ドライシャンプーは災害用だけじゃない!汗・前髪・忙しい朝にも使える
2026年9月10日放送のNHK「あさイチ」では、「非常時以外も!ドライシャンプー」と題してドライシャンプーの活用術が紹介されます。番組では川崎特集と並んで独立したテーマとして扱われ、災害時だけではない日常生活での使い方がポイントになっています。
ドライシャンプーというと「断水したときに使うもの」というイメージがありますが、現在の商品を見ると、忙しい朝やスポーツ後、通勤・通学後、前髪のベタつきが気になるときなど、普段の生活で使うことを想定した商品が増えています。
ただし、スプレー、シート、液体では使い方がかなり違います。ここではメーカー公式情報をもとに、それぞれの特徴と使い分けを整理します。
この記事でわかること
- ドライシャンプーの基本的な使い方
- スプレー・シート・液体タイプの違い
- 災害時以外に便利な使用シーン
- 使用するときに注意したいポイント
ドライシャンプーはタイプによって使い方が違う
ひとくちにドライシャンプーといっても、すべて同じ方法で使うわけではありません。
代表的なのは「スプレータイプ」「シートタイプ」「液体タイプ」です。
まず使い方を簡単に整理すると、
- スプレータイプ:髪を持ち上げて頭皮付近に吹きかける
- シートタイプ:シートで頭皮や髪を直接ふき取る
- 液体タイプ:頭皮と髪になじませ、マッサージしてタオルでふき取る
という違いがあります。
たとえば花王「メリット ドライシャンプースプレー」は、ボトルをよく振って髪を持ち上げ、地肌にスプレーする方式です。よりすっきりさせたい場合はタオルなどでふき取る使い方も案内されています。
一方、「メリット ドライシャンプーシート」はシートを広げ、地肌や髪を直接ふき取ります。同じドライシャンプーでも、使用方法そのものが異なります。
そのため、「ドライシャンプーはこう使う」と一括りにせず、購入した商品の説明を確認することが大切です。
液体タイプは頭皮になじませてからタオルでふき取る
昔から「水のいらないシャンプー」として知られているのが液体タイプです。
ファイントゥデイの「フレッシィ ドライシャンプー」は、頭皮と髪に液体をつけ、軽く頭皮をマッサージしてから乾いたタオルでふき取ります。
公式案内では、ディスペンサータイプの場合、セミロングで7~8回程度を目安に頭皮と髪全体へスプレー。ボトルタイプの場合は500円硬貨大程度を手に取り、頭皮と髪に広げます。
その後、指先で頭皮を軽くマッサージし、浮かせた汚れや余分な成分を乾いたタオルでふき取ります。かゆみが気になる場合には蒸しタオルを使用する方法も案内されています。
つまり液体タイプは、単に髪へ吹きかけて終了するタイプとは少し違います。
「つける→頭皮になじませる→ふき取る」という流れを覚えておくと使いやすいでしょう。
スプレータイプは汗をかいた後や前髪のベタつきに便利
現在の日常用ドライシャンプーで目立つのがスプレータイプです。
花王はドライシャンプーについて、スポーツ後や通勤・通学時だけでなく、アウトドアや防災グッズとして利用できると案内しています。2022年には「外シャンプー」を掲げた「メリットDAY+」を発売しており、ドライシャンプーを非常用だけではない商品として展開してきました。
ネイチャーラボの「ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー」も、汗や皮脂によるベタつきが気になるときや、スポーツ後のリフレッシュ、前髪のリセットなどを使用シーンとして挙げています。
こちらは微粒子パウダーが皮脂やベタつきを吸収するタイプです。
そのため日常では、
- 通勤や通学で汗をかいたあと
- スポーツやジムのあと
- 帽子を脱いだあとの髪
- 夕方に前髪がぺたんとしてきたとき
- 外出先で髪のニオイが気になるとき
などに使いやすいタイプといえます。
特に夏場は、朝に髪を洗っていても昼過ぎには生え際や前髪がベタつくことがあります。そんなときに髪全体を洗い直さなくても、気になる部分だけリフレッシュできるのがドライシャンプーの便利なところです。
シートタイプは外出先で使いやすい
スプレー缶やボトルを持ち歩きにくい場合は、シートタイプという選択肢があります。
メリットのドライシャンプーシートは、地肌や髪についた汗のニオイ、ベタつき、ホコリなどの微粒子汚れをふき取る商品です。
使い方もシンプルで、シートを広げて頭皮と髪をふきます。
花王では、セミロング程度の髪であれば1枚で地肌と髪全体をふき取れると案内しています。
シートタイプは液体を吹きかける必要がないため、
- 職場
- 学校
- 旅行
- キャンプ
- スポーツ観戦
- フェス
- 長時間の移動
などでも使いやすいでしょう。
バッグに入れて持ち歩きやすい点も大きなメリットです。
「忙しい朝」にもドライシャンプーは使える
非常時以外の活用方法として見逃せないのが、朝の時短です。
ファイントゥデイは「フレッシィ ドライシャンプー」のおすすめ使用シーンとして、
- 忙しい朝
- スポーツのあと
- 風邪で入浴できないとき
などを挙げています。
寝起きに前髪や頭頂部がベタついているものの、シャワーを浴びて髪を乾かす時間がない。そんな朝にも使えます。
特に髪が長い人の場合、「洗う時間」よりも「乾かす時間」が負担になることがあります。
ドライシャンプーなら髪全体を濡らす必要がない商品もあるため、朝の身支度を短縮したい場面で役立ちます。
ただし商品によってはタオルでふき取る工程が必要です。忙しい朝に使うことを考えて購入するなら、使用方法まで確認して選ぶと失敗しにくくなります。
災害時には水を使わず頭皮をケアできる
もちろん、ドライシャンプーの重要な役割のひとつが防災です。
大規模災害では水が確保できても、飲料や調理が優先され、洗髪へ十分な水を使えないケースがあります。
ファイントゥデイも、災害・震災や入院中などの非常時に、水のいらないシャンプーを使った髪のケアを案内しています。
資生堂も過去の災害時の美容情報として、水のいらないシャンプーを非常用持ち出し袋に入れておきたいアイテムとして紹介してきました。頭皮と髪に塗布し、軽くマッサージしてタオルなどでふき取る方法を案内しています。
防災用品として購入したドライシャンプーを何年も一度も使わず保管しておくより、普段から使い方を試しておくのもひとつの方法です。
実際に使ってみれば、
「どのくらいの量を使えばいいか」
「自分にはスプレーとシートのどちらが合うか」
「香りや清涼感は気にならないか」
なども事前に確認できます。
日常用と防災用を完全に分けるのではなく、普段から使えるものを防災用品として備えるという考え方もできます。
ドライシャンプーを使うときの注意点
便利なドライシャンプーですが、どの商品でも同じ注意事項というわけではありません。
成分や使用方法は製品によって異なります。
たとえば「フレッシィ ドライシャンプー」にはエタノールが配合されており、メーカーはアルコールに過敏な人、肌が弱い人、乳幼児などは使用を控えるよう案内しています。
また、目に入らないよう注意し、入った場合には水またはぬるま湯ですぐに洗い流すよう記載されています。ヘアマニキュアなどが色落ちする可能性についても注意書きがあります。
一方、花王のメリットでは、乳幼児へのドライシャンプー使用を控えるよう案内する一方、別商品として2歳ごろから使える子ども向けシートも用意しています。
つまり家族全員で同じ製品を使えるとは限りません。
購入するときには、
- 使用できる年齢
- アルコールの有無
- メントールなどの清涼成分
- 香りの有無
- スプレー後のふき取りが必要か
- カラーリングした髪への注意
などを確認しておくと安心です。
ドライシャンプーは目的から選ぶとわかりやすい
どのタイプを買えばよいか迷った場合は、「いつ使うか」で考えると選びやすくなります。
外出先で前髪や頭皮のベタつきを素早く整えたいならスプレータイプ。
荷物をできるだけ増やしたくないならシートタイプ。
入浴できないときなどに頭皮全体をしっかりケアしたいなら、頭皮になじませてタオルでふき取る液体タイプ。
このように目的が異なります。
特にドライシャンプーは商品ごとに「吹きかけるだけ」「タオルでふき取る」「皮脂吸着パウダーを使う」など仕組みが違うため、商品名よりも使用方法を見て選ぶことがポイントです。
なお、2026年9月10日の「あさイチ」予告では「ドライシャンプー活用術」とされていますが、番組内で扱われる具体的な商品名までは予告情報から確認できません。
ここで紹介した商品は、番組登場商品と断定するものではなく、それぞれのメーカーが公式に公開しているドライシャンプーの実例です。
まとめ
2026年9月10日の「あさイチ」で取り上げられるドライシャンプーは、災害時に水を使わず髪をケアするだけのアイテムではありません。
現在は、汗をかいた後、スポーツ後、忙しい朝、前髪のベタつき、外出先でのリフレッシュなど、普段の生活を想定した商品が数多くあります。
大きく分けても、スプレー、シート、液体では使い方が違います。
外出先ならスプレーやシート、入浴できない場面で頭皮全体をケアするなら液体タイプなど、使いたい場面から選ぶとわかりやすいでしょう。
防災袋に入れておくだけでなく、平常時から一度使っておけば、自分に合うタイプや適量も確認できます。「非常時以外も使う」という今回の「あさイチ」の切り口は、ドライシャンプーを日用品として見直すきっかけになりそうです。
参考リンク
ネイチャーラボ「ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー」
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