首都高パトロール隊の知られざる夜勤!24時間365日、首都圏の大動脈を守る仕事
2026年10月14日(水)放送のテレビ朝日『朝メシまで。3時間SP』では、私たちの暮らしを支えるパトロールの仕事に密着。首都高速道路の安全を守る「首都高パトロール隊」も登場します。
黄色いパトロールカーで走り続ける隊員たち。その仕事は、事故や故障車への対応だけではありません。道路に落ちた小さな障害物を見逃さず、危険な場所では交通規制を行い、ドライバーを二次事故から守っています。
運営するのは、首都高速道路株式会社の100%子会社「首都高パトロール株式会社」です。
首都高パトロール隊の夜勤では、18時30分、午前0時30分、午前6時の計3回の巡回が基本。必ず2人1組で乗車し、1回につき約70~100kmを走ります。
昼間も深夜も道路を見守り続ける隊員たちは、どのような仕事をしているのでしょうか。
この記事でわかること
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首都高パトロール隊の夜勤スケジュールと3回の巡回
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2人1組で事故・故障車・落下物に対応する仕事内容
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黄色いパトロールカーと山手トンネルを守る「黄バイ」の役割
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首都高パトロール株式会社の歴史と隊員になるための条件
首都高パトロール隊の夜勤は18時30分から翌朝6時まで3回巡回する
首都高パトロール隊の夜勤は、夕方から翌朝にかけて続きます。
首都高パトロール株式会社が公開している勤務例では、夜勤の出勤時刻は16時40分ごろ。まず日勤者から事故や交通状況の引き継ぎを受け、出発前の確認を行います。
その後は、次のスケジュールで勤務します。
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16時40分ごろ: 出勤・夕礼。前の勤務者から情報を引き継ぐ
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16時50分: 運転免許証・資格証・アルコールチェック
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17時00分: パトロールカーの車両点検
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18時30分: 1回目の巡回
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22時00分: 夕食・休憩
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午前0時30分: 2回目の巡回
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午前4時00分: 仮眠
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午前6時00分: 3回目の巡回
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午前9時00分: 業務日誌・事故調書の作成、日勤者への引き継ぎ
夜勤では、深夜の巡回に加えて仮眠時間も確保されています。
夕食や休憩は車内ではなく、基地や詰所などの事務所で取ります。長時間の運転に備えて体を休めることも、安全を守るための大切な仕事の一部です。
特に深夜は、昼間とは道路の状況が異なります。巡回するコースや天候、事故情報を確認しながら、次の勤務者へ正確な情報を引き継いでいきます。
必ず2人1組!1回70~100kmを走るパトロールカーの仕事
首都高パトロール隊の巡回は、必ず2人1組で実施されます。
1人が運転を担当し、もう1人が無線連絡や道路状況の確認などを担当。巡回中は、交通管制室からの指示にも対応します。
1回の走行距離は約70~100kmです。
首都高速道路は、東京都内だけでなく、神奈川・埼玉・千葉にも路線が広がっています。その総延長は327.2kmに及びます。
首都高パトロール株式会社が公開する巡回業務のデータでは、定期巡回による走行距離は1日合計12,971km。年間では地球約130周分に相当する距離を走っています。
走行中に確認するのは、道路に危険がないかということです。
主な仕事は次のとおりです。
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道路上の落下物の発見と撤去
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故障車や事故車両への対応
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交通事故発生時の安全確保
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必要に応じた車線規制や交通誘導
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交通管制室への現場状況の報告
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ドライバーへの声かけと安全確認
高速道路では、小さな落下物でも重大事故の原因になります。
走行中の車が障害物を避けようとして急ハンドルを切れば、別の車と衝突する危険もあります。そのため、隊員は事故が発生した現場だけでなく、事故につながる危険を早い段階で取り除く役割も担っています。
事故や故障車を発見した際は二次事故を防ぐことが最優先
首都高パトロール隊の仕事で特に重要なのが、交通事故への初動対応です。
首都高速道路には、一般道路のような路肩が十分に確保されていない区間もあります。事故車両や故障車両が停止すると、後続車が急接近する危険があります。
隊員たちは交通管制室と連携し、必要な交通規制を実施。後続車へ危険を知らせ、事故現場を安全に保つための対応を進めます。
パトロールカーには、こうした現場対応に必要な装備が搭載されています。
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赤色灯・警光灯
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サイレン・スピーカー
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後続車に注意を促す表示装置
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発炎筒
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交通規制用の資器材
出動前にはエンジンやタイヤだけでなく、これらの装備が正常に作動するかも確認します。
事故や故障に遭遇したドライバーにとって、黄色いパトロールカーが到着することは、危険な状況から身を守るための大きな助けになります。
そして、現場の状況によっては警察や消防、救急、レッカー車などとの連携も必要です。
こうした複数の機関をつなぐ役割も、首都高速道路の交通管理業務には含まれています。
山手トンネルを守る黄色いバイク「黄バイ」は民間初の緊急指定車両
首都高パトロールには、黄色いパトロールカーのほかに「黄バイ」と呼ばれるパトロールバイクがあります。
黄バイが活動する重要な場所の1つが、全長約18.2kmの山手トンネルです。
山手トンネルは、東京都心の地下を通る日本最長の道路トンネル。湾岸線方面から渋谷・新宿・池袋方面へとつながる首都高速道路の重要な区間です。
トンネル内で事故や火災が発生した場合、救助や交通規制を迅速に進めなければなりません。
しかし、渋滞が発生すると、一般的なパトロールカーでは現場へ向かうのが難しくなります。
そこで活躍するのが、機動性に優れた黄バイです。
首都高パトロールの黄バイは、警察・消防以外の二輪車として初めて緊急自動車に指定されました。
主な任務は次のとおりです。
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山手トンネル内の事故・火災現場へ急行
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トンネル入口の閉鎖
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ドライバーの避難誘導
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消火設備を使った初期消火
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交通誘導と二次事故の防止
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交通管制室への情報伝達
黄バイも2人1組で行動します。
トンネル内の緊急事態に対応するには、高い運転技術だけでなく、隊員同士の確実な連携が必要です。
そのため、制動や低速走行、スラロームなどの訓練を重ね、緊急時に安全かつ迅速に行動できる体制を整えています。
1976年創業!首都高パトロール株式会社が安全を守り続けてきた歴史
首都高パトロール株式会社の創業は1976年8月12日です。
現在の会社が設立されたのは1989年6月22日。首都高速道路株式会社が100%出資する企業として、首都高速道路の交通管理業務を担っています。
会社の基本情報は次のとおりです。
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会社名:首都高パトロール株式会社
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創業:1976年8月12日
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設立:1989年6月22日
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本社所在地:東京都港区新橋5丁目1番9号
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資本金:5,000万円
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従業員数:533人(2026年3月31日現在)
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主な業務:巡回、特殊車両運用、取締、交通管制
首都高速道路が初めて開通したのは1962年12月のことでした。
それから道路網は拡張され、東京を中心とする首都圏の物流や人々の移動を支える交通インフラへと発展しました。
道路が広がるにつれ、交通量の増加や事故への対応、トンネル内の安全管理など、維持管理に求められる仕事も多様化していきました。
現在の首都高パトロールでは、巡回業務だけでなく、特殊車両を扱う部門や交通管制室などが連携しています。
例えば、大型車両が横転した場合には、多機能レッカー車やエアマットジャッキ車などを使用して道路上の障害を取り除くこともあります。
安全な交通環境を維持するために、複数の専門職がそれぞれの技術を発揮しているのです。
首都高パトロール隊員になるには運転免許と研修が必要
首都高パトロール隊の仕事に興味を持った人にとって、気になるのが採用条件です。
交通管理業務員は、首都高速道路の巡回や事故対応を担当する職種です。
応募には普通自動車第一種運転免許が必要になります。
採用後すぐに単独でパトロールを担当するわけではありません。
最初は研修を受け、先輩隊員とともに現場経験を重ねていきます。
新人隊員の研修では、道路や車両に関する知識だけでなく、安全運転や現場での対応方法も学びます。
また、首都高パトロールでは、交通巡回業務から経験を積み、本人の希望や資格、勤務経験などに応じて、交通管制や特殊車両、バイク隊などの仕事へ進む道も用意されています。
勤務は日勤・夜勤を組み合わせたローテーション制です。
基本となる勤務サイクルは「日勤・日勤・夜勤・非番・公休」の5日間。夜勤は月5~6回程度となっています。
夜間や休日を問わず稼働する仕事だからこそ、隊員の体調管理や教育体制も重要になります。
実用情報|首都高パトロール隊の勤務・採用・仕事内容
仕事内容
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首都高速道路の定期巡回
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事故や故障車への初動対応
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落下物などの道路障害の除去
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交通規制と安全確保
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交通管制室との連携
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特殊車両やバイク隊による専門業務
勤務体制
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勤務方式:日勤・夜勤のローテーション制
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巡回人数:原則2人1組
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1回の巡回距離:約70~100km
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夜勤の巡回:1勤務につき3回
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夜勤回数:基本的に月5~6回
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夜勤中の休憩:夕食時間・仮眠時間あり
採用について
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募集職種:交通管理業務員など
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必要な資格:普通自動車第一種運転免許
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異業種からの転職:採用対象
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女性の応募:可能
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教育制度:入社時研修、運転技能訓練、専門研修など
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最新の募集状況:首都高パトロール公式採用サイトで確認
採用条件や募集時期は変更されるため、応募する際は最新の募集要項を確認してください。
まとめ
2026年10月14日放送の『朝メシまで。』で取り上げられる、首都高パトロール隊。
夜勤では18時30分、午前0時30分、午前6時の計3回の巡回を行い、2人1組で首都高速道路の安全を見守ります。
隊員たちが担っているのは、事故が起きてから対応する仕事だけではありません。
道路上の落下物を発見し、故障車を安全に誘導し、重大事故につながる危険を未然に取り除くことも重要な役割です。
さらに、山手トンネルを守る黄バイや、横転車両などに対応する特殊車両も活動しています。
多くの人が眠っている時間にも、首都圏の交通を止めないために働き続ける人たちがいる。その積み重ねが、毎日の安全な道路利用を支えています。
参考リンク
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