北浦隆志さんが選んだ「何でも作る装飾大工」という仕事
2026年9月26日放送のABCテレビ『LIFE~夢のカタチ~』に登場するのは、滋賀県守山市で「装飾大工」として活動する北浦隆志さんです。
北浦さんは48歳。4年前までは情報システム会社で働く会社員でした。現在は個性的な看板、店舗内装、イベントステージ、木製ガチャガチャなど、一般的な「大工」という言葉だけでは収まらないものづくりを続けています。
特に注目されているのが、イベントや屋外店舗を彩る「張りぼて看板」。さらに現在は、琵琶湖畔で開かれる「満月マルシェ」で、物を作るだけではなく、人が集まる空間そのものを作る仕事にも活動を広げています。
この記事でわかること
- 北浦隆志さんが会社員から装飾大工へ転身した経緯
- 「装飾大工」として手掛けている仕事
- 人気になった張りぼて看板の特徴
- 満月マルシェで挑戦する空間づくり
北浦隆志さんは4年前まで情報システム会社の会社員だった

現在は「ポチャおじさん」の愛称でも知られる北浦隆志さんですが、もともと大工一本で歩んできた職人ではありません。
4年前までは情報システム会社に勤務する会社員でした。
ただ、ものづくりそのものは子どもの頃から好きで、会社員になってからも休日になると何かを作っていたといいます。
そして「好きなことを仕事にしたい」と会社を辞め、ものづくりの世界へ飛び込みました。
転身後に北浦さん自身が名乗るようになったのが「装飾大工」です。
建物を建てる大工とも、家具だけを作る木工職人とも少し違います。
現在手掛けているものには、
- 個性的な看板
- 店舗の内装
- イベント用ステージ
- 木製ガチャガチャ
- 手作りのおもちゃ
- 屋外店舗用の装飾
などがあります。
依頼されたものに合わせて形を考え、必要であればジャンルを越えて作る。その仕事の幅広さが「何でも作る装飾大工」と呼ばれる理由です。
独立直後は仕事がほとんどなかった
好きだったものづくりを仕事にした北浦さんですが、会社を辞めた直後から順調だったわけではありません。
独立した当初は、仕事がほとんどない時期もありました。
その時期に北浦さんの可能性を信じていたのが、パティシエのちひよさんと娘のにこさんです。
北浦さんはその後、依頼された仕事を一つずつ形にしていきます。
駆け出しの時期に大きな仕事を任せたのは、地元の医院の副院長でした。そこで制作したものは現在も人が集まる憩いの場として残っています。
いきなり自分の商品を大量に販売したのではなく、「こういうものを作ってほしい」という依頼に応えながら仕事を広げていったところが、北浦さんの現在につながっています。
人気の「張りぼて看板」は持ち運びと組み立てまで考えて作る
北浦さんを象徴する仕事の一つが、屋外店舗などに使われる「張りぼて看板」です。
目を引く大きな造形物を作るだけなら、装飾を専門にする職人はほかにもいます。
北浦さんの作品には、使う人の側から考えた工夫があります。
イベントへ持っていく看板なら、
- 持ち運びやすい
- 現地で扱いやすい
- 誰でも組み立てやすい
- 店そのものが目立つ
という条件も必要です。
大きく派手に作るだけでは、運搬や設営の負担が増えてしまいます。
北浦さんの張りぼて看板は、見たときの楽しさだけではなく、実際にイベントへ持って行って使うところまで考えられているのが特徴です。
こうした作品が評判となり、現在は依頼が続く仕事へ育っています。作品のファンには著名人もいることが明らかになっていますが、名前については現時点で公表されている情報だけでは確認できません。
木製ガチャガチャまで作る「決まった商品がない」強さ
北浦さんのアトリエには、大型看板から小さな手作りおもちゃまで並びます。
中でも面白いのが木製ガチャガチャです。
看板屋なら看板、家具職人なら家具というように商品を限定せず、必要とされるものに合わせて作るものを変えていきます。
これは効率だけを考えれば難しい仕事です。
毎回同じ製品を作るわけではないため、依頼ごとに形や大きさ、材料、使い方を考える必要があります。
一方で、この「作るものが決まっていない」こと自体が北浦さんならではの仕事につながっています。
看板を作った経験が店舗装飾につながり、店舗装飾で得た考え方がイベント会場づくりへ広がる。会社員時代から休日に続けていたものづくりが、現在は複数のジャンルを横断する仕事になっています。
満月マルシェでは「物」ではなく人が集まる空間を作る
北浦さんの仕事は、さらに一段広がっています。
2026年夏に取り組んだのが、琵琶湖畔で開催される「満月マルシェ」の会場づくりです。
満月マルシェは、滋賀県野洲市の「マイアミ浜オートキャンプ場」で開かれているイベントです。
琵琶湖を目の前にした自然豊かな会場に、飲食、菓子、雑貨、アクセサリー、植物、ワークショップなど多彩な出店者が集まります。2026年は8月27日と28日にナイトマーケットも開催されました。
北浦さんがここで作るのは、単体の看板や家具だけではありません。
多くの店と来場者が集まる場所そのものです。
番組では約150店が集まる会場として紹介され、北浦さんが「人が集まる空間作り」に取り組む姿が描かれます。
看板、店、ステージ、おもちゃと、一つずつ異なる依頼を受けてきた経験が、最終的にはイベント全体の空間を考える仕事へつながった形です。
「装飾大工」は北浦隆志さん自身が作った仕事のカタチ
北浦さんの経歴を見ると、最初から「装飾大工」という決まった職業を目指していたわけではありません。
情報システム会社に勤務しながら休日にものを作り、会社を辞めた後も、最初から大量の仕事があったわけではありませんでした。
それでも、依頼されたものを一つずつ作るうちに、
「看板を作る人」
「内装を作る人」
「イベント用品を作る人」
という既存の枠では説明しきれない仕事になりました。
そこで北浦さんが自ら使っている肩書が「装飾大工」です。
会社員時代に好きだったものづくりを、そのまま一つの職種へ置き換えたのではなく、実際の依頼を受けながら自分自身の仕事の形を作ってきたところが特徴です。
北浦隆志さん・満月マルシェの実用情報
北浦隆志さんについて現在確認できる情報は次の通りです。
- 名前:北浦隆志
- 年齢:48歳
- 活動拠点:滋賀県守山市
- 肩書:装飾大工
- 愛称:ポチャおじさん
- 前職:情報システム会社勤務
- 独立:4年前
- 主な仕事:看板、店舗内装、イベントステージ、木製ガチャガチャ、イベント空間づくり
満月マルシェは、
- 会場:マイアミ浜オートキャンプ場
- 所在地:滋賀県野洲市吉川3326-1
- 通常開催時間:11:00~16:00
- 2026年次回開催予定:10月26日
となっています。最新の日程や出店情報は満月マルシェ公式サイトで確認できます。
まとめ
北浦隆志さんは、4年前まで情報システム会社で働いていた会社員でした。
幼い頃から好きだったものづくりを仕事にするため独立し、仕事がほとんどない時期から依頼されたものを一つずつ制作。現在では看板、店舗内装、イベントステージ、木製ガチャガチャまで手掛ける「装飾大工」として活動しています。
特に人気になっている張りぼて看板は、見た目の面白さだけでなく、運搬や組み立てまで考えた実用品でもあります。
そして現在、仕事は一つの物を作るところから、人が集まるイベント空間全体を作るところまで広がりました。
会社員から既存の職業へ転職したのではなく、自分の好きなものづくりを続けた結果、「装飾大工」という自分ならではの仕事を作った人物。それが北浦隆志さんです。
参考リンク
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