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大島青松園の見学予約・行き方・船便を案内【Dearにっぽん「この島が 第二のふるさと」】

おでかけ

大島青松園は一般の人も見学できる

NHK総合「Dearにっぽん『この島が 第二のふるさと〜国立療養所 香川・大島〜』」(2026年9月6日放送)で紹介される香川県高松市の大島青松園。現在もハンセン病回復者が暮らす生活の場だが、事前に申し込めば社会交流会館や園内を見学できる。高松港からの船、予約方法、展示内容、訪問時の注意点をまとめた。

この記事でわかること

  • 大島青松園の場所と島の特徴
  • 社会交流会館の開館時間と見学予約方法
  • 高松港から大島へ向かう官有船の利用方法
  • 島内で守るべきルールと展示の見どころ

大島青松園は高松港の北東約8キロにある

展示紹介 - 大島青松園社会交流会館

出典:大島青松園社会交流会館「展示紹介」

大島青松園がある大島は、高松港の北東約8キロに位置する。面積は約62ヘクタール、周囲約7.2キロの小さな島で、点在する民有地を除き、島のほぼ全体が国立療養所となっている。

住所は香川県高松市庵治町6034番地1。全国13か所の国立ハンセン病療養所のうち、船でしか行けない離島にあるのは大島青松園だけである。

島は美しい白砂青松に囲まれている一方、国の強制隔離政策を象徴する場所でもある。大切な人との縁を絶たれ、故郷へ戻れないまま亡くなった人も多く、島の納骨堂には2100人を超える遺骨が納められている。

見学には事前申し込みが必要

社会交流会館と大島青松園の施設見学は可能だが、通常は事前申し込みが必要となる。

基本情報は次の通り。

  • 開館時間:午前9時30分〜午後4時
  • 休館日:土曜、日曜、祝日、年末年始
  • その他の休館:館内整理日、資料・設備点検日
  • 入館料:無料
  • 事前申し込み:必要
  • 予約受付:大島青松園福祉室
  • 電話受付:平日午前9時〜午後5時
  • 電話番号:087-871-3131

土日や祝日に臨時開館する場合もあるため、訪問日を決める前に社会交流会館公式サイトの開館・休館日カレンダーを確認したい。

希望日や受け入れ人数、園内行事の都合によっては、日程や利用する船便の変更を求められる場合がある。まず電話で相談し、日程決定後に申込書を提出する流れとなる。

高松港から官有船で約20〜30分

大島へは橋がなく、自動車や徒歩では渡れない。JR高松駅から高松港までは徒歩約5分。官有船は高松港第1浮桟橋から出航し、大島港まで約20〜30分かかる。

庵治港と大島を結ぶ船は職員などの通勤用となっているため、一般の施設見学者は高松港発着の官有船を利用する。

官有船の運賃は無料だが、定員がある。船の出発時刻は桟橋への集合時刻ではなく実際の出航時刻なので、少なくとも出航5分前までに船内へ入り、着席しておきたい。

通常の時刻の目安は次の通り。

高松港発

  • 午前9時20分
  • 午前11時15分
  • 午後2時5分
  • 午後3時45分
  • 午後5時10分

大島港発

  • 午前8時40分
  • 午前10時30分
  • 午後1時25分
  • 午後3時
  • 午後4時30分

使用船や催事によって所要時間や時刻が変わる可能性がある。予約時に利用便を確認し、訪問直前にも公式時刻表と天候情報を確認する必要がある。

高波、濃霧、台風などによって欠航することもある。

社会交流会館では大島で生きた人々の歴史を学べる

大島青松園社会交流会館は、2016年10月にプレオープンし、2019年4月に全面開館した。

館内には3つの展示室と図書室があり、単に隔離政策の年表を紹介するのではなく、島で暮らした一人ひとりの生活や支え合いに焦点を当てている。

主な展示は次の通り。

  • 導入展示「ハンセン病とは?」:病気の医学的知識と歴史を紹介
  • ギャラリー:入所者が制作した絵画や工芸品、企画展を展示
  • 歴史展示「生きる〜支えあって、生きてきた〜」:入る、集まる、祈る、働く、熱中する、眠るという6つの視点から園内生活を紹介
  • ジオラマ展示:入所者の証言をもとに、1958年前後の大島を150分の1で再現
  • 図書室:入所者の文芸作品、自治会の資料、全国の療養所に関する書籍を収蔵

現在も島に暮らす人がいることを忘れず、展示を「過去の特殊な施設」として見るのではなく、そこで自由を奪われながらも生活を築いてきた人々の記録として受け止めたい。

瀬戸内国際芸術祭で訪れる場合は扱いが異なる

大島は2010年から瀬戸内国際芸術祭の会場になっている。芸術祭の作品公開日には、通常の施設見学とは異なる乗船方法や案内プログラムが設けられる場合がある。

作品鑑賞を目的に訪れる場合は、大島青松園の通常見学予約だけで判断せず、瀬戸内国際芸術祭公式サイトで公開日、船便、ガイドツアーの有無を確認する。

大島の歴史を知らずに作品だけを見ると、作品が置かれた意味を十分に理解できないこともある。初めて訪れる場合は、「こえび隊」などによる大島案内への参加が望ましい。

大島を訪れるときに守りたい注意事項

大島は現在も入所者の生活の場であり、一般的な観光島とは異なる。

訪問時は次の点に注意する。

  • 案内板で示された入所者の生活区域へ入らない
  • 入所者を無断で撮影しない
  • 船内や屋内ではマスク着用などの健康配慮に従う
  • 社会交流会館入口で手指を消毒する
  • 自転車やペットを持ち込まない
  • 島内で喫煙や釣りをしない
  • ごみを必ず持ち帰る
  • 島内には荷物の預かり場所がない
  • 飲み物を高松港周辺で用意する
  • 仮桟橋や砂地では足元に注意する

島内の売店や飲食環境は限られるため、飲料は乗船前に準備しておく。ただし、飲食できる場所については現地スタッフの案内に従う。

実用情報

  • 施設名:国立療養所大島青松園・大島青松園社会交流会館
  • 所在地:香川県高松市庵治町6034番地1
  • 入館料:無料
  • 開館時間:午前9時30分〜午後4時
  • 通常休館日:土日、祝日、年末年始ほか
  • 見学予約:原則必要
  • 予約・問い合わせ:087-871-3131
  • 電話受付:平日午前9時〜午後5時
  • アクセス:JR高松駅から高松港まで徒歩約5分、高松港から官有船で約20〜30分
  • 官有船の運賃:無料
  • 出航場所:高松港第1浮桟橋
  • 駐車場:高松港周辺の有料駐車場を利用

まとめ

大島青松園は一般の人も見学できるが、現在も入所者が暮らす国立療養所であり、訪問には原則として事前申し込みが必要となる。

高松港から官有船で約20〜30分。社会交流会館では、病気の基礎知識だけでなく、患者作業、共同生活、信仰、創作活動など、島で生きた人々の具体的な人生を学べる。

海の美しさだけを目当てに訪れる場所ではない。野村宏さんをはじめとする入所者の証言に向き合い、生活区域や撮影ルールを守ることが、大島を訪れるうえで最も大切な姿勢となる。

参考リンク


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