村山玲奈、中学1年で女子1500mの世代最高記録を更新
2026年10月4日放送のフジテレビ系『ミラモンGOLD』では、徳島県北島町の北島中学校1年・村山玲奈さんに密着します。
村山さんは2026年5月、女子1500mで4分23秒44を記録。それまで16年間破られていなかった中学1年生の最高記録を4秒59も更新しました。さらに初出場した全日本中学校陸上競技選手権大会では、レース中に転倒しながら3位まで追い上げています。
小学生時代から1000m、3000mで驚異的な記録を残し、両親も元実業団選手という陸上一家で育った中長距離ランナーです。
この記事でわかること
- 村山玲奈さんの1500m中1最高記録4分23秒44
- 小学生時代から突出していた1000m・3000mの記録
- 両親も元実業団選手という陸上一家と競技を始めたきっかけ
- 初めての全中で転倒しながら3位に入ったレース
村山玲奈は徳島・北島中1年の中長距離ランナー
公式動画:村山玲奈・12歳 陸上 世代別記録を次々更新 スーパー中学生の素顔
村山玲奈さんは徳島県板野郡北島町出身。2026年春に北島中学校へ進学し、女子800mや1500mを中心に全国トップレベルの記録を残しています。
中学生になった直後の2026年5月4日、徳島県陸上競技選手権の女子800m決勝に出場すると2分13秒88を記録。高校生も出場するレースで2位に入り、大会記録を更新しました。
そして、そのわずか12日後に大きな記録が生まれます。
1500m4分23秒44で16年間の中1最高記録を4秒59更新
2026年5月16日、愛媛県西条市で開催された「第2回西条ひうちトラック記録会」。
女子1500mに出場した村山さんは、社会人や高校生の選手も走るレースでトップとなり、4分23秒44をマークしました。
従来の中学1年生最高記録は、髙松望ムセンビさんが2010年に出した4分28秒03。
村山さんは、そのタイムを4秒59も上回りました。
2026年の中学女子1500mでは、学年を問わず4分23秒44がシーズン最上位の記録として掲載されています。中学3年生まで含めた選手たちの中でもトップに立つ速さです。
しかも記録したのは、中学校へ入学して間もない5月。
中学1年生としての競技生活は、まだ始まったばかりでした。
小学6年ですでに中学生を上回る3000m9分28秒04
村山さんの速さが突然現れたわけではありません。
小学6年生だった2025年11月15日には、1000mで2分54秒82を記録しました。徳島県陸上競技協会の記録では小学生県新となっています。
その1週間後には3000mで9分28秒04。
2025年度の中学生トップ記録だった9分30秒12より約2秒速いタイムを、小学生の時点ですでに記録していました。
主な記録を整理すると、
- 小学6年・1000m:2分54秒82
- 小学6年・3000m:9分28秒04
- 中学1年・800m:2分13秒88
- 中学1年・1500m:4分23秒44
となります。
距離が変わっても高いレベルで走れている点が、村山さんの大きな特徴です。
小学3年で陸上を本格的に始めた
村山さんが本格的に陸上へ取り組み始めたのは小学3年生です。
きっかけとなったのは、兄が練習や大会で走る姿でした。
それ以前から陸上は身近な存在でした。父・竜也さんと母・広恵さんはともに元実業団選手。兄の龍輝さん、姉の莉菜さんも陸上競技に取り組んでいます。
父の竜也さんは大塚製薬陸上競技部で競技を続け、2002年にはアジア選手権の男子3000m障害で日本代表を経験しています。
現在は玲奈さんの指導にも携わっています。
父・竜也さんが重視するのは「急いで強くしすぎない」土台作り
これほどの記録を持つ選手だけに、毎日激しいトレーニングをしているイメージもあります。
しかし、小学校卒業前に紹介された村山さんの練習は週3日程度。兄や中学生男子と一緒に走りながら、父の竜也さんが練習内容を組み立てていました。
父が大切にしているのは、速い練習だけではありません。
自身の競技経験から、ゆっくり長く走る基礎的な練習によって土台を作ることを重視。身体に痛みや違和感がある時には練習を止めさせるなど、成長期の身体への負担にも配慮してきました。
中学1年で全国トップクラスのタイムを出していても、目先の結果だけを追わないことが現在の育成につながっています。
田中希実の走りが憧れ、日本記録という大きな目標
村山さんが憧れている選手の1人が、女子1500m、3000mなどで日本記録を持つ田中希実選手です。
2024年10月、香川県で行われた競技会で、田中選手が2000mの日本記録5分40秒89を出したレースを現地で見ています。
その時にもらったサインを大切に保管し、田中選手のラストスパートにも強くひかれました。
小学生時代に将来の目標として掲げていたのは、日本記録。
田中選手からは「速く走ることを楽しんでほしい」という趣旨のメッセージも贈られています。
現在の4分23秒44でも、中学女子歴代最高の4分19秒46とは約4秒の差があります。
中学1年の段階ですでにそこまで近づいていることが、村山さんの記録の大きさを物語っています。
800mと1500mの両方で全中出場標準記録を突破
2026年6月13日に行われた全日本中学校通信陸上競技徳島大会では、村山さんは800mと1500mの両方で全国大会の参加標準記録を突破しました。
記録は、
- 女子800m:2分13秒98
- 女子1500m:4分30秒28
でした。
全日本中学校陸上競技選手権大会では1人1種目の出場となるため、選んだのは1500m。
こうして中学1年で初めての全中へ向かうことになります。
初めての全中、250m付近で転倒しても3位まで追い上げた
2026年8月23日、山口県で行われた全日本中学校陸上競技選手権大会の女子1500m決勝。
村山さんは1年生で唯一決勝へ進出しました。
ところがレース序盤、約250m地点で後続選手と接触し転倒します。
一度は集団から大きく遅れましたが、すぐに立ち上がって追走。終盤には2位まで順位を上げる場面もあり、最終的には4分28秒88で3位に入りました。
優勝した髙橋希ノ葉さんは4分24秒61、2位の増田華梨那さんは4分28秒86。
村山さんと2位との差は、わずか0秒02でした。
転倒によって一度止まり、そこから先頭集団を追いかけながらの4分28秒88です。
記録だけでは見えない村山さんの強さが表れたレースとなりました。
得意なのは細かなピッチと最後まで崩れない走り
村山さんの走りで評価されているのが、テンポよく足を運ぶピッチと安定したフォームです。
父・竜也さんも、足の回転や運び方を特徴として挙げています。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんも、小学生時代の走りについて、腕と脚が連動した躍動感のあるフォームを評価しました。
本人が走るうえで大切にしているのも、自分のリズム。
その一方で、最後の勝負に強いことも特徴です。
1500mは最後の数百メートルで順位が大きく変わる種目ですが、全中でも転倒から追い上げ、最後まで表彰台争いを続けました。
『ミラモンGOLD』で初めての全中挑戦に密着
2026年10月4日の『ミラモンGOLD』では、村山玲奈さんが女子1500mの中学生最高記録を目標に、初めての全中へ挑む姿が中心になります。
放送情報は次の通りです。
- 番組名:ミラモンGOLD
- 放送日:2026年10月4日
- 放送時間:11:15~11:45
- 放送:フジテレビ系
- 種目:女子1500m
- 所属:徳島県・北島中学校1年
5月に中1最高記録を更新してから約3カ月。
「記録を持つ1年生」として迎えた初めての全国大会で、予想外の転倒に直面してからどう走ったのかも大きな見どころです。
まとめ
村山玲奈さんは、徳島県北島町で育った北島中学校1年の中長距離ランナーです。
小学3年から本格的に陸上を始め、小学6年ですでに1000m2分54秒82、3000m9分28秒04という突出した記録を残しました。
中学校へ進学するとさらに記録を伸ばし、2026年5月16日の女子1500mで4分23秒44。16年間残っていた中学1年生最高記録を4秒59更新しています。
初めて出場した全日本中学校陸上競技選手権では、序盤に転倒するアクシデントに遭いながら4分28秒88で3位。
まだ中学1年です。
2026年10月4日の『ミラモンGOLD』は、すでに全国トップクラスの記録を持つ村山さんが、「初めて全国大会へ挑む選手」として経験した壁と、その先へ向かう姿に注目したい回です。
参考リンク
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