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公認会計士からジェラート職人になった女性は誰?松本愛子とSANTi鎌倉の場所【Switchで紹介】

人物

公認会計士からジェラート職人へ転身した松本愛子さん

数字と向き合う公認会計士から、季節の素材を生かすジェラート職人へ。松本愛子さんの経歴で面白いのは、もともと飲食店を開こうとしていたわけではないところです。夫との世界旅行中にイタリアで本場のジェラートと出会い、それまでの仕事や暮らしを大きく変えていきました。

『Switch-背中を押してくれたあの人-(2026年8月10日)』でも取り上げられ注目されています。現在は夫の松本純さんとSANTiを運営し、鎌倉・伊豆・大磯の3店舗だけでなく、次世代のジェラート職人を育てる活動にも取り組んでいます。

この記事でわかること

  • 松本愛子さんがジェラート職人になった経緯
  • 公認会計士を離れるきっかけとなったイタリア旅行
  • SANTiの3店舗と世界大会での実績
  • Gelato Academyで学べる内容

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松本愛子さんは何者?公認会計士からジェラート職人へ

松本愛子さんは、公認会計士からジェラート職人へ転身したGELATERIA SANTiのオーナー・ジェラティエーレです。

しかも、夫の松本純さんも公認会計士。現在は夫婦でSANTiを運営しています。

SANTiは2018年に神奈川県鎌倉市で「GELATERIA SANTi」をオープン。その後、2021年に静岡県伊豆市の「GELATO & BAKE SANTi」、2022年に神奈川県大磯町の「ATELIER SANTi」へと広がりました。現在は店舗運営だけでなく、ジェラートの卸販売やOEM、ジェラート職人を育てるアカデミーにも活動を広げています。

項目 内容
名前 松本愛子
職業 ジェラティエーレ・SANTiオーナー
前職 公認会計士
松本純
店舗 鎌倉・伊豆・大磯
主な実績 国内大会2位、世界大会出場
現在の活動 店舗運営・商品開発・ジェラート職人育成

初めて知ると少し驚くのが、飲食業界で長く修業してから独立したわけではない点です。

もちろんジェラートについては専門的に学んでいますが、その前のキャリアはまったく別分野の会計です。

ただ、松本さん自身はジェラートについて「感覚だけではなく数値で考えられるもの」という考えを持ち、材料の割合を表計算ソフトで管理する方法も取り入れてきました。

数字に強い公認会計士時代の経験が、ジェラート作りにもつながっているというのは、かなり面白いところだと感じます。

松本愛子さんが公認会計士を辞めたきっかけ

松本愛子さんの人生が大きく動いたのは、2014年から夫婦で世界各地を巡った旅でした。

当時、公認会計士として働いていた松本さんは約2年間仕事を離れ、夫の松本純さんと世界を旅しています。

そこで訪れたのが、ジェラートの本場イタリアでした。

大きな転機になったのは、単に「おいしいジェラートを食べた」ことだけではありません。

旅の途中でジェラートの世界大会に出会い、一流のジェラートの味や職人たちの世界に触れたことで、「いつか自分もこの舞台に立ちたい」という新しい目標が生まれました。

一度は帰国後に仕事へ復帰しています。

それでもジェラートへの思いは消えず、最終的には公認会計士の仕事を離れ、ジェラートを本格的に学ぶ道へ進みました。

安定した専門職を離れて、未経験に近い飲食の世界へ行くのは簡単な決断ではなかったはずです。

個人的には、ここで「嫌になったから仕事を辞めた」という話ではないところが印象的です。

それまで以上にやってみたいものを旅先で見つけ、それに向かってキャリアを切り替えたという方が近いでしょう。

イタリアでジェラートに出会った経緯

松本さんは世界50カ国以上を旅する中で、イタリア各地のジェラートを食べています。

特に大きな影響を受けたのがローマのジェラート店でした。

松本さんが理想として挙げている店では、濃厚な甘さを前面に出すよりも、素材そのものの味や自然な口当たりを大切にしたジェラートが作られていました。

この経験は、現在のSANTiにもつながっています。

その後、松本さんはイタリアの専門スクールで製造技術や理論を学びました。

ジェラートというと、職人の感覚だけで作るイメージを持つ人もいるかもしれません。

実際には、

  • 水分
  • 糖分
  • 脂肪分
  • 固形分
  • 温度

などのバランスが食感や溶け方に大きく関わります。

松本さんが会計士時代に培った数字への強さと相性がよかったのも納得できます。

一方で、イタリアのレシピをそのまま日本に持ち込んでいるわけではありません。

松本さんは、日本の気候や食生活の中で食べておいしいジェラートにすることを意識しています。

ここは実際に食べる側にもわかりやすいポイントです。

「本場と同じだから正解」ではなく、本場で身につけた技術を使いながら、日本の素材や食べ方に合わせて調整しているわけです。

夫・松本純さんとSANTiを始めるまで

SANTiは、松本愛子さんだけで始めた店ではありません。

夫の松本純さんも公認会計士からジェラートの世界へ進んだ人物で、夫婦でSANTiを立ち上げています。

世界旅行から帰国後、2人は日本でジェラート店を開く場所を探しました。

そこで選んだのが湘南エリアです。

現在の鎌倉店がある御成町は、鎌倉駅から近い一方、大通りから少し入った場所。SANTiでは、イタリアのように地域の日常に根付いた店を目指し、この場所で2018年に店舗をオープンしました。

SANTiの特徴の1つが、地域の食材を積極的に使うことです。

湘南周辺で育てられた果物や野菜、ハチミツ、牛乳などを取り入れています。

規格外や余剰になった農産物をジェラートとして生かす取り組みも行われてきました。

食べる側としては「珍しい味」だけを見るより、どこの農家の素材なのか、季節によって何が変わるのかを見るとSANTiの面白さがわかりやすいと思います。

店舗ごとに販売されるフレーバーは季節や在庫によって変わるため、目的の味がある場合は当日の案内を確認してから行くのがおすすめです。

松本愛子さんのジェラート大会・世界大会での実績

松本愛子さんを語るうえで外せないのが、ジェラート大会での実績です。

大きな転機となったのが、2019年に横浜で開催されたジェラートワールドツアージャパン2019横浜でした。

松本さんが出品したのは、

「ローズマリーハニー〜森の木の実と共に〜」

というジェラートです。

初出場ながら国内2位となりました。

このジェラートには、ローズマリーや湘南産の非加熱ハチミツ、放牧牛のミルクなど地域の素材が使われています。

さらに2020年には世界のトップジェラートシェフ100人に選ばれ、2021年にはイタリア・ボローニャで行われたGelato Festival World Mastersに日本代表として出場しました。世界各地の予選を勝ち抜いた34組が集まった大会です。

「ジェラートを学んで数年で国内2位、その後に世界大会」と聞くと、かなり早い印象があります。

松本さん自身も、ジェラートの仕事を長年続けてきた職人とは違う立場から大会へ挑戦しています。

ただ、短期間だから簡単だったわけではありません。

素材、糖度、温度、配合を何度も調整しながらレシピを組み立てている点を見ると、会計士として培った論理的な考え方と、旅で得た食の経験が組み合わさった結果とも考えられます。

GELATERIA SANTi鎌倉店など3店舗の場所

SANTiは現在、鎌倉・伊豆・大磯の3店舗を展開しています。

店舗 場所 特徴
GELATERIA SANTi 神奈川県鎌倉市御成町2-14 ジェラート専門店・本店
GELATO & BAKE SANTi 静岡県伊豆市土肥365 ジェラート+パン
ATELIER SANTi 神奈川県中郡大磯町大磯457 ジェラート+パン・焼き菓子など

鎌倉店は鎌倉駅西口から御成通り方面へ進んだ路地の奥にあります。

現在の公式通販ページでは、平日は12時〜17時、土日祝日は11時〜17時、年末年始を除き定休日なしと案内されています。

伊豆店は西伊豆・土肥の「LOQUAT西伊豆」内にあり、ジェラートだけでなくパンやコーヒーも楽しめます。伊豆市の案内では、住所は静岡県伊豆市土肥365、営業時間は10時〜16時です。

大磯店は神奈川県中郡大磯町大磯457にあります。ジェラートに加えてパンや焼き菓子なども扱う店舗です。

ただし、営業時間や定休日は変更されることがあります。

実際に選ぶならここは確認したいところです。

特に旅行の途中で立ち寄る伊豆店や、目的のジェラートを食べたい場合は、当日の営業時間とフレーバーを店舗SNSなどで確認してから向かう方が安心です。

Gelato Academyとは?学べる内容と申込前に知っておきたいこと

松本愛子さん夫妻は、ジェラートを販売するだけでなく、ジェラートを作る人を育てる活動にも力を入れています。

その中心となるのが、2023年に始まったジェラートアカデミーです。

未経験者を含め、将来ジェラートショップを開業したい人などを対象にした研修で、

オンラインによる事前学習+5日間の実践研修

で構成されています。

学べるのは単なる作り方だけではありません。

  • ジェラート製造の理論
  • 実際の製造技術
  • レシピ計算
  • 店舗開業
  • 経営ノウハウ
  • 製造機器の導入
  • 開業後の運営

といったところまで扱います。

ここで公認会計士だった経験が再び生きています。

松本さん夫妻自身が店を運営してきた経験に加え、数字を使って事業を組み立てる視点も受講内容へ取り入れています。

個人的には、この点がかなり特徴的だと感じます。

料理教室のように「おいしいジェラートを作れるようになる」だけで終わるのではなく、

店としてどう続けていくか

まで扱っているからです。

実際、2025年4月時点の紹介では、アカデミー卒業生による店舗がすでに複数地域で開業しています。

一方、受講料や次回開催日、募集状況については、今回確認できた公開情報だけでは最新条件を確定できませんでした。

申し込みを考えている場合は、開催日程・受講料・対象者・実習場所・募集状況を最新の案内で確認するのが確実です。

SANTiのジェラートはどこで食べられる?

最もわかりやすいのは、やはり鎌倉・伊豆・大磯の3店舗です。

ただ、遠方に住んでいる人でも食べる方法があります。

SANTiではオンライン販売も行っており、ジェラートセットの配送や定期便が用意されています。

現在確認できる定期便には、毎月8種類のジェラートを届ける「SANTiおまかせ8個セット」などがあります。

一方で、SANTiはジェラートの鮮度をかなり重視しています。

自然素材を中心に作っているため、市販の工業製品タイプのアイスと比べて変化しやすく、店では工房で作った新鮮な状態で提供することを大切にしています。

店頭でカップを持ち帰る場合も、夏場は特に注意が必要です。

公式案内では、冷凍庫から出したジェラートは数分で溶け始めるため、保冷袋や保冷剤の利用が勧められています。持ち歩きが長時間になる場合には、配送を利用する選択肢も案内されています。

せっかく食べるなら、個人的には鎌倉などの店舗でその日に並んでいる季節のフレーバーを選ぶ楽しみも味わってみたいところです。

松本愛子さんの歩みを知ると、SANTiは単なる「人気ジェラート店」というだけではありません。

公認会計士として数字と向き合っていた夫婦が、世界旅行でジェラートに出会い、イタリアで学び、鎌倉で店を始め、国内大会2位から世界大会へ進み、今度は新しい職人を育てる側へ回っています。

食べる人、生産者、作る人をつなぎながら、日本ならではのジェラート文化を広げようとしていることが、現在のSANTiを理解するうえでいちばん大切なポイントと言えそうです。


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