日光の米農家が営む「百笑」は自家製の米を料理までつなぐ農家レストラン
2026年9月16日放送のテレビ東京「よじごじDays」では、「収穫の秋!心身ともに幸せな農家レストラン」を特集。予告には「米農家ご夫婦の農家レストラン」「笑って幸せになれる米粉の豚から揚げ御膳」という気になる料理が登場します。
この内容と非常によく重なるのが、栃木県日光市にある「ペットOK米農家レストラン 百笑(ひゃくしょう)」です。
百笑は日光八木澤ファームが営む農家レストランで、自分たちの棚田で育てた米を提供。さらに、その米から作った米粉で揚げる豚から揚げも看板料理のひとつです。店名の「百笑」には、多くの笑顔があふれる場所にしたいという願いも込められています。
なお、放送前のテレビ東京公式情報では店名までは公表されていないため、番組に登場する店舗が百笑であること自体は現時点では公式確認されていません。
この記事でわかること
- 米農家レストラン百笑の米粉豚から揚げの特徴
- 百笑で食べられる日光棚田米について
- 古民家レストラン百笑が誕生した背景
- 店舗の場所・営業時間・営業日
百笑の名物は自家製米粉で揚げる「豚から揚げ」
百笑の公式サイトには、はっきりと「豚から揚げも米粉です」と紹介されています。
しかも単に市販の米粉を使っているわけではありません。栃木県農政部の紹介によると、衣に使われる米粉は、運営する日光八木澤ファーム自身が育てた米から作られています。
豚肉には日光のブランド豚「HIMITSU豚」を使用。栃木県側の紹介では、薄切りの豚肉を米粉の薄い衣で揚げることで、軽くサクッとした食感に仕上げています。
百笑御膳では、メイン料理として豚から揚げのほか、鶏から揚げや日光で昔から食べられてきたサメ料理「モロの煮付け」なども用意されてきました。季節の副菜と一緒に農家の食卓らしい一膳を楽しめるのが特徴です。
主役は日光八木澤ファームが育てる「日光棚田米」
百笑は「唐揚げのお店」というより、まず米農家が自分たちのお米を味わってもらうための店です。
公式サイトでは、自分たちが日光の棚田で栽培した「日光棚田米」を使用し、
- ゆうだい21
- とちぎの星
- コシヒカリ
などの品種を扱っていると紹介されています。
中でも注目したいのが「ゆうだい21」です。
宇都宮大学が開発した品種で、大粒で粘りと弾力があり、噛むほどに甘みを感じられるのが特徴。1990年に宇都宮大学の農場で発見された株をもとに約20年かけて開発され、2010年に品種登録されています。
百笑では、こうした自家栽培米をそのままご飯として出すだけではありません。
米粉に加工して唐揚げの衣やホットケーキにも利用するなど、「米を育てるところから料理になるところまで」がつながっています。
「百笑」という店名には多くの笑顔が集まる場所という意味がある
百笑がオープンしたのは2023年2月。
日光八木澤ファームが譲り受けた古民家を活用して始めたレストランです。
「百笑」という名前には、「多くの笑顔があふれる場所にしたい」という願いが込められました。
さらに、地元の日光へ人を呼び、地域そのものを元気にしたいという思いも店づくりにつながっています。
店内は今風の農家カフェというより、昔の家へ遊びに来たような雰囲気。
公式サイトでも、
「親戚のおばちゃんちに遊びに行ってくる」
ような場所を目指していると案内しています。
食事がおいしいだけではなく、食卓を囲んでゆっくり過ごす時間そのものを大切にしていることが伝わってきます。
古民家・棚田・ヤギや羊まで楽しめる
百笑がユニークなのは、農家レストランとして食事だけで完結していないところです。
店の庭ではヤギや羊が飼われ、ペット同伴での利用にも対応しています。日光市観光協会も、日光八木澤ファーム直営のレストランとして紹介しています。
ペット同伴可にした背景には、オーナー一家自身が犬を飼っており、ペットと一緒に食事できる店が少ないと感じていたことがありました。
棚田で米を育て、その米を古民家で料理にし、動物たちのいる農村風景の中で食べてもらう。
百笑は「農家が経営する飲食店」というだけではなく、日光の農村暮らしそのものを味わえる場所になっています。
百笑の場所・営業時間
米農家レストラン百笑は、栃木県日光市原宿にあります。
現在公式サイトと日光市観光協会で確認できる店舗情報は次の通りです。
- 店名:ペットOK米農家レストラン 百笑(ひゃくしょう)
- 住所:栃木県日光市原宿81
- 電話:090-5879-6841
- 営業時間:11:00~14:30
- ラストオーダー:14:00
- 基本営業日:金曜・土曜・日曜・月曜
- 定休日:火曜・水曜・木曜
- 駐車場:あり
- 店内禁煙
- クレジットカード:利用不可
公式サイトでは、農作業や事情によって急きょ営業が変わる場合があるため、来店前に電話確認してほしいと案内しています。また、食材を必要以上に仕入れない方針のため、在庫がなくなり次第終了することがあります。
日光観光の途中で確実に立ち寄りたい場合は、営業状況を確認してから向かうのが安心です。
百笑では米や米粉を購入することもできる
百笑では食事だけでなく、御膳にも使われている米や米粉も販売されています。
自宅に持ち帰れば、レストランで味わった日光棚田米を楽しんだり、米粉を料理に活用したりできます。
日光八木澤ファームでは、米のほかに米粉、米粉ホットケーキミックス、ぽん菓子などの加工品も手掛けています。
「生産した米を売る」だけではなく、料理や加工品に姿を変えて届けているところにも、百笑らしさがあります。
まとめ
「よじごじDays」9月16日放送回では、米農家の農家レストランで味わう米粉の豚から揚げ御膳が予告されています。テレビ東京の放送前情報では店舗名は公表されていません。
一方、日光市の米農家レストラン 百笑では、自家栽培した日光棚田米から作る米粉を使った豚から揚げを実際に提供。豚肉には日光HIMITSU豚が使われ、棚田米「ゆうだい21」などとともに味わえます。
2023年に古民家を活用して誕生した百笑には、「多くの笑顔があふれる場所にしたい」という思いがあります。
自分たちで米を作り、その米を米粉にし、料理として食卓へ届ける。農家だからこそできる、まさに「お米を丸ごと楽しめるレストラン」です。
参考リンク
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