記事内には、広告が含まれています。

田貫湖のダブルダイヤモンド富士は年2回!見頃と関東大震災から生まれた湖の歴史|出川哲朗の充電させてもらえませんか?

旅行・観光

富士山を映す田貫湖と年2回のダブルダイヤモンド富士

2026年10月17日放送のテレビ東京『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』では、出川哲朗さんと西野亮廣さん、渡邉美穂さんが静岡県から山梨県、神奈川県へと富士山麓を巡ります。その123kmの充電旅の出発地点となるのが、静岡県富士宮市の「田貫湖(たぬきこ)」です。

田貫湖は、富士山の山頂から朝日が昇り、その光が湖面にも映る「ダブルダイヤモンド富士」で知られる絶景スポット。見頃は毎年4月20日と8月20日の前後約1週間で、早朝の午前6時前後に神秘的な光景が現れます。

しかし、この湖には意外な歴史があります。

もともとは「狸沼」と呼ばれる小さな沼地でしたが、1923年の関東大震災による水不足をきっかけに農業用のため池として拡張されました。現在の美しい湖の風景には、地域の農業を守ってきた歴史が隠されています。

ダブルダイヤモンド富士の見頃や撮影場所、湖が誕生した経緯、キャンプ場の料金やアクセスまで紹介します。

この記事でわかること

  • ダブルダイヤモンド富士の見頃・時間・撮影スポット

  • 田貫湖が関東大震災をきっかけに拡張された歴史

  • 湖畔の散策・キャンプ場の料金と予約方法

  • 田貫湖へのアクセスと2026年の通行規制情報

田貫湖のダブルダイヤモンド富士は4月と8月が見頃

田貫湖に昇るダイヤモンド富士

出典:静岡県観光協会公式「静岡県観光ガイド Hello Navi」

田貫湖の最大の見どころは、富士山の山頂と昇る太陽が重なって輝く「ダイヤモンド富士」です。

さらに、湖面が穏やかで富士山と太陽が水面にも映り込むと、空と湖の両方に光が輝く「ダブルダイヤモンド富士」になります。

ダブルダイヤモンド富士の見頃

  • 春:4月20日前後の約1週間

  • 夏:8月20日前後の約1週間

  • 時間帯:午前6時前後

  • おすすめの場所:田貫湖の南岸、休暇村富士前の展望テラス周辺

  • 見学料金:無料

見頃となる日は、撮影する位置によって変わります。また、雲や霧がかかっていたり、湖面に波があったりすると、理想的なダブルダイヤモンド富士にはなりません。

ダイヤモンド富士だけなら山頂と太陽が重なれば観察できますが、湖面にも同じ光景を映すには、風が弱く水面が鏡のようになっている必要があります。

2026年10月17日はダイヤモンド富士の見頃には当たりませんが、天候に恵まれれば富士山の雄大な姿や湖面に映る逆さ富士を楽しめます。

撮影スポットは2024年完成の田貫湖富岳テラス

田貫湖でダブルダイヤモンド富士を撮影する場所として知られるのが、南岸にある「田貫湖富岳テラス」です。

休暇村富士の目の前に位置し、2024年4月13日にリニューアルオープンしました。

以前の展望デッキを改修したもので、富士山と湖の景色をより広く見渡せるように設計されています。

新しいテラスでは、視界を遮るものを減らすために手すりを細い鋼製に変更。床の高さも従来より30cm下げられ、湖面に近い目線で風景を楽しめるようになりました。

床板には、地元の木材である「富士ヒノキ」が使われています。

周囲の景観を生かしながら、富士山を眺める場所として整備された展望施設です。

ダイヤモンド富士の時期には、多くの写真愛好家が訪れます。

日の出と富士山の重なる位置は日によって変化するため、休暇村富士の周辺や湖畔の撮影場所を選ぶことが重要です。

また、南岸のキャンプ場付近からも、条件が整えば美しい逆さ富士を見ることができます。

関東大震災による水不足が田貫湖の拡張につながった

田貫湖は、現在では富士山を望む美しい湖として知られていますが、もともとは小さな沼地でした。

この場所は古くから「狸沼(たぬきぬま)」や「長者ヶ池(ちょうじゃがいけ)」と呼ばれ、周辺の山々から流れ込む水がたまる湿地帯でした。

その姿が大きく変わるきっかけとなったのが、1923年に発生した関東大震災です。

震災の影響によって、周辺の農地に水を供給していた芝川の水量が減少しました。

水田を維持するには安定した農業用水が必要です。そこで、小さな沼地を拡張し、大量の水を蓄えられるため池として整備する計画が進められました。

1935年から1936年にかけて堤防の建設と拡張工事が行われ、田貫湖は農業用の貯水池として整備されました。

さらに1936年には、北側の大ボラ川から水を取り入れるための「狸沼隧道」が完成しました。

隧道とは、山や地中を通して水を運ぶトンネルのことです。

この施設によって、田貫湖の貯水量を安定させる仕組みが整えられました。

現在も田貫湖は農業用ため池としての役割を持ち続けています。

富士山を映す美しい風景の背景には、震災後の水不足に対応し、地域の農業を守ろうとした人々の取り組みがあるのです。

田貫湖の貯水量は120万立方メートル

田貫湖は、長者ヶ岳の裾野に位置する農業用ため池です。

その後も農業用水の需要増加に合わせて堤防の拡張や改良工事が行われ、現在の規模になりました。

田貫湖の基本データ

  • 所在地:静岡県富士宮市

  • 標高:約660〜670m

  • 東西:約1km

  • 南北:約500m

  • 周囲:約3.3km

  • 面積:約32ヘクタール

  • 貯水量:約120万立方メートル

湖の周辺には桜やツツジ、広葉樹林が広がり、四季折々の景観を楽しめます。

春には桜、初夏には新緑、秋には紅葉が湖畔を彩ります。

また、水面が穏やかな日には富士山が湖面に映り込み、上下対称の「逆さ富士」が現れます。

ダブルダイヤモンド富士を見られる時期以外でも、富士山と湖が作り出す風景そのものが大きな魅力です。

田貫湖キャンプ場の料金は1泊4000円から

田貫湖の南岸には「田貫湖キャンプ場」があります。

富士山を望む芝生のテントサイトが特徴で、湖畔の自然を楽しみながら宿泊できます。

2026年4月1日改定の宿泊料金

  • テントサイト基本料金:1サイト1泊4,000円

  • 基本料金に含まれるもの:テント1張・タープ1張・大人1人

  • 土曜日・指定日:トップシーズン料金1,000円を追加

  • 大人追加料金:1人1泊1,000円

  • 子ども追加料金:1人1泊500円

  • 駐車料金:無料

テントサイトは完全予約制で、予約にはキャンプ場の公式サイトから案内されている「なっぷ」を利用します。

予約受付は毎月1日の午前10時から、翌月分が開始されます。

利用時間

  • チェックイン:8:00〜16:30

  • 冬季チェックイン:8:00〜15:30

  • チェックアウト:12:00まで

  • トップシーズンのチェックアウト:11:00まで

テントは持参する必要があります。テントそのもののレンタルはありません。

管理棟には売店や食堂があり、有料の温水シャワーなども利用できます。

湖畔のボート遊びも人気で、公式案内では6月から11月に1隻1時間1,000円で利用できます。

周囲3.3kmの湖畔は散策とサイクリングの名所

田貫湖には湖を囲む周遊道が整備されており、富士山を眺めながら散策を楽しめます。

周囲は約3.3km。通常時には、1時間ほどの散歩を楽しむコースとして親しまれています。

湖畔には木々に囲まれた場所や視界が開ける場所があり、歩く位置によって富士山の見え方も変化します。

また、田貫湖キャンプ場ではレンタサイクルも案内されています。

通常時のレンタサイクル料金

  • 30分:300円

  • 60分:500円

ただし、2026年10月に訪れる場合は注意が必要です。

2026年9月11日、田貫湖キャンプ場は大雨の影響による周遊道の一部通行止めを発表しています。

規制対象は、北側駐車場から富岳テラス手前までの区間です。

  • 自転車:工事終了まで通行禁止

  • 歩行者:規制区間は完全通行止め

  • 迂回路:なし

このため、現在の規制が解除されるまでは、湖を1周する散策やサイクリングはできません。

訪れる前にキャンプ場の最新のお知らせを確認することが大切です。

田貫湖のアクセスと駐車場

田貫湖は静岡県富士宮市の朝霧高原に位置しています。

富士山を望む湖畔の観光地として、車や路線バスでアクセスできます。

所在地・駐車場

  • 住所:静岡県富士宮市佐折634-1(南側・瓔珞の家)

  • 北側駐車場:普通車40台

  • レストハウス側駐車場:普通車200台

  • 北東駐車場:大型バス7台・普通車11台・車椅子用1台

  • キャンプ場側駐車場:無料

車でのアクセス

  • 東名高速道路・富士ICから約45〜55分

  • 新東名高速道路・新富士ICから約40分

公共交通機関でのアクセス

JR身延線の富士宮駅から「休暇村行き」の路線バスを利用します。

  • 富士宮駅から約45分

  • 「田貫湖キャンプ場」または湖周辺のバス停で下車

  • 運行会社:富士急静岡バス

2026年9月には、富士宮駅から白糸の滝や田貫湖などを巡れる「白糸の滝・田貫湖フリーきっぷ」も案内されています。

2日間有効で、大人1,850円、小学生930円です。

公共交通機関を利用して田貫湖と周辺観光地を訪れたい人に便利な乗車券です。

まとめ

『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』で富士山麓123kmの旅の出発地点となる田貫湖は、年2回のダブルダイヤモンド富士で知られる絶景スポットです。

4月20日と8月20日の前後約1週間、午前6時前後には、富士山頂から昇る太陽と湖面に映る光が重なり、幻想的な景色が生まれます。

一方で田貫湖は、1923年の関東大震災による水不足をきっかけに拡張された農業用のため池でもあります。

美しい風景の裏側には、地域の農業を支えるために水を蓄え、守ってきた歴史があります。

現在はキャンプや湖畔散策、写真撮影などを楽しめる観光地として親しまれている田貫湖。

富士山の絶景と、自然を暮らしに生かしてきた人々の歴史。その両方を感じられる場所です。

参考リンク


気になる生活ナビをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました