明日香ナイトミステリーツアーは夜の古墳と謎の石造物を巡る特別体験
奈良県明日香村の「明日香ナイトミステリーツアー」は、日が暮れた古墳や謎の石造物をガイドとともに巡り、古代飛鳥の歴史を体験するナイトツアーです。
2026年10月15日放送のNHK『あさイチ』では、ともさかりえさんと松尾諭さんが奈良を旅し、明日香村で夜の古墳などを探索するナイトミステリーツアーに参加します。
明日香村の観光体験サイトで案内されている同名のツアーは、毎週金曜日に開催され、料金は1人15,000円(税込)、所要時間は約2時間30分。近鉄飛鳥駅前に集合し、ガイドと一緒に電動アシスト自転車で史跡を巡ります。
大きな魅力は、通常は夜間に入館できない「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」へ特別に入れること。古墳の壁画や星の世界を学びながら、昼間とは異なる明日香村の魅力を体験できます。
この記事でわかること
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明日香ナイトミステリーツアーの料金・予約方法・開催時間
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夜の古墳探検とキトラ古墳壁画体験館の特別入館
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世界遺産となった明日香村の古墳と謎の石造物
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参加時の集合場所・持ち物・注意点
明日香ナイトミステリーツアーの料金・予約方法
出典:ASUKA TAIKEN「明日香ナイトミステリーツアー」
明日香村の観光体験サイト「ASUKA TAIKEN」では、ガイド付きの「明日香ナイトミステリーツアー」を案内しています。
夜間の古墳や石造物を電動アシスト自転車で巡り、途中で出されるミッションに挑戦しながら歴史を学ぶ体験プログラムです。
ツアーの基本情報
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正式名称:明日香ナイトミステリーツアー
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開催日:毎週金曜日
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4月〜9月:18:00〜20:30
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10月〜3月:17:00〜19:30
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所要時間:約2時間30分
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料金:1人15,000円(税込)
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対象料金:大人・子ども共通
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最少催行人数:2人
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最大催行人数:6人
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集合場所:近鉄飛鳥駅ロータリー前
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集合時間:開始10分前
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予約締切:参加希望日の7日前
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雨天:中止(小雨の場合は決行)
料金には、ガイド代、レンタサイクル代、国内旅行傷害保険、ヘッドライトと反射板のレンタル代、四神の館の特別入館代が含まれています。
一方、ツアー料金に含まれない施設の拝観料や入場料、飲食代などは別途必要です。
申し込みは、ASUKA TAIKENの明日香ナイトミステリーツアー予約案内から行えます。
一般向けの定期ツアーは少人数制で、ほかの参加者との混合ツアーです。希望日に参加するには、事前に日程と予約条件を確認する必要があります。
夜間だけの特別体験「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」
明日香ナイトミステリーツアーの大きな特徴が、キトラ古墳壁画体験館「四神の館」への夜間特別入館です。
四神の館は、国営飛鳥歴史公園のキトラ古墳周辺地区にある文化施設で、2016年9月に開館しました。
館内では、キトラ古墳の歴史や壁画について、高精細映像や原寸大の石室模型などを通して学ぶことができます。
四神の館の通常利用情報
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住所:奈良県高市郡明日香村阿部山67
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通常開館時間:9:30〜17:00
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12月〜2月:9:30〜16:30
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通常入館料:無料
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休館日:年末年始、指定月の第2月曜日など
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アクセス:近鉄壺阪山駅から徒歩約12分
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近鉄飛鳥駅から徒歩約22分
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駐車場:あり
通常の開館時間は夕方までですが、ナイトミステリーツアーでは特別に夜間入館が組み込まれています。
夜の特別入館と、通常の無料見学は別の体験です。
館内の地下展示室には、キトラ古墳の歴史や壁画を学べる展示が整備されています。
また、1階の保存管理施設では、取り外して保存されている国宝のキトラ古墳壁画について、期間限定で実物公開が行われています。
実物壁画の公開は事前登録制のため、ナイトツアーの特別入館だけで実物の壁画をいつでも鑑賞できるわけではありません。
キトラ古墳には約1300年前の天文図と四神が描かれている
キトラ古墳は、7世紀末から8世紀初めごろに造られた古墳です。
明日香村の阿部山地区に位置し、高松塚古墳に続いて発見された、日本で2番目の大陸風壁画古墳として知られています。
1983年11月7日には石室内で玄武の壁画が発見され、古代史研究に大きな注目を集めました。
キトラ古墳の壁画の特徴は、東西南北を守るとされる四神と、十二支、そして天井に描かれた天文図です。
壁画に描かれた四神
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青龍:東を守る神獣
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白虎:西を守る神獣
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朱雀:南を守る神獣
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玄武:北を守る神獣
四神は中国から伝わった思想に基づくもので、古代の人々の世界観を知る重要な資料になっています。
さらに注目したいのが、石室の天井に描かれた天文図です。
天の赤道や太陽の通り道を示す黄道、中国式の星座などが描かれ、現存する世界最古の科学的な天文図として知られています。
約1300年前の人々が星空をどのように理解していたのかを伝える、非常に貴重な文化財です。
キトラ古墳の壁画は2019年に国宝に指定されました。
壁画の保存と研究は現在も進められており、取り外された壁画は慎重に管理されています。
亀石や牽牛子塚古墳など謎の石造物が残る明日香村
明日香村には、キトラ古墳だけでなく、不思議な形をした石造物や特徴的な古墳が数多く残されています。
明日香ナイトミステリーツアーの公式案内では、亀石や牽牛子塚古墳の写真も使われています。
亀石
亀石は、亀のような形をした巨大な花崗岩の石造物です。
長さ約3.6m、幅約2.1m、高さ約1.8mほどあり、表面には亀の顔のような彫刻が施されています。
いつ、誰が、何のために造ったのかについては、現在もさまざまな説があります。
その独特の姿から、明日香村を代表する謎の石造物として親しまれています。
牽牛子塚古墳
牽牛子塚古墳は、明日香村越地区にある古墳です。
特徴は、八角形の墳丘と、石材を精巧に加工して造られた埋葬施設にあります。
斉明天皇の墓と考える説が有力で、発掘調査の成果をもとに整備されています。
墳丘の八角形という形は、古代の天皇陵を考えるうえでも重要な特徴です。
こうした石造物や古墳は、明るい時間に見学するのとは異なり、暗闇の中でライトを照らすことで、石の形や表面の凹凸が印象的に浮かび上がります。
なお、実際のツアーで立ち寄る場所や順路は、参加するプログラムの案内に沿って確認してください。
古墳壁画発見40周年から生まれた特別な観光体験
明日香ナイトミステリーツアーには、地域の歴史的遺産を新しい方法で楽しんでもらうという背景があります。
観光体験サイトでは、キトラ古墳の壁画発見40周年を記念し、四神の館への夜間特別入館を組み込んだプログラムとして紹介されています。
通常、古墳や史跡を見学するのは昼間が中心です。
しかし明日香村には、集落から離れた場所や田園地帯にも貴重な史跡が点在しています。
その古墳や石造物を、夜間にガイドと巡るのがこのツアーの特徴です。
参加者は自転車で移動しながら、各所で出されるミッションに挑戦します。
ただ説明を聞くのではなく、現地で石造物を観察し、謎を考えながら進む体験型の内容です。
また、2025年には「あすかのサマバケ」の特別プログラムとして、徒歩で夜の高松塚古墳や壁画館を巡るバージョンも開催されました。
この特別版では、親子での参加を対象に、夜の史跡探検と壁画に関する学習を組み合わせていました。
このように、明日香村では史跡を眺めるだけでなく、実際に歩き、探索しながら古代史を学ぶ観光体験が展開されています。
2026年に世界遺産登録された「飛鳥・藤原の宮都」
明日香村にとって、2026年は大きな節目となる年でした。
2026年7月26日、「飛鳥・藤原の宮都」がユネスコ世界文化遺産に登録されました。
これは、6世紀末から8世紀初めにかけて、古代日本の政治や文化の中心となった飛鳥・藤原の遺跡群です。
登録資産は19件あり、明日香村には飛鳥宮跡など15件の構成資産があります。
国営飛鳥歴史公園とその周辺には、次のような史跡があります。
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石舞台古墳
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高松塚古墳
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中尾山古墳
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キトラ古墳
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檜隈寺跡
これらの遺跡は、古代日本に中央集権国家が形成されていく過程を伝える貴重な文化遺産です。
2026年は明日香村の村制施行70周年でもあり、世界文化遺産登録と重なる記念の年となりました。
古墳や石造物を夜に巡るナイトミステリーツアーも、こうした明日香村の歴史的な価値を体感できる観光プログラムの1つです。
実用情報|集合場所・アクセス・持ち物と注意点
集合場所とアクセス
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集合場所:近鉄飛鳥駅ロータリー前
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交通手段:近鉄吉野線「飛鳥駅」下車
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集合時刻:ツアー開始10分前
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所要時間:約2時間30分
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主な移動手段:電動アシスト自転車
持っていきたいもの
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飲み物
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両手が自由になるリュックサック
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動きやすい服装
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雨具
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夏季は虫よけ用品
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冬季は手袋やネックウォーマーなどの防寒具
ツアーではヘッドライトや反射板が貸し出されます。
夜間の自転車移動や古墳周辺の探索を伴うため、足元を確認しやすい服装や靴で参加することが大切です。
予約・参加時の注意点
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予約は7日前までに行う
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参加人数は2〜6人
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ほかの参加者との混合ツアー
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小雨の場合は実施、雨天は中止
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季節によって開始時刻が異なる
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一部の拝観料や個人的な費用は料金に含まれない
予約ページには参加条件や空き状況の案内もあるため、申し込みの際は確認してください。
まとめ
明日香ナイトミステリーツアーは、奈良県明日香村の古墳や謎の石造物を、ガイドとともに夜間に探索する特別な体験プログラムです。
一般向けに案内されているツアーは毎週金曜日に開催され、料金は1人15,000円、所要時間は約2時間30分です。
最大の特徴は、通常は夜間に入館できないキトラ古墳壁画体験館「四神の館」への特別入館。古代の四神や天文図について学びながら、夜の明日香村を巡ります。
2026年には「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録され、明日香村の歴史的な価値はさらに広く知られることとなりました。
夜の古墳探検は、古代の歴史を現地で感じられる、明日香村ならではの観光体験です。
参考リンク
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