玄界灘の漁師めしから生まれた小呂島のご飯のお供
NHK『小さな旅「玄界灘の真ん中で 〜福岡市 小呂島〜」』(2026年9月6日放送)に登場する、福岡市最西端の離島・小呂島。島ではまき網漁やブリ漁が盛んで、獲れた魚をしょうゆなどで味付けする「こねくり」が漁師めしとして受け継がれています。
その味を島外でも楽しめるように開発されたのが「小呂島漁師のしまごはん」です。天然ブリの焼きほぐしを中心に、しょうゆ、柚子胡椒、梅しそ、塩こうじなどを展開。値段や通販方法、販売店舗、各商品の違いを紹介します。
この記事でわかること
- 小呂島漁師のしまごはんの特徴
- 全6種類の内容と値段
- 公式通販と実店舗での購入方法
- 郷土料理「こねくり」から商品が生まれた背景
小呂島漁師のしまごはんは天然ブリの焼きほぐし

「小呂島漁師のしまごはん」は、小呂島周辺で獲れた天然ブリを使った瓶入りの焼きほぐしです。
小呂島の漁師が水揚げしたブリを、島の女性たちが骨を取り除き、調味料を加えながら丁寧にほぐして仕上げます。一般的な鮭フレークのようにご飯へ直接のせられますが、原型になっているのは島独自の漁師めしです。
小呂島は姪浜渡船場から市営渡船で約65分。人口約160人の島で、主な産業は漁業です。島の漁師が獲った魚を島内で加工し、商品として販売するため、瓶の中に小呂島の漁業と暮らしが凝縮されています。
「こねくり」は船上で食べられてきた漁師めし
商品の原型となった「こねくり」は、その日に獲れた新鮮な魚をしょうゆ、みりん、酒、ゴマ、薬味などで和えた漬け料理です。
漁を終えた漁師が船上や帰港後に食べてきた料理で、刺身の状態で味わうのが本来の形。漁師が身近な調味料で手早く作れる一方、鮮度の高い魚が手に入る小呂島だからこそ定着した味でもあります。
「しまごはん」では、こねくりの甘辛い味付けを残しながら、刺身ではなく加熱したブリのほぐし身に変更しました。これにより、島へ行かなくても常温で取り寄せやすい商品になっています。
小呂島漁師のしまごはんは全6種類
福岡市が案内している商品と税込価格は次のとおりです。
- しょうゆダレ伝説の味:60g、700円
- 三瀬村産柚子胡椒:60g、700円
- 梅しそ:60g、700円
- 塩こうじ:60g、700円
- オロヒージョ:60g、900円
- 魚のラー油:60g、950円
「しょうゆダレ伝説の味」は、こねくりを再現した基本の商品です。甘辛い味付けで、炊きたてのご飯やおにぎりに合わせやすい定番となっています。
「三瀬村産柚子胡椒」は、ブリのうま味に柚子の香りを加えた味。「梅しそ」は酸味があり、お弁当や混ぜご飯にも向いています。「塩こうじ」はしょうゆ味より穏やかで、ブリ自体の風味を楽しみやすい商品です。
「オロヒージョ」はブリをニンニクやバジルとともにオリーブオイルへ漬けた洋風商品。パンやパスタにも利用できます。「魚のラー油」は辛味を加えたご飯のお供で、冷ややっこや麺料理のトッピングにも合わせやすい一品です。
公式通販では4本入りと6本入りを販売
小呂島漁師のしまごはんは、島の公式オンラインショップから取り寄せられます。
主なギフト商品の掲載価格は次のとおりです。
- 4本入りギフトセット:3,050円
- 6本入りギフトセット:4,950円
4本入りは、しょうゆ、柚子胡椒、梅しそ、塩こうじといった定番の味をまとめて試したい人向けです。6本入りは、オロヒージョと魚のラー油を加えた全種類を楽しめます。
商品代とは別に送料が必要です。地域や購入数によって送料が変わるため、カート画面で合計金額を確認してから注文します。在庫切れの場合は、公式ショップの商品ページから再入荷通知を登録できることがあります。
福岡市内の店舗でも購入できる
福岡市の公式ページには、主な販売先として次の店舗が掲載されています。
- 農産物直売店「ぶどう畑」
- 志賀島センター島の幸
- 岩田屋
- 姪浜駅ステーションフード
過去には博多駅周辺やマリンワールド海の中道などで取り扱われた例もありますが、常に全種類が並んでいるとは限りません。店舗で購入する場合は、訪問前に在庫と取り扱い商品を確認したほうが確実です。
問い合わせ先は福岡市漁業協同組合小呂島支所で、電話番号は092-809-1560です。
手作業の商品が島内の仕事を生み出している
2020年に公開された現地取材では、加工を担当する女性たちが3人ほどのチームを組み、ブリを火にかけながら約40分間ほぐしていた様子が紹介されています。当時は1日に約225本を製造し、骨抜きから味付け、瓶詰めまで多くの工程を手作業で行っていました。
単なる土産物ではなく、漁師が魚を獲り、島内で加工して販売する仕組みを作った点が大きな特徴です。魚を鮮魚として出荷するだけでなく、保存できる加工品にすることで新たな価値が生まれ、島の女性たちの仕事にもつながりました。
「小呂島の存在を知ってもらいたい」という思いから始まった商品でもあり、一瓶を購入することが島の漁業や雇用を支える形になっています。
ご飯以外にも使える食べ方
最も手軽なのは、温かいご飯にそのままのせる食べ方です。味がしっかり付いているため、最初は少量ずつのせると調整しやすくなります。
ほかにも次のような使い方ができます。
- おにぎりや混ぜご飯の具
- お茶漬けやだし茶漬け
- 卵焼きやオムレツの具
- 冷ややっこや温野菜のトッピング
- マヨネーズと混ぜたサンドイッチ
- オロヒージョを使ったパスタ
- 魚のラー油を加えたそうめんやうどん
ブリのたんぱく質を手軽に加えられるため、朝食や弁当にも使いやすい商品です。
購入前に確認したい実用情報
- 内容量:各60g
- 単品価格:700円から950円
- 通販価格:4本入り3,050円、6本入り4,950円
- 送料:地域や注文内容によって異なる
- 保存方法:直射日光と高温多湿を避けて常温保存
- 賞味期限:販売サイトの掲載例では製造から365日
- アレルギー:しょうゆを使う商品には小麦・大豆が含まれるため、商品表示を要確認
- 店頭在庫:販売先へ事前確認を推奨
- 問い合わせ:福岡市漁業協同組合小呂島支所・092-809-1560
価格や販売先、賞味期限は変更される可能性があります。購入時には公式ショップの表示と届いた商品のラベルを優先してください。
まとめ
小呂島漁師のしまごはんは、島の郷土料理「こねくり」をもとに、天然ブリを食べやすい焼きほぐしにした商品です。
定番のしょうゆ味をはじめ、柚子胡椒、梅しそ、塩こうじ、オロヒージョ、魚のラー油の6種類があります。公式通販では4本入りと6本入りのギフトセットが用意され、福岡市内の一部店舗でも購入できます。
漁師が獲った魚を島の女性たちが加工する、小呂島の暮らしと仕事から生まれたご飯のお供です。『小さな旅』を見て小呂島の味が気になった人は、現地まで渡らなくても通販で取り寄せられます。
参考リンク
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