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万年雪山荘は標高3460m!毎年1万人が訪れる富士山9合目の山じまいと雪解け水ご飯|朝メシまで。

朝メシまで。

富士山9合目「万年雪山荘」は約2か月の営業を終えると冬の山へ備える

2026年10月7日(水)放送のテレビ朝日「朝メシまで。 富士山の山じまいSP」では、富士宮ルート9合目にある「万年雪山荘」の営業最終日に密着します。

標高3460m。営業するのは夏の約2か月だけですが、シーズンには1万人以上の登山者が訪れる人気の山小屋です。2026年は7月10日から9月9日まで営業し、その翌日には富士宮ルート6合目以上も冬期閉鎖されました。番組では悪天候の中、スタッフが山小屋を冬へ備える「山じまい」に取り組みます。

山小屋の裏には夏でも残る万年雪があり、その雪解け水を食事にも利用します。電気や水道が当たり前に使える地上の宿とはまったく異なる環境で、多くの登山者を迎える「天空の宿」です。

この記事でわかること

  • 万年雪山荘の場所と標高
  • 2026年の営業期間・宿泊料金
  • 万年雪の雪解け水を使う山小屋の暮らし
  • 富士山の「山じまい」が重要になる理由

万年雪山荘は富士宮口9合目・標高3460mにある

出典:万年雪山荘公式サイト

万年雪山荘があるのは、富士山の静岡県側を登る「富士宮ルート」の9合目です。

標高は3460m。富士宮口5合目から歩いて約4~5時間の場所にあり、山荘から山頂までは約1時間から1時間半という位置にあります。

山頂で御来光を見る登山者にとっても使いやすく、条件が良ければ山荘そのものから御来光を見ることもできます。

小屋の正面側には駿河湾や伊豆半島を望むことができ、宿泊だけでなく、午前2時ごろから利用できる食堂も登山者の休憩場所になっています。

2026年の営業は7月10日から9月9日まで

万年雪山荘は一年中泊まれる宿ではありません。

2026年の営業期間は7月10日~9月9日でした。

主な宿泊情報は次の通りです。

  • 所在地:富士山表富士宮口9合目
  • 標高:3460m
  • 収容人数:250人
  • 2026年営業期間:7月10日~9月9日
  • 1泊2食付き:14,500円
  • 1泊1食付き:13,500円
  • 素泊まり:12,500円
  • 最終チェックイン:19:00
  • チェックアウト:9:00
  • シーズン中連絡先:090-7025-2236
  • 閉山期間中連絡先:0544-27-2355

宿泊料金は2026年度の設定です。寝床は1室4~12人で、カーテンで区切られたスペースを備え、女性専用室も用意されています。

一般的なホテルとは違い、「次の日に山頂へ登るための中継基地」という役割を持つ場所です。

約2か月で1万人以上が訪れる天空の山小屋

万年雪山荘の営業期間は約2か月しかありません。

それでも1シーズンに1万人以上が訪れます。収容人数は250人で、富士宮口の山小屋の中でも規模の大きな施設です。今回の「朝メシまで。」でも、9合目に毎年1万人が訪れる山小屋として取り上げられています。

過去の番組取材では、繁忙期にはスタッフが住み込みで登山者を迎え、物資を山へ運び上げながら営業する様子も紹介されました。

山小屋では、登山者に寝る場所を提供するだけではありません。

食事を出し、天候が崩れた際には休憩場所となり、山頂へ向かう人や下山する人を受け入れます。

標高3000mを大きく超える場所では、こうした山小屋そのものが登山を支える重要な拠点になっています。

名前の由来になった「万年雪」の雪解け水を使う

万年雪山荘ならではの特徴が、小屋の裏手に残る万年雪です。

夏になっても消えずに残る雪があり、山荘ではその雪解け水を食事に利用しています。富士宮口登山組合も、雪解け水を使って圧力釜で米を炊いていることを紹介しています。

これは単なる名物ではありません。

標高3460mという場所では、地上の飲食店のように蛇口から大量の水を使えるわけではなく、水そのものが貴重な資源です。

食堂では、

  • カレーライス
  • 牛丼
  • 牛カルビ丼
  • 中華丼
  • 山菜うどん
  • 玉子うどん
  • みそラーメン
  • おでん
  • もつ煮

などが提供されています。

山頂を目指して何時間も歩いてきた登山者にとって、温かい食事を取れること自体が大きな支えになります。

布団は火山岩の上に並べて天日干しする

万年雪山荘には、高所ならではのユニークな布団干し方法もあります。

朝、天候を確認し、太陽の直射日光によって火山岩が温まるのを待ちます。

その後、本館や別館から布団や寝袋を外へ運び出し、温まった火山岩の上に並べて乾燥。昼に裏返し、午後には再び部屋へ戻します。

ホテルのランドリールームとはまったく違う、富士山9合目ならではの方法です。

晴天を利用して寝具を整え、次々に訪れる登山者を迎える。

標高3460mの宿では、自然環境そのものを利用しながら営業が成り立っています。

万年雪山荘を営むのは渡辺家

万年雪山荘は、渡辺家を中心に運営されています。

現在の予約サイトでは事業者・運営責任者として渡辺和博さんの名前が記載されています。山荘公式サイトでも「渡辺家を中心に賑やかに営んでいます」と紹介されています。

スタッフは山の上で生活しながら、宿泊、食堂、寝具の管理などを担います。

しかも営業期間が終われば、そのまま小屋を残して帰ればいいわけではありません。

富士山はやがて厳しい冬へ入ります。

そのため、夏の営業を終える最後の仕事が「山じまい」です。

営業最終日の翌日に富士宮ルートも冬期閉鎖

2026年の万年雪山荘は9月9日で営業を終了しました。

翌9月10日17時には、富士宮ルートの6合目から山頂までが冬期閉鎖されています。

閉山後は、

  • 山頂へ続く登山道が通行止め
  • 山小屋が冬季閉鎖
  • 公衆トイレも順次利用できなくなる
  • 登山道の整備が行われなくなる
  • 救護体制もなくなる

という状態になります。

さらに冬の富士山では強風、積雪、凍結、落石、雪崩などの危険が増します。

万年雪山荘が行う「山じまい」は、単なる営業終了日の片付けではありません。

人が日常的に滞在しなくなる冬の富士山へ建物を引き渡すための、1年を締めくくる重要な作業です。

悪天候の中で行われる最後の仕事

10月7日の「朝メシまで。」が追うのは、その営業最終日の万年雪山荘です。

7月の山開きから約2か月。

多くの登山者を迎え続けたスタッフが、今度は冬へ向けて山小屋を整えていきます。

しかも、作業日は穏やかな晴天ではなく悪天候。嵐の中で冬支度を進める様子が番組の大きな軸になっています。

登山者がいなくなれば静かになるだけではなく、その先には雪に覆われる長い冬があります。

毎年1万人以上を迎える華やかな夏の営業と、最後にスタッフだけで向き合う山じまい。

その落差も、富士山の山小屋という仕事の特殊さを感じさせます。

2026年シーズンは終了、現在は9合目へ行けない

番組を見て万年雪山荘へ行ってみたいと感じても、2026年10月現在は宿泊できません。

万年雪山荘の2026年度営業は9月9日に終了し、富士宮ルート6合目以上も9月10日17時から冬期閉鎖されています。

開山期間外の山頂方面への登山道は通行止めです。

次回の利用を考える場合は、翌シーズンの登山道開通情報と山小屋の営業情報を確認してから計画する必要があります。

まとめ

「朝メシまで。 富士山の山じまいSP」に登場する万年雪山荘は、富士宮ルート9合目、標高3460mにある山小屋です。

営業するのは夏の約2か月。それでもシーズンには1万人以上が訪れます。

裏手に残る万年雪の雪解け水を食事に使い、火山岩の上で寝具を乾かし、朝早くから食堂を開けて山頂を目指す登山者を支える。

そして登山シーズンが終われば、一転して厳しい冬へ備える「山じまい」が始まります。

私たちが夏の富士山を安全に楽しめる背景には、登山道だけでなく、こうした標高3000mを超える場所で2か月間暮らしながら山を支える人たちの仕事があります。

営業最後の1日まで働き、冬の富士山へ小屋を残して下山する。

毎年繰り返されるその仕事こそ、万年雪山荘のもう1つの姿です。

参考リンク


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