多景島は彦根沖に浮かぶ見塔寺の島|2026年は定期船が運休中
滋賀県彦根市の多景島(たけしま)は、琵琶湖の彦根市街地から沖合約6.5kmにある周囲約600mの無人島です。島には日蓮宗の見塔寺(けんとうじ)があり、古くから島そのものが信仰の対象とされてきました。通常は彦根港から観光船で約20分ですが、2026年11月1日現在、オーミマリンの多景島航路は船舶の安全点検のため全便運休中です。
2026年11月3日放送予定のテレビ朝日系『絶景&世界遺産 火曜の良純孝太郎』では、琵琶湖の4島を巡る旅に多景島が含まれています。ここでは多景島単独でのアクセスと料金、島内の見どころ、御朱印の問い合わせ先を紹介します。
多景島の行き方と彦根港からの通常料金
多景島の通常の観光航路はオーミマリンの「多景島めぐり」です。船の出発地は彦根港(滋賀県彦根市松原町3755)で、島までの所要時間は片道約20分。通常料金は大人(中学生以上)往復2,200円、小学生往復1,100円で、いずれも多景島の入島料を含みます。
運航している時期の掲載ダイヤは彦根港15:00発、多景島15:20着、島内40分滞在、多景島16:00発、彦根港16:20着の1日1便です。春から秋の金・土・日・祝日を中心とした季節運航で、冬季は原則運休します。これは通常運航時の参考情報であり、2026年11月1日に利用できる時刻表ではありません。
2026年8月14日から始まった運休については、再開見込みが立ち次第、運航会社が知らせるとしています。利用日が決まったらオーミマリン公式の多景島航路案内を確認してください。問い合わせは彦根港支店0749-22-0619です。
定期船が運休中でも多景島に上陸できる?
通常の彦根港発の定期観光船が休止していても、別会社の琵琶湖汽船が運航する「ぐるっとびわ湖島めぐり」では、多景島に約30分上陸する行程があります。2026年11月1日時点の残る設定日は11月15日(日)で、大津港発着の料金は大人14,000円、小学生8,500円。昼食・入島料込みで、沖島・沖の白石・竹生島もあわせて巡る予約制の1日ツアーです。
ただし、これは多景島だけを往復する船ではありません。彦根港の通常航路とは出発港・料金が異なり、天候などによって運航や上陸が変更になる場合があります。乗船の予約方法は琵琶湖4島を1日で巡る船の料金・予約ガイドで紹介しています。
見塔寺とは?島全体が信仰を集めてきた理由
多景島は眺める方角によって島影が変わることから名付けられたと伝わります。花崗岩の岩場に木々が茂る姿が特徴で、かつては竹が多く、竹島とも呼ばれていました。弥生時代から島自体が御神体として崇められてきたという伝承が残ります。
霊夢山見塔寺は江戸時代の明暦年間に日靖上人が開いた日蓮宗の寺院です。琵琶湖で亡くなった人々や魚介類を供養するために開かれ、彦根藩主・井伊直澄の信仰とも結び付いた場所として知られます。
誓いの御柱・石造七重層塔・題目岩の見どころ
誓いの御柱は島の高い場所に立つ五角柱の石碑で、大正13年(1924年)に建立されました。五面には明治天皇の五箇条の御誓文がそれぞれ刻まれています。島を船から眺めても目につく象徴的な建造物です。
石造七重層塔は約8mの石塔で、彦根藩主の井伊直澄が父・井伊直孝を供養するために建てたと伝わります。このほか、日蓮上人像や釈迦断食行像も見塔寺の見どころです。
かつて多景島には「南無妙法蓮華経」の文字が刻まれた題目岩がありましたが、2018年8月3日未明に崩落しました。その影響で島内には立入禁止区域があります。以前の観光写真に写っている岩と現在の島内の様子は異なるので、立入規制の表示に従ってください。
見塔寺の御朱印は島内でもらえる?
見塔寺の御朱印を希望する場合、寺の住職が島に不在のため、島内で確実に受け取れるとは限りません。御朱印については、あらかじめ彦根市内の見塔寺別院へ問い合わせるよう案内されています。
見塔寺別院の住所は滋賀県彦根市柳川町201-1、電話番号は0749-43-7715です。御朱印の授与日時や対応方法は事前に電話で確認しましょう。
まとめ
多景島は彦根沖約6.5kmに浮かぶ、島全体が信仰の対象とされてきた小島です。見塔寺の誓いの御柱や石造七重層塔が見どころで、御朱印は別院への事前問い合わせが必要です。彦根港から通常約20分の観光船は2026年11月現在運休中。多景島を訪れる際は別会社の4島めぐりを含め、運航日と上陸の可否を確認してください。
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