東京コロッケは大阪の縁日で親しまれた小さな串刺しコロッケ
「東京コロッケ」は、名前に東京と付いていながら、大阪北部を中心とする縁日の屋台で親しまれてきたご当地グルメです。
小さく丸めたじゃがいものコロッケを串に刺し、ソースにくぐらせて食べるのが特徴。昔の屋台には、パチンコ玉を使ったゲームでコロッケの個数が決まる独特の仕組みもありました。
2026年10月15日放送のTBS『滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん』では、大阪出身の俳優・桐谷健太さんが子どものころに大好きだった「東京コロッケ」を、旬の里芋を使って再現します。
桐谷さんは2020年にも、地元の夏祭りで100円を払ってパチンコ玉をはじき、当たった数だけコロッケをもらっていた思い出を語っています。
昔ながらの東京コロッケはじゃがいもが基本ですが、今回の料理は里芋を使うアレンジです。ここでは、東京コロッケの正体と桐谷さんの思い出、さらに昔の屋台の味を研究した人が紹介する家庭での再現法を紹介します。
この記事でわかること
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東京コロッケの特徴と大阪で親しまれてきた背景
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桐谷健太が子どものころ夢中になった屋台の当て物
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じゃがいもを使う昔ながらの東京コロッケの再現法
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名前に「東京」が付いた理由と里芋アレンジとの違い
東京コロッケは一口サイズのじゃがいもを串に刺した屋台料理
東京コロッケは、通常のコロッケよりもずっと小さい、一口サイズの揚げ物です。
基本となる材料はじゃがいも。加熱してつぶしたじゃがいもを小さく丸め、パン粉を付けて揚げ、串に刺してソースを絡めます。
一般的なコロッケのように、ひき肉や炒めた玉ねぎをたっぷり入れる料理ではありません。
昔ながらの東京コロッケの特徴
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主な材料:じゃがいも
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形:ビー玉ほどの小さな球形
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調理方法:小さく丸めて油で揚げる
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食べ方:数個を串に刺してソースを絡める
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販売場所:大阪北部などの縁日の屋台
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昔の販売方法:ゲームの結果で個数が決まる屋台もあった
東京コロッケについて詳しく研究してきた巴大樹さんは、店舗によってパン粉を付けないものや、じゃがいもパウダーを使うものもあると紹介しています。
つまり、すべての屋台がまったく同じ製法だったわけではありません。
共通しているのは、小さなコロッケを串に刺し、ソースと一緒に楽しむという食べ方です。
東京コロッケの作り方はじゃがいも・細目パン粉・ソースが基本
東京コロッケの魅力は、家庭でも比較的身近な材料で再現できることです。
大阪の縁日で東京コロッケを食べて育ち、再現レシピを研究した巴大樹さんは、2015年のインタビューで、幼いころに食べた屋台の味に近づける方法を紹介しています。
材料
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じゃがいも:作りたい分量
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細目パン粉:適量
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揚げ油:適量
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ソース:大黒屋「なにわ名物 串かつソース」
作り方
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じゃがいもをゆで、柔らかくなったらつぶす。
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つぶしたじゃがいもをビー玉ほどの大きさに丸める。
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バットに細目パン粉を広げ、丸めたじゃがいもを転がしてパン粉を付ける。
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小さなコロッケを串に刺す。
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180℃に熱した油で、きつね色になるまで揚げる。
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揚がったらソースを絡めて仕上げる。
この再現法は、衣に小麦粉や溶き卵を使わず、細目パン粉を直接付けるのが特徴です。
また、一度にたくさん作る場合には、つぶしたじゃがいもを金網から押し出して小分けにし、丸める方法も紹介されています。
ソースにもこだわりがあります。
巴さんが何種類ものソースを比較し、自分の記憶に残る屋台の味に近いと紹介したのが、大黒屋の「なにわ名物 串かつソース」です。
大黒屋は大阪で1923年に創業したソースメーカー。串かつソースはウスターソースをベースに醸造しょうゆを加え、塩分と香辛料を控えてまろやかに仕上げています。
小さなじゃがいものコロッケに、甘みと酸味のあるソースを絡めることが、昔ながらの味を楽しむポイントです。
なお、これは巴さんが再現したじゃがいも版の製法です。今回の番組で作る里芋版とは材料や調理方法を区別する必要があります。
桐谷健太は100円の当て物で東京コロッケを楽しんでいた
東京コロッケが大阪出身の桐谷健太さんにとって特別な食べ物であることは、2020年7月23日のイベントで本人が語っています。
桐谷さんの地元では、夏の9日、19日、29日に夜のお祭りが開かれていました。
そこに登場するのが、東京コロッケの屋台です。
普通のコロッケ店と違い、まず100円を払ってパチンコ玉を受け取ります。
屋台には小さなパチンコ台のような仕組みがあり、玉をはじいて当てた場所によって、もらえるコロッケの数が決まっていました。
桐谷さんが体験した屋台の流れ
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100円を支払う。
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パチンコ玉を受け取る。
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玉をはじいて的を狙う。
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当たった数字の数だけコロッケがもらえる。
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串に刺したコロッケをソースと一緒に食べる。
食べ物を買うだけでなく、ゲームに参加する楽しさもあったのです。
桐谷さんは当時の東京コロッケが大好きだったと語っています。
さらに、東京という名前が付いているため、上京するまでは東京にも同じ屋台があると考えていました。
しかし実際に東京へ来ると、地元で親しんでいた東京コロッケを見かけず、驚いたそうです。
こうした体験からも、東京コロッケが大阪の一部地域で特に親しまれてきた食文化であることがわかります。
東京コロッケの名前には2つの由来説がある
東京コロッケについて気になるのが、なぜ大阪の屋台料理なのに「東京」という名前なのかという点です。
この名前の由来については、東京コロッケを研究してきた巴大樹さんが2つの説を紹介しています。
1. 東京の屋台にあった当て物文化に由来する説
かつて東京の縁日には、ソースせんべいなどをゲーム形式で販売し、当たりによってもらえる枚数が変わる屋台がありました。
東京コロッケでも、パチンコ玉を使った当て物が販売方法として採用されていました。
こうしたゲーム式の販売方法を東京の文化と結び付けたことが、名前の由来になったという説です。
2. 東京という名前の新しさに由来する説
もう1つは、東京という言葉が持つ都会的で新しいイメージを商品名に利用したという説です。
小さくて食べやすいコロッケを、当時の人々に新しい食べ物として印象付けるため、東京という名前を使ったという考え方です。
どちらも名前の由来として伝えられている説であり、確定した歴史ではありません。
現在でも、東京コロッケという名称が生まれた正確な経緯は解明されていません。
大阪北部の子どもたちにとって縁日の特別なおやつだった
東京コロッケは、大阪のすべての地域で見かける屋台料理だったわけではありません。
2015年の取材では、大阪北部と隣接する兵庫県の一部地域で親しまれてきたことが紹介されています。
特に1990年代には、子どもたちがお祭りで楽しむ定番のおやつの1つでした。
その魅力は、少ないお小遣いで参加できることです。
屋台にはたこ焼き、焼きそば、お好み焼きなど、さまざまな食べ物が並びます。
その中で東京コロッケは、比較的手頃な値段で遊びと食事の両方を楽しめる存在でした。
パチンコ玉をはじき、結果が出るまで何個もらえるかわからないという仕組みは、子どもたちにとって大きな楽しみです。
さらに、串に刺した小さなコロッケは、友達同士で分けやすいという特徴もありました。
屋台で食べる東京コロッケは、味だけでなく、お祭りのにぎわいや友達との時間も含めて記憶に残る食べ物だったのです。
その後、東京コロッケを販売する屋台は減少しました。
かつては身近だった食べ物でも、地域や世代によっては知らない人がいることが、東京コロッケの特徴となっています。
今回はじゃがいもではなく里芋で東京コロッケを再現
10月15日の『フィーリンきっちん』では、昔ながらの東京コロッケに新しいアレンジを加えます。
番組で使用するのは、旬の里芋です。
この週のテーマ食材は里芋で、ゲストの桐谷健太さんが好きな食べ物を、和田明日香さんが独自の感性で料理にしています。
里芋には、加熱すると柔らかくなり、独特の粘りやなめらかさが生まれる特徴があります。
一方、昔ながらの東京コロッケに使われるじゃがいもは、品種や加熱方法によってほくほくとした食感になります。
同じ芋類でも食感が異なるため、食材を変えることで仕上がりにも違いが生まれます。
また、『フィーリンきっちん』は、あらかじめ決まったレシピを正確になぞる料理番組ではありません。
週ごとに決められた食材とゲストの好きなものを組み合わせ、その場の発想を生かして料理を作る形式です。
今回の東京コロッケも、桐谷さんの思い出の味を、里芋という季節の食材で再構成する料理企画になっています。
実用情報|東京コロッケを家庭で楽しむためのポイント
昔ながらの東京コロッケ
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主な材料:じゃがいも
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大きさ:ビー玉ほど
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衣:細目パン粉を使う製法がある
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揚げ油:180℃が再現例の目安
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ソース:串かつ用などの甘みのあるソース
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食べ方:数個を串に刺す
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特徴:小さく食べやすい屋台料理
今回の料理企画
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番組名:滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん
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放送日:2026年10月15日(木)
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放送時間:9:55〜10:25
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放送局:TBS系列
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料理担当:和田明日香
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ゲスト:桐谷健太
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週のテーマ食材:里芋
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再現する料理:東京コロッケ
家庭で小さなコロッケを揚げる際は、水分が多く残っていると油がはねるため、じゃがいもの水分を十分に飛ばしてから成形することが大切です。
また、串を使って揚げる場合は、串の耐熱性や調理器具の扱いにも注意してください。
まとめ
東京コロッケは、東京ではなく大阪北部などの縁日で親しまれてきた、小さな串刺しコロッケです。
じゃがいもを小さく丸めて揚げ、ソースを絡めて食べる素朴な料理ですが、パチンコ玉を使った当て物の屋台と結び付いていたことが大きな特徴です。
桐谷健太さんも子どものころ、100円を払ってゲームを楽しみながら東京コロッケを食べていました。
2026年10月15日の『フィーリンきっちん』では、その思い出の屋台グルメを里芋で再現します。
昔ながらのじゃがいも版と、旬の里芋を使った新しいアレンジ。東京コロッケは、懐かしい縁日の思い出とともに楽しめる大阪の食文化です。
参考リンク
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