Aiロボティクスは社員1人あたり8億1500万円を売り上げる美容ブランド企業
Aiロボティクス株式会社は、わずか36人の従業員で年間293億5900万円の売上高を記録した、AI活用型の美容ブランド企業です。
2026年10月11日放送のTBS系『がっちりマンデー!!』では、少人数で大きな売上を生み出す企業として、Aiロボティクスのビジネスが取り上げられます。
同社は「Yunth(ユンス)」というスキンケアブランドや、「Brighte(ブライト)」という美容家電ブランドを展開しています。
その成長を支えているのが、独自開発したAIシステム「SELL(セル)」です。
広告の制作・配信から売れ行きの分析、商品開発、在庫管理まで、さまざまな業務にAIを活用することで、少人数でも複数の美容ブランドを運営できる仕組みを構築しています。
2026年3月期の売上高は前年比106.7%増。社員1人あたりの売上高は約8億1500万円に達しました。
なお、この金額は会社の売上高を従業員数で割った数値であり、社員個人の収入や会社の利益を表すものではありません。
この記事でわかること
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Aiロボティクスの従業員36人・売上293億円の実績
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人気ブランド「Yunth」「Brighte」の商品と購入先
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独自AIシステム「SELL」で少人数経営を実現した仕組み
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創業者・龍川誠社長の経歴と美容事業へ進出した転機
Aiロボティクスは社員36人で293億5900万円を売り上げた
公式動画:TBS公式『がっちりマンデー!!』2026年10月11日放送回予告
Aiロボティクスが公開した2026年3月期の決算資料では、驚くべき数字が並んでいます。
2026年3月期の業績
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売上高:293億5900万円
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営業利益:38億200万円
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当期純利益:26億5400万円
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従業員数:36人(2026年3月末時点)
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社員1人あたり売上高:約8億1500万円
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売上高の前年比伸び率:106.7%増
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営業利益の前年比伸び率:53.3%増
前年の2025年3月期は売上高142億600万円、従業員27人でした。
そこから1年間で売上高は約2倍になりましたが、従業員の増加は9人にとどまっています。
この数字から見えてくるのは、単純に人を増やして売上を拡大するのではなく、少ない人員でも事業を大きく成長させる経営の仕組みです。
Aiロボティクスでは、商品の企画や販売、広告運用、顧客管理などにAIを導入しています。
また、商品の製造などを外部企業と連携することで、自社ですべての作業を抱え込まない事業体制を築いてきました。
こうした仕組みが、少人数でのブランド運営を支えています。
ただし、36人という従業員数は2026年3月末時点の単体の数字です。その後は子会社の取得なども進んでおり、グループ全体の現在の従業員数を示すものではありません。
人気美容液「Yunth」は28包3960円で購入できる
Aiロボティクスの成長を代表する商品が、スキンケアブランド「Yunth(ユンス)」の生VC美白美容液です。
Yunthは2021年10月に発売されたブランドで、個包装の美容液を中心に展開しています。
生VC美白美容液は、水を使用せずにアスコルビン酸(ビタミンC)を配合した医薬部外品です。
Yunth 生VC美白美容液の商品情報
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正式名称:生VC美白美容液
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ブランド:Yunth
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内容量:1mL×28包
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通常購入価格:3960円(税込)
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定期購入初回:1980円(税込)
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2回目以降の定期価格:3564円(税込・別途送料400円)
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購入先:Yunth公式通販、各種オンラインショップなど
この美容液の特徴は、1回分ずつ個包装されていることです。
一般的な美容液のように大きなボトルを繰り返し開閉するのではなく、使う直前に1包を開封します。
ブランドでは、開封後30秒以内の使用を勧めています。ただし、30秒を過ぎると使えなくなるという意味ではありません。
また、「美白」はメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐという医薬部外品としての効能を指しています。
Yunthでは美容液以外にも、化粧水、クリーム、シートマスク、クッションファンデーションなどを販売しています。
2026年9月にはシートマスクの一部商品がファミリーマートでも販売されるようになり、購入できる場所も広がっています。
美容家電「Brighte」のエレキリフトは5万8000円
Aiロボティクスが展開するもう1つの主要ブランドが、「Brighte(ブライト)」です。
Brighteは2024年2月に誕生した美容家電ブランドで、家庭で使える美顔器やヘアケア機器などを販売しています。
代表的な製品が「ELEKI LIFT(エレキリフト)」です。
Brighte ELEKI LIFTの商品情報
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正式名称:ELEKI LIFT
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ブランド:Brighte
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商品分類:リフト美顔器
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公式価格:5万8000円(税込)
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カラー:ブラック、ピンク、アイスブルー
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保証:1年間
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購入先:Brighte公式通販など
エレキリフトには、EMS、RF、LEDなどの機能が搭載されています。
EMSは電気刺激によって筋肉を収縮させる仕組み、RFは高周波を利用した温感ケアの仕組みです。
また、赤色と青色のLEDを搭載し、複数の美容ケアに対応する設計となっています。
ただし、美顔器による実感には個人差があり、医療機器による治療と同じ効果を得られるものではありません。
Brighteでは、このほかにも次のような商品を展開しています。
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ELEKI BRUSH+:4万9800円(税込)
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SHOWER DRYER:3万9600円(税込)
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3D SILK STRAIGHT IRON:1万9800円(税込)
美容液を中心とするYunthと、美容家電を中心とするBrighte。
商品分野は異なりますが、どちらもAiロボティクスのAIマーケティングを活用したブランドです。
独自AI「SELL」が売れる商品の開発と広告運用を支えている
Aiロボティクスの事業を理解するうえで欠かせないのが、独自開発したAIシステム「SELL(セル)」です。
SELLは2018年に開発されました。
最大の特徴は、商品開発から販売後の顧客管理まで、さまざまな業務のデータを一体的に分析できることです。
SELLが活用される主な業務
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商品開発:市場の動向や売れている商品のデータを分析
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広告制作:広告クリエイティブの生成
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広告配信:広告の運用や予算配分を最適化
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販売分析:どのような商品が売れているかを把握
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顧客管理:購入履歴から継続購入につながる施策を検討
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需要予測:販売データをもとに今後の需要を予測
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在庫管理:売れ行きに合わせた発注や在庫の調整
例えば、新しい美容液を販売する場合、従来は広告担当者が効果を分析し、広告内容や配信先を調整する作業を繰り返す必要があります。
SELLでは、広告データや販売データを利用して、この作業の一部を自動化できます。
さらに、どの商品がどの程度売れるかを予測することで、商品の発注量を決める際にもデータを活用できます。
AIを導入しているからといって、すべてを人間の判断なしで進めているわけではありません。
人が商品の企画やブランドの方向性を考え、その判断をAIによる分析で支える仕組みです。
美容商品の企画から広告までデータをつなぐことが強み
Aiロボティクスの特徴は、AIを広告運用だけに使用していないことです。
商品の販売データから得られる情報を、次の商品開発にも生かしています。
例えば、ある商品がどのような人に購入されているか、どの広告から購入につながったか、購入した人がその後も継続して利用しているかなどを分析します。
これらのデータは、新商品の方向性を決める際にも活用できます。
さらに、同社はネット通販だけでなく、実店舗での販売にもAIの活用範囲を広げています。
2026年3月期の決算資料では、売上全体に占める店頭卸販売の割合が、前年の11.3%から34.0%に上昇しました。
店舗販売では、POSと呼ばれるレジの販売データを利用します。
Aiロボティクスは、この販売データと広告データを組み合わせ、地域や時間帯などに合わせた広告配信の改善に取り組んでいます。
どの地域で商品が売れているのかを確認し、広告の配信量や媒体を調整するという仕組みです。
ネット通販で培ってきた分析技術を、実店舗の売上拡大にも利用していることが特徴です。
龍川誠社長は美容動画事業からAIマーケティングへ進出した
Aiロボティクスを創業したのは、代表取締役社長の龍川誠(たつかわ・まこと)さんです。
龍川さんは大学在学中から、Webサービスや通販化粧品ブランドの立ち上げに携わっていました。
2013年には、女性向けメディアを運営するロケットベンチャー社を設立します。
この事業はサービス開始から8か月で上場企業へ売却され、その後の事業展開につながりました。
2016年4月、現在のAiロボティクスにつながるHowTwo株式会社を創業します。
創業当初の事業は、美容動画メディアでした。
当時は動画を活用した商品の紹介や美容情報の発信に取り組んでいましたが、その後、広告や商品販売を分析するAIへと事業の中心を広げていきます。
会社の主な沿革
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2016年4月:HowTwo株式会社を創業
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2016年6月:美容動画メディア事業を開始
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2018年10月:AIマーケティング事業を開始、SELLを開発
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2020年7月:Aiロボティクス株式会社へ社名変更
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2021年10月:Yunth発売
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2024年2月:Brighte発売
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2024年9月:東京証券取引所グロース市場へ上場
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2025年6月:Straine発売
転機となったのは2018年のAIマーケティング事業への進出です。
それまで培ってきた美容分野の知識と、広告や販売を分析する技術を結びつけることで、自社ブランドを成長させる事業へ転換しました。
その成果として2021年にYunthが誕生し、続いてBrighteなど複数ブランドの展開へと広がっていきました。
Yunth・Brighteに続くヘアケアブランド「Straine」
Aiロボティクスは、美容液や美顔器だけの会社ではありません。
2025年6月には、ヘアケアブランド「Straine(ストレイン)」を発売しています。
Straineは、ストレートヘアをテーマにしたシャンプーやトリートメントなどを展開するブランドです。
ブランドごとに異なる商品分野へ進出していることも、Aiロボティクスの成長戦略の1つです。
Yunthではスキンケア、Brighteでは美容家電、Straineではヘアケアを中心に展開しています。
各ブランドには異なる商品特性がありますが、広告データや販売データを分析し、商品展開に生かすという共通の仕組みがあります。
このように複数のブランドを運営しながら、AIを使って業務を効率化することで、少人数でも大きな売上を生み出してきました。
売上293億円と利益38億円は意味が違う
Aiロボティクスの数字を見る際に、確認しておきたいのが売上高と利益の違いです。
2026年3月期の売上高は293億5900万円ですが、営業利益は38億200万円でした。
売上高は商品などを販売して得た金額で、営業利益は売上原価や販売・管理にかかる費用などを差し引いた利益です。
したがって、社員1人あたり約8億1500万円という数字は、従業員1人につき8億円以上の利益が出ているという意味ではありません。
それでも、従業員36人で年間293億円を超える売上を計上したことは、同社の経営効率を表す重要な実績です。
一方、2026年3月期は実店舗での販売拡大に向けた投資も増加しました。
売上高は計画を上回りましたが、営業利益は当初計画の48億円には届きませんでした。
少人数で売上を伸ばすだけでなく、その売上をどのように利益へつなげるかも、今後の事業成長に関わる重要な点です。
Aiロボティクスの会社情報・商品購入先
会社情報
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会社名:Aiロボティクス株式会社
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代表取締役社長:龍川誠
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設立:2016年4月
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所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35階
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証券コード:247A
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主な事業:美容ブランド事業、AIマーケティング事業
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独自AIシステム:SELL
主なブランドと購入先
番組放送情報
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番組名:がっちりマンデー!!
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放送日:2026年10月11日(日)
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放送時間:7:30〜8:00
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放送局:TBS系全国28局ネット
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テーマ:社員が1人1億円以上稼ぐ会社
まとめ
Aiロボティクスは、2026年3月期に従業員36人で売上高293億5900万円を達成した美容ブランド企業です。
社員1人あたりの売上高は約8億1500万円。前年と比べて売上高は約2倍に成長しました。
その大きな原動力となっているのが、独自開発したAIシステム「SELL」です。
広告運用や販売分析、商品開発、需要予測などを効率化しながら、Yunth、Brighte、Straineといった複数ブランドを展開しています。
美容動画メディアからスタートした会社が、AI技術と商品開発を組み合わせ、売上高293億円を超える企業へ成長したことが最大の特徴です。
参考リンク
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