吹割の滝は遊歩道を約1時間で巡れる群馬の名瀑
2026年9月23日放送の『小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅』では、小泉孝太郎さんとムロツヨシさんが群馬県の自然を満喫する旅へ。立ち寄る絶景スポットのひとつが、沼田市利根町にある吹割の滝(ふきわれのたき)です。
「東洋のナイアガラ」と呼ばれる吹割の滝は、高さ7m、幅30m。川の途中にできた巨大な裂け目へ大量の水が吸い込まれるように流れ落ちる独特の景観が特徴です。滝だけを見るのではなく、鱒飛の滝や浮島橋、観瀑台などをつなぐ遊歩道を歩くことで、吹割渓谷全体の自然美を楽しめます。
この記事でわかること
- 吹割の滝の遊歩道と一周にかかる時間
- 無料・有料駐車場の場所と料金の目安
- 「東洋のナイアガラ」と呼ばれる理由と見どころ
- 車・電車とバスでのアクセスや見学時の注意点
吹割の滝の遊歩道は一周約1時間
吹割の滝をしっかり楽しむなら、目安にしたいのが約1時間です。
吹割渓谷を囲む遊歩道は1991年に整備され、滝だけでなく橋や観瀑台、奇岩などを巡れるようになっています。沼田市と沼田市観光協会はいずれも、遊歩道を含めた散策時間をおよそ1時間と案内しています。
主な見どころは、
- 鱒飛の滝
- 般若岩
- 吹割の滝
- 浮島橋
- 浮島観音堂
- 吹割橋
- 3つの観瀑台
など。
吹割の滝を間近で眺めて終わることもできますが、時間に余裕があるなら遊歩道を一周する方が、この場所ならではの渓谷美を体感できます。
特に観瀑台まで上がると、川沿いから眺める吹割の滝とは異なり、渓谷の中へ水が落ち込んでいく地形を上から確認できます。
駐車場は無料約10台・周辺には民間駐車場もある
車で訪れる場合、気になるのが駐車場です。
沼田市観光協会では、吹割大橋手前の信号を右に入った場所に無料駐車場があり、約10台駐車可能と案内しています。
吹割の滝に近い国道120号沿いには、食堂や土産物店、ドライブインなどが運営する民間駐車場もあります。
民間駐車場にはいくつかの料金形態があります。
- 無料駐車場
- 普通車おおむね500円程度の有料駐車場
- 500円~1000円程度の商品券などを購入する方式の駐車場
「無料」と思って入ったら商品券購入方式だった、ということがないよう、駐車前に入口の表示を確認しておくのが安心です。
沼田市も、周辺駐車場は施設によって料金形態が異なるため、看板などを確認して利用するよう案内しています。
吹割の滝が「東洋のナイアガラ」と呼ばれる理由
吹割の滝は、一般的な「崖の上から下へ落ちる滝」とは少し姿が違います。
片品川の川床にできた巨大な割れ目へ、左右から水が一気に流れ込むような形をしています。
吹割の滝という名前も、凝灰岩などでできた川床が長い年月をかけて浸食され、多数の割れ目が生まれ、巨大な岩が吹き割れたように見えることから付けられました。
高さは7mですが、横幅は約30m。川幅いっぱいに流れる水が割れ目へ落ち込み、激しく飛散する姿から「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。
1936年12月16日には、吹割渓と吹割瀑が国の天然記念物及び名勝に指定されました。
川床をU字形に削るように水が落ちていく構造は全国的にも珍しく、周辺には般若岩、獅子岩、屏風岩など自然が作り出した特徴的な岩壁も残っています。
鱒飛の滝から吹割の滝へ続く渓谷が見どころ
散策では、吹割の滝だけに注目するのではなく、その前後の景色も見逃せません。
下流側にある鱒飛の滝は、かつて片品川を遡上してきた鱒が、この落差を越えようとして跳ねたことが名前の由来とされています。
そこから遊歩道を進むと、般若の顔を思わせる「般若岩」などの奇岩を眺めながら、吹割の滝へ到着します。
さらに上流へ進めば浮島橋が現れ、その先には浮島観音堂があります。浮島観音堂には長い歴史があり、吹割渓谷の自然だけでなく、この地域に残る信仰や伝説にも触れられる場所です。
吹割橋を渡った後は山側の遊歩道へ入り、3つの観瀑台を巡ります。
滝のすぐ横で水音と迫力を味わい、最後は高い場所から渓谷全体を見渡す。約1時間の中で景色が次々と変わるのが、吹割の滝散策の大きな魅力です。
2026年9月は遊歩道の通行が再開
吹割の滝は川沿いを歩く観光地のため、増水時には安全確保のため遊歩道が通行止めになることがあります。
2026年9月10日には増水によって川沿いの遊歩道の一部が通行止めとなりましたが、9月12日に通行止めは解除されています。
ただし、その後も天候や水量によって再び規制される場合があります。訪問当日は沼田市観光協会などの最新情報を確認してから向かうのが安心です。
遊歩道は柵のない場所もあるため靴選びが重要
吹割の滝は、水の流れをかなり近い位置から見られることも魅力ですが、その分、安全には注意が必要です。
遊歩道には景観を守るため柵が設置されていない場所があり、特に鱒飛の滝から吹割の滝までの区間は道幅が狭く、雨の後などは滑りやすくなります。
現地では白線によって立ち入り範囲が示されています。白線の外へ出ず、滑りにくく歩きやすい靴で散策することが重要です。歩きながらスマートフォンで撮影するのも避けた方が安全です。
また、遊歩道は夜間通行止めで、冬は閉鎖期間があります。
吹割の滝の場所・アクセス・観覧料
吹割の滝は、群馬県沼田市の北東部、片品川沿いにあります。
- 所在地:〒378-0303 群馬県沼田市利根町追貝
- 観覧料:無料
- 散策時間:遊歩道一周約1時間
- 車:関越自動車道・沼田ICから国道120号を尾瀬方面へ約25分、約16km
- 公共交通:JR沼田駅から鎌田行きバス約45分、「吹割の滝」下車、徒歩約3分
- 無料駐車場:吹割大橋手前の信号右側、約10台
- 周辺駐車場:民間の無料・有料駐車場あり
- 冬季:例年12月中旬~3月下旬ごろ遊歩道閉鎖
- 夜間:遊歩道通行止め
観覧料そのものは無料なので、車の場合は駐車料金が主な現地費用になります。
春は水量、秋は紅葉で景色が変わる
吹割の滝は季節によって印象が大きく変わります。
4月から6月ごろは山からの雪解け水で水量が増え、滝らしい豪快な姿を楽しみやすい時期です。
一方、紅葉は例年10月下旬から11月上旬ごろが見頃。白く流れる水、暗い岩肌、赤や黄色に染まった木々が重なることで、春とは違った渓谷美が広がります。
小泉孝太郎さんとムロツヨシさんが訪れる9月は、深い緑に包まれた渓谷を歩ける季節。夏の名残を感じる山と水の景色も、群馬編の見どころのひとつです。
まとめ
吹割の滝は、高さ7m・幅30mの岩盤を片品川の水が豪快に流れ落ちる、群馬県沼田市を代表する景勝地です。
滝だけなら短時間でも見学できますが、吹割の滝、浮島橋、浮島観音堂、観瀑台などを巡るなら、約1時間を見ておくとゆっくり楽しめます。
車の場合は約10台分の無料駐車場があるほか、周辺には民間駐車場もあります。ただし料金形態が異なるため、駐車前の確認が必要です。
約1万年ともいわれる長い浸食によって生まれた巨大な川床の裂け目へ水が吸い込まれていく景観は、一般的な滝とはひと味違います。
『小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅』で2人が歩く群馬の大自然。そのスケールを実際に体感できる場所が、「東洋のナイアガラ」吹割の滝です。
参考リンク
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