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フェアリージャパン第22期8人|平均18歳で世界2位・ロス五輪出場権【スポーツ×ヒューマン】

スポーツ×ヒューマン

フェアリージャパン平均18歳の8人が世界2位まで駆け上がった2026年

2026年10月8日放送のNHK総合「スポーツ×ヒューマン」で密着されるのが、新体操日本代表「フェアリージャパン」です。

現在の第22期ナショナル選抜団体チームは、大学生と高校生による8人。2026年8月の世界新体操選手権では団体総合2位となり、日本の全競技で最初に2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得しました。番組では、華やかな演技の裏で「試合が怖い」と口にするほどのプレッシャーと向き合った若い選手たちの日々に迫ります。

この記事でわかること

  • 第22期フェアリージャパン8人の名前と所属
  • 世界選手権でロス五輪出場権を獲得するまでの結果
  • 世界2位の裏で8人が取り組んだ「ミスのない演技」
  • 2026年10月のアジア競技大会まで続いた挑戦

第22期フェアリージャパンの8人

Screenshot

出典:日本体操協会「フェアリージャパン」公式情報

2026年の新体操ナショナル選抜団体チーム「フェアリージャパン」は、次の8人で構成されています。

  • 田口久乃:東京女子体育大学/安達新体操クラブ
  • 西本愛実:国士舘大学/Estella RG
  • 田邊観世埜:日本女子体育大学/世田谷RG
  • 花村夏実:長野県松本国際高等学校/WingまつもとRG
  • 田中友菜:学校法人角川ドワンゴ学園S高等学校/宝塚サニー新体操クラブ
  • 眞鍋凛:香川県立観音寺総合高等学校/観音寺RG
  • 川口莉子:駒場学園高等学校/Tiara RG
  • 三好初音:香川県立観音寺総合高等学校/観音寺RG

日本体操協会の2026-2027強化選手資料では、この8人が第22期ナショナル選抜団体チームとして登録されています。大学生だけでなく高校生も多く、NHKが紹介する代表8人の平均年齢は18歳です。

新体操の団体競技は、個人の技術だけで勝負できません。

複数の選手が同時に手具を投げ、別の選手が受け取る交換や、身体と手具を複雑に組み合わせた連係を、音楽に合わせて正確に完成させる必要があります。

誰か1人のわずかな位置のずれや投げる高さの違いが、全体のミスにつながる競技です。

世界選手権では6人が団体総合2位でロス五輪出場権を獲得

2026年8月12日から16日にドイツ・フランクフルトで開催された第42回世界新体操選手権大会。

フェアリージャパンから世界選手権に出場したのは、

  • 田口久乃
  • 西本愛実
  • 田邊観世埜
  • 花村夏実
  • 田中友菜
  • 眞鍋凛

の6人でした。

団体総合で日本は2位。3位以内に入り、2028年ロサンゼルスオリンピックの団体出場権を獲得しました。日本体操協会も「2028ロス五輪出場権獲得」と発表しています。

これは「この6人全員の五輪出場が決定した」という意味ではありません。

獲得したのは日本としての団体出場枠です。実際に2028年のオリンピックへ出場する選手は、その時点の代表選考を経て決まります。

だからこそ、世界2位になった後も8人の競争と成長は続いています。

「ミスのない完璧な演技」を目指して積み重ねた練習

NHK「スポーツ×ヒューマン」が追った大きなテーマが、「ミスのない完璧な演技」です。

テレビで見る新体操は、手具が空中を舞い、選手が迷いなくキャッチしていく華やかな競技に映ります。

しかし、高難度の交換や連係を毎回同じ位置、同じ高さ、同じタイミングで成功させるには、膨大な反復が必要です。

番組では、世界選手権へ挑む選手たちが過酷な練習を重ねる一方、大会を前に「試合が怖い」と本音を明かす姿も描かれます。平均18歳という若いチームが、失敗できないプレッシャーの中で互いを励まし合いながら世界へ挑んだ過程が、今回の密着の中心です。

新体操の団体は、5人または6人がただ同じ動きをそろえる競技ではありません。

投げた手具を自分ではなく別の選手が受け取る場面も多く、仲間がどこにいるのか、どんな軌道で飛んでくるのかを瞬時に判断する必要があります。

個人競技にはない「仲間を信じる力」が、そのまま演技の完成度につながります。

世界選手権後すぐに愛知・名古屋のアジア競技大会へ

世界選手権で五輪出場権を獲得しても、2026年シーズンは終わりませんでした。

10月1日から3日には、愛知・名古屋で第20回アジア競技大会の新体操競技が開催されています。

団体総合に出場したのは、

  • 田口久乃
  • 西本愛実
  • 田邊観世埜
  • 花村夏実
  • 田中友菜

の5人です。

アジア競技大会の団体総合では登録人数が5人に限られるため、世界選手権とは条件が異なりました。

世界選手権では6人を登録し、種目ごとに出場する5人を編成できます。一方、アジア競技大会では同じ5人が「ボール5」と「フープ3・クラブ2」の両方を演技する必要があります。

選手に求められる負担も大きくなります。

アジア競技大会でも銀メダル、しかし残った悔しさ

フェアリージャパンは、地元・日本で開催されたアジア競技大会でも団体総合2位となりました。

決勝の結果は、

  • ボール5:26.250点
  • フープ3・クラブ2:26.250点
  • 2種目合計:52.500点
  • 団体総合:2位

でした。

銀メダルという結果だけを見ると順調に感じます。

しかし、日本体操協会の大会報告では、予選と決勝の両方で手具の落下などが発生し、本来の力を十分に発揮できなかったことが記されています。世界選手権から短期間で新しい5人編成を作り、2種目とも同じメンバーで演技する難しさもありました。

特に団体競技では、自分の技を成功させるだけでは足りません。

仲間の状態を把握し、位置やタイミングを合わせ、ミスが起きた瞬間にも全員が判断を共有して演技を続けなければなりません。

日本体操協会も、今後は技術だけでなく「不安やミスに冷静に対応する力」が必要だと振り返っています。

世界2位になって完成したチームではなく、世界2位になった後も課題と向き合い続けているチームという点が、現在のフェアリージャパンを知るうえで重要です。

高校生も世界の舞台に立つ若い代表

8人の構成を見ると、フェアリージャパンの若さがよく分かります。

花村夏実さんは松本国際高校、田中友菜さんはS高、眞鍋凛さんは観音寺総合高校、川口莉子さんは駒場学園高校、三好初音さんも観音寺総合高校に所属しています。

高校生活を送りながら、日本代表として世界レベルの団体競技へ挑んでいる選手が複数いるチームです。

一方、大学生の田口久乃さん、西本愛実さん、田邊観世埜さんも20歳前後。

2028年ロサンゼルスオリンピックまでまだ時間があることを考えると、現在の8人はこれからさらに成長できる世代でもあります。

ただし五輪の代表枠をめぐる競争も続きます。

現在の8人全員にとって、「日本の出場権を取る戦い」の次に始まっているのが、「自分自身がオリンピックの舞台へ立つための戦い」です。

世界2位から2028年ロサンゼルスへ続く道

2026年世界選手権で銀メダルを獲得し、ロス五輪への団体出場権を確保したフェアリージャパン。

しかし、本当の目標は出場枠獲得だけではありません。

選手たちは2028年まで代表の座を争いながら、技の難度と演技の完成度をさらに高めていくことになります。

2026年の世界選手権では世界2位。

その直後のアジア競技大会でも2位。

数字だけならすでに世界トップクラスですが、その裏側ではミス、恐怖、代表争いという厳しい現実があります。

「スポーツ×ヒューマン」で描かれる8人は、その結果だけでは見えない部分と向き合ってきた世代です。

まとめ

第22期フェアリージャパンは、田口久乃さん、西本愛実さん、田邊観世埜さん、花村夏実さん、田中友菜さん、眞鍋凛さん、川口莉子さん、三好初音さんの8人です。

平均年齢18歳という若いチームながら、2026年8月の世界選手権で団体総合2位となり、2028年ロサンゼルスオリンピックの日本の団体出場権を獲得しました。

その後、愛知・名古屋アジア競技大会でも団体総合2位。

すでに大きな結果を残していますが、8人にとってロサンゼルスへの道は始まったばかりです。

華やかな演技の裏で何度も技を繰り返し、「試合が怖い」という感情とも向き合いながら世界へ挑んだ若い選手たち。その素顔まで知ると、フェアリージャパンの演技の見え方も大きく変わってきます。

参考リンク

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