100均ワイヤーネットを組み合わせると収納の「空いている場所」が使える
2026年9月15日放送のNHK「あさイチ」では、100円ショップのワイヤーネットや結束バンド、つっぱり棒などを組み合わせた収納術が紹介されました。
ポイントは、新しい収納家具を置くのではなく、クローゼットの上部やバッグの間、帽子を置けずに困っていた空間などを収納場所に変えることです。
整理収納アドバイザーの赤工友里さんをはじめ、矢野きくのさん、吉川永里子さんが、100円グッズを使った実践的なアイデアを紹介しました。
この記事でわかること
- 100均ワイヤーネット収納の基本的な作り方
- クローゼットの収納力を増やす方法
- バッグや帽子を型崩れさせにくく収納する方法
- 100円グッズを買う前に確認したいポイント
ワイヤーネット収納の作り方は「組み合わせて結束バンドで留める」が基本
今回の「あさイチ」で特に活躍したのが、ワイヤーネットと結束バンドです。
公式動画:赤工友里「かぞく収納CHANNEL」100均グッズ収納動画
ワイヤーネットは、そのまま壁に掛けるだけではありません。複数枚をつないだり、棒と組み合わせたりすることで、棚や仕切りのように使えます。
基本となる考え方はシンプルです。
- ワイヤーネットを収納したい場所に合わせる
- 必要に応じて複数枚を組み合わせる
- 接合部分を結束バンドで留める
- 余った結束バンドを根元から切る
- バッグや衣類などを収納する
番組では、結束バンドを完全にきつく締めるのではなく、人差し指が入るくらいのゆとりを残す方法も紹介されました。
余った部分を切る場合は、ハサミよりニッパーを使うと根元近くで処理しやすくなります。
クローゼットはアウトドア用ロープとつっぱり棒で収納力アップ
洋服ダンスやクローゼットでは、「上に空間が残っているのに使い切れていない」ということがあります。
赤工友里さんが紹介したのは、100円ショップでも購入できるアウトドア用ロープとつっぱり棒を使って、簡易的なハンガーパイプを増やす方法です。
ポイントは、元からある収納スペースの中にもう1段、衣類を掛けられる場所を作ること。
さらにワイヤーネットを組み合わせることで、空いている上部にも収納場所を作れます。
洋服を上下に分ける場合は、
- 奥側に長い洋服
- 手前側に短い洋服
というように配置すると、クローゼット内の高さを有効活用できます。
ただ詰め込むのではなく、洋服の長さによって空間を使い分けるのがポイントです。
バッグはワイヤーネットで「立てる収納」に変えられる
バッグは重ねてしまうと、下になったものが取り出しにくくなります。
型崩れも気になるところです。
番組では、ワイヤーネットだけを組み合わせてバッグの収納スペースを作る方法も紹介されました。
ワイヤーネットを仕切りのように使えば、バッグを1個ずつ立てて収納しやすくなります。
重ねる収納とは違い、
- どのバッグがあるか見やすい
- 使いたいバッグをすぐ取り出せる
- バッグ同士が押しつぶされにくい
という使い方ができます。
市販のバッグ収納棚を置くスペースがない場合でも、ワイヤーネットなら収納場所に合わせて組み方を変えられるのが便利です。
帽子はワイヤーネット5枚とボトムス用ハンガー2個で収納
帽子収納を紹介したのは矢野きくのさんです。
使ったのは、
- ワイヤーネット5枚
- ボトムス用ハンガー2個
- 結束バンド
という身近なアイテム。
ワイヤーネットを組み合わせて帽子を1個ずつ置ける立体的な収納スペースを作ります。
4か所を結束バンドで留める方法で、番組では約10分で完成していました。
帽子を重ねないため、型崩れを防ぎながら収納できるのが大きな利点です。
さらに側面へフック付きピンチを取り付ければ、ちょっとした小物を吊るすスペースも増やせます。
収納スペースそのものを増やしながら、帽子を守る役割も果たしているのが面白いところです。
折り畳めるキャップはロープとピンチで吊るす
すべての帽子にワイヤーネット収納が必要なわけではありません。
折り畳んでも問題ないキャップ類については、ロープとピンチを組み合わせて吊るす収納が紹介されました。
キャップを棚に積み重ねると、下の帽子を取るたびに崩れてしまいます。
吊るしておけば一覧できるため、使いたいものを選びやすくなります。
型崩れしやすい帽子はワイヤーネット、折り畳めるものは吊るすというように、帽子の種類によって収納方法を変えるのが実用的です。
ワイヤーネットにキャスターを付ければ靴箱にも使える
100円グッズの収納術はクローゼットだけではありません。
靴の収納に悩んでいた山崎樹範さん向けには、ワイヤーネットへ結束バンドでキャスターを取り付ける方法が紹介されました。
ポイントは「動かせる収納」にすることです。
靴箱の奥や下部は、物を置けても取り出しにくい場所になりがちです。
キャスター付きなら手前へ引き出せるため、デッドスペースを収納場所として利用しやすくなります。
ワイヤーネットは棚を作るだけでなく、こうした「収納の土台」としても応用できます。
冷蔵庫では360度回転するペン立てがチューブ収納に
意外だったのが、文房具用品の活用です。
番組では360度回転するタイプのペン立てを冷蔵庫へ入れ、調味料などのチューブ収納に使う方法も紹介されました。
奥に入ったチューブを探すのではなく、回転させて必要なものを手前へ持ってくる仕組みです。
さらに吉川永里子さんは、キッチンの引き出しに文具用収納ケースを利用する方法も紹介。
収納用品を「キッチン用」「クローゼット用」と用途だけで判断せず、サイズや形が合うものを別の場所へ転用することが、シンデレラフィットにつながっています。
100均収納で最も大切なのは買う前にサイズを測ること
今回の「あさイチ」で押さえておきたいのが、「安いから、とりあえず買う」ではないという点です。
100円グッズを使った収納で重要なのは、
- 収納したい場所の横幅を測る
- 奥行きを測る
- 高さを測る
- 何を収納するか決める
- 必要な個数を確認してから買う
という順番です。
数センチ違うだけで、せっかく買ったワイヤーネットやケースが入らないことがあります。
「シンデレラフィット」は偶然ぴったり入ったように見えますが、実際には収納場所をきちんと測ってから商品を選ぶことが重要です。
100円だからと衝動買いすると、使わない収納グッズそのものが増えてしまいます。
結束バンドやつっぱり棒を使うときの注意点
手軽に作れるからこそ、安全面も確認しておきたいところです。
番組では結束バンドについて、85℃を超える場所では使わないなど、商品の使用条件を確認することも紹介されました。
また、ワイヤーネットやつっぱり棒、キャスターなどにはそれぞれ耐荷重があります。
実際に作る場合は、
- 商品に表示された耐荷重を確認する
- 重いものを無理に載せない
- 結束バンドが緩んでいないか確認する
- つっぱり棒が安定しているか確認する
- 熱源の近くでは使用条件を確認する
といった点に注意したいところです。
特に衣類を大量に掛ける場合は、ワイヤーネットよりもつっぱり棒や固定部分に負荷が集中する可能性があります。
赤工友里さんの収納は「浮かせる・立たせる・寝かせる」が基本
今回、クローゼット収納などを紹介した赤工友里さんは、整理収納アドバイザーとして活動しています。
収納の考え方として特徴的なのが、「浮かせる」「立たせる」「寝かせる」という3つの方法です。
ワイヤーネットを使った今回のアイデアも、この考え方とよくつながっています。
バッグを重ねず立たせる。
使われていなかった上部空間へ収納場所を作る。
小物を吊るして床や棚から浮かせる。
収納家具を増やす前に、今ある空間の使い方を変えるのがポイントです。
KADOKAWAから出版されている赤工友里さんの著書『新しい収納の教科書』でも、こうした3つの考え方をベースにした収納方法が紹介されています。
まとめ
2026年9月15日の「あさイチ」で紹介された100円グッズ収納は、単に安い収納用品を並べる方法ではありませんでした。
中心になっていたのは、ワイヤーネット・結束バンド・つっぱり棒などを組み合わせ、これまで使えていなかった空間を収納場所へ変えることです。
特に実践しやすいのは、
- クローゼットに簡易ハンガーパイプを増設
- ワイヤーネットでバッグを立てて収納
- ワイヤーネット5枚で帽子収納
- キャスターを付けて引き出せる靴収納
- 回転式ペン立てを冷蔵庫収納へ転用
といった方法です。
そして買い物の前には、収納する場所をきちんと測ること。
「100円だから試しに買う」のではなく、場所と収納する物を決めてから必要なグッズを選ぶことが、シンデレラフィットへの近道といえそうです。
参考リンク
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