クラピアは芝生の代わりになるグランドカバー植物!品種の違いと育て方
クラピアは、地面を横に広がって覆い、雑草の発生や草刈りの手間を減らせる多年草です。宇都宮大学の研究者が日本在来のイワダレソウをもとに開発し、株式会社グリーンプロデュースが商品化しました。
2026年10月25日放送のTBS系『がっちりマンデー!!』でも、芝生の代わりになる園芸商品として紹介される予定です。庭への植え方、必要な苗数、3品種の違い、冬越しや購入方法を詳しく紹介します。
クラピアとは?芝生の代わりに選ばれる理由
クラピアは、宇都宮大学の故・倉持仁志さんが品種改良して生み出したグランドカバー植物です。
地面を這うように茎を伸ばす「匍匐性(ほふくせい)」を持ち、庭や公園、道路沿いの斜面などを緑で覆う目的で使われています。
最大の特徴は、芝生よりも横方向に速く広がり、密生することで雑草の侵入を抑えられることです。
販売元のグリーンプロデュースは、クラピアの生育速度を芝生の約10倍と紹介しています。生育期に適切な数の苗を植えれば、約2〜3か月で地面を覆うことも可能です。
主な特徴は次のとおりです。
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地面を緻密に覆い、雑草の発芽や侵入を抑える
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芝生と比べて刈り込み回数を減らせる
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根が地中に伸び、土壌の流出防止にも役立つ
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5〜9月ごろには白やピンクの小さな花が咲く
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多年草なので、越冬できれば翌春に再び芽吹く
ただし、植えただけで雑草が完全になくなるわけではありません。
クラピアが地面を覆う前は、雑草のほうが速く伸びる場合があります。土の中に残った雑草の種が発芽することもあるため、植え付け前の除草と初期管理が欠かせません。
クラピアK7・K5・K3の違いと選び方
家庭の庭にクラピアを取り入れる際、最初に迷いやすいのが品種選びです。
販売されている主な品種はK7・K5・K3の3種類。それぞれ葉の色や花の特徴、広がる速度が異なります。
クラピアK7|緑のじゅうたんを作りたい人向け
K7は、深い緑色の葉と白い花が特徴です。
横方向への生育が旺盛で、3品種の中では花の数が比較的少なく、葉の緑を中心とした景観を作りやすい品種です。
個人の庭だけでなく、公共工事などの緑化にも利用されています。
クラピアK5|薄ピンクの花を楽しみたい人向け
K5は、淡い緑色の葉に薄ピンク色の花を咲かせます。
K7より花の数が多い傾向があり、庭を緑で覆いながら季節の花も楽しみたい人に向いています。
気温が高い時期には、花色が白っぽく変化することがあります。
クラピアK3|鮮やかなピンクの花を楽しみたい人向け
K3は、丸みのある大きめの葉と、ピンク色の花が特徴です。
K7やK5より草丈が高く、厚い層を形成しやすい一方、横方向へ広がる速度は比較的ゆっくりです。
2021年4月に発売された品種で、花色を重視する庭づくりに適しています。
なお、3品種とも種子をつけない不稔性で、耐寒性は同程度とされています。
クラピアの植え方と必要な苗数|1㎡に何株必要?
クラピアを庭に植える場合、K7とK5は1㎡あたり4ポット、K3は6ポットが、生育期に比較的早く地面を覆わせるための目安です。
例えばK7・K5を平らな庭に植える場合、必要な苗数は次のようになります。
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1㎡:4ポット
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5㎡:20ポット
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10㎡:40ポット
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20㎡:80ポット
販売元の資料では、6月にK7またはK5を1㎡あたり4ポット植えた場合、約2〜3か月で地表を覆う目安が示されています。
K3は生育速度が異なるため、同じ期間を目指すなら苗を多めに使います。
植え付けの基本手順
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日当たりの良い場所を選び、雑草を根ごと取り除く。
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石や不要な根を取り除き、地面を平らに整える。
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必要に応じて土を耕し、水はけや保水性を調整する。
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苗を均等に配置し、根鉢が乾燥しないように植え付ける。
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植え付け直後は、1ポットあたり約500mlの水を数回に分けて与える。
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根が定着するまで、土の乾燥状態を確認しながら水やりする。
植え付け後の水やりは、一般的な土壌で穏やかな気候なら、最初の2週間は週2回程度が目安です。雨が降っていれば減らし、真夏の高温・乾燥時には追加します。
地表を覆って根が十分に伸びた後は、通常の降雨だけで生育できる場合が多くなります。
また、クラピアは日光を好みます。販売店の栽培情報では、最低でも1日3時間程度の日照が必要とされています。
日陰が長く続く場所では成長が遅くなるため、建物の北側などでは注意が必要です。
植える時期と冬越し|冬に茶色くなっても大丈夫?
クラピアの植え付けに適しているのは、主に春から初夏です。
4〜7月ごろに植えると、生育期を利用して地面を覆いやすくなります。
一方、10月以降の植え付けでは、根が十分に伸びる前に休眠期を迎えることがあります。
クラピアは常緑植物ではなく、気温が下がると地上部分が茶色く変化します。
冬に葉が褐色になっても、それだけで株全体が枯死したとは限りません。
越冬できれば、翌春の気温上昇とともに再び芽吹きます。
販売元が示す越冬可能な目安は、冬の最低気温がマイナス10℃を下回らない地域です。ただし、積雪や土壌条件などによっても生育結果は変わります。
北海道や東北地方の内陸部、高標高地域などでは越冬が難しい場合があります。
秋に植え付けた苗は、株元に目砂をかけるなど、寒さと乾燥を防ぐ対策が勧められています。
また、春から夏にかけての管理では、毎年1回程度の刈り込みが基本です。葉を細かく密生させたい場合は、刈り込み回数を増やす方法もあります。
花にはミツバチなどが訪れるため、子どもが頻繁に遊ぶ場所では、開花前に刈り込むことも選択肢になります。
クラピアの価格と購入方法|苗はどこで買える?
クラピアの苗は、園芸資材の取扱店やオンラインショップで購入できます。
2026年10月23日時点で、クラピア育て隊オンラインショップでは、K7の9cmポット苗が次の価格で販売されています。
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K7・20ポットセット:税込11,000円
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K7・40ポットセット:税込22,000円
いずれも本州・四国向けの送料込み価格です。販売店や地域、セット内容によって価格は異なります。
グリーンプロデュースでは、全国の特約店や取扱店を通じて購入相談を受け付けています。
購入前には、庭の面積、品種、日当たり、植え付ける季節を確認すると、必要な苗数を決めやすくなります。
なお、クラピアは農林水産省に登録された品種です。種苗の無断増殖や譲渡には制限があるため、購入した苗の取扱条件も確認してください。
まとめ
クラピアは、芝生の代わりに庭を緑で覆い、雑草や刈り込みの負担を減らせる多年草です。K7・K5・K3には花色や成長速度の違いがあり、庭の目的に合わせて選べます。植え付け前の除草と日当たりの確保が重要で、冬は休眠しても翌春に芽吹く性質があります。
おすすめ関連商品案: クラピアK7・9cmポット苗20個セット(クラピア育て隊オンラインショップ)。
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