キッチンABCの洋食を24時間買える「ABCシェフズ」
2026年9月28日放送のテレビ朝日『帰れマンデー見っけ隊!!』では、綾瀬はるかさんが参加する「グルメ自販機の売上1位を当てるまで帰れない」企画が登場します。
そこで注目したいのが、昭和44年創業の老舗洋食店「キッチンABC」が展開する冷凍自動販売機「ABCシェフズ」。店で長く愛されてきた豚からし焼肉や洋食弁当などを冷凍商品にし、店舗の営業時間に縛られず持ち帰れる仕組みです。キッチンABCは2022年8月にABCシェフズを稼働させ、同年11月には公式通販も開始しました。
この記事でわかること
- ABCシェフズの冷凍自販機がある場所
- 自販機で買える洋食・弁当の種類
- キッチンABCの商品を自宅へ取り寄せる方法
- 昭和44年創業の洋食店が冷凍自販機へ進出した歩み
ABCシェフズでキッチンABCの洋食を冷凍販売

「ABCシェフズ produced by キッチンABC」は、キッチンABCが作る冷凍弁当・冷凍惣菜を販売する自動販売機です。
キッチンABCの公式サイトが掲げる言葉は「24時間、洋食屋を」。店舗へ行かなければ食べられなかった街の洋食を冷凍化し、自宅で電子レンジ調理できる形へ変えています。公式では冷凍弁当について「レンジ調理で約5分」と案内しています。
単に市販の冷凍食品を仕入れて並べている自販機ではなく、昭和44年から続くキッチンABCの料理を家庭向けの商品へ作り替えた点が特徴です。
キッチンABCといえば、にんにくを効かせたタレで豚肉とニラを炒める「オリエンタルライス」や、塩こうじとブラックペッパーを使った「豚からし焼肉」など、一般的な洋食店とは少し違うオリジナルメニューで知られています。
ABCシェフズは、その「店でしか食べられなかった味」を持ち帰りやすくする新しい販売方法として始まりました。
ABCシェフズ冷凍自販機の設置場所
キッチンABC公式の店舗情報ページで設置先として確認できる場所には、次の拠点があります。
- ABCファクトリー本駒込:東京都文京区本駒込1-26-13
- 池本だんだん公園横:東京都豊島区池袋本町2-30
- キッチンABC江古田店:東京都練馬区旭丘1-73-13
- キッチンABC南大塚店:東京都豊島区南大塚2-36-1
- 日本交通 板橋営業所前:東京都板橋区板橋2-4-41
- 赤羽津川屋酒店前:東京都北区赤羽2-38-5
多くのABCシェフズは24時間利用できる形で展開されています。
ただし、公式サイト内では冷凍自販機の台数について「都内8台」とするページと「都内7台」とするページがあり、情報の更新時期に差があります。店舗情報ページにも東京メトロ千代田線・北千住駅構内について「始発~終電」とする注記が残っています。
そのため、実際に買いに行く場合は、台数だけで判断せず、ABCシェフズ公式の設置場所ページで最新の販売場所を確認してから向かうのが安心です。
また、全自販機で同じ商品を販売しているわけではありません。
公式側も「地域のニーズに合わせ、全台商品ラインナップが異なります」と案内しています。
自販機で買える豚からし焼肉や洋食弁当
ABCシェフズのおもしろさは、冷凍とはいえ「街の洋食屋」らしい商品がそろっているところです。
たとえば池本だんだん公園横の自販機では、惣菜として豚からし焼肉、レモンからし焼肉、ポーク生姜焼、トマトチキンソテー、鶏のから揚げ、旨辛竜田揚げなどを販売。弁当では三種盛りカレー、唐揚げ豚カルビ、照り焼きチキンそぼろ、ナポリタンなどが掲載されています。
なかでもキッチンABCを象徴する料理の1つが「豚からし焼肉」です。
自家製塩こうじとブラックペッパーで味付けした豚肉料理で、公式の商品ページでは冷凍惣菜が450円で掲載されています。
そして店の人気No.1として紹介されているのが「オリエンタルライス」。
にんにくを効かせた秘伝のタレで炒めた豚肉とニラをご飯へ載せ、卵を組み合わせたキッチンABC独自のメニューです。冷凍商品としても展開されており、ABCブランドの商品ページではオリエンタルライス弁当が850円で掲載されています。
店頭販売用の冷凍商品には、電子レンジ約5分で食べられる惣菜プレートや弁当もあり、公式サイトでは600円の商品も案内されています。
商品や価格は設置場所によって異なるため、自販機では現地に表示されるラインナップと価格を確認してください。
自宅からキッチンABCを注文できる公式通販
近くにABCシェフズがなくても、キッチンABCには公式通販があります。
公式オンラインショップは2022年11月に開設されました。実店舗だけでは届けられなかった人にもABCの味を届けたいという考えから始まった販売方法です。
2026年9月時点の公式通販では、たとえば次の商品が販売されています。
- オリエンタルライス3食セット:2,980円
- オリエンタルライス10食セット:5,880円
- 惣菜プレート3食セット:1,900円
- オリエンタルライス&黒カレー2食:1,900円
- 人気名物セット4種5食:2,600円
- 豚からし焼肉3食:1,800円
- 黒カレーソース5食:1,980円
冷凍商品はヤマト運輸のクール便を基本に配送され、クレジットカードやAmazon Payなどの支払い方法にも対応しています。
自販機の場合は「その場で1食買う」使い方が中心ですが、通販なら何食かまとめて冷凍庫へストックできます。
キッチンABCを初めて食べるなら名物のオリエンタルライス、店らしい肉料理を味わいたいなら豚からし焼肉、いろいろ試すなら人気名物セットという選び方もしやすくなっています。
昭和44年創業の洋食店が自販機販売へ広げた歩み
キッチンABCの歴史は1969年に始まりました。
運営する東京フードサービスは1969年10月に設立され、翌11月、東京都豊島区要町にキッチンABCの1号店を開業します。
その後、
1975年に南大塚店、1992年に西池袋店、2011年に池袋東口店、2017年に江古田店を開業。
半世紀以上にわたり、池袋を中心とする「街の洋食屋」として店舗を広げてきました。
大きな転機となったのが2022年です。
2022年7月に冷凍食品などの製造拠点となる「ABCファクトリー本駒込」を設立。そして翌8月、「ABCシェフズ produced by キッチンABC」の冷凍自販機が稼働しました。
さらに11月には公式通販サイトを開設。
その後も販売方法を広げ、2025年9月には西武池袋本店のデパ地下に惣菜・弁当店をオープンしています。
つまりキッチンABCは、
「洋食店で食べる」
↓
「冷凍自販機で買う」
↓
「通販で取り寄せる」
↓
「百貨店の惣菜として持ち帰る」
と、昭和から続く料理を時代に合わせて届ける場所を増やしてきたことになります。
店の公式サイトには「実店舗だけではお届けできなかった沢山の方々に、ABCをお楽しみ頂きたい」という通販開始時の考えも記されています。
老舗の味を守るだけでなく、「食べられる場所」を増やしてきたことが、ABCシェフズにつながっています。
ABCシェフズを利用するときの実用情報
ABCシェフズの商品は冷凍された状態で受け取り、自宅の電子レンジなどで調理して食べます。
商品によって内容や加熱方法は異なりますが、冷凍弁当・惣菜は電子レンジで約5分を目安にした商品が中心です。
利用時に覚えておきたいポイントは次の通りです。
- 商品ラインナップは設置場所ごとに異なる
- 多くの自販機は24時間利用可能
- 一部設置場所は利用時間に制限がある
- 冷凍商品なので持ち帰った後に加熱して食べる
- 自販機で見つからない商品は公式通販で買える場合がある
- 設置場所や価格は変更されるため公式情報を確認する
自販機まで行けない人でも通販が用意されているため、「テレビで見て食べてみたい」と思ったときに購入方法が複数あるのはうれしいところです。
まとめ
ABCシェフズは、昭和44年創業のキッチンABCが2022年に始めた冷凍自動販売機です。
豚からし焼肉をはじめとする惣菜や、カレー、ナポリタンなどの冷凍弁当を販売し、店舗によっては24時間購入できます。
さらに公式通販ではオリエンタルライス、黒カレー、惣菜プレートなどをまとめて取り寄せることも可能です。
1969年に要町の1号店から始まったキッチンABCは、実店舗だけで半世紀以上続いてきた洋食店から、冷凍自販機、通販、デパ地下へと販売の場を拡大しました。
「24時間、洋食屋を」というABCシェフズは、老舗の味を変えるのではなく、食べられる時間と場所を広げるために生まれた新しいキッチンABCの形といえそうです。
参考リンク
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