最後のひと袋からよみがえった母のラタトゥイユ
母が長年作ってくれた料理なのに、そのレシピだけが残っていない。『24時間テレビ49(わたしの家族の話〜あなたは誰を想う?〜)(2026年8月30日)』では、松村北斗さんが料理人の小室光博さんとともに、冷凍庫に残された「最後のひと袋」を手がかりに、亡き母のラタトゥイユを再現しました。画面に映った材料メモと調理工程をもとに、水の量だけ家庭で作りやすい目安を補って詳しくまとめます。
この記事でわかること
- ラタトゥイユに使われた材料と具体的な分量
- 番組で示された「玉ねぎ8分」「約40分」の作り方
- 水の分量が示されていない場合の再現用の目安
- 夏野菜を別に炒めて最後に合わせる理由
母のラタトゥイユの材料と分量
番組画面に映った手書きの材料メモから、次の分量を読み取ることができます。
- ナス 100g
- ズッキーニ 85g
- パプリカ(赤)38g
- パプリカ(黄)38g
- ホールトマト缶 200g
- 玉ねぎ 225g(大1個)
- セロリ 50g
- にんにく 4g(半片)
- コンソメキューブ 1.5個
- トマトケチャップ 大さじ3〜4
- 水 250ml程度を目安
- ローリエ 画面では2枚を確認
このうち、水250mlは番組で示された正式な分量ではありません。
画面で確認できたのは「水・ローリエを加える」という工程と、その後の「水を入れる前の量になるまで40分ほど煮る」という指示です。
家庭で同じ材料量を使う場合は、まず水250ml程度を目安にすると作りやすいでしょう。煮詰まりが早い場合は少量ずつ足し、最大300ml前後までを調整の目安にします。
重要なのは「水を何ml入れたか」より、最後に水を加える前の量まで煮詰めることです。
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玉ねぎ225gを8分かけて炒める
最初の工程はとても具体的で、画面には「玉ねぎを8分炒める」と表示されていました。
玉ねぎは225g、大きめなら1個程度です。
ラタトゥイユというと、切った夏野菜をトマトと一緒に煮込む料理を思い浮かべやすいですが、今回再現された母の味はその作り方とは少し違います。
まず玉ねぎだけを8分かけて炒め、トマトソースの土台を作ります。
材料メモにはにんにく4g(半片)もあります。ただし、今回確認できた画面では、にんにくを入れる正確なタイミングまでは表示されていませんでした。
炒め油についても使用していることは調理画面から分かりますが、具体的な分量は示されていません。
セロリとホールトマト缶を合わせる
玉ねぎを8分炒めた後は、セロリとホールトマト缶を加えます。
使う量は、
セロリ50g
ホールトマト缶200g
です。
ホールトマト200gなので、400g入りの缶なら半量が目安になります。
ここまでで、玉ねぎの甘み、セロリの香り、トマトの酸味を組み合わせたソースのベースができます。
材料メモにはさらに、コンソメキューブ1.5個とトマトケチャップ大さじ3〜4が記されています。
一般的なラタトゥイユの配合ではなく、この家庭で長く作られてきた味を再現するうえで、この2つはかなり大切な材料です。
水とローリエを加えて約40分煮る
セロリとトマト缶を合わせた後、水とローリエを加えます。
調理画面ではソースの中にローリエが2枚見えました。
そして、ここからがこの作り方の大きなポイントです。
画面に示された指示は、
「水を入れる前の量になるまで40分ほど煮る」
というものでした。
単に「40分煮込む」だけではありません。
水を加えて一度ソースをゆるめ、それを約40分かけて煮込み、追加した水分を飛ばして元の量まで戻すという作り方です。
家庭で作る場合は、水250ml程度から始めるのがおすすめです。
鍋が広いほど水分は早く蒸発し、深い鍋では残りやすくなります。そのため40分という時間だけで判断せず、加水前のソース量まで戻ったかを見ながら仕上げます。
夏野菜は別のフライパンで炒める
トマトソースを煮込んでいる間に、もう1つのフライパンで夏野菜を炒めます。
使うのは、
- ナス100g
- ズッキーニ85g
- 赤パプリカ38g
- 黄パプリカ38g
です。
画面にも「別のフライパンで夏野菜を炒める」とはっきり表示されました。
ここは再現するときに特に間違えたくないところです。
夏野菜をトマトソースの中へ最初から入れて40分煮るのではありません。
トマトソースはトマトソースとしてじっくり煮込み、夏野菜は別に炒める。
この2つを別々に仕上げてから合わせています。
長時間煮込まないため、ナスやズッキーニ、パプリカの形が残りやすく、野菜それぞれの食感も楽しめる作り方です。
約40分煮詰めてから炒めた夏野菜を合わせる
トマト側が水を入れる前の量まで戻ったら、別のフライパンで炒めておいた夏野菜を加えます。
番組で確認できた流れを順番にすると、次のようになります。
- 玉ねぎ225gを8分炒める
- セロリ50gとホールトマト缶200gを加える
- 水とローリエを加える
- 別のフライパンでナス、ズッキーニ、赤・黄パプリカを炒める
- トマト側を水を入れる前の量になるまで約40分煮る
- 煮詰めたトマトソースに炒めた夏野菜を加える
- 全体を合わせてなじませる
これなら、今回の映像で示された調理手順をかなりそのまま再現できます。
コンソメ1.5個とケチャップ大さじ3〜4が味の大きな手がかり
材料メモの中で、特に家庭の味を感じさせるのが、
コンソメキューブ1.5個
トマトケチャップ大さじ3〜4
という組み合わせです。
トマトだけで煮込むのではなく、コンソメでうま味を加え、ケチャップで甘みやコクを足しています。
ただし、今回確認できた調理画面では、コンソメとケチャップを投入する瞬間までは確認できませんでした。
そのため、番組どおりの正確な投入タイミングを断定することはできません。
家庭で再現するなら、トマト缶を加えたあとにコンソメを溶かし、ケチャップも加えてから水を入れて煮込むと作業しやすくなります。
ただし、この順番については再現しやすくするための方法であり、画面で確認できた正式な工程とは分けて考えてください。
ケチャップについてはメモ自体が大さじ3〜4となっているため、まず大さじ3を加え、仕上げで味を見て増やす方法なら調整しやすくなります。
家庭で作るならこの手順で再現しやすい
実際に作る場合は、次の手順にまとめると分かりやすくなります。
まず玉ねぎ225g、セロリ50g、ナス100g、ズッキーニ85g、赤パプリカ38g、黄パプリカ38gを食べやすい大きさに切ります。
玉ねぎを炒め、8分を目安にじっくり火を通します。
セロリ50gとホールトマト缶200gを加えます。
コンソメキューブ1.5個、トマトケチャップ大さじ3〜4を用意します。投入する正確な場面は画面では確認できなかったため、家庭ではこの段階で加えると作りやすくなります。
水はまず250ml程度を目安に加え、ローリエを入れます。
そのまま約40分、水を入れる前と同じくらいの量になるまで煮詰めます。
その間に別のフライパンで、ナス、ズッキーニ、赤パプリカ、黄パプリカを炒めます。
トマトソースが十分に煮詰まったら夏野菜を加え、全体をなじませれば仕上がりです。
水が途中でなくなりそうな場合は少量ずつ足します。反対に40分たっても水っぽければ、加水前の量を目安にもう少し煮詰めます。
この料理では、水の正確な数字よりも「元の量まで戻す」という状態を目印にすることがポイントです。
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最後のひと袋が母の味を再現する手がかりになった
母が残していた手書きのレシピノートには、約100種類ものレシピが記されていました。
しかし、娘にとって特に思い出深かったラタトゥイユだけはレシピが見つかりませんでした。
そこで大きな手がかりになったのが、冷凍庫に残されていた「最後のひと袋」です。
食べてしまえば、母本人が作ったラタトゥイユはもう残りません。
その貴重な1食から味や具材を確かめ、小室光博さんが母の料理へ近づけていきました。
今回判明した、
玉ねぎ225g
コンソメキューブ1.5個
ケチャップ大さじ3〜4
玉ねぎを8分炒める
水を加えて約40分煮る
夏野菜を別炒めする
といった具体的な数字や工程は、単なる一般的なラタトゥイユではなく、長年家族が食べてきた「母の味」を再現するための大切な手がかりです。
水だけは正確な分量が示されていないため、家庭では250ml程度を出発点にし、「水を入れる前の量まで戻す」という番組で示された基準を優先すると再現しやすくなります。
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