トッポギが突然破裂する身近な調理事故
2026年10月6日放送の日本テレビ系『ザ!世界仰天ニュース』では、「ゾーッとする身近な危険5連発」の1つとして、トッポギが爆発する事故が取り上げられます。
もちもちした食感で人気のトッポギですが、調理方法によっては突然破裂する危険があります。韓国食品を長年扱う徳山物産は、トック・トッポギについて「油で揚げない」ことを明確に注意喚起しています。
さらに、トックだけを電子レンジで加熱することについても、破裂するおそれがあるとして注意を呼びかけています。
この記事でわかること
- トッポギを油で揚げてはいけない理由
- 電子レンジでも破裂するおそれがある調理方法
- トッポギと日本の餅との違い
- 安全にトッポギを楽しむための調理方法
トッポギは油で揚げると破裂してやけどするおそれがある
まず押さえておきたいのが、トッポギ用の餅をそのまま油へ入れて揚げないことです。
徳山物産はトック・トッポギについて、「油で揚げても大丈夫?」という質問に対し、油で揚げないよう案内しています。
理由は、調理中に餅が破裂し、熱い油が飛び散ってやけどをするおそれがあるためです。
見た目は細長く小さな餅ですが、高温の油を使う調理では、突然破裂した際の危険が一気に大きくなります。
トッポギそのものが飛び散るだけではありません。高温になった油まで周囲へ飛ぶため、手や腕だけでなく、顔などにかかれば大きなやけどにつながる危険があります。
10月6日の『ザ!世界仰天ニュース』で「トッポギ爆発」という言葉が大きく掲げられているのも、普段何気なく口にしている食品が、調理方法によって思わぬ事故につながるという身近さがポイントです。
トックだけを電子レンジで加熱するのも注意
危険があるのは揚げ物だけではありません。
徳山物産はもう1つ、「トックだけをレンジ加熱しない」よう注意しています。
こちらも理由は破裂するおそれがあるためです。
電子レンジなら油を使わないため安全そうに感じますが、食品によっては内部が急激に加熱されることがあります。
トックやトッポギを購入したときは、「餅だからレンジで温めればいい」と自己流で加熱するのではなく、商品のパッケージに書かれた調理方法を確認することが基本になります。
なお、モランボンの市販トッポギには電子レンジで調理できる商品もあります。こちらはトッポギ用もちと専用調味料がセットになった商品で、メーカーが商品に合わせた調理方法を設定しています。
つまり、「トッポギは電子レンジ禁止」という意味ではありません。
避けたいのは、メーカーが想定していない方法でトッポギ用の餅だけを加熱することです。
トッポギはうるち米などから作られる韓国の餅
そもそもトッポギとは何なのでしょうか。
徳山物産によると、トックとトッポギは韓国伝統の餅です。
「トッ」は餅を意味し、トックはスライス状、トッポギは細長いスティック状という形の違いがあります。
日本で販売されている商品を見ると、徳山物産の「料理する韓国餅トッポギ」は白米粉を主原料としたスティックタイプ。
内容量は100gで、豚キムチや野菜炒め、鍋物などさまざまな料理の具材として使える商品になっています。
モランボンの「トッポギ」も国産うるち米の米粉を使った餅と専用調味料のセットです。
日本で一般的なお正月の餅とは原料や製造方法、形状が異なる商品も多く、「餅だから普段と同じ方法で調理できる」と考えないことが大切です。
「トッポギ」は名前に炒める意味があっても油で揚げる料理ではない
少しややこしいのが「トッポギ」という名前です。
徳山物産では、「トッ」が餅、「ポギ」に炒めるという意味があり、トッポギを「炒め餅」と説明しています。
しかし、ここでいう「炒める」と、日本でいう大量の高温油へ入れる「揚げる」は別の調理方法です。
市販商品の調理例を見ると、その違いがよく分かります。
徳山物産が紹介している「トッポギ豚豚ロール」は、トッポギを豚肉と大葉で巻き、フライパンに油を熱して中火で転がしながら焼く料理です。
餅だけを高温の油へ投入して揚げるレシピではありません。
モランボンの商品も、専用調味料と組み合わせて加熱し、もちもちした食感を楽しむ作りになっています。
同じ「油を使う」でも、少量の油で炒めたり焼いたりすることと、餅全体を高温の油へ沈めることは大きく異なります。
安全に食べるなら商品ごとの調理方法を守る
トッポギそのものが危険な食品というわけではありません。
重要なのは、商品ごとに指定されている調理方法を守ることです。
家庭でトッポギを調理するときは、次の点を確認しておくと安心です。
- トッポギ用の餅をそのまま油で揚げない
- トックだけを自己流で電子レンジ加熱しない
- 電子レンジ対応商品は表示された加熱方法・時間を守る
- フライパン調理も商品の作り方に沿って行う
- 調理中の油から離れない
特に揚げ物では、食品の破裂だけでなく油そのものにも注意が必要です。
東邦ガスも、揚げ物をしている際はその場から離れず、離れる必要があるときは必ず火を止めるよう呼びかけています。
「もっとカリッとさせたい」「違う食感にしたい」と自己流で調理方法を変える場合ほど、メーカーがその方法を想定しているか確認した方が安全です。
日本の「かき餅」と同じ感覚で揚げないことも大切
日本には餅を油で揚げた「かき餅」もあります。
農林水産省によると、伝統的なかき餅には、餅を十分に乾燥させたうえで低温の油に入れて揚げる方法があります。
ここで重要なのは、「餅は揚げられる」という情報だけを切り取らないことです。
乾燥させて作るかき餅と、市販されている柔らかなトッポギ用の餅では状態が違います。
トッポギ製品についてメーカー自身が「油で揚げないでください」と注意している場合は、その表示を優先します。
食材の見た目が似ていても、同じ調理方法が使えるとは限らないということです。
まとめ
2026年10月6日の『ザ!世界仰天ニュース』では、身近な危険の1つとして「トッポギ爆発」が登場します。
トック・トッポギを製造販売する徳山物産は、トック・トッポギを油で揚げると破裂して油がはね、やけどするおそれがあるとして、油で揚げないよう注意しています。
さらに、トックだけを電子レンジで加熱することについても、破裂するおそれがあるとしています。
一方、市販品にはメーカー指定の方法で電子レンジ調理できる商品もあります。
大切なのは「トッポギだからこの調理方法」と一括りにするのではなく、購入した商品のパッケージやメーカーが案内している作り方を守ることです。
もちもちでおいしい身近な韓国料理だからこそ、自己流で「揚げてみる」「餅だけレンジにかける」といった調理は避けたいところです。
参考リンク
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