キッチンマカベの名物「ポークジンジャー」は祖師ヶ谷大蔵で65年続く洋食の味
2026年10月8日放送の「櫻井・有吉THE夜会」では、上白石萌音さんと道枝駿佑さんが、家庭でも作りやすい食材や工夫を使って名店の味を再現します。
その中で登場する創業65年の老舗洋食店の生姜焼きとして注目したいのが、東京・祖師ヶ谷大蔵の「キッチンマカベ」。1961年創業で、看板料理のひとつ「ポークジンジャー」は、厚みのあるリブロースに手作りのジンジャーソースを合わせた一皿です。
この記事でわかること
- キッチンマカベが1961年から続く老舗洋食店であること
- ポークジンジャーがまかないから誕生した経緯
- リブロースと野菜たっぷりのジンジャーソースの特徴
- キッチンマカベの場所・営業時間・アクセス
キッチンマカベは1961年創業、祖師ヶ谷大蔵の老舗洋食店

キッチンマカベは、東京都世田谷区祖師谷にある1961年創業の洋食店です。
2026年で創業から65年。現在は2代目と3代目が厨房に立つ家族経営の店で、開店以来、ソースやタレなどをできる限り手作りしながら味を守っています。
店があるのは、小田急線「祖師ヶ谷大蔵駅」の近く。
現在では洋食店として知られていますが、開業当時の祖師谷周辺にはまだ畑も多く、洋食そのものが今ほど身近な存在ではありませんでした。
そのため創業当初は洋食だけではなく中華料理も提供。地域の人が入りやすい店としてスタートし、長い年月をかけて祖師谷の街に根付いてきました。
名物ポークジンジャーは「まかない」から正式メニューになった
キッチンマカベを代表する料理のひとつが「ポークジンジャー」です。
最初から看板料理として開発されたものではありません。
もともとは店の「まかない」として作られていた料理でした。
それがおいしいと評判になり正式メニューへ。現在では、昔ながらのオムライスとクリームコロッケを組み合わせた「オムコロ」と並ぶ、キッチンマカベの代表的な料理になっています。
小田急電鉄の沿線情報でも、ポークジンジャーは「ほぼ毎日品切れになるほど人気」と紹介されています。
65年続く洋食店で、後から生まれたまかない料理が看板メニューへ育っていったというところも、この一皿の面白いところです。
厚いリブロースをカリッとジューシーに焼き上げる
キッチンマカベのポークジンジャーは、薄切り豚肉を玉ねぎと一緒に炒める一般的な家庭の生姜焼きとは見た目もかなり異なります。
主役は厚みのある豚のリブロースです。
祖師谷商店街の店舗紹介でも、人気のポークジンジャーにはリブロースを使っていることが紹介されています。
さらに世田谷の地域情報では、リブロースをフライパンとオーブンで調理し、表面をカリッと、中をジューシーに仕上げるのが特徴とされています。
ナイフを入れる洋食らしいスタイルですが、味の中心にあるのは日本人になじみ深い生姜と醤油。
「洋食」と「生姜焼き」のちょうど中間にあるような料理です。
ジンジャーソースには玉ねぎ・にんじん・生姜をたっぷり使用
肉と並んでもうひとつ重要なのが、店で手作りされるジンジャーソースです。
キッチンマカベでは、開業以来ソースやタレの手作りを大切にしています。
ポークジンジャーのソースにも、
- 玉ねぎ
- にんじん
- 生姜
などの野菜をたっぷり使用。
厚い豚肉に、野菜の甘みと生姜の風味をまとわせることで、ボリュームのあるリブロースでも食べ進めやすい味に仕上げています。
肉をただ分厚くするのではなく、「厚い肉をどうおいしく食べてもらうか」まで考えられているのがキッチンマカベ流です。
家庭版ポークジンジャーのレシピも過去に公開
キッチンマカベは、過去にテレビ東京の番組で家庭向けにアレンジしたポークジンジャーの作り方も公開しています。
家庭版の材料は2人分で、
- 豚ロース肉:2枚(120g×2)
- 塩:少々
- 小麦粉:適量
- サラダ油:小さじ2
ジンジャーソースには、
- 生姜:20g
- にんにく:1/2片
- にんじん:1/6本
- 玉ねぎ:1/6個
- 水:大さじ4
- みりん:大さじ4
- 醤油:大さじ4
を使用します。
これは過去にキッチンマカベが公開した「家庭版」のレシピで、実際の店舗で使用している業務用レシピそのものではありません。
それでも、にんじんや玉ねぎまでソースに使うところに、キッチンマカベらしさがよく表れています。
野菜をソースにするから肉全体へ味が絡む
家庭版では、生姜、にんにく、にんじん、玉ねぎをすりおろしてソースにします。
ここが普通の生姜焼きとの大きな違いです。
醤油とみりんだけではなく、すりおろした野菜を加えることで、ソース自体に自然な甘みと厚みが出ます。
さらに豚肉には小麦粉をまぶしてから焼くため、最後に加えるジンジャーソースが肉の表面によく絡みます。
分厚い肉でも表面だけが濃くなりすぎず、ご飯と合わせやすい仕上がりになる工夫です。
2代目と3代目が守る「手作り」の洋食
65年間続いてきたキッチンマカベですが、単純に昔の料理をそのまま残している店ではありません。
現在は2代目と3代目が厨房を担当しています。
創業時から続く料理を残す一方で、まかないからポークジンジャーやチーズピカタといった新しい人気料理も誕生しました。
昔ながらの味を残しながら、その時代のお客さんが喜ぶ料理も加えていく。
だからこそ、1961年から続く店が現在も「昔の店」だけで終わらず、現役の人気洋食店として支持されているのでしょう。
キッチンマカベの場所・営業時間・アクセス
キッチンマカベは、小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅から歩いて行ける場所にあります。
- 店名:キッチンマカベ
- 住所:東京都世田谷区祖師谷3-1-15
- 最寄り駅:小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅
- 電話:03-3482-3748
- ランチ:11:30~14:30
- ランチL.O.:13:50
- 土・日・祝日のランチ:~15:00
- 土・日・祝日のランチL.O.:14:20
- ディナー:17:00~21:00
- ディナーL.O.:20:20
- 定休日:木曜日、月2回水曜日
- クレジットカード:不可
祖師谷商店街の店舗ページでは、2階にテーブル席があり、10~18人で利用できる個室も案内されています。
長年地元で営業してきた街の洋食店らしく、1人で洋食を食べに行くだけでなく、家族で利用しやすい店なのも特徴です。
まとめ
キッチンマカベは1961年に祖師ヶ谷大蔵で誕生し、2026年で創業65年を迎える老舗洋食店です。
その代表的な一皿「ポークジンジャー」は、もともと店のまかないから生まれました。
厚みのあるリブロースをカリッとジューシーに焼き、玉ねぎ、にんじん、生姜などを使った手作りジンジャーソースを絡めるのが特徴です。
昔からある料理を守るだけではなく、まかないから新しい名物を生み出し、それが次の世代へ引き継がれていく。
「櫻井・有吉THE夜会」で名店の生姜焼きを再現する企画を見るときには、そんなキッチンマカベの65年の歩みを知っておくと、料理の見え方も少し変わりそうです。
参考リンク
気になる生活ナビをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。


コメント