富士山の五合目までは無料?馬返しルートの通行料と免除条件
富士山の吉田ルートでは、2026年から麓の馬返し(うまがえし)と五合目ゲートの間だけを歩く登山者について、通常1人1回4,000円の通行料を条件付きで免除しています。ただし、何も手続きせず無料になるわけではなく、当日に指定の場所で免除申請が必要です。六合目以上の山頂方面へ進む場合は対象外です。
2026年10月30日放送のNHK総合『首都圏情報 ネタドリ! 登山 安全に楽しむには』では、山梨県の入山料による登山安全対策が取り上げられる予定です。富士山吉田ルートの制度は、馬返しから五合目だけを歩く人にも関係する大切な仕組みです。なお、2026年の富士山の開山期間(7月1日~9月10日)はすでに終了しています。以下の受付時間や料金は2026年の制度として確認し、次の登山シーズンは最新案内を確認してください。※放送後詳しい内容が分かり次第追記します。
馬返しから五合目だけなら4,000円が免除される
山梨県が免除対象としているのは、馬返しから五合目ゲートまでの区間のみを利用する登山者です。山頂まで登らず、古くからの吉田口登山道を歩いて五合目まで向かう人が対象になります。五合目から麓へ下りる向きにも専用の手続きがあります。
免除の条件は、対象区間だけを利用することと、指定窓口でその日の免除申請をすること。事前に支払いが不要と判断してゲートを通るのではなく、現地の案内に従ってください。六合目や山頂へ進む予定なら通常の通行料の対象となります。
馬返しから五合目へ登る場合は泉ヶ滝で申請
馬返し側から登り、五合目ゲートに抜ける場合は、泉ヶ滝(いずみがたき)で免除申請します。2026年に案内された受付時間は午前5時~午後6時。それ以外の時間は五合目ゲートで申請する案内となっています。
馬返しは山梨県富士吉田市上吉田にある、標高約1,450メートルの登山道入口です。富士山駅から馬返し方面のバスが案内されていますが、運行日や便数は季節によって変わるため、出発前の確認が欠かせません。馬返しから先は本格的な山道で、石畳など滑りやすい場所もあります。
五合目から馬返しへ下る場合は五合目受付窓口へ
反対に五合目から馬返し方面へ歩く場合は、五合目の受付窓口で免除申請が必要です。2026年の案内では、五合目の山小屋付近まで係員が引率し、午前6時30分~午後6時の間、おおむね1時間に1回の対応となっています。
この時間外は免除による通行ができないと案内されています。係員の引率なしにゲートを通れる仕組みではないため、時間に十分な余裕を持たせてください。
六合目以上へ進む人は4,000円。山小屋予約でも必要
富士山の山頂を目指す登山者は、2026年の吉田ルートでは1人1回4,000円の通行料が必要でした。馬返しから出発した場合でも、六合目以上の山頂方面に進むなら免除対象ではありません。五合目ゲートを通らず別経路から山頂を目指す場合、六合目の安全指導センター近くの窓口で支払うよう案内されています。
2026年の吉田ルートは、原則として午後2時~翌午前3時に五合目ゲートが閉まり、1日の登山者数も4,000人が上限でした。山小屋宿泊予約者には時間・人数制限の例外がありますが、宿泊予約をしても通行料の支払いは必要です。山小屋の宿泊予約と通行予約は別の手続きです。
五合目観光だけでも無料?登山道の通行料とは別
富士スバルラインを利用して五合目に到着し、五合目ゲートの外側で観光や散策をするだけなら、登山道の4,000円の通行料はかかりません。これは馬返しから歩く人の免除申請とは別の話です。富士スバルラインの道路料金や交通費、駐車場料金などは別途発生する場合があります。
申請場所の図や通行できる範囲は、山梨県の吉田口登下山道の案内で確認できます。実際に歩く日には、登山道の開通状況や天候、交通手段を確認し、山頂方向への閉山中の登山は控えてください。
まとめ
富士山の馬返し~五合目は、2026年から区間限定の通行料免除が始まりました。登りは泉ヶ滝、下りは五合目窓口で当日の申請が必要です。六合目以上を目指す人は4,000円の対象となり、山小屋を予約していても料金は必要です。2026年の開山期間は終了しているため、今後歩く際は最新の受付方法と登山道状況を確かめましょう。
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