- 蕪島|3万羽を超えるウミネコが集まり、火災から復興した八戸の小さな島
- 蕪島の場所とアクセス|JR鮫駅から徒歩約15分
- ウミネコの見頃は3月~7月|10月は繁殖期が終わる季節
- なぜ数万羽ものウミネコが蕪島に集まるのか
- 1922年に国の天然記念物へ|日本を代表するウミネコ繁殖地
- なぜ陸続きなのに「蕪島」と呼ばれるのか
- 蕪嶋神社は1296年創建と伝わる|江の島との深い関係
- 2015年11月の火災|社殿だけでなく小学生の天井画も失われた
- ウミネコを守るため工事を中断|約5年をかけた社殿再建
- 青森県産の木材と職人の技|新しい社殿に残されたもの
- 「株が上がる」蕪嶋神社|御朱印と会運証明書
- 蕪島休憩所と「かぶーにゃ」|ウミネコ観察と八戸グルメ
- 蕪島を訪れる際に知っておきたい注意点
- まとめ
- 気になる生活ナビをもっと見る
蕪島|3万羽を超えるウミネコが集まり、火災から復興した八戸の小さな島
青森県八戸市の海岸に、春になると3万羽を超えるウミネコが集まる小さな島があります。太平洋に突き出した「蕪島(かぶしま)」です。
島の頂上には、鎌倉時代に創建されたと伝わる蕪嶋神社が鎮座しています。赤い鳥居と長い石段、その周囲を飛び交うウミネコの姿は、八戸を象徴する風景として親しまれてきました。
しかし2015年11月、蕪嶋神社の社殿が火災で全焼。長い歴史を持つ建物だけでなく、地元の小学生が描いた天井画も失われました。
地域の人々が再建に動き出したものの、工事には大きな制約がありました。島は国の天然記念物に指定されたウミネコの繁殖地であり、鳥たちの子育てを妨げる工事はできなかったのです。
こうして約5年をかけ、2020年に新しい社殿が完成しました。
2026年10月19日放送予定のNHK総合『鶴瓶の家族に乾杯』では、藤本美貴さんが青森県八戸市を旅し、ウミネコの繁殖地として知られる蕪島方面へ向かう様子が紹介されます。
蕪島にウミネコが集まる理由、観察に適した季節、蕪嶋神社の歴史と復興、アクセスや駐車場まで、この小さな島ならではの魅力を紹介します。
この記事でわかること
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蕪島の場所・アクセス・無料駐車場と観光に適した季節
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3万~4万羽のウミネコが集まる繁殖サイクルと観察の見どころ
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蕪嶋神社が2015年に全焼し、2020年に再建されるまでの歩み
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「株が上がる」という信仰、御朱印、周辺の休憩施設
蕪島の場所とアクセス|JR鮫駅から徒歩約15分

蕪島は、青森県八戸市の東部、種差海岸の最北端に位置しています。
周囲約800m、高さ約17~20mの小さな陸地で、現在は本土とつながっているため、車や徒歩で訪れることができます。
蕪島の基本情報
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所在地:青森県八戸市鮫町
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蕪嶋神社住所:青森県八戸市鮫町字鮫56-2
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最寄り駅:JR八戸線「鮫駅」
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鮫駅から:徒歩約15分
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八戸駅から車:約30分
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八戸市中心街から車:約20分
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八戸自動車道八戸ICから車:約25分
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バス:種差海岸遊覧バス「うみねこ号」で「蕪島海浜公園」下車
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蕪嶋神社電話番号:0178-34-2730
駐車場について
2026年7月、八戸市は蕪島を訪れる人に対し、指定の無料駐車場を利用するよう改めて案内しました。
ウミネコの繁殖期に、蕪島方面へ入った車とウミネコが衝突する事故が発生しているためです。
観光客向けの蕪島駐車場には、普通車49台分、車いす使用者用2台分のスペースがあります。
蕪島休憩所のすぐ近くには駐車場がなく、蕪嶋神社専用の駐車場も一般観光客向けではありません。
車で訪れる際は、鳥たちの安全を守るためにも、観光客向け駐車場を利用してください。
ウミネコの見頃は3月~7月|10月は繁殖期が終わる季節
蕪島を代表する光景は、春から夏にかけて集まるウミネコの大群です。
最も多い時期には約3万~4万羽が飛来し、島の斜面や神社の境内、石段の周辺までウミネコで埋め尽くされます。
ウミネコの繁殖サイクル
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2月下旬~3月:ウミネコが島へ戻り始める
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4月:縄張り争いや繁殖行動が盛んになる
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4月中旬~5月:産卵の時期
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6月:ヒナが育つ様子を観察できる
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7月:成長したヒナが巣立ち始める
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8月:多くのウミネコが島を離れる
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9月~翌年2月:繁殖期を終えた静かな時期
このため、大量のウミネコが飛び交う光景を見るなら、春から初夏にかけてが適しています。
10月は繁殖期が終わっているため、春のような数万羽の群れを期待する季節ではありません。
ただし、ウミネコのいない時期にも、蕪嶋神社の参拝や海岸の風景を楽しめます。
繁殖期のにぎわいとは異なり、島の形や社殿の美しさを落ち着いて眺められることも、秋の蕪島の特徴です。
なぜ数万羽ものウミネコが蕪島に集まるのか
出典:「フンをかぶる覚悟いる」 青森県・蕪島を飛ぶ3万羽超のウミネコ [青森県]:朝日新聞
ウミネコは、カモメ科に属する海鳥です。
名前の由来は、猫の鳴き声に似た声で鳴くこと。飛んだときに尾羽の先端に黒い帯が見える点も特徴です。
主に日本列島周辺の海岸で繁殖し、季節によって移動します。
蕪島は、こうしたウミネコが毎年集団で子育てを行う繁殖地として知られています。
最大の特徴は、繁殖する鳥たちを人間が非常に近い距離から観察できることです。
多くの野生鳥類の繁殖地では、営巣地への立ち入りが制限され、遠くから観察する必要があります。
一方、蕪島では神社の境内や参道のすぐ近くでもウミネコが営巣します。
鳥たちは人間が通行する環境の中で長く繁殖してきました。
神社へ続く石段の周囲でも、羽を休めたり、卵を温めたり、ヒナに餌を与えたりする姿を見ることができます。
ただし、人に慣れていることと、触れてよいことは別です。
繁殖期は縄張り意識が強く、巣に近づく人間を警戒する個体もいます。特にヒナがいる場所では、鳥が威嚇することもあります。
観察するときは、卵やヒナに近づきすぎず、決められた通路から静かに見ることが大切です。
蕪島が特別なのは、野生の海鳥と人間の活動が同じ小さな場所で長年共存してきたことにあります。
1922年に国の天然記念物へ|日本を代表するウミネコ繁殖地
蕪島のウミネコ繁殖地が国の天然記念物に指定されたのは、1922年3月8日です。
当時からウミネコの集団繁殖地として知られ、自然環境を保護する価値が認められました。
2022年には指定100周年を迎えています。
蕪島は面積約1.8ヘクタールの小さな場所ですが、そこに数万羽もの海鳥が集まります。
青森県の資料によると、ウミネコはつがいで繁殖し、巣の周辺に約1m四方の縄張りを持ちます。
狭い場所に多くの個体が集まるため、4月には縄張りをめぐってくちばしでつつき合う姿が見られます。
6月には、親鳥がヒナに餌を与える様子も観察できます。
こうした繁殖行動を間近で見られることは、自然観察の場所として大きな価値があります。
一方、繁殖地を守るためには、環境の変化にも注意が必要です。
環境省は長期的な海鳥調査を実施しており、蕪島でも繁殖状況や巣立ちの成功率などが調べられてきました。
大勢の人が訪れる観光名所であると同時に、野生動物の生息環境を守る必要がある場所なのです。
なぜ陸続きなのに「蕪島」と呼ばれるのか
現在の蕪島は本土と地続きになっています。
それでも「島」という名前が残っているのは、もともと海に囲まれた独立した島だったからです。
蕪島の地形は、約100年の間に大きく変わりました。
1919年には本土と島を結ぶ橋が架けられます。
その後、戦時中の埋め立て工事によって、1943年には陸続きとなりました。
現在のように、海岸から歩いて島へ向かえるようになったのは、この工事によるものです。
もともとのひょうたん型の島の地形は、今もその面影を残しています。
また、「蕪島」という名前には植物との関係もあります。
八戸市によると、かつてこの場所にはノラナタネが自生し、その花が「かぶの花」と呼ばれていたことが、島の名前の由来とされています。
現在も5月になると、島の斜面に黄色い菜の花が咲きます。
青い空、白いウミネコ、黄色い菜の花、赤い鳥居。
この色彩豊かな風景は、島の自然と人の歴史が重なって生まれたものです。
蕪嶋神社は1296年創建と伝わる|江の島との深い関係
蕪島の頂上に鎮座する蕪嶋神社は、鎌倉時代の1296年に創建されたと伝えられています。
祭られているのは、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)です。
市杵嶋姫命は弁財天と結び付いて信仰されてきた神で、蕪嶋神社は古くから海の安全や財運、才智、子授けなどを願う人々に親しまれてきました。
神社の由緒には、神奈川県の江の島とのつながりが登場します。
鎌倉時代、源頼朝に仕えていた犬房丸という人物が、現在の八戸市鮫町周辺へ流されました。
犬房丸は、太平洋に浮かぶ蕪島を見て、故郷の江の島に似ていると感じたと伝わっています。
そこで、江の島とゆかりの深い弁財天を蕪島に勧請したことが、神社の始まりとされているのです。
これは神社に伝わる由緒であり、鎌倉時代の出来事のすべてが歴史資料によって確定しているわけではありません。
その後、蕪嶋神社は八戸藩の歴代藩主からも信仰を集めました。
八戸が漁港や交易港として発展すると、漁師たちは航海の安全や豊漁を願って参拝するようになります。
ウミネコも魚の居場所を知らせる鳥として大切にされ、神の使いとして親しまれてきました。
小さな島に神社が建てられ、そこに野生の海鳥が毎年戻ってくる。
その関係が、長い年月をかけて蕪島独自の信仰と風景を形作ってきました。
2015年11月の火災|社殿だけでなく小学生の天井画も失われた
蕪嶋神社に大きな転機が訪れたのは、2015年11月5日です。
この日、社殿から出火し、建物が全焼しました。
長年地域の人々が参拝してきた神社が、一夜にして失われてしまったのです。
焼失したのは建物だけではありません。
社殿に納められていた御神宝や祭器具も大きな被害を受けました。
さらに、地元の鮫小学校の6年生115人が制作したウミネコの天井画も失われました。
この天井画は、地域の子どもたちが神社とウミネコへの思いを込めて描いたものでした。
神社に残されていたのは、何百年もの信仰の歴史だけではありません。
地域の子どもたちが参加して生まれた作品もまた、蕪島の大切な記憶の一部だったのです。
火災からわずか2日後の11月7日には、関係者が集まり、再建実行委員会の設立へと動き始めました。
地域の人々にとって、蕪嶋神社はなくてはならない存在でした。
ウミネコを守るため工事を中断|約5年をかけた社殿再建
蕪嶋神社の再建には、一般的な建築工事とは異なる難しさがありました。
島は国の天然記念物に指定された繁殖地です。
春から夏にかけては、数万羽のウミネコが卵を産み、ヒナを育てています。
この時期に大規模な工事を行えば、繁殖活動に影響を与えるおそれがあります。
そのため、工事は主にウミネコが島から離れる季節に進められました。
2016年11月に始まった再建工事では、原則として4月から8月までの繁殖期は作業を中断しました。
また、島は海に突き出した小さな高台で、強い潮風にさらされます。
限られた敷地に資材を運び、建物を建設しなければならないことも、工事を難しくしていました。
再建の設計を担当したのはコアーズ建築デザイン事務所、施工を担当したのは松本工務店です。
こうして厳しい条件の中で工事が進められ、2020年に新しい社殿が完成しました。
同年3月26日には、一般参拝が再開されています。
再建が長期間に及んだのは、単に建物を建て直すためだけではありません。
ウミネコの命を守りながら、人々の信仰の場所を取り戻すために、工事の時期や方法が調整されたのです。
青森県産の木材と職人の技|新しい社殿に残されたもの
再建された蕪嶋神社には、青森県産の木材が多く使用されています。
主な材料は次のとおりです。
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ケヤキ:主に柱に使用
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ヒノキ:主に柱などに使用
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青森ヒバ:湿気に強い性質を生かして床下に使用
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南部赤松:小屋裏の梁に使用
海に近い建物では、強い風や湿気への対応が重要になります。
再建にあたっては、こうした環境条件にも配慮した材料と構造が採用されました。
さらに、社殿の内部には職人たちによる彫刻や天井画が新たに制作されています。
その一つが、仏師・鈴木昭則さんによる「飛天の奏」です。
5体の天女が雅楽の楽器を奏でる姿が彫られ、中央の天女は蕪の花を持っています。
そこには、ウミネコが飛び立ち、人々の願いを神様へ届けるという物語が表現されています。
また、幣殿の天井には、水墨画家の白浪さんによる「蕪嶋神龍」が描かれました。
波の中から現れる龍の姿を、大胆な筆遣いで表現した作品です。
これらの彫刻や絵画がある社殿内部は、通常は一般公開されていません。
新しい蕪嶋神社は、火災前の建物を単純に復元するだけでなく、次の世代へ伝えるための新しい技術や芸術も取り入れた建築となりました。
「株が上がる」蕪嶋神社|御朱印と会運証明書
蕪嶋神社には、ほかの神社とは少し異なる特徴的な信仰があります。
それが「株が上がる」という縁起担ぎです。
「蕪島」の蕪と、株式などに使う「株」が同じ「かぶ」という読みであることから、財運や商売繁盛を願う人々にも親しまれています。
また、ウミネコにまつわる珍しい縁起物もあります。
蕪嶋神社では、ウミネコのフンが体に当たることを、運が付く出来事として捉える言い伝えがあります。
その際、記念として「会運証明書」を受け取れると青森県神社庁が紹介しています。
これは昔からの縁起担ぎであり、実際の金運や投資の成果を保証するものではありません。
蕪嶋神社では御朱印も授与しています。
蕪嶋神社の参拝情報
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御祭神:市杵嶋姫命
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主な御神徳:厄除け、財運、才智、子授け、安産
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御朱印:あり
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電話番号:0178-34-2730
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例大祭:旧暦3月3日
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蕪嶋まつり:4月第3土曜日と翌日曜日
御朱印の受付時間や授与品の内容は変更されることがあるため、現地の案内を確認してください。
蕪島休憩所と「かぶーにゃ」|ウミネコ観察と八戸グルメ
蕪島の周辺には、参拝や自然観察と合わせて利用できる施設も整備されています。
蕪島休憩所
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住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫93番地先
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営業時間:4月~11月は9:00~17:00
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営業時間:12月~3月は9:00~16:00
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休館日:12月29日~1月3日
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電話番号:0178-51-6464
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入館料:無料
この施設では、蕪島の四季やウミネコの生態、神社の歴史などを紹介しています。
自然観察スペースには小窓が設けられ、ウミネコが営巣する季節には、鳥たちの様子を観察できます。
また、らせん階段上部の天窓からも、周囲の景観を見ることができます。
島の歴史を理解してから神社へ向かうと、同じ風景でも見えてくるものが変わります。
蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」
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住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫86番地1
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営業時間:4月~10月は10:00~17:00
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営業時間:11月~3月は10:00~16:00
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定休日:4月~10月はなし、11月~3月は水曜日を基本
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電話番号:0178-38-5228
「かぶーにゃ」は、八戸の特産品やお土産を扱う施設です。
地元の水産加工品や菓子類、缶詰、観光グッズなどが販売されています。
軽食も楽しめ、主なメニューにはフィッシュサンド、サバカツ、焼きサバ串、イカ焼きそば、イカゲソ焼き串、ジェラートなどがあります。
施設内の休憩スペースから蕪島の景色を眺められることも特徴です。
蕪島を訪れる際に知っておきたい注意点
蕪島は観光名所であると同時に、野生動物が繁殖する貴重な自然環境です。
春から夏の繁殖期には、多くのウミネコが参道や神社の周囲で生活しています。
特に注意したいのが、卵やヒナとの距離です。
ウミネコが人を怖がらず近くにいるからといって、鳥や巣に触れてはいけません。
また、上空を飛ぶ鳥が多いため、フンが落ちてくることもあります。
神社付近では、参拝者向けに傘が用意されることがあります。
繁殖期に訪れる場合は、汚れてもよい服装や歩きやすい靴を選ぶと安心です。
さらに、蕪島は三陸復興国立公園の一部でもあります。
植生や野生動物を守るため、立ち入りが制限されている場所には入らず、現地の表示に従って行動することが大切です。
ウミネコに餌を与えたり、無理に近づいて飛び立たせたりしないようにしましょう。
この場所の魅力は、鳥を自由に触れることではなく、野生のまま生活する姿を間近で観察できることにあります。
まとめ
蕪島は、青森県八戸市にある周囲約800mの小さな陸続きの島です。
毎年春になると3万羽を超えるウミネコが集まり、1922年には国の天然記念物に指定されました。
島の頂上にある蕪嶋神社は、1296年の創建と伝わる歴史ある神社です。2015年に火災で全焼しましたが、地域の人々が再建に取り組み、2020年に新しい社殿が完成しました。
その工事では、ウミネコの繁殖を守るため、春から夏の作業を中断するという特別な配慮が行われました。
数万羽の海鳥が集まる貴重な自然と、700年以上続く信仰、そして火災からの復興。蕪島の風景には、八戸の人々が長い年月をかけて守ってきたものが重なっています。
参考リンク
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