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松村北斗が亡き母のラタトゥイユを再現!最後のひと袋と小室光博【24時間テレビで紹介】

レシピ

「もう一度食べたい」母のラタトゥイユを最後の1食からよみがえらせる

母が長年作ってくれた料理なのに、そのレシピだけが残っていない。『24時間テレビ49(わたしの家族の話〜あなたは誰を想う?〜)(2026年8月30日)』では、SixTONESの松村北斗さんが、亡き母のラタトゥイユをもう一度食べたいという女性の願いに向き合います。鍵となるのは冷凍庫に残った「最後のひと袋」。料理人・小室光博さんと挑む、家庭の味の再現を掘り下げます。

この記事でわかること

  • 亡き母のラタトゥイユを再現する企画の内容
  • 冷凍庫の「最後のひと袋」が重要な理由
  • 約100種類のレシピがあるのにラタトゥイユだけ残っていない背景
  • 再現に協力する料理人・小室光博さんについて

松村北斗と小室光博が「最後のひと袋」から母の味を再現する

懐石小室 神楽坂/和食 写真 | ヒトサラ

(出典:ヒトサラ「懐石小室 料理人プロフィール」

今回の企画で目指すのは、単においしいラタトゥイユを作ることではありません。

依頼した女性が求めているのは、亡くなった母が長年作ってくれた、あのラタトゥイユの味です。

母を突然亡くした女性から「母が長年作り続けてくれた思い出のラタトゥイユを、もう一度食べたい」という願いが寄せられ、松村北斗さんがその思いに向き合います。

そして再現を支えるのが、東京・神楽坂の日本料理店「懐石 小室」の店主、小室光博さんです。

番組告知では14年連続でミシュラン2つ星を獲得した料理人として紹介され、松村さんとともに母の味の再現に挑みます。

プロが新しい料理を考案するのとは違い、今回はすでに存在した「家庭の味」に近づける仕事です。

しかも、作った本人に材料や調理法を聞くことはできません。

残された料理から味を読み取っていくところに、この企画ならではの難しさがあります。

冷凍庫に残された「最後のひと袋」が唯一の大きな手がかり

母のラタトゥイユを再現するうえで最も重要になるのが、冷凍庫に保存されていた「最後のひと袋」です。

母本人が作ったラタトゥイユが、1食分だけ残されていました。

これは、ただの作り置き料理ではありません。

味付けの濃さ、野菜の組み合わせ、煮込んだ状態など、母が実際に作っていた料理そのものが残っているということです。

普通のラタトゥイユのレシピを参考にするだけでは、その家庭ならではの味にはなりません。

同じ料理名でも、使う野菜、切る大きさ、油の量、トマトの使い方、火の入れ方によって仕上がりは変わります。

「最後のひと袋」は、そうした細かな違いを読み解くための貴重な手がかりになります。

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約100種類の手書きレシピがあるのにラタトゥイユだけ残っていない

さらに印象的なのが、母が料理の記録をほとんど残していなかったわけではないことです。

母が残した手書きのレシピノートには、約100種類ものレシピがびっしりと書かれていました。

ところが、娘がもう一度食べたいと願ったラタトゥイユのレシピだけが見つかりませんでした。

たくさんの料理を記録していたからこそ、この1品だけがないことが強く印象に残ります。

材料表が残っていれば同じ配合を試せますが、今回はそれができません。

だからこそ、

母が実際に作った最後の料理

そのものから味をたどることになります。

レシピノートと冷凍庫に残された料理。この2つの「母が残したもの」のうち、ラタトゥイユについて頼れるのは後者だったわけです。

一般的なラタトゥイユは夏野菜をじっくり煮込む料理

ラタトゥイユは、なすやズッキーニ、玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、トマトなどを使って作る野菜の煮込み料理です。

日本テレビの過去の料理レシピでも、なす、ズッキーニ、玉ねぎ、パプリカ、トマト、にんにくなどを組み合わせ、野菜のうま味を引き出しながら煮込む作り方が紹介されています。

ただし、これはあくまで一般的なラタトゥイユの一例です。

今回大切なのは「ラタトゥイユとして正しいか」ではなく、母が作っていた味にどこまで近づけられるかということ。

家庭料理では、同じ料理名でも家ごとに作り方が違います。

「うちではこの野菜を入れる」「少し甘めにする」「水分をしっかり飛ばす」といった小さな違いが、食べた人にとっての「いつもの味」になります。

今回のラタトゥイユが特別なのは、珍しい料理だからではなく、1人の家族にとって代わりのない味だからです。

小室光博は神楽坂「懐石 小室」を営む日本料理人

懐石 小室

(出典:懐石小室 神楽坂

再現に参加する小室光博さんは、東京・神楽坂にある「懐石 小室」の店主です。

2000年に店を開き、旬の魚介や野菜など、素材そのものの持ち味を生かす日本料理を手がけてきました。店の公式サイトでも「食材の持ち味を、手仕事を注いで磨く」という考え方が示されています。

ラタトゥイユはフランス料理ですが、今回求められているのは本場の料理を再現することではありません。

重要なのは、残された一皿から、

どんな素材を使っていたのか
どのような味のバランスだったのか
どんな調理でその味になったのか

を読み解くことです。

素材を見極め、火を入れ、味を組み立てる経験を積んできた小室さんが、どのように「家庭のラタトゥイユ」に迫るのかは大きな見どころです。

松村北斗がこの家族の願いに向き合うきっかけ

この企画は「料理を再現する番組企画」として最初から用意されていたものではありません。

日本テレビ系「Golden SixTONES」を通じて募集された、「解決してほしい!わたしの家族の悩み」に寄せられた投稿から始まりました。

その中で松村北斗さんが向き合うことになったのが、「母のラタトゥイユをもう一度食べたい」という願いです。

料理を作ることそのものより、「もう会えない家族が作ってくれた味を取り戻したい」という思いが出発点になっています。

そのため、松村さんの役割も単に料理を手伝うだけではありません。

家族の記憶を聞き、料理人とともに手がかりをつないでいくことが企画の中心になります。

家庭の味は材料と分量だけでは決まらない

今回のラタトゥイユには、家庭料理について改めて気づかされる部分があります。

料理のレシピを残すなら、材料と分量を書けば十分と思いがちです。

しかし実際には、

  • 野菜をどれくらいの大きさに切るか
  • どの順番で鍋に入れるか
  • どれくらい火を通すか
  • 水分をどこまで残すか
  • 酸味や塩味をどの程度に仕上げるか

といった部分でも味は変わります。

そして家族が覚えているのは、数字ではなく「食べたときの味」です。

約100種類のレシピが残っていながら、一番食べたい料理の作り方だけがなく、それでも最後の1食が残っていた。

レシピに書かれた記録と、舌に残った記憶の両方から家庭の味を探していくところが、このラタトゥイユ再現の一番興味深い点です。


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