1万円の究極ふりかけ「口どけ」を作る焼津・小林食品
2026年9月27日放送のテレビ朝日系『ナニコレ珍百景』では、「食べれば口の中が桜吹雪!? 1万円の究極ふりかけ」が登場します。静岡県焼津市の小林食品が展開する高級ブランド「思わず舌鼓」の「口どけ」は、30g×2缶で税込10,800円。最高級クラスの本枯節を0.01mmという極薄に削り、職人が手作業で味付けすることで、舌の上でふわっと消える独特の食感を生み出しています。
この記事でわかること
- 高級ふりかけ「口どけ」の価格と内容量
- 公式通販と購入できる販売先
- 0.01mm極薄削りでとろける製法
- 希少な本枯節と1万円の商品を生んだ小林食品のこだわり
高級ふりかけ「口どけ」は税込10,800円

「口どけ」は、焼津の鰹節メーカー・小林食品が手がける高級ふりかけです。
現在、公式サイトに掲載されている基本商品は次の内容です。
- 商品名:口どけ
- 価格:10,800円(税込・送料別)
- 内容量:30g×2缶
- 専用木製スプーン付き
- 賞味期限:18か月
- 配送:常温便
- 原材料:かつおかれぶし削りぶし、醤油、砂糖、蜂蜜、食塩、みりん、ジンジャー末
- アレルギー:大豆・小麦
1缶30gなので、2缶で合計60g。それでも価格は10,800円です。
さらに公式では30g×5缶の27,000円セット、30g×2缶を桐箱と風呂敷に収めた12,960円の商品も用意されています。単なる日常用のふりかけというより、贈答品としての位置づけも強い商品です。
公式通販と購入できる場所
「口どけ」は「思わず舌鼓」の公式オンラインショップから購入できます。
小林食品では一つずつ手作業で製造しているため、注文を受けてから作り始めます。公式サイトでは通常でも発送まで約2週間、注文が集中した場合は1か月ほどかかることがあると案内されています。
2026年5月には一時停止していた公式サイトのカート機能も再開され、クレジットカード決済を含め利用できる状態になっています。
公式以外では、JR東海の通販サイト「いいもの探訪」でも30g×2缶・税込10,800円の商品が掲載されています。
こちらは1日5セット限定で、確認時点では注文から発送まで4週間程度と案内されています。
一方、小林食品が公開している商品解説では、「口どけ」は希少な本枯節を使う完全受注生産品のため、一般的な店頭販売は行っていないとされています。確実に購入するなら、まず公式通販を利用するのが分かりやすいでしょう。
口の中でとろける0.01mm極薄削りの製法
「口どけ」が普通のふりかけと大きく違うのは、鰹節の削り方です。
スーパーなどで販売される一般的な鰹節は、およそ0.06〜0.08mm程度。それに対して「口どけ」は0.01mm以下という非常に薄い状態まで削ります。手にかざすと向こう側が透けて見え、人が近くを通るだけでも舞い上がるほどの薄さです。
この薄さを実現するには、削り機へ鰹節を入れるだけでは足りません。
削り器には14枚のカンナ刃が付いており、職人が1枚ずつ微調整し、すべての刃から同じ厚さの削り節が出るように合わせます。
原料の温度にも注意が必要です。冷たすぎれば鰹節が崩れ、温めすぎれば削り節にコシが出てしまい、口の中でとろける食感になりません。常温へゆっくり戻してから削ることで、0.01mm級の柔らかな花を作っています。
削った後も機械任せではありません。
醤油、砂糖、蜂蜜、みりんなどを使った秘伝のたれを、極薄の削り節が固まらないよう少量ずつ吹き付けます。その後、乾燥を丁寧に繰り返して仕上げます。
つまり「口どけ」は、希少な原料だけで1万円になっているのではありません。
0.01mmまで削る技術と、その薄さを壊さず味付けする手仕事まで含めて成立している商品です。
原料に使う希少な極上本枯節
主原料として使われるのは「本枯節」です。
本枯節は鰹を加工して終わりではなく、カビ付けと熟成を繰り返して作られる鰹節。小林食品の商品説明では、選び抜いた鰹節を約4か月熟成させた本枯節は、製造される鰹節全体の約1%ともされる希少なものと説明されています。
「口どけ」では、さらに血合い部分を取り除いた「本枯節血合抜」を使用します。
血合いを除くことで雑味を抑え、澄んだ旨味とまろやかな味わいを引き出します。最高級の原料を用意したうえで、さらに0.01mmという極薄の削りへ仕上げるわけです。
現在の公式商品ページでは、使用する鰹節について「10,000本に1本と言われる貴重な鰹節」と紹介されています。
価格だけを見ると「ふりかけに1万円」と驚きますが、その中身は普段のふりかけとはかなり違います。
主役は細かな粉やゴマではなく、本枯節そのもの。最高級クラスの鰹節を職人技で極限まで薄くし、その風味を生かした商品です。
焼津の小林食品が1万円のふりかけを開発した背景
小林食品株式会社は静岡県焼津市に本社を置き、業務用削り節を中心に製造してきた鰹節メーカーです。
1982年設立で、飲食店や食品メーカー向けの削り節、ふりかけ、だしパックなどを手がけています。そこから一般消費者向けに立ち上げた高級ブランドが「思わず舌鼓」です。
このブランドでは、単純に価格の高い商品を作ることよりも、最高品質の原料と削り技術を生かした商品づくりを掲げています。
特に本枯節について、小林食品は作り手となる職人が年々減っていると説明しています。
だからこそ本枯節を使った商品を作り、消費につなげることで、その製造技術を守っていきたいという考えがあります。
「口どけ」は、そんな小林食品が持つ削り節メーカーとしての技術を、分かりやすい商品として形にしたものともいえます。
2017年時点ですでに累計約15,000缶、2023年には約25,000缶を販売。2024年の会社発表では、「口どけ」を含む関連商品の紹介の中で累計27,000缶以上に達したとされています。1万円という価格でも長く販売が続いていることから、贈答品や特別な食体験として支持されてきたことが分かります。
実用情報
- 商品名:口どけ
- ブランド:思わず舌鼓
- 製造:小林食品株式会社
- 所在地:静岡県焼津市田尻2154-18
- 価格:30g×2缶 10,800円(税込・送料別)
- 30g×5缶:27,000円(税込・送料別)
- 桐箱・風呂敷入り30g×2缶:12,960円(税込・送料別)
- 賞味期限:18か月
- 購入:公式オンラインショップ
- 製造:注文後の手作り
- 発送目安:通常約2週間、混雑時は約1か月
- 一般的な店頭販売:なし
まとめ
小林食品の高級ふりかけ「口どけ」は、30g×2缶で税込10,800円です。
その価格の背景には、希少な本枯節血合抜を使い、熟練した職人が0.01mmという極薄まで削る技術があります。さらに削り節を壊さないよう秘伝のたれを少しずつなじませ、乾燥まで手作業で仕上げるため大量生産もできません。
焼津で長く削り節を作ってきた小林食品が、鰹節の最高品質と職人技をひとつの商品へ凝縮したのが「口どけ」。
『ナニコレ珍百景』で注目される「1万円の究極ふりかけ」は、価格のインパクトだけでなく、わずか0.01mmの鰹節が口の中で消えていくという、削り節メーカーならではの技術そのものが見どころです。
参考リンク
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