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忍師とはどんな泥棒?空き巣との違いと就寝中にできる防犯対策【ホンマでっか!?TVで話題】

生活・暮らし

忍師から家と家族を守るために知っておきたいこと

寝静まった住宅へ侵入する泥棒は、金品を盗まれるだけでなく、住人と鉢合わせする危険もあります。初めて聞くと少し驚く忍師という言葉は、『ホンマでっか!?TV(夏休み緊急SP元警察官が警告!真夏の最新犯罪)(2026年8月5日)』でも取り上げられ注目されています。空き巣との違いや狙われやすい窓、防犯対策を知り、夜を安心して過ごすための確認ポイントをまとめました。

この記事でわかること

  • 忍師と忍び込みの関係
  • 空き巣・忍び込み・居空きの違い
  • 2階や網戸から考えられる侵入経路
  • 鉢合わせしたときに優先する行動

空き家窃盗の対策は何をすればいい?実家が狙われやすい理由と防犯管理のポイント【ニュースーンで話題】

忍師とは住人が寝ている家を狙う侵入犯

忍師は、番組内で住人が寝ている住宅を狙う侵入犯として紹介される言葉です。

ただし、警察が公表している犯罪統計や防犯情報では、一般的に「忍師」という名称ではなく、忍込みという手口に分類されています。

忍込みとは、夜間などに住人が寝ている頃を見計らって住宅へ入り、金品を盗む侵入窃盗です。家に誰もいない時間を狙う空き巣とは違い、犯人が住人のいる家へ入ってくる点に大きな危険があります。

「寝ている間なら気づくのでは」と思うかもしれません。しかし、家族全員が就寝している深夜は、足音や窓の小さな異変に気づきにくくなります。エアコン、扇風機、テレビなどの音があると、さらに周囲の音が紛れやすくなる可能性があります。

忍師という言葉だけを見ると、特殊な犯罪者だけを想像してしまいますが、まず理解しておきたいのは、就寝中の住宅に侵入される危険をどう減らすかです。

なお、「忍師」が警察の正式な犯罪分類を表すとは確認できませんでした。防犯情報を調べる際は、忍師だけでなく「忍込み」「侵入窃盗」という言葉でも確認すると、より正確な情報を見つけやすくなります。

空き巣や忍び込みとは何が違うのか

住宅を狙う侵入窃盗には、主に空き巣、忍込み、居空きがあります。

違いは、犯人が侵入したときに住人がどのような状態だったかです。

手口 侵入される状況 主な危険
空き巣 住人が外出している 帰宅時に犯人と遭遇する可能性
忍込み 住人が就寝している 寝ている家族と鉢合わせする可能性
居空き 住人が在宅している 別の部屋にいる間に侵入される可能性

空き巣は、犯人がインターホンを鳴らしたり、郵便物や洗濯物の状態を見たりして、留守かどうかを確かめてから侵入する場合があります。

一方の忍込みは、住人が家にいることを承知したうえで、寝静まる時間を狙う手口です。たしかにこれは気になります。財産を盗まれる被害に加え、犯人と顔を合わせる危険があるためです。

居空きは、家族がリビングや庭にいる間に、無人になった部屋から侵入する手口です。在宅中は安心しやすいため、玄関や窓を無施錠にしたまま過ごしている家庭では注意が必要です。

どの手口も完全に別物というより、犯人が想定していた状況と実際の状況が変わることがあります。留守だと思って空き巣に入った犯人が、帰宅した住人と鉢合わせし、強盗へ変わる危険もあります。

そのため、「家にいるから安全」「少しの外出だから大丈夫」と考えず、外出時・在宅時・就寝時のすべてで施錠することが基本になります。

夏の夜に窓やベランダが狙われやすい理由

夏だから必ず侵入窃盗が増える、と単純に断定することはできません。

ただし、夏の生活には、住宅の弱点を作りやすい場面があります。

たとえば、風を通すために窓を開けたまま眠ったり、網戸にしたまま別の部屋へ移動したりすることがあります。庭仕事やごみ出しの間だけ、勝手口を開けたままにする家庭もあるでしょう。

夏休みやお盆には、旅行や帰省で家を空けることも増えます。長期間カーテンが閉まったまま、郵便物がたまっている、夜になっても照明がつかないといった状態は、不在を外から推測する材料になり得ます。

個人的には、在宅しているときの無施錠が見落としやすい点だと感じます。

家族がリビングに集まっていると、離れた部屋の窓まで意識が回らないことがあります。1階の窓だけでなく、浴室、トイレ、勝手口、物置につながる出入口なども確認が必要です。

夏の夜に確認したい場所は次のとおりです。

  • 寝室から離れた部屋の窓
  • 網戸にしたままの窓
  • 浴室やトイレの小窓
  • 庭やベランダに面した掃き出し窓
  • 勝手口や物置のドア
  • エアコン使用中でカーテンに隠れた窓

窓を開けたまま寝たい場合でも、人が通れる大きさまで開けた状態は避けたいところです。窓を少しだけ開けて固定する補助具もありますが、製品によって強度が異なります。

簡易的なストッパーだけを過信せず、就寝時には窓を閉め、施錠する方法が基本です。

2階の窓や網戸でも油断できない侵入経路

「2階だから鍵をかけなくても入れない」と考えるのは危険です。

住宅の周囲に足場になる物があれば、犯人が高い位置へ移動できる可能性があります。

足場になりやすい物としては、次のようなものがあります。

  • エアコンの室外機
  • 物置や大型収納庫
  • 給湯器
  • 雨どい
  • カーポートの屋根
  • 脚立やはしご
  • 庭に置いたテーブルや椅子
  • 背の高い塀や植木

室外機や物置を窓の近くに置かざるを得ない家庭もあります。すぐに移動できない場合は、周囲から窓へ手が届かないか、実際に庭から見上げて確認してみることが大切です。

また、網戸には防犯上の施錠機能がほとんど期待できません。網戸を閉めていても、窓ガラス側の鍵が開いていれば、侵入を防ぐ壁にはなりにくいからです。

窓に付いている一般的なクレセント錠も、それだけで万全とはいえません。本来は窓を密着させるための金具という性格があり、ガラスを割られて手を入れられると、内側から操作される可能性があります。

浴室やトイレに面格子がある場合も、格子が緩んでいないか、外側から工具を使って外せない構造かを確認したいところです。

実際に選ぶなら、見た目だけでなく、侵入に時間をかけさせられるかを確認したいところです。泥棒に「簡単には入れない」と思わせるためには、1つの設備に頼らず、複数の対策を重ねる必要があります。

補助錠やセンサーライトでできる対策

侵入対策では、時間をかけさせる、姿を見られやすくする、異常を周囲へ知らせるという3つの考え方が重要です。

窓に補助錠を取り付ける

窓の上下などに補助錠を付けると、クレセント錠を外されても、窓をすぐに開けにくくできます。

取り付ける際は、外から手が届きにくい位置を選びます。高い位置に取り付ける場合は、家族が毎日無理なく施錠できるかも確認しましょう。

防犯設備は、買っただけでは役に立ちません。面倒になって使わなくなる製品より、毎晩確実に施錠できるものの方が実用的です。

防犯ガラスや防犯フィルムを検討する

窓ガラスを割られにくくする方法として、防犯ガラスへの交換や防犯フィルムの施工があります。

防犯フィルムは、窓の一部分だけに貼るのではなく、ガラス全面へ適切に施工することが重要です。商品によって性能が異なるため、防犯性能を示す表示や施工方法も確認してください。

小さなフィルムを鍵の周辺だけに貼れば絶対に安心、というものではありません。

センサーライトで近づきにくくする

人の動きを感知して点灯するセンサーライトは、暗い庭や勝手口、建物の裏側に近づいた人物を目立たせる対策です。

設置場所は、道路を通る人や動物に反応し続けないよう調整します。高すぎる位置に付けると検知しにくくなり、低すぎる位置では向きを変えられたり、壊されたりする可能性があります。

ライトだけで侵入を防げるわけではありませんが、窓の補助錠や防犯カメラと組み合わせることで、近づきにくい環境を作れます。

家の周囲の見通しを良くする

庭木や背の高い塀は、外から家の中を見えにくくしてくれる一方、侵入者の姿も隠してしまう場合があります。

窓や勝手口の周辺に、身を隠せるほど茂った植木がないか確認しましょう。足音が出やすい防犯砂利を敷く方法もありますが、音だけに頼らず、照明や施錠と組み合わせることが大切です。

防犯カメラは死角と保存方法を確認する

防犯カメラを設置する場合は、玄関だけでなく、勝手口、建物の側面、庭に面した窓なども確認します。

カメラ本体へ近づかれやすい位置や、植木で映像が遮られる位置では、必要な場面が記録できない可能性があります。

録画期間、夜間の映像、スマートフォンへの通知、停電や通信障害が起きたときの動作も確認しておくと安心です。

個人的には、高価な機器を1つ付けるより、施錠、補助錠、照明、周囲の整理を組み合わせることがいちばん現実的だと感じます。

犯人と鉢合わせしたときに優先すべき行動

家の中に見知らぬ人物がいると気づいた場合、最優先するのは犯人を捕まえることではなく、自分と家族の安全を確保することです。

相手が逃げようとしていても、追いかけたり、出口をふさいだりしてはいけません。追い詰められた犯人が、暴力を使う可能性があるためです。

安全に動ける場合は、次の順番を意識します。

  1. 犯人から距離を取る
  2. 子どもや高齢者を安全な場所へ移す
  3. 可能なら家の外へ避難する
  4. 安全な場所から110番する
  5. 犯人の特徴や逃げた方向を無理のない範囲で伝える

別の部屋へ逃げる場合は、鍵をかけられる部屋を選びます。スマートフォンを持っているなら、犯人の様子を見に戻らず、その場から通報してください。

玄関から帰宅したときに、ドアや窓が壊れている、室内が荒らされている、聞き慣れない物音がするといった異変を感じた場合も、すぐに中へ入らない方が安全です。

家の外へ戻り、近くの安全な場所から110番してください。犯人がまだ室内にいる可能性があるからです。

犯人が逃げたあとも、室内の物を片付けたり、窓やドアへ触れたりせず、警察の到着を待ちます。足跡や指紋など、捜査につながる痕跡が残っている可能性があります。

通報時には、分かる範囲で次の情報を伝えます。

  • 事件が起きている場所
  • 犯人がまだ家にいるか
  • 凶器らしき物を持っているか
  • 人数、服装、体格
  • 逃げた方向
  • 車やバイクの色、形、ナンバー
  • けが人の有無

すべてを覚えようとして犯人を見続ける必要はありません。姿を確認するために近づく方が危険です。

たしかに、実際の場面で冷静に動くのは簡単ではありません。だからこそ、家族で「異変があったらどこへ逃げるか」「誰が子どもを連れていくか」「スマートフォンをどこに置くか」を事前に話しておくことが役立ちます。

就寝前の習慣にすると防ぎやすい

防犯対策は、設備を増やすだけでなく、毎日の確認を習慣にすることが大切です。

就寝前には、玄関だけでなく、次の場所も順番に確認します。

  • 1階と2階の窓
  • 浴室やトイレの小窓
  • 勝手口
  • ベランダへ出る窓
  • ガレージや物置
  • 車や自転車の鍵
  • 防犯カメラやセンサーライトの動作

家族の誰かが閉めたつもりでも、窓がわずかに開いていたり、クレセント錠が最後まで動いていなかったりすることがあります。

戸締まり担当を1人に押し付けず、「最後に寝る人が確認する」など、無理なく続けられるルールを決めるとよいでしょう。

忍師という言葉を必要以上に怖がるのではなく、就寝中にも侵入される可能性があると知り、窓や出入口を見直すことが大切です。

まずは今夜、2階の窓、網戸にした窓、勝手口の3か所を確認してみてください。小さな見直しでも、侵入に時間がかかる家、近づきにくい家へ変えていくことができます。

参考リンク


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