「敷けば焦げ付かない」だけではないクッキングシートの使い方
2026年9月8日のNHK「あさイチ」では、フライパンに使うクッキングシートも取り上げられます。
魚や肉がこびり付かず、洗い物も減らせる便利なアイテムですが、「紙のクッキングシート」と「フライパン用ホイル」は同じものではありません。
ガスなのかIHなのかでも注意点が変わります。
この記事でわかること
- クッキングシートとフライパン用ホイルの違い
- ガス火とIHで注意するポイント
- 正しい敷き方と火加減
- フッ素加工フライパンでも使えるのか
紙のクッキングシートとフライパン用ホイルは別物

旭化成ホームプロダクツによると、「クックパー クッキングシート」は紙製、「クックパー フライパン用ホイル」はアルミホイル製です。
紙のクッキングシートには耐熱温度と使用時間があり、同社の製品では250℃で20分、300℃で5分が目安。一方、フライパン用ホイルは300℃まで使用できると案内されています。
名前が似ているので混同しがちですが、「家にあるオーブン用の紙を何となくフライパンへ敷く」のではなく、その製品がフライパン調理に対応しているかを確認することが重要です。
ガスコンロではフライパン専用品を確認
旭化成ホームプロダクツの商品案内では、ガスコンロのフライパン調理では「フライパン用ホイル」が推奨されています。
ガス火は炎が鍋底の外側へ回り込む可能性があります。
紙製のシートを使用できるかどうかは製品によって条件が異なるため、パッケージの表示とフライパン、ガスコンロ双方の取扱説明書を優先するのが基本です。
「クッキングシートなら全部同じ」と考えないことが大切です。
IHなら紙のクッキングシートも条件付きで使える
クックパーの紙製クッキングシートについては、IHクッキングヒーターでフライパンに敷いて使うことができます。
ただし、製品の耐熱温度と時間を超えないこと、調理器具の取扱説明書に従うことが条件です。
また、IH機器に組み込まれているラジエントヒーターでは、シートの耐熱温度を超える可能性があるため使用しないよう案内されています。
IHだから必ず安全という意味ではなく、強火モードなどで温度を上げ過ぎないことも必要です。
フライパン用ホイルの基本は「大きさを合わせて中弱火」
旭化成ホームプロダクツが案内するフライパン用ホイルの使い方はシンプルです。
フライパンの大きさに合わせて切り、調理面へ密着させて敷きます。その上に食材をのせ、中火から弱火で様子を見ながら加熱します。
シートやホイルを大きく余らせる必要はありません。
特にガス火の場合はフライパンの外側にはみ出させないようにする意識が重要です。
「ホイルを敷けば空焚きにならない」とは限らない
フライパン用ホイルを敷いて食材をのせた状態なら、通常は食材へ熱が移るため、空焚き状態にはなりにくくなります。
旭化成ホームプロダクツも、フライパンの使用上の注意を守り、加熱し過ぎや空焼きを避ければ、フッ素樹脂加工フライパンでもフライパン用ホイルを使用できると説明しています。
ただし「ホイルがあるから強火でも大丈夫」という意味ではありません。
フライパン自体が高温になり過ぎれば、コーティングへの負担は変わりません。
IHの上へホイルを直接置くのはNG
IHで特に気を付けたいのが、フライパンを置かず、IHヒーターの天板へアルミホイルを直接置く使い方です。
旭化成ホームプロダクツでは、フライパン用ホイルをIHの上へ直接のせると、溶解や発火の可能性があるため行わないよう注意しています。
あくまで「フライパンの中に敷く」商品です。
魚や味付き肉との相性がよい
フライパン用ホイルが便利なのは、鮭やサバなどの魚、照り焼き、みそ漬け肉などです。
こうした料理はタレや脂が焦げ付きやすく、フライパンを洗うのも大変です。
ホイルを使えば油や汁がフライパンへ直接触れにくくなり、におい移りも抑えやすくなります。
特に魚焼きグリルを使わず、フライパンだけで焼き魚を作りたい家庭には使いやすい方法です。
実用情報
まず商品の箱に「フライパン使用可」と書かれているか確認します。
ガス火の場合は炎が鍋底からはみ出さない中火以下を基本にし、シートやホイルもフライパンからはみ出させません。
IHの場合も強火モードを避け、紙製シートなら耐熱温度と時間を守ります。
そして最も大切なのは、商品によって使用条件が違うことです。別メーカーの商品へそのまま同じ使い方を当てはめず、それぞれの表示を確認してください。
まとめ
クッキングシートをフライパンに敷く方法は便利ですが、「紙」と「フライパン用ホイル」は別の商品です。
ガス火ではフライパン専用ホイルが使いやすく、IHでは紙製シートも条件を守れば使える製品があります。
共通するポイントは、強火にしない、フライパンからはみ出させない、食材をのせず長時間加熱しないこと。
「あさイチ」を見て試したくなった場合も、まず自宅にある商品のパッケージを確認してから使うのが安心です。
参考リンク
旭化成ホームプロダクツ「クックパー フライパン用ホイル」
旭化成ホームプロダクツ「クッキングシートはIHで使える?」
旭化成ホームプロダクツ「クッキングシートとフライパン用ホイルの違い」
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