八百鮮は年間2億円を仕入れる若手バイヤーが活躍する生鮮食品専門店
スーパーの常識を超える鮮魚の品ぞろえと、若い社員たちによる大胆な仕入れで成長している生鮮食品専門店があります。
大阪発祥の「八百鮮(やおせん)」です。
2026年10月12日放送のメ~テレ『ドデスカ+』では、名古屋で躍進する生鮮食品専門店に密着。年間2億円以上を動かす若い仕入れ担当者が、高級魚のアラや希少なブドウなどを仕入れ、個性的な売り場をつくる姿が紹介されます。
八百鮮の大きな特徴は、一般的なスーパーのように本部が一括して商品を仕入れるのではなく、店舗の担当者自身が市場へ出向き、何を仕入れ、いくらで売るのかを決めることです。
名古屋市内には、北区の「名古屋北店」と昭和区の「川原通店」があります。
名古屋北店は2023年2月にオープン。大型ホームセンター「コーナン」の1階にあり、新鮮な魚を豊富に取りそろえていることが特徴です。
また、川原通店は珍しい鮮魚や高級食材の品ぞろえに強みがあります。
この記事でわかること
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八百鮮の名古屋北店・川原通店の場所と営業時間
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年間2億円を動かす若手バイヤーの仕入れの仕組み
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鮮魚チーフ朝野康平さんの経歴と魚を安く売る工夫
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小さな八百屋から急成長した創業者・市原敬久さんの経営戦略
八百鮮の名古屋北店はコーナン名古屋北店の1階にある
八百鮮の名古屋北店は、名古屋市北区安井にある生鮮食品専門店です。
2023年2月17日に開業しました。
八百鮮 名古屋北店
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店名:八百鮮 名古屋北店
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住所:愛知県名古屋市北区安井4-1-32
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建物:ホームセンターコーナン名古屋北店 1階
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営業時間:10:00~18:00
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定休日:日曜日、月曜日が祝日の場合は連休
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駐車場:コーナンと共用で180台分
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主な取扱商品:青果・鮮魚・精肉・その他生鮮食品
2026年10月12日(月)はスポーツの日の祝日です。店舗の公式定休日案内では、祝日の月曜日は休業日に該当します。
来店する場合は、公式の営業日カレンダーを確認してください。
名古屋北店の魅力は、鮮魚売り場の充実ぶりです。
大型ホームセンターの敷地内にありながら、本格的な鮮魚専門店のような品ぞろえを実現しています。
近隣には鮮魚専門店が少ないこともあり、新鮮な魚を買い求める地域住民に利用されています。
川原通店は名古屋市昭和区にある高級食材も扱う店舗
八百鮮は、名古屋市昭和区でも営業しています。
川原通店は、住宅街の中にある店舗です。
八百鮮 川原通店
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店名:八百鮮 川原通店
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住所:愛知県名古屋市昭和区山花町34-2
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最寄り駅:地下鉄鶴舞線「川名駅」
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営業時間:10:00~18:00
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定休日:日曜日、月曜日が祝日の場合は連休
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電話番号:052-734-2311
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駐車場:あり
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主な特徴:珍しい鮮魚や高級食材の品ぞろえ
川原通店では、一般の家庭向けだけでなく、飲食店の仕入れ需要にも対応しています。
市内の繁華街から離れた住宅街にありながら、個性的な品ぞろえと鮮度の高さで多くの飲食店から利用されている店舗です。
名古屋北店と川原通店は、どちらも通常の営業時間は10時から18時まで。ただし、商品が売り切れた場合は早めに閉店することがあります。
八百鮮は20代の社員にも年間2億円の仕入れを任せる
八百鮮の最大の特徴は、仕入れの仕組みにあります。
一般的なスーパーマーケットチェーンでは、本部のバイヤーが商品を仕入れ、各店舗に配送する仕組みが多く採用されています。
しかし、八百鮮は異なります。
各店舗の担当者が、自分たちで市場に出向いて商品を選びます。
さらに、仕入れる数量や販売価格も、現場の担当者が判断します。
代表取締役の市原敬久さんは、企業経営者へのインタビューで、若手社員への権限移譲について詳しく語っています。
八百鮮の仕入れの特徴
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20代の若手社員にも仕入れを任せる
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担当者1人に年間2億円規模の仕入れ資金を託す
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年間3億円の売上をつくることを目指す
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野菜、果物、鮮魚、精肉などの担当者が独自に仕入れる
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仕入れた商品をいくらで販売するかも現場で判断する
年間2億円という金額は、単に大量の商品を買うという意味ではありません。
仕入れた商品を適切な価格で販売し、売上と利益につなげなければならないという責任も伴います。
その一方で、担当者は自分の判断で商品を選び、売り場をつくる楽しさを経験できます。
毎日同じ商品が並ぶのではなく、市場で出会った食材によって売り場の表情が変わることも、八百鮮ならではの魅力です。
名古屋北店の鮮魚チーフ朝野康平は大学まで野球一筋だった
八百鮮の名古屋北店で鮮魚部門のチーフを務めるのが、朝野康平(あさの・こうへい)さんです。
2021年に八百鮮へ入社しました。
朝野さんは、小学生から大学4年生まで長年にわたり野球に打ち込んできました。
大学時代は野球に熱中するあまり就職活動に十分な時間を取れず、単位も足りずに1年間留年しています。
卒業後はスーツを着て働く会社員になることを考えていました。
しかし、大学卒業を控えた頃、八百鮮で働いていた先輩から誘われたことが転機になります。
こうして、野球一筋だった学生が鮮魚の世界へ飛び込みました。
入社当初は、魚の種類もさばき方も十分にわかりませんでした。
毎朝早くから働き、重い魚を運び、包丁を使う仕事は、長年野球を続けてきた朝野さんにとっても厳しいものでした。
それでも朝野さんは、店が空いている時間を利用して、毎日1~2時間ほど先輩から魚のさばき方を教わりました。
その結果、当初は1時間に5匹しかさばけなかった魚を、1時間に60匹さばけるようになったのです。
朝野康平は市場の仲買人と正面から向き合う仕入れ担当者
魚をさばく技術を身につけた朝野さんは、やがて市場での仕入れを任されるようになります。
しかし、仕入れの仕事も簡単ではありません。
市場では、魚の状態や相場を見極めながら、仲買人と価格を交渉する必要があります。
朝野さんが大切にしてきたのは、相手に対して正直であることです。
魚の品質や価格について納得できないことがあれば、自分の考えを率直に伝えてきました。
ときには仲買人と激しく意見がぶつかることもありました。
それでも、鮮度のよい魚を少しでも安く届けたいという思いを持ち続けました。
その姿勢を理解してくれる仲買人も増え、市場での信頼関係を築いていったのです。
朝野さんの仕事は、仕入れた魚をただ並べるだけではありません。
どのように加工すれば売れるのか、どの価格なら買ってもらえるのかを考え、販売方法まで工夫しています。
名古屋北店の開店初日には国産うなぎを1000円で販売
朝野さんが大きな仕事を任されたのが、八百鮮の名古屋北店の開業です。
仕入れを担当するようになって約1年で、新店舗の立ち上げに抜てきされました。
朝野さんは、開店初日に強烈なインパクトを残すため、大胆な販売企画を考えました。
名古屋北店開業時の特売例
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国産うなぎ:1尾1000円
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銀ジャケ:100g100円
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本マグロ:100g500円
いずれも、当時の相場の半額以下という価格でした。
利益を優先するのではなく、まずお店を知ってもらい、再び買い物に来てもらうことを目指した企画です。
この開店セールによって、名古屋北店は地域の買い物客に強い印象を残しました。
なお、これらは2023年の開店時に実施した特売価格です。現在も同じ価格で販売しているという意味ではありません。
八百鮮では、その日の仕入れによって商品や価格が変わります。
実際に何が販売されるかは、来店した日の売り場で確認する必要があります。
創業者・市原敬久は2010年に大阪で八百屋を始めた
八百鮮の創業者は、市原敬久(いちはら・たかひさ)さんです。
2010年、大阪市福島区の野田で小さな八百屋を開いたことから事業が始まりました。
当初の屋号は「八百屋マンマーケット」。
大学時代の友人だった岩崎さんと、将来会社を経営しようと約束していたことが創業につながっています。
その後、八百屋と鮮魚を組み合わせ、株式会社八百鮮を設立しました。
会社名には、八百屋と鮮魚、そして八百万の鮮度という意味が込められています。
しかし、開業後は順調なことばかりではありませんでした。
商品の安さを重視するあまり、売上は増えても十分な利益が残らない時期があったのです。
創業4期目には売上が6億円近くに達する一方、営業利益は約200万円という状況でした。
そこで市原さんは、経営の方法を見直します。
大きな転機となったのが、名古屋への進出でした。
名古屋進出で精肉部門を始め売上が6億円から14億円へ
八百鮮が名古屋へ進出するきっかけとなったのは、市原さんが以前勤めていたスーパーマーケットの経営者とのつながりでした。
当時の経営状況を相談したところ、閉鎖予定だった店舗を譲り受ける機会が生まれます。
こうして名古屋市昭和区に川原通店を開設しました。
このとき、新たに始めたのが精肉の販売です。
それまで八百鮮は、野菜や鮮魚を中心に扱っていました。
しかし、精肉部門を導入することで、より幅広い食材を提供できるようになります。
その結果、会社の売上は6億円規模から14億円規模へと大きく成長しました。
名古屋への進出は、八百鮮の事業を大きく変える転機となったのです。
その後、2021年にはバローグループに参画します。
資金調達や新規出店の体制が整い、店舗網の拡大が進みました。
コーナン名古屋北店への出店は200坪の敷地を生かした戦略
八百鮮の名古屋北店が生まれた背景にも、独特の経営判断があります。
当初、大手ホームセンターのコーナンから、バローグループへスーパーマーケットの出店に関する相談がありました。
しかし、用意された敷地は約200坪。
一般的なスーパーマーケットを出店するには、十分な広さではありませんでした。
そこで八百鮮は、スーパーマーケットではなく八百屋なら出店できると提案します。
青果や鮮魚を中心にしたコンパクトな売り場なら、限られた面積でも魅力のある店舗をつくれるという考えです。
こうして2023年2月17日、名古屋北店がオープンしました。
現在、名古屋北店は新鮮な魚の品ぞろえを強みとする店舗として営業しています。
八百鮮で買い物するときに知っておきたいこと
八百鮮は、毎日決まった商品を同じ価格で売ることを中心としたスーパーではありません。
市場の状況を見ながら、担当者が仕入れた商品を販売するスタイルです。
そのため、次のような特徴があります。
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日によって並ぶ魚や野菜の種類が変わる
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珍しい魚や高級食材が入荷することもある
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仕入れ状況によって販売価格が変わる
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売り切れ次第、早めに閉店することがある
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日曜日と祝日の月曜日は休業日の対象
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営業日は公式カレンダーで確認できる
特に鮮魚売り場では、その日にどのような魚が仕入れられているかが大きな魅力になります。
珍しい魚を購入する場合は、調理方法やさばき方を店員に相談することも、専門店ならではの利用方法です。
まとめ
八百鮮は、2010年に大阪で始まった生鮮食品専門店です。
「八百屋を、日本一かっこよく。」という目標を掲げ、現場の社員に大きな裁量を与える独自の経営で成長してきました。
特に注目されるのが、20代の社員にも年間2億円規模の仕入れを任せる仕組みです。
名古屋市内には北区の名古屋北店と、昭和区の川原通店があり、それぞれ鮮魚や高級食材の品ぞろえに特徴があります。
名古屋北店の鮮魚チーフ・朝野康平さんも、大学まで野球一筋だった経歴から鮮魚の世界へ飛び込み、仕入れや売り場づくりの技術を身につけてきた人物です。
単に安い商品を並べるのではなく、担当者自身が選んだ食材で驚きのある売り場をつくる。それが八百鮮の成長を支えている大きな特徴です。
参考リンク
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