこへ植物と自然光を組み合わせることで、古い建物特有の質感を消していません。

新品だけでまとめた住宅とは違い、古材の傷や色の違いまで空間の一部になっています。

YouTube版でも再生木材、植物、ロープを使った装飾、手作りの鳥小屋などが特徴として挙げられており、古い物を捨てずに別の用途へ変えることがリノベーション全体を通したポイントになっています。

寝室は古材を家具に変え大きな天窓を生かした空間に

2階部分も壁を補修して塗装し、床の一部には木を使用しています。

寝室では大きな天窓の下にベッドを配置。古い木材からベンチなどの家具を作り、本棚や植物、手作りの装飾を加えています。

ここでも既製品を大量に買って配置する方法ではありません。

部屋の形や残っている材料を見ながら「ここには何を作ればいいか」を決めていくため、家具と建物が最初から一緒に設計されていたように見えるのが面白いところです。

古い家のDIYでは、どうしても「新築のようにきれいにする」ことへ意識が向きます。しかし、この家は古さを完全に消すのではなく、残した部分と新しく作った部分の差そのものを楽しめる空間になっています。

中庭とテラスまで作り家の外も生活スペースに変えた

室内だけで終わらないのもこの改装の大きな特徴です。

中庭には植物や家具を配置し、夜には照明を使ってくつろげるスペースへ変化。上階のテラスにも植物や棚などを取り入れています。

家の中に居間を作って終わりではなく、

「食べる場所」
「寝る場所」
「植物を育てる場所」
「外で休む場所」

までをつなげているため、完成後を見ると最初の荒れた状態からは想像しにくいほど生活の場が広がっています。

約2年という長い期間をかけた理由も、単に壁紙を替える程度のリフォームではなく、建物・家具・庭まで少しずつ自分の手で作っていることを見ると納得できます。

娟小刘は現在も大規模な空間改造を続けている

この古い家だけで活動が終わったわけではありません。

2026年にも娟小刘は建物の改造を続けており、古い作業場を約35日かけて洞窟のような空間へ変える企画を公開しています。壁や床を直線的に仕上げず、岩が風化したような形を手作業で表現し、自作照明まで組み込んでいます。

さらに、長期間使われていなかった別荘を借りて改装する企画なども発信しています。

単なる住宅DIYというより、現在は建物そのものを作品のように作り替えるクリエイターという見方のほうが近くなっています。

古い家の再生動画がこれほど見続けられているのも、完成形だけでなく、「どうやったら、この状態からここまで変わるのか」という過程そのものに引き込まれるからでしょう。

自分で古い家をDIYするときは構造・電気・水道を別に考える

娟小刘の作業を見ると、自分でも古い家を直してみたくなります。

ただし、インテリアDIYと住宅そのものの工事は同じではありません。

棚づくりや塗装、家具の再生など自分で楽しみやすい作業がある一方、柱や梁など建物の強度に関係する部分、電気配線、水道設備などは安全性に直結します。

特に古い住宅では、壁を外して初めて劣化が見つかることもあります。

動画から取り入れやすいのは、工事をそのまま真似することよりも、古材を捨てる前に使い道を考える、植物を空間づくりに利用する、既製家具に頼らず寸法に合わせて収納を作るといった考え方です。

2年かけて完成したこの家で一番印象に残るのは、豪華な設備ではありません。

「古いから捨てる」のではなく、残っている物を見ながら次の使い方を考えたこと。その積み重ねが、最初とはまったく違う家を生み出しています。


気になる生活ナビをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました